豊島区

平成22年 決算特別委員会

No.172 古坊知生委員

 次に、新しい文化の発掘ということで、最後ですから地元のことにも触れたいと思うんですけれども、私も隣におります根岸さんも大塚ということで非常に一生懸命取り組ませていただいているつもりでございますけれども、特に、まずおおつか音楽祭につきましては、実は東京都の商店街グランプリというものの表彰がありまして、10月19日ですか、それのプレゼンを行ったようでございまして、結果はまだわからないんですが、11月4日にわかるそうでございますけれども、何かグランプリあるいは準グランプリあるいは優秀賞ぐらいには入るのではないかというお話もいただいております。
 大塚に、やはり音楽ライブのお店とかスタジオが多いという特色から始まったこのおおつか音楽祭でございますけれども、私は、今まで地域の本当に町会、商店会の方々が一生懸命頑張っておられて、街を盛り上げていきたいというのはわかるんですけれども、この新しい層の方々にご協力をいただきながらまちづくりを進めているという観点で、非常に新しい取り組みでありますし、これは本当にどんどんと新しい文化として伸ばしていってもらいたいなと。今年第2回目も無事に終了させていただきまして、これから毎年続けていくことになるかと思います。こういうことにつきましても、またひとつご指導していただきたいのと、それからもう1点は、都電沿線のバラの植樹に関しましても、本来はもちろん公園緑地課がバラを植えていただいたことからスタートした事業でございますが、これは商店街活性化というところの中で補助金をいただきながら進めてきた事業でございますので、ある意味文化ということで関係あるかなと思いまして触れておりますが、こちらにおきましても、一昨日の10月20日の東京新聞に掲載されまして、都電にバラのあるまち大輪、豊島の住民団体に全国優秀賞という賞をいただきました。
 これは農林水産省あるいは国土交通省が提唱して、花のまちづくりコンクール推進協議会というものが主催をいたしまして、それで今回1,300団体を超える方々から応募がありまして、その中で大賞に続く優秀賞という名誉な賞をいただいて、これは、今まさしく会の方々は表彰の会場に行っているわけですけれども、そういう名誉な賞をいただいております。
 私といたしまして何が言いたいかといいますと、こういう新しい文化の資源といったものが、これは高野区長も本当に力を入れていただき、また公園緑地課、そして生活産業課等々、本当に区役所の方々にご協力をいただきながら頑張ってここまで来て、大変めでたいといいますか、本当に地域の方々は喜んでいただいております。これにつきまして、ぜひお育ていただきたいとともに、特にバラの植樹ということに関しましては先般、花のまちづくりコンクールの審査のために審査委員長である琉球大学の比嘉先生という方がわざわざお越しいただいて、そして見ていただいて、これはなかなかすばらしいねとお褒めの言葉をいただきました。
 普通は、バラであるならば、同じバラをずっと植えて統一性を持たせるんだけれども、こちらのバラのところでは、550本あるんですけれども350種類のバラを植えてありまして、いろんなバラの種類が植えてあるんです。それが結局その植物の生態系にとってはとてもいいことなんだということで、素人感覚で始めたことが結果として功を奏しているというお褒めの言葉をいただきまして、それで大臣賞、大賞に続く優秀賞という賞をいただいております。
 この比嘉先生EM菌というのを発明された方なんですけれども、いずれにいたしましても、今後そういったものを活用しながらリサイクル社会というものを目指す運動をこの地から発信してもらえたらいいんだけれどもというご提案もいただいております。時間がないので詳しくは言えませんけれども、そういったことについて今後、大きくまた新しい運動展開をしていきたいと思っておりまして、ぜひとも協議会の運営等々も含めて、これで終わりじゃありませんので、今後さらにご支援を賜りたいということを改めてお願いをさせていただいているところでございます。


  • 最終更新:2014-11-07 07:06:16

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