えびの市

平成17年 3月定例会

No.336 高牟禮宏邦君

よろしく配慮をお願いしたいと思います。
 最後に環境対策で質問いたしてまいります。
 これは家庭排水により河川汚染、特に今白州ヘルスが水を求めて参っております。こういった今川内川の最上流でもあります。ここの加久藤地区の下水用水の問題もあって、あれは相当な額を突っ込んで整備をするということでありますが、私ども委員会で福岡の行橋市に参りました。そこでは全庁挙げて、今そういった多額の金を突っ込まないで、今EM菌という菌を使って下水道の浄化がされて大臣賞を受けられたという、私ども現地に行って見ました。当然これは行政が一体となって意識改革をやられて、そのときに約年間、機械の導入は別としまして三十万円程度で下水のどぶが今見違えるように、私も見ましたけれども、においがしなくなった、ヘドロがなくなった。ほかの市町村ではその川に、流れる川に魚が集まってきた。今、消費者が求めている安全、安心、そして健康志向、これに非常にいいという結果が出されているようです。
 今後市としても、こういった前向きな金の要らない環境対策というのは考えられませんか。

No.338 健康生活課長(西田健君)

 お答えいたします。
 現行におきましては、議員さん御承知のとおり、えびの市といたしましては下水道事業には着手せずに浄化槽対策、そして財政的な問題にいたしましても、一応交付金化されましたものの、なるべく市民の負担をということから、三分の一の市の助成によります補助金制度で、現行ではまかなっております。ただし、新年度におきまして、環境基本計画、これを専門部会も含めて、市民の方にも公募でも入っていただきまして議論をいたします。その中の部会の中では、そういう今御指摘のあったお話なんかも当然出てこようかというふうに思っております。以上です。

No.340 高牟禮宏邦君

 私ども本当に行橋市に行って、最初十名程度の職員の方々が立ち上げられて、今、全庁的な取り組みで、もう今各種団体、市民を挙げてこれに取り組んでいらっしゃると。それを使ったごみ対策もこれも一環でやられております。もちろん河川浄化もされていらっしゃいます。また体にいい作物も生産をされていらっしゃいます。これはEM菌という商品ですが、このことには一例でありまして、そういった今後環境対策につきましては、市挙げて、水を求めて、また今後水がえびの市の命でありますので、そういった取り組みを前向きに取り組んでいただきたいと。これは提言をして、今期の私の一般質問を終わりたいと思います、ありがとうございました。

平成17年 6月定例会

No.312 西原義文君

 続きまして、EM菌普及についてお伺いしたいと思います。
 今、世界的にも環境問題が取りざたされている現状の中で、行政みずから環境浄化に取り組むお考えがあるか、市長の方にお伺いしたいと思います。

No.314 市長(宮﨑道公君)

 お答えをいたします。
 このEM菌につきましては私も小林の島岡先生のところに行きまして、今から二年か三年前に行きまして、いろいろと勉強した記憶があります。いろいろと指導は受けたところでございますが、このEM菌についての家庭での菌の培養やその管理などが難しく、普及するのにどうかなというふうに思っておるところでございますが、これにつきましては今後このEM菌につきましては、生ごみ処理施設や生ごみ処理機も開発されておるようでございますが、市といたしましては今後その対応等につきまして、十分検討し考えてみたいと思います。

