うるま市(5)

平成18年9月第14回定例会(続き)

◆ 35番(伊波隆議員)

 次に、4点目、EM効果の疑問点について伺います。中身に入る前に市長のご答弁をお願いしたいと思いますが、EMにより、どのようなまちづくり推進をお考えでありますか、まずお伺いしておきたいと思います。
 EMの疑問(1)EMセラミックスをガソリンに混合すると低燃費効果があり、またラジエーターへの混入をするとラジエーターがさびない。
 (2)焼却ごみに散布するとダイオキシンが発生しないことに対して。
 (3)山梨県が1億円余りの予算をかけて富士山の崖崩れ防止対策としてEM団子を崖に付着させたことがありますが、その後の効果について伺います。
 (4)建築工事への使用効果について。この件については、既に川崎小学校、野外レクセンターの生コンへのEM混入がされておりますが、既にひび割れが生じているということであります。この建築工事への使用効果について、どのように評価されておりますか。及びEM機構の役員の住宅建設にも使用されておりますか。具志川以外に建築生コンにEMが混入された例があればお聞かせください。
 (5)EM効果の根拠について。私が合併スタートからEM効果の根拠をお尋ねしましたが、根拠を示すことができませんでした。ぜひ根拠についてお聞かせください。そして今述べました件について、EMについての行政視察が多いようでありますが、私が今申し上げた疑問点について質問を受けたことがありませんか。
 次に、(6)EMは会社名、商品名で、有効微生物の代名詞的な位置づけがうるま市でなされております。有効微生物は他社の製品及び自然界にも腐葉土など数多く存在します。よって「有効微生物によるまちづくり」に改めるべきと思いますが、ご見解を伺います。

◎ 経済部長(比嘉毅)

 EM関係についてでございます。本市では旧具志川市時代の平成11年にEMによるまちづくり推進プロジェクトチームを発足し、環境にやさしい癒しのまちづくりの理念のもとに、EMを活用したまちづくりを勧めてまいりました。これまでプロジェクトチーム発足以前から研究、実践を行う微生物の応用研究会、それからEM関連異業種交流会、EM建築研究会など、EMに関する活動が盛んに行われ、行政においても地域住民の環境浄化への意識の高揚を図るため、EMによる環境浄化モデル地区を立ち上げ、生ごみの堆肥化及び廃油を活用した石鹸づくり等の推進、市内養豚農家へのEM活性液を散布し、豚舎から出る悪臭の軽減、市役所やモデル地区での市民へのEMの活性液の無料配布を行ってきました。現在うるま市においても今34名の、これは兼務でございますが、プロジェクトチームを立ち上げ、市内全域で環境浄化活動に取り組んでいる状況でございます。
 そういうことを踏まえまして、疑問点の(1)から(6)の質問にお答えをいたしたいと思いますが、まず(1)から(5)までの疑問点については、市において、そういうふうに検証しているわけではございませんので、この件について答弁は控えさせていただきたいと思います。それから県内外の行政視察において質問されたことがあるかということでありますが、私が議会事務局にいるときに、そのEMの行政視察が結構ありまして、そういう中でも今疑問を持っている(1)から(5)についての質疑はございませんでした。先ほど申しましたように、市ではEMによる環境浄化モデル地区ということで、ごみの堆肥化とか、それから農産物への散布とか、そういうこと等を説明をして行ってきております。それから6点目については、現在作成中のうるま市総合計画、これは案でございますが、その中では有用微生物によるまちづくりの推進ということで、位置づけをしてございます。以上です。

◎ 市長(知念恒男)

 EMを活用したまちづくり推進につきましては、旧具志川市のころにおきまして、私の市民に対する公約の一つでございます。そこで先ほどありましたように、就任をした翌年、全庁的にEM推進プロジェクトチームを立ち上げさせていただきました。なぜEMかと申し上げますと、これまで特に農業を中心として、生産量を上げるために農薬、あるいは化学肥料がたくさん使用されました。そのことは循環型社会の中で、一たん使用された農薬、化学肥料がまた雨水を通して川、あるいは海の方に流出をする。それが食材、特に魚介類を通して私どもの体内に入り、場合によっては蓄積をされるというようなことが繰り返されてまいりました。それからいたしますと、健康的な問題、あるいはお互いの生活環境、自然環境を守るという立場から、このように私の知る範囲内におきまして、EMを活用した農業、あるいはまちづくりを推進することによって、このようなことが軽減をされるということでございます。特に近年は農薬の使用につきましても、いろいろと国際的に規制が強化されております。残留農薬の問題、どれ一つとりましてもお互いの健康にとって、すべて化学薬品、農薬というものは、ある意味ではマイナスの作用が大きいと言われております。それからすると、このうるま市の方で生産、販売されるEMにつきましては、環境にやさしい、そしてお互い人間の健康にとっても貢献できる微生物ということで、その有効利用をこれまで進めてきているわけでございます。特にEMの活用でございますが、うるま市のプロジェクトチームでは先ほど担当部長からありましたように、生ごみの処理、あるいは廃油の石鹸化、さらに畜産の悪臭解消等もございますが、そのような方法で活用を進めてきております。そのために全市的に自治会をモデル地区指定をいたしまして、EM活性液の無料配布をさせていただきました。特にEMに関連する中で、建築資材等にEMを混入するというようなことが言われてまいりましたが、このことは若干誤解もあります。と申し上げますのは、EM建築資材、コンクリート等に直接EMX、あるいは活性液を主成分として投入するというようなことではございませんで、EMパウダーを中心としたことを使用しているというように私は理解をしております。まあ専門的なことにつきましては私も科学的に、じゃあその成分はどうかということになりますと、これについては答弁する力はございませんが、少なくともEMの効果につきましては、従来から指摘されておりますように、まず新しい校舎、建築物における、これは専門用語では何と言いますか、ペンキの臭いがしない。あるいはニスの臭いがしないなどのことが言われてまいりました。そこでご質問のご発言の中に、使用した川崎小学校のひび割れのご指摘がありました。クラックと言うそうでございますが、これはEMを使用していない建築物につきましても、コンクリートの特性として、温度の差、あるいはコンクリートの持つ収縮性、あるいは地盤等々も含めて、水加減もそうだと思うんですが、おのずから亀裂が入りやすい。クラックが起きやすいということをコンクリートの特性として、これまで言われております。そういうことで、ここでそのような専門的な答弁はあまりできませんが、そのようなことだそうでございます。そこで私が就任をする以前から旧具志川市におきましては、市立図書館、あるいは川崎小学校のプール、そして野外レクリエーションセンターのログハウスといいますか、バンガロー等々にもEM資材が使用されてきているということも申し上げさせていただきます。そのようなことがございまして、特にEMについては、これからも循環型社会、自然にやさしいということからいたしますと、市のある意味では特産物として、市の商品として、これからも有効利用が図れるように、多くの方々のご理解をいただきまして、農業、あるいは畜産業を主として活用を図ってまいりたいと考えているわけでございます。

◆ 35番(伊波隆議員)

 4、EMについて、たくさんの疑問点があるわけですが、まず最初に言いましたね、車に関することが7件、これは去年の6月にEM機構が講演会で発表し、述べたものですね。エンジンオイルへの投入、ラジエーターへの投入、バッテリーへのEMの注入、燃料タンクへの投入、いろんな難しい言葉もありますが、車関係にしてもEMを混入すると7つの効果がもたらすということでやっているわけですね。これがほんとに事実であれば、私は特許、EMは何か特許申請されておりますか。特許を取得しておりますか、EMの製品の中でね。これがほんとのことであれば、私はノーベル賞ものだと思っております。こういう二酸化炭素も削減するとか、低燃費、これはもうノーベル賞を2つ、3つあげてもいいぐらいなEMの報告ですよ。さらに高血圧にも効く。低血圧にも効く。医療行為まで参入していますよね。これは薬事法に照らし合わせても問題ないのか。そういうふうに思っています。さらに散布をしたら焼却ごみへのダイオキシンが発生しないとか、富士山に山梨県が1億円余りかけて、富士山の崖崩れ防止に、何年か前にEM団子に雑草の種を付着させて崖にくっつけて、崖崩れを防止するということで取り組んでおりますが、今の富士山は谷底に生コンを流し込んで鉄筋を入れて崖崩れ防止対策に相当な費用もかけ、困難な中命がけでやっているようでありますが、さらに今さっきありました建築関係への投入、私が言おうとしているのは、農業分野でのEMは否定しませんよ、微生物のね。いろんなEMには製品があります。うるま市がEMにより推進というふうに予算も投入して推進している以上、市民からすれば、県民から、国民からすれば、今言った車の効果、高血圧、医療問題、今EMが宣伝している製品すべての効果について、うるま市がバックアップして推進していると思われてもしょうがないわけですよ。ですから私はEMという名前は使うべきではないと再三申し上げておりますが。例えばこれだけは答えてください。総務部長にもきのう言いましたけれども、おとといでしたか、市民からいろんな点を質問されたときにどう答えるかですよ。うるま市はEMを建築材料としてEMパウダーを使用しておりますが、私もお家をつくりたいんだけれども、このEMパウダーを生コンに混入するとお家長持ちしますかねと。入れた方がいいのか、どうすればいいですかねと市民から問い合わせがあったときに、どう答えますか。これはぜひ答えていただきたい。EMについて、いろいろ申し上げましたが、すべてのEM製品にうるま市も責任を持って推進できるのか。あしたからでも「EMによるまちづくり」という名称をいち早く改めて、有効微生物によるまちづくりというふうにやるべきと私は思いますが、いつからEMという名前を削除するのか、いま一度伺います。今のうちに言っておきますが、ニュースキャスターの筑紫哲也さんの番組で、EMとは言っていないんですが、過去に「沖縄の魔法の水」と言って、早合点して、全国版のテレビで魔法の水というふうに取り上げたことがあるみたいですね。なぜそういうふうに筑紫さんまで早合点させることができるのか、不思議でなりませんが。
 あと1点、EMについては、市長の公約ということで理解してくださいということでありますが、この前、小泉総理も「公約を守らないことは大したことではない」とおっしゃっておりましたが、同じようにEMも公約ではありますが、まずいなと思ったらやっぱり改めるべきではありませんか。市長の見解、この件についてお聞かせください。