No.316 西原義文君

 いろいろ今後対応していただくということなんですが、私も質問する以上は、自分でもこのEM菌を使用して利用してみないと、思い切った質問はできないということで、今、我が家でもEM菌を利用しながら、また飲んでも差し支えはないといういろんな情報を聞きまして、今飲用用のEM菌じゃないんですが、いろいろ振りかけるやつを今ちょっと実験的に毎日一回飲用しております。別に体には全然害がなく、まだ今のところ効果は出ていないところでありますが、こういう形で有害ではないというのをまた市民の方にもわかっていただくために、自分でもこういう形をとっているところでもあります。
 ことしの二月三日に環境厚生常任委員会で福岡県の行橋市に研修に行きEM菌を行政みずから培養施設をつくり、市民に配布し、環境浄化に取り組み、大きな成果を上げている自治体であるということで、担当課の方からも説明を受けております。
 また前にもこの環境厚生常任委員会の高牟禮委員長からの方もこのEM菌のことについて一般質問があったのを、取り上げられたのを覚えておりますけれど、また再度この行政にお願いするという形で、きょう一般質問をしてまいりました。
 行橋市の担当課の方の説明によりますと、家庭の今、先ほど市長が言われたように、家庭の生ごみの減量化、資源化、家庭菜園での無料野菜づくり、EM菌活性液により河川の浄化、そして地域住民の自発的な環境浄化への取り組みというこういう名目をつけて、行政が一体となってEM菌培養に力をいているというのが、このいわゆる行橋市であります。
 この培養施設をえびの市でも利用して、市民にEM菌を配布するようなそういう施設をつくっていただければという形で今質問をしているわけなんですが、この培養施設をつくる、そういうお考えはないか、お伺いしたいと思います。

No.318 市長(宮﨑道公君)

 お答えをいたします。
 このEM菌につきましては、健康生活課長等も十分研究し勉強しておると思いますが、詳しいことは健康生活課長をして答弁させますけれども、このEM菌の培養施設をつくる考えはないかということでございますが、どのような施設でどのような形になっておるものか、そしてまたどのような規模でやるかということ等も、十分今後検討してみたいと思っております。

No.320 西原義文君

 行橋市の担当課の話では、最初購入するときにはたしか八十万円ぐらいかかったということで、もう今はかなり安くなっておりますから、四十万円ぐらいでできるんじゃないかなということでした。
 最初からうまくいったわけじゃないんですね、行橋市の方も。いろんなアイデアを募って、新しいアイデアを持ってきたグループに五万円助成をするとか、EM菌が普及してくると、今度は今までEM菌に反対していた人たちもEM菌を使うようになった。そういういろんな形の条件が整って、今は民間が主体になって、当時はEM菌をいろんな形で活用しているというそういうお話で、大きい飲み屋街の汚い下水路があったんですが、そこも見違えるほどきれいになったということで、それも見させていただきました。本当だろうかというぐらいにびっくりするようなきれいな川になっておりました。
 そういう形で、もうまず、えびの市でもいっぱいこういうEM菌利用されている民間の団体も今、人数にすると百人から百六十人ぐらいいらっしゃるというお話も聞いております。実際使われてもう畜舎の悪臭対策なんかにも使われている方もいらっしゃいますので、ここでひとつまず手始めに、その培養施設もすぐというのもまた大変でしょうが、まず広報と、このEM菌のパンフレットみたいなのをつくって、まず市民にわかっていただければという周知していただくような形はとれないものかお伺いしたいと思います。

No.322 市長(宮﨑道公君)

 このEM菌の市民へのパンフについては、今後十分検討させていただきますが、健康生活課と勉強しながら、広報できれば広報等でもやってみたいなと思っております。

No.324 西原義文君

 今私ここに参考までにEM菌のパンフレットとそういうのを六部持ってきているんですが、この中にただいろんな形のEM菌の効果、EM菌の培養方法とか、そういうのが書いてあります。後で担当課の課長さんにこちらの方を参考資料に貸し出しをいたしますので、私も大事な品物ですので貸し出しをいたします。参考までに見ていただければと思います。ぜひえびの市でもこのEM菌の活用が、もう日常的に行われるような、そういう環境に取り組んだ町になれるような、町になるような、なるそういう行政をひとつよろしくお願いしたいと思いますので。
 これをもって私の質問を終わります。ありがとうございました。(発言する者あり)