◎市長(知念恒男)

 お答えを申し上げます。
 4、EMに関しまして、車への使用、あるいは富士山等々のこともございましたが、このことにつきましては、EMプロジェクトチームが取り組んでいる事業内容とは別のことでございますので、答弁は控えさせていただきます。なお、個人住宅にEM関連の資材を活用するということにつきましても、そのようにご理解をお願い申し上げます。そこでEMプロジェクトチームという名称の変更でありますが、EMによるまちづくりということについては、これまでの考え方、事業の進め方で対応してまいりますので、そのようにご理解をお願い申し上げます。特に政策的な問題、あるいは市民との約束につきましては、任期中にそれが実現できるように取り組むのが私の責任であり、また当然のことでありますから、それに向けましては、これからも職員ともどもに議会のご理解をいただきまして、業務に精励をしていきたいと考えております。伊波隆議員におかれましても、ぜひご理解とご支援を賜りますようにお願いを申し上げ、答弁にかえさせていただきます。

◆35番(伊波隆議員)

 私は理解ができないから、これだけEMについて疑問点を投げかけているわけですよね。先ほど来、申し上げておりますが、EMにはいろんな製品があります。先ほどから申し上げているように、車にも有効である。医療関係にも、高血圧も下げる、低血圧は正常に戻すとか、いろんなEMの製品があって、僕はさっきから言っているように、市民からすれは、県民からすれば、EM機構がこういうふうにあっちこっちで自動車に有効とか、講演をしたときに、うるま市もEMについては推進していると誤解されていると思う。石川の人もそう言っています。役所もこういうことをわかっていて推進しているのかねと。私は通告書を出した後に、この資料を私の家に持ってきた方がおりましたけれども、誤解している人いっぱいいますよ。ですからEMという言葉をEM機構の宣伝に行政が予算もつけて推進しているというふうに、結果的になるわけですから、すべてのEMの製品をうるま市としては推進していませんよと。この環境の問題、悪臭とか、今さっき市長が申し上げたようなことであれば、有効微生物によるまちづくりと。あえてEMというのは使う必要はないんじゃないですか。ほかの製品にもあるわけですよ。東江菌とか、ほかにも、最近は納豆菌が非常な無農薬農業にとってかわって、脚光を浴びているわけですからね。EMが最高な有効微生物の製品という立証はされていないわけですね。そこでお伺いしますが、役所というのは根拠が必要なんですよね、物事をするには。例えば役所が土地を買う。市の財産を売り払う。すべて根拠がいるわけですね。坪当たり幾らなのか。鑑定士を入れて、この評価の根拠を求めて理解を得る。EMについては科学的根拠は何も示しきれないで、ただ認めてくださいということでは説得力に欠けると思うんですよ。私の質問も時間がありませんので、いま一度、私の言っていることが無理があるのか、ほんとに検討する余地があるのか、ご答弁をいただいて終わります。

◎市長(知念恒男)

 お答えを申し上げます。
 EMというのは英語の有効微生物群という頭文字を取った名称のようでございます。そこでEMによるまちづくりということにつきましては、これまでの事業の趣旨に沿った形で取り組ませていただきますことをお願い申し上げたいと考えております。そこで常々申し上げてきておりますが、EMにかわる対費用効果も含めて、安全性も含めて、それに勝るようなものがありましたら、すなわち行政としてはそれを活用するということも当然のことでありますから、それはそのようにご理解を申し上げたいと考えております。対費用効果、安全性の問題等々、それを使う根拠ということは市民に対する大きな責任がございますので、そのようにご理解とご支援をお願い申し上げたいわけでございます。

◆ 24番(石川眞永議員)

 それと市長、コメントをください。大学院大学と区画整理事業等々の遅れ、それはもうどうしても石川西地区画整理事業の理事長もそのように嘆いているわけです。本土から来た方の話では、悪臭のために居住の場としてはということで敬遠されたということも踏まえて、この悪臭を抜本的にどうするかという意気込みを、なくしていくんだという意気込みを、お聞かせ願えたらと思います。よろしくお願いします。

◎市長(知念恒男)