平成17年 12月定例会

No.202 有馬正雪君

 市長のところにお手元に資料をお上げいたしておりますが、川辺町のこの事例を紹介したいと思うんですが、これは家畜排泄物処理法に基づくそういった関係でこの徹底したいわゆる環境を十分配慮して、そういった取り組みをしているわけですね。鹿児島県の川辺町は土着菌による畜産公害を防止し、悪臭対策をあわせていえるような堆肥生産に成功しているという。
 ここで見ていただければわかるんですが、森の精という、いわゆる森から種菌を取って、バイオテクノロジーという関係でそれを培養していくということでありますが、これなんかは畜産の町として環境に配慮した取り組みとしては本当にすばらしいものだなとこう思っております。そうお金もかからずに、そして堆肥舎が先ほど説明があったように十分配備されているということになりますと、こういう形を利用して、そして優良なバクテリアが十分含まれた優良堆肥を生産していくということがすばらしい環境保全、そして有機農業につながっていくんじゃないかと、こう思うんですが。
 これを見てください。現地を見させていただいたわけでありますが、やっぱりすばらしい内容であります。市長、えびの市は市としてはどこの自治体も堆肥のいわゆる処理をして、自治体で直接直営で処理して、そして皆さんにそれを配布して、そして有機農業を進めているということをやっているわけでありますが、そういうことは相当お金もかかりますし、そういった面では採算ベースに乗らないというところもたくさんあることも知っているわけであります。
 こういったことでこの川辺町で生産される土着菌の製造工程等十分勉強されまして、そしてお金のかからない方法で環境の保全、そして有機農業の推進に役立ててもらいたいとこういう思いがあるんですが、どうでしょうか。市長の見解を求めたいと思います。

No.204 市長(宮﨑道公君)

 お答えをいたします。
 私もこの森の精の製造の工程図をいただきまして拝見をさせていただきました。この森の精というのは私の考えではいわゆる山の腐葉土を利用したものではないかなと思っております。そしてそれに糖蜜を加えるというようなことでございますが、菌というもの例えば酵素とか菌とか、これが糖を加えることによって、その菌やら酵素系統が安定するようになっております。ですからそのためにこの糖蜜を加えて、そして米ぬか等と混ぜて、製造されていらっしゃるというふうに思っておるわけですが、とにかく有機農法としていいものは大いに利用しながら、それをやっていかなければいけないのではないかなと思っておりますが、この森の精の製造工程の内容が、まだ今見せていただきましたところでありまして、十分にわかっておりませんけれども、製造経費とかそういうのもございますので、十分検討させていただきたいと思いますが。
 えびのにはEM菌というのもグループができておるようでございます。これも一つの糖蜜を利用する方法であるということも聞いておりますし、やはりそのようなことになりますと、EM菌にしろまたこの森の精にしろ、有機栽培に対して必要であるならば、ぜひ利用してみたいと思いますので、一応担当課とも十分検討しながら、そしてその検討の結果、どうであるかということもこの川辺町当たりにも問い合わせをしながら調べていただかさせていただきたいと思います。
 そしてその後、いろいろと必要に応じて結論を出していかなければいけないのではないかなと思っておりますので、今のところ十分検討調査をさせていただきたいと思います。

No.2 西原義文君

おはようございます。
 少し風邪を引いていまして、途中でせき込んだりして、ちょっと執行部の皆さん方にはお聞き苦しい点もあろうかと思いますが、御了承を願いたいと思います。それでは、通告に従って、早速質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず一つ目にEM菌活用と培養施設についてですが、六月議会でEM菌普及の問題で、EM菌普及について、十分今後検討してまいりますというお答えをいただきましたが、その後検討されましたかどうかをお伺いしたいと思います。

No.4 市長(宮﨑道公君)

 お答えをいたします。
 今質問のEM菌でございますけれども、昨日の有馬議員の質問の中で森の精という土着菌の質問がございましたけれども、私もEM菌につきましては、ある程度その専門家というのでしょうか、その人たちの話を聞いたのでございますけれども、今考えますと、このEM菌は昨日の有馬議員の土着菌の問題と一緒ではないかなと、EM菌と土着菌は一緒ではないかなというふうに考えておるところでございますが、もし間違っておりましたならば、また教えていただきたいと思いますが、いわゆる土着菌は腐葉土を利用した菌ではないかなというふうにきのうの資料をいただいて、私は思ったところでございますけれども、このEM菌というのはEM菌という菌がありまして、それを水の中に加えて、そしてそれに、これもいわゆる糖蜜、オリゴ糖とかそういう糖を入れて安定しながらつくっていかなければいけないというようなことでありましたし、またその一倍から三倍ぐらいの液をつくったやつをいわゆる米ぬか等に配付いたしまして、ぼかしというのをつくっていくんだというふうに聞いておりますし、そしてまた田植え前にそのぼかしたぬかを十キロくらい降っておきますと、その後の田植え等の後の草についても余りはえてこないというようなことでございまして、非常に米も無農薬でいい米ができるというふうに聞いたところでございますが、このEM菌につきましては、十年ほど前に市といたしましても、家庭における残飯ごみの家庭内処理方法として、その普及に取り組んだことがございます。しかし、家庭での菌の培養やその管理などが難しく、普及するまでには至りませんでした。
 現在、EM菌や土着菌を初めとする細菌利用につきましては、六月議会で議員さんが御紹介されました福岡県行橋市のように、培養機や専門嘱託員を配置している自治体もあれば、広島県のように室内実験で水質の浄化作用が全く認められなかったとして、利用を推進しないことにした自治体もあるようでございます。また、民間におきましても、賛否両論が存在するようでございます。資料などの収集や、調査研究などをさらに行いながら、今後の対応などを検討することにいたします。
 私は、EM菌と土着菌が同じような作用をするのではないかと言いましたのは、同じく両方とも糖を加えておかないと菌が安定しないということであります。

No.6 西原義文君

 EM菌のことに関しては、十分理解していただいていると思っておりますが、また十年ほど前にEM菌の活用をえびの市でも取り組んだが普及しなかったということは、少しやはり運動が足りなかったんじゃないかなと思っています。現在、六月議会でもお話したように、市内でもEM菌を使って実績を上げていらっしゃるグループの方がいっぱいいらっしゃるんですね。私もこれだけのものを質問する分には、自分でも試してしないといけないということで、昨年度の六月からずっと使用しておりますが、まずおふろに入れて私は入っています、使用しています。
 私のところは田舎ですから、そのまま下水に流すような形をとっていますが、昔はやはりちょっとどぶ臭いにおいがしていましたが、このEM菌を使うようになってからほとんどにおいがとれました。これは私が実証済みであります。
 そしてまた、きょう遅刻をされています宮野議員さんでいらっしゃいますけど、彼もEM菌の話を聞いて使ってみようかということで、畜産をしていらっしゃいますから、使ったらやはり「西原さん、よかがお」ということで、そういう話をされていましたので、実績は十分ありますので、今後の課題じゃなくて、思い切って使ってみてはいかがですか。

No.8 市長(宮﨑道公君)

 お答えをいたします。
 実は、議員さんのこの質問の項目が出ましてから、私の知人もこのEM菌を使用しているようでございます。その人からも実は、私このEM菌についても話を聞いたところでございます。
 いわゆるEM菌も糖を加えないと安定しないということでございますので、考えようによっては、えびの市にはその糖蜜というでしょうか、糖水というのを捨てていらっしゃる企業もあると思っておりますので、もしこれがそのような形になるのでしたならば、その企業とも話をし、いただくようにすればいいということは考えておりますが、まず今言われますように、今議会終了後、その知人のところに行きまして、その製造方法というのでしょうか、いろいろ聞きまして、そして今言われますように、どぶ臭いのも消えていきますということも聞いておりますので、ぜひ使用してみたいと思っております。