 石川眞永議員のご質問にお答え申し上げます。ご存じのとおり、新大学院大学の、恩納村に向けての今取り組みが進捗している状況でございます。その研究施設につきましては、ご存じのとおりうるま市州崎振興地区の方に、既に2カ所の研究に取り組む施設が完成をしておりまして始まっておりますが、引き続き教職員の方々の住居も含めて、石川地区の方にそれが、取り組みが始められております。ご質問のように懸念される材料としては、開校と同時に、またそれ以前に関係者の方々のお住まいをどうするかということでありますが、それは受け皿となるべきうるま市が、当然そのような地域の環境整備に向けては努力をする必要があると認識をしております。そこで一番の懸念材料は、なんと言いましてもおっしゃるように悪臭の問題だといわれておりますが、この解決は旧石川市の時代から、長い間、現在に至るまで未解決のままでそのまま続いております。このことにつきましては畜産農家の方々、そして地域行政が一体となって取り組むことが大事だと思いますが、当然、畜産農家の方々の努力というものがまず第一に挙げられるものと思っております。私がこれまで視察見学をし、また体験をさせていただいた中で、実は県内、北部地区でございますが、4,000から5,000頭規模の企業畜産が営まれております。そこはどのような畜舎管理をしているかと申し上げますと、これはもうあえてきのうのご質問でいろいろご意見、ご提言もいただきましたが、EM活性液を活用した畜産経営であります。自社でEM活性液を生産する、それは四、五千頭規模で、月にその活性液をつくる経費が3万円から5万円だというような説明がございました。そこで大量に水を使うということではなくして、豚の飲み水に活性液を添加する。それから自動的に、時間が来たらこの活性液を散布する装置が施されている。そして豚舎全体にそれが散布されるということによって、悪臭が軽減され、ほとんど感じない程度まで改善をされております。それともう一つ、普通畜産と言いますとハエ等がよく見受けられますが、ハエを探すのに苦労するぐらい、とにかくきれいに保たれているということであります。ただ養豚の方につきましては、水で豚舎を洗わないために、ある意味では黒っぽい感じがいたしますが、しかし臭いはいたしません。そしてその排出物、豚糞については一定の場所に運び込みまして、定期的に攪拌をしながら活性液を散布する。それがまた有機肥料として農家に販売されているという状況でございます。加えてこの肉につきましては付加価値がつけられまして、これはご存じの方もおられると思いますが、ある商品名でスーパーなどで販売をされ、通常の豚肉よりも高い値段で取り引きをされているということでございます。ですから、まず畜産農家の方々も自助努力をしながら、それを行政がどうお手伝いをしながら対応するかということでありますが、これまでEMプロジェクトチームでは、旧具志川市内の畜産農家に対しまして、職員と一緒になりまして約一月間、そのような対応をさせていただきましたが、これは散水じゃなくして飲み水に添加する、あるいは豚舎内に散布するという方法でありましたが、改善されるとすぐにやめてしまうという傾向にあります。ですから意識の改革といいますか、そのようなことが大事になってまいりますから、ご指摘のとおり今後住環境の整備ということからすると、このような悪臭問題の解消ということは、住みよいうるま市づくりということにつながるわけでありますから、努力を傾注していきたいと考えております。なお石川地区の区画整理事業につきましては、これは旧石川市のころから、うるま市になりましてから予算的な面で、あるいは技術援助も含めてお手伝いをさせていただいたわけでありますが、本来基本的には組合営ということでございますから、組合員の方々のご努力もお願い申し上げたいわけでございます。しかし用地の売却について、悪臭問題がネックになっているというご指摘でありますから、あわせてこの悪臭問題は区画整理事業とかかわる形ではなくして、全体的な市の環境整備という意味で、今後農家の方々、地域と一緒になって問題提起をしながら行政もできうる限りの対応をしていきたいと。具体的に今この場でどうするかということになりますと、私の方からすぐにお答えできませんが、いずれにしてもどのような形でかかわれるかということは、投資する資金的な面も含めて大事なことでありますから、今後内部でも十分検討しながら、外部の意見などもよく拝聴し、それが具体的に効果が上げられるような対策を講じていきたいということでございます。ぜひ今後とも地域、あるいは農家の方々に対する、石川眞永議員をはじめ皆様方の一層のご支援をお願い申し上げたいと考えております。ご提言ありがとうございました。

◆ 25番(宮里徹二議員

 次に、通告2番目の沖縄科学技術大学院大学周辺整備計画について。去った6月定例会で計画内容の確認と事業年度の確認をいたしましたが、本年8月中に予定しておりました国、県、恩納村、うるま市4者で構成する協議機関の設置はその後どうなっているのでしょうか、またこの周辺整備計画に多大な影響を与えるであろう石川西地区の悪臭問題について、今定例会の中でも同僚議員から合併してから悪臭がひどくなったとか、EMの消臭効果及び市当局のこの問題に対する姿勢、取り組み方などに不信感があると指摘されておりました。そこでお伺いいたします。旧石川市時代はどのような悪臭対策をしていたのか、当該養豚業者への指導はどのようになされていたのか。またEM活性化液を実際に使用した例があるのか、その場合、適正な使用方法だったのか。以上4点について、ご案内ください。

◎ 経済部長(比嘉毅)