No.10 西原義文君

 今後使用してみたいというお言葉をいただきましたが、補足なんですけど、私は、このEM菌を人畜無害という話を聞いておりましたから、飲用じゃないEM菌、いわゆる台所、排水とかそういうところにたらす分を日にちをかけてペットボトル一本一リットルを飲んでみました。全然体にも害がありませんので、そういうこともひとつ視野に入れていただいて、培養施設のことも六月議会で七十万くらいお金がかかるんじゃないかということをお話しましたが、こういうお金をかけなくても、今ポリタンクというのが百リットル、二百リットル、三百、四百、五百リットルと売っていますが、五百リットルくらいのポリタンクでも幾らですかね、五百リットルタンクで一万九千三百二十円という、二万円しませんので、こういうのでまず培養をして、それを市民の方に配付がちょっとおぼつかないようでしたら、職員の方々がひとつ使ってみていただいて、実績を上げてから市民の方たちにも促進するような形を取っていただければいいと思うんですが、もう一回念のためにお聞きいたしますが、「使用してみたい」という言葉を先ほど市長の方で申されましたけど、これは培養して使ってみるというふうに理解してよろしいですか。

No.12 市長(宮﨑道公君)

 お答えをいたします。
 現在ぷらいど21基金を利用しながら、このEM菌についていろいろ研究されていらっしゃるグループもあるようでございます。その方々の御報告も年度末には、入ってくるのではないかというふうに考えておりますので、その方々からも十分このEM菌について教えていただいて、そして自分でも利用させていただきたいと思いますが、このEM菌は優良微生物であるというふうに私は知人から聞いたのでございます。ですから、まず水二リットルに、いわゆる糖分を三十、そしてEM菌を三十まぜて、そして一週間から十日間くらいあったかいところに置いて発酵させて、そしてそれを使っていくんですというようなふうに簡単に教えていただいたわけでございますけれども、いま一度実践に向けて私の知人からも十分勉強させていただきたいと思っておりますし、そしてまたそれが事実いいということでございますので、自分でも使用してみたいと思っております。

No.14 西原義文君

 ぷらいど21の公金を使ってこういうふうに培養していらっしゃるグループもあるということは、それだけ行政もそういう効果を認めているというような形にとれるんじゃないかと思いますので、また十七年度の施政方針の中でも二十一世紀は環境と健康志向が強まる中、また一層の環境施策の充実に努めて川内川の河川浄化にも浄化槽の普及促進を進めていくと施政方針の中にも書いてあります。結果的に、このEM菌使用と浄化槽促進とで二重の効果が出てくるのではないかと思います。川内川の上流のえびの市にとっては、下流地域に対して環境対策としては、十分責任を果たせるのではないかと思っておりますので、いま一度前向きな姿勢でEM菌培養を取り組んでいただきたいと思います。

平成18年 12月定例会

No.68 高牟禮宏邦君

 これが大きく今回の制度改正で農業を取り巻く情勢というのは変化をしなければならない、改革をしなければならないというふうに言われておりますけれども、まず、これは今えびの市は米主体に農業が今までずっと動いてきました。果たして米だけでえびの市の農業が維持できるかどうか、発想の転換をしなければならない時期に来ているんではないかというふうに私は考えておるわけでございます。
 今、国は二十一年度から米の価格はすべて市場制に移行すると、市場の価格で今、野菜と同じく市場価格に左右されてくると。もう米は今は最小限度で補償してくれますけれども、もうそれもやめると。
 例えば豊作の年は三千円になるかもしれないと、四千円になるかもしれないと、価格はその市場制に移行しますから、不安定になるわけです。だから今、幾らここでブランド米をつくってみても、米というのは本当に農家が食っていけるかどうか、本当に真剣に慎重にこのことについては取り組まれなければならないと私は考えておるわけです。
 そうしますときに、やはり今、米にかわる施策を当然打ち出すべきである。今、福岡の方ではもう既にそういった動きが出ております。そして今、減反の中に主品目を見出そうと一生懸命努力をいたしておるのも事実であります。
 それに乗りおくれると、農家を本当につぶしてしまう。これは行政だけの責任ではない、生産団体と一緒に農家も真剣に考えなければならないことでもあるわけですが、それをやっぱり指導していくのは行政であろう。国からの情報は一番真っ先にもたらせるのは行政でありますので、そのことについてもこれから十分情報の把握と、これからの農政のあり方を研究されて、いち早く農家が将来憂いを残さないような農政を取り組みをいただきたいと思います。そのことについて市長の取り組みについての考えはどのようなものでしょうか、お聞かせください。