 宮里徹二議員のご質問にお答えいたします。
 2点目の沖縄科学技術大学院大学周辺整備計画についての中で悪臭対策ということで、ご質問がありましたので、お答えいたします。まず旧石川市ではどのような対策をしていたのか、合併してひどくなったといっているが、実際そうなのかということでございますが、旧石川では原因者負担の原則で農家の努力に期待をしておりましたが、なかなかよい結果が出ず、行政もてこ入れをし、これまで一般財源と国庫補助事業で悪臭の軽減に取り組んでまいりました。平成3年度からは試行錯誤を繰り返し、平成14年度から平成16年度の間は国庫補助である沖縄緊急雇用特別対策事業も活用し、対応してきました。特に平成16年度は365日、毎日木酢液散布を実施した経緯があります。当時は悪臭の要因は、養豚からの悪臭だけではなく、複合的な悪臭があるということもご理解をいただきたいと思います。それから合併したから悪くなったという声がありますが、旧石川では前述のとおり、市の予算で対応してきましたが、合併後は旧石川の方法では予算の確保は厳しいということで、国庫補助事業もなくなるので、原因者である農家の皆さんも悪臭軽減に努力しなくてはなりません。その対応策として、悪臭緩和剤等購入補助金制度(これは2分の1補助であります)がありますので、活用してくださいという指導をしてまいりました。しかしながら、一部の農家の声としては、豚の価格が上がれば対応もできるが、経営的にも苦しいという消極的な声があることも事実であります。これが今日のひどくなっている結果につながっているものと思われます。一部農家については、その悪臭緩和剤を購入し、使用している農家もおりますが、まだその補助事業の申請についてはございません。
 それから旧石川市での養豚業者への指導をどのように行ってきたかということでございますが、旧石川市では石川市悪臭対策協議会というのがありまして、それが畜産環境対策協議会という名称にかえて、委員の現地調査や聞き取り調査を行い、また優良事例を参考に新鮮な糞尿の早期片づけ、長期間放置すると悪臭化するということでありますので、その早期片づけの指導、それから洗浄による畜舎内の徹底清掃、周辺の美化、それから耕・畜連携による完熟糞尿の農地還元の推進、河川に放流しないオガクズ方式による畜舎改善の展開等を指導しております。
 それからEMに対する偏見も見受けられるのか、旧石川市での実用事例があるのかということでありますが、これは偏見というよりも農家の期待していることが即効性のあるものと思い込んだものであり、常時EMを使用しなくてはならないという条件がありまして、その効果が出るまでは時間を要するということ等の誤解もあったのではないかということであります。現にEM菌を使用した農家はありましたが、当時、行政も農家もEMに対して認識も薄かったのではないかと察しております。その状況下で肝心な農家がそのEM微生物の取り扱いの不慣れ、あるいは面倒だという等の声が出て、EMが浸透しなかったのではないかと思います。以上です。

◆25番(宮里徹二議員)

 それと大学院大学に関しては、何か原因者だけに今使うようにとか、消臭対策をするようにという感覚で私受けとめておりますが、その合併後は予算を2分の1補助しかやっていないと。その2分の1の補助でも申込者はあまりいないんじゃないですか。これを市はどう解消していこうと考えていらっしゃるのか、再度お願いいたします。

◎ 経済部長(比嘉毅)

 現在、悪臭緩和剤等購入補助金の2分の1の補助は出しているわけですが、確かに今、その補助金を利用している農家が、先ほど事情を説明したように、経営が大変厳しいということで利用されていないというのが現状であります。今後どうするかということでありますが、この点については、今の購入補助金等の利用促進をしていくということと、それからこれまでEMについてのプロジェクトチームの中で、そのEMを使っての悪臭解消の実証等もしながら、それでもし効果があるのであれば、それの推進もしていきたいと。それから現在進めている中のバイオマスタウン構想の中でも悪臭軽減についての内容等をその中に組み入れて、そのタウン構想を策定していきたいと考えております。

◆ 25番(宮里徹二議員)

 それと大学院大学周辺整備計画についてなんですが、このままではEMのまちうるま市、それと大学院大学の周辺整備計画、この両方なくなってしまうのではないかなと心配です。もうちょっと行政側で、もうせっかく合併したんですから、うるま市で悪臭対策を真剣にもう一度、指導を徹底して、さらにはEMプロジェクトチームを投入して経費を、予算を取ってやる必要があるんじゃないかなと。先ほど企画部長のご案内にもありましたとおり、周辺整備計画が平成19 年2月ないし平成19年6月にはスタートします。そのときに、例えば石川西地区に商業施設インターネットカフェとか、クリニック等の配置を予定しています。さらには大学院大学の先生方とか、職員の住居、これが368戸プラス245戸予定されております。これも恐らく他地域、金武町、沖縄市なども手ぐすね引いて待っています。だからそのあたりにもっていかれる、我々せっかくうるま市に予定をされている計画がよそに持っていかれた場合、どのような経済的損失があるかということも踏まえて、この西地区の悪臭対策、いま一度意気込みをもって、真剣に取り組む姿勢であるのかどうか、このあたりをご案内ください。

◎企画部長(比嘉伸充)

 お答えいたします。
 石川地域の悪臭問題につきましては、大学院大学周辺の住居機能等を補完することが求められていることから、これまでの地域問題から大学院大学という大きなプロジェクトを成し遂げるための重要な課題として取り上げられて、これまでにも増した積極的な取り組みが求められていると思います。このたびの大学院大学の立地を境として、石川地域の悪臭問題が国の立場から、または県の立場から対応を図るべく、課題として位置づけられたことは改善に向けた大きな契機としてとらえなければならないものと考えております。このまま悪臭問題の改善が見られない場合には、議員が懸念されているとおり、整備計画の推進に大きな影響を与えることが予想されますので、そのような事態を回避するためにも国、県と密接に連携を図りながら、大学院大学開学時を想定しながら対応を図っていかなければならないものと考えております。特にこの面については、企画サイドの分野のものと経済部門との関連についてというのも市のあり方として、今後どう対応していくかということの整理というのは十分検討しながら、今後進めていかなければならないものと考えておりまして、県、国、それと市町村との連絡協議会の中でもそこらあたりのものは十分、市の意見としてどうあってほしい、あるいは新たな補助政策等がつくられないのかどうか、そういうものまで含めて議論をしていきたいと考えておりますので、そういうことで、ひとつご理解をいただきたいと思います。

◆ 84番(金城安治議員)

 次に、2点目、EM裁判勝訴判決について、二、三お尋ねをしておきたいと思います。EM裁判の判決文、私は読ませてもらいましたが、明快な判決とは言いがたいところもあるわけで、この建築基準法との整合性をどのように述べているかについて、いろいろ判決文を読んでみましたが、明快な答えは出ません。しかし、裁判所の判決によって勝訴したと思っておりまして、知念恒男市長、元収入役の名嘉眞治夫さん、ほんとにおめでとうございます。ただ、そこで1点だけ確認のために質問をしておきます。これは議案の段階において、課長、部長の答弁を同僚議員の方から質疑がありましたけれども、そこで明快な答弁は聞けなかったんです。裁判勝訴によって、今後うるま市の公共施設工事にEMパウダーを使用するお考えであるのか、この件につきましては市長のご答弁を求めたいと思います。

◎建設部長(松田富雄)

 EM裁判における建築基準法の中でのEM液使用のことについてお答えします。
 まず川崎小学校改築工事におけるEMの混入は拡大活性液とセラミックパウダーの2種類でございます。建築基準法第37条は建築材料の品質を規定しており、基礎、主要構造部、その他安全上、防火上、または衛生上重要である政令で定める部分に使用する木材、鋼材、コンクリート、その他の建築材料として、国土交通大臣が定めるものは日本工業規格、または日本農林規格に適合するものか、国土交通大臣の認定を受けたものということになっております。また建築物の重要な部分に使用するコンクリートは、平成 12年5月31日、建設省告示第1446号で、JIS、A5308、レディーミクストコンクリート1998と明確化されております。JIS、A5308では、レディーミクストコンクリートの材料のうち混和材料について、A、コンクリート及び鋼材に有害な影響を及ぼすものであってはならない。B、使用する混和材料は購入者の承認を得なければならない。C、フライアッシュ、膨張材、化学混和材、合成材及び高炉微粉末はそれぞれ次の規格に適合するものを用いるということで、フライアッシュについて、JISのA6201、膨張材についてJISAの6202、化学混和材について、A6204、合成材について、A6205、高炉スラグ微粉末について、A6206などで規定されております。川崎小学校校舎改築工事建築では、化学混和材として、「サンフロR」という製品名のAE減水材を使用し、合成材として「ラスナイン」、「NR-1900」という製品を使用しているが、両製品とも実施規格に適合する製品であります。EMは混和材料のうち、その他の混和材料として用いられたものと認めることができるものであって、JIS、A5308の7.4A、Bの基準を満たせば使用することが可能であり、建築基準法第37条に違反しないというのが裁判所の判断でございます。JIS、A53087.4のA、Bとは、先ほど申し上げましたAのコンクリート及び鋼材に有害な影響を及ぼすものであってはならない。B、使用する混和材料は購入者の承認を得なければならないとなっておりますが、Aについて、関係証拠に照らしてEMがコンクリート及び鋼材に有害な影響を与えたような事実は伺えないことから、Aの条件を満たしていると。Bについては、市がEMを使用することを仕様書に記載していることから、購入者の承認を得ていることが明らかであるということで、よってA、Bの条件を満たしていることから建築基準法第37条に違反しないというふうになっております。
 それから今後のEM液の使用についてですが、前に照屋純議員にもお答えしましたように、今後、その事例、事例にあわせて検討され、適正に処理されていくものと判断しております。以上です。

◎市長(知念恒男)

 金城安治議員のご質問にお答えを申し上げます。
 EM訴訟判決につきまして、激励をいただきまして、まず心から感謝を申し上げます。ご質問のEM資材パウダーの活用でございますが、このことにつきましては、内部で十分に調整をしながら、今後対応してまいりたいと考えております。ご質問者、ご質問の前に6期24年の議会活動につきまして、ごあいさつをいただきました。これまでのご労苦に対しまして、心からお礼を申し上げます。なお第14回うるま市議会9月定例議会をもちまして、最後の定例会ということになりますが、10月19日の任期満了に伴いまして、ご勇退なさる議員の方々の長年のご労苦とこれまでのご活躍に感謝と敬意を表したいと存じます。今後ともうるま市に対しまして一層のご指導、ご支援を賜るように心からお願い申し上げます。さらに来る10月に向けまして、引き続きご活躍いただく皆様方にも心からご健闘とご活躍をお祈り申し上げまして、答弁にかえさせていただきます。大変ありがとうございました。

◆ 84番(金城安治議員)

 次に、EMの件につきましては、この判決文によりますと、竹中工務店の研究所の報告によって、抗酸化の作用があって、防錆効果があるということが一番大きなポイントになっていると、私はこの判決文からお伺いするわけですけれども、ただ抗酸化作用があるということで、そしてまた皆さん方は裁判に勝ったと言ったって、全市民が皆さん方を支持をしていないと思う。中にはこれは建築物に使用することは時期早尚だというお考えの市民も多くいると思いますので、いま一度、市長も慎重を期して、例えば私は提案申し上げますけれども、小さなコンクリート建てを2つつくって、1つはEMを混合したものでつくる。1つはそのままつくっていく。そして40年後に叩き割ってみれば、そこに結果として生まれてくると思いますね。だからそこら辺は慎重を期して、公金を使う場合には市民が納得いくような方法をお使いになった方が賢明ではなかろうかなということで、私は私見を申し述べさせていただきたいと思います。

◎建設部長(松田富雄)

 お答えいたします。
 EMの今後のことについてでございますが、先ほど市長が述べたことと重複いたしますが、内部で関係部署等と協議、検討をしながら、慎重に検討していきたいと思います。以上です。


◎ 建設委員長(松田輝)

 建設委員会委員長報告を申し上げます

 次に、議案第68号 住民訴訟に係る弁護士報酬の負担について、委員から「一審で勝訴して、なぜ二審で弁護士を4名にしたのか。その理由は、顧問弁護士なのか」との質疑に対し当局から「これはあくまで契約に従って、報酬規定に基づいて計算するので、人数とその結果の報酬にかかるものではない。また顧問弁護士ではありません。人数については弁護士事務所の判断である」との答弁がありました。また、委員からは「公共工事にEMを使うのか、使わないのか、ある程度の方針を示してほしい」との要望もありました。また、委員から「弁護士は近くにいてほしい。弁護士の派遣は弁護士事務所の判断だと思う。EMは現場でコンクリートに混入して使用している。もっといい方法の活用もあるのでは、この効果が出る間は石川中学校には入れないでほしい」との要望もありました。

◆79番(當間秋子議員)

 今、委員長が報告をされました議案第68号 住民訴訟に係る弁護士報酬の負担についての報告の中からですが、その報告の中で、委員から公共工事にEMを使うのか、使わないのか。ある程度の方針を示してほしいということもあったが、当局はそれに対してどういう方針があるのかということが、この報告の中ではありません。さらにそのEMの効果が出る間は、石川中学校には入れないでほしいというような要望もあるということでありますが、それに対して、当局からの方針が出されておりません。そこで委員会として、どのようにこの当局からの答弁を引き出したのかどうか、お伺いをしたいと思います。以上です。

◎建設委員長(松田輝)

 今の當間秋子議員からEMに関する質疑ですが、当局からはこれまで本会議で答弁した内容の繰り返しの状況でありました。それで別にこれに対する質疑はありませんでした。以上です。

平成18年12月第17回定例会

◆ 31番(金城勝正議員)

 15番目、173ページ、EMによるまちづくり推進事業費の特定非営利活動法人うるま環境ネットとは何かについて、ご説明を下さい。また、この補助金275万円の根拠と目的について。この件については指定寄附との関係があるようですが、それを含めてご説明をください。

◎ 経済部長(比嘉毅)

 それから15番目のEMによるまちづくり推進事業の特定非営利活動法人うるま環境ネットとは何か、またこの補助金の275万円の根拠と目的ということでありますが、特定非営利活動法人うるま環境ネットは環境問題の解決及び資源循環型社会普及啓発の実現のための普及啓発事業、有用微生物を利用した生ごみの堆肥化及び廃棄物のリサイクル推進、また水の浄化等に関する事業を推進し、環境問題に対する意識の向上に寄与することを目的に、平成16 年12月1日に県知事より認定をされております。事務所の所在地はうるま市川崎の468番地のいちゅい具志川じんぶん館でございます。また、補助金275 万円の根拠と目的でありますが、平成17年8月22日EM研究機構から団体育成資金の寄附の申し込みがございまして、うるま市が取り組んでおりますEMによるまちづくり推進事業に対してEMを活用した事業を展開する特定非営利活動法人うるま環境ネットへの団体育成のための補助金でございます。
 それから16番目のじんぶん館の運営管理費でございますが、じんぶん館の収入としましては、入居企業の使用料が715万7,723円、それから市民活用施設使用料243万7,775円、附属設備等使用料で53万9,490円、じんぶん館入居施設使用料44万9,000円、じんぶん館施設整備使用料29万5,000円で、自動販売機手数料52万4,333円、公衆電話使用料1万 9,100円で施設設備使用共益費826万8,115円、合計で1,969万536円でございます。

◆ 32番(東浜光雄議員)

 2.海中道路入口東側海域の悪臭対策についてでございます。本市の海中道路は観光の名所として県内外に知られていることはご承知のことと思います。屋慶名西交差点を過ぎJAゆいな与那城支所を過ぎると、視界に広がる「青い海」「青い空」
「白い砂浜」、一直線に伸びた海中道路は見る人を魅了し、感動のあまり目を見開き、大きく息を吸い歓喜するのであります。ところがしばらくすると悪臭が漂い、大きく息を吸うこともできず、その感動は半減し失望感にさいなまれ、イメージダウンをさせてしまう現状にあります。海中道路に夢と希望を持って訪れる人々に満喫した感動を与えていくためにも、早急に悪臭対策をしていく必要があると思いますが、当局のご見解をお伺いいたします。

◎建設部長(松田富雄)

 大きい2点目の海中道路入口東海浜の悪臭問題についてお答えいたします。この件については環境問題ではございますが、その場所が与那城庁舎に近い部分もありまして、今建設部の方で環境担当とも調整をしながらその対策を練ろうということにしております。この海域の悪臭については、その部分が三角状になって、吹き溜まりのような形であります。そこに吹き寄せられた海草類が堆積をして、それが腐食していることと、それからそこに流れ込む陸上側からの家庭内雑排水とが混ざって、これが堆積してヘドロ化して悪臭が発生していると考えています。そのことについて、その部分のヘドロを除去するにしても、漁協とも調整をしているわけですが、環礁破砕が必要だということもありまして、来年度総会の段階でその辺の協議をして、それを除去しようということも考えております。ヘドロ状態でなかなか作業も大変厳しい、難しい、しにくいという部分もあるものですから、そこのヘドロ部分を除去しながら、そこにコンクリート床板を撤去しやすい範囲で打設をして、溜まった時に除去しやすい環境をつくろうかということで、今その辺の検討をしているところでございます。
 それから排水路からの汚水の流入も一つの要因としてございますので、今NPO法人うるま環境ネットの協力を得て、排水路にタンクを設置して、タンクは市でやりますがEMを投入しようということで、うるま環境ネットからの申し出もございまして、それを試験的に排水路にEMを投入して、その排水路の浄化とあわせてその部分のヘドロの対策が取れないものかということで、そのことも試験的に行おうと考えております。

◆32番(東浜光雄議員) 

 それから海中道路の悪臭の件でありますが、対策については私もいろいろ関係者の方からお話を伺いまして3つぐらいあるのかなと。先ほど建設部長のご答弁の中にもありましたけれども、潮流をよくするために方策として三角になっている部分、入り江の部分から第1橋のところ、つまり航路のところまでヒューム管、ボックスカルバートを布設する方法があるのではないかと。そこまで汚泥を持っていって潮の流れに乗っけていくということですね。それから海中道路を割り、橋をかけ、南側海域に潮流を流す方法があるのではないかということも伺っております。それから入り江の部分を、孤をつくる程度の埋め立てをし、潮流をつくっていく方法、その埋め立ての跡地はサッカー場にする等々のお話を伺ってきておりますが、それ以外にどういったことが考えられるのかご答弁をお願いしたいと思います。

◎建設部長(松田富雄)

 海中道路の悪臭問題についてお答えいたします。議員から3点ほどご提言いただきましたが、この悪臭の最大要因となるのが陸上からの汚水が直接要因ではなくて、その海域、あるいは海中道路全体で発生した藻が、荒天時に打ち寄せられて、それが堆積して、これが腐敗をして悪臭を発生するというのが大きな要因になっております。そういう意味で、その部分の悪臭対策、議員がおっしゃっていた一番有効な、一番の手立てとしては埋め立てだろうと判断されます。例えばヒューム管で海域まで、航路まで持っていっても、この最大要因が藻の堆積によるものということでありますので、これはやっても余り大きな期待は寄せられないと考えております。それから潮の流通のため海中道路の付け根に橋をかけ、開けたとしても、そこはまた表砂ですぐ埋まる可能性がございます。それと陸上からの排水路が閉塞することも想定されます。そうすると余り、それも効果としては期待できないと判断しています。その辺の対策として、一つは陸上排水、家庭雑排水の、ある意味富栄養を含んだ水が流れ込んできて、その海域に藻を大量発生させるというのも一つの要因ですので、その要因を断つというのも一つの方法だと考えています。現在、屋慶名通りの与那城小学校付近まで下水管が伸びてきていますので、現在工事中ですが、それに接続していただくことによって、ある程度陸上側からの富栄養を含んだ家庭雑排水が減れば、それが一つの藻の発生を抑えることになるだろうと思います。その辺のこともございまして、先ほど最初に答弁いたしましたように、まずはその富栄養を含んだ排水路の対策としてまずはEMを投入してみようと。本土の方で、EMを投入することによって2カ年ほどでヘドロが半分になったという事例などもございますので、それをまず活用しようというのが一つで、このEMを含んだ菌がその海域に広がることによって、一つのヘドロが減ることを期待しているということです。最終的には、現在やろうとしているのは、先ほど申し上げましたように、吹き寄せられ溜まった海草を除去しやすい環境をまずつくろう、漁協とも調整をしながら、その角に床板を打って、除去しやすい、作業をしやすい形をつくろうということで、今その対策を練ろうということでございます。
 それからEMにつきましては、排水路の上にタンクを設置しまして、そこに先ほどのNPO法人の協力によって、そこに定期的にEMを補充して、そこから滴下していこうということで、排水そのものの浄化を図ると。タンクはこれから設置しますが、今タンクも設置準備をしていますが、1回目の投入を先週行ったところでございます。

◎市民経済委員長(中村正人)

 市民経済委員会に分割付託されました認定第22号 平成17年度うるま市一般会計歳入歳出決算認定について、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。
 また、EMによる街づくり推進事業について、委員から、EM活性液の配布状況についての質疑がありました。当局から「41~42自治会へEMを指定して事業を行っています。EM活性液については、将来的には指導をしながら地域でふやしていってほしい」との答弁がありました。


  • 最終更新:2014-06-04 11:51:23

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