平成19年 3月定例会

No.68 企画政策課長(小崎久美子君)

 これまでのぷらいど21助成事業につきましては、市民の皆様方の十七団体の取り組みをいただいております。この十七団体というのは、申請数は年々ちょっと少なくなる傾向にございますが、それぞれ皆様方、一生懸命地域の活性化に取り組んでいただいたと考えております。
 その中で、このぷらいど21によって新しい新規の団体が起こったところもありますし、これまでのそういった取り組みの基盤の上に、さらにこの助成でホップ・ステップ・ジャンプということで飛躍をされたところもございます。そういったことで、審査会におきましては、私の方で正確な御答弁ができないことにつきましては、大変申しわけないと思っておりますが、審査会につきましては、そういった新規とか継続とかの内容よりも、取り組まれる活動の目的とか、地域資源をどのように活用されているとか、活動の継続性とか、公益性とか、そういった側面で見ておりますので、私どもの方で、今即答ができないということは、私どもの事務局の手落ちでございまして、取り組まれた市民の皆様方は、それぞれに一生懸命やっていただきまして、この助成金の効果がやはりあったというふうに思っております。

No.70 蔵園晴美君

 今聞いておりますけれども、新しい取り組みの団体もあったということは認識していらっしゃる。なぜその数が出てこないんですか。議会のための答弁ではないでしょう。そういうことから、私はプライドを持っていただきたいということを先ほど申し上げた。私は、何もこのぷらいど21基金を活用する人たちがいけないとか、そういうことは言っておりません。どれだけこの基金を活用して、どれだけ活性化が進んできたか。そしてまたどれだけ新しい団体が生まれて、えびの市発展のために寄与しているか、これが私は聞きたかったわけであります。
 今後、改正もされるようでありますけれども、そこらあたりを十分踏まえまして、改正に挑んでいただきたい、このように考えますが、今まで申し上げたことを考慮して、改正するべきものは改正されるものか、いま一度確認のためにお伺いいたします。

No.97 企画政策課長(小崎久美子君)

 大変失礼いたしました。ぷらいど21事業が創設されましてから、新しい活動を始められた、出てきました団体で現在も継続して活動されている団体は四団体でございます。
 ミリオン友の会、西内竪ふれあいクラブ、えびのEM研究会、郷土の歴史文化を伝承する会、以上の四団体でございます。

No.112 栗下政雄君

 有機農業の推進に関する法律が平成十八年十二月八日に成立いたしまして、同月十五日に公布、施行されたようなわけでございます。この法律において、有機農業とか、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない、並びに新たに遺伝子の組みかえの技術を利用しないこと、そして基本として、農業生産に由来する環境への負担をできるだけ減少して、そして農業生産の方法を用いて行われなければならないというような内容でございますが、先ほど課長の方で内容につきまして、キャベツやら白菜やら、取り組んでいるようなわけでございますが、できるだけ畜産農家と耕畜連携をとりまして、そしてその有機質の利用を図りながら、またEM菌の農法を取り入れている団体もあります。この団体の育成も、まだえびの市一円に進めたらどうかと思っておりますが、そういうことでそのグループ、グループの紹介等の、いわゆる市長、今一生懸命無農薬で取り組んでいるグループの研修会といいますか、管内でそういう研修会等をされる考えはないものとか、市として、やはりえびの市は無農薬のまちということで、有機栽培のまちということで取り組まれるグループがあるわけですから、そういうグループの指導はどのようにされるものか、もう一回お尋ねします。

No.114 畜産農林課長(伊藤保也君)

 一口で有機農業ということになりますと、JAS法に基づきました有機農業の方針を認証しなければなりません。先ほども申し上げましたが、エコファーマーとは今議員さんがおっしゃったような形のものでございまして、方針としましては、一に土づくりに関する技術、二番目に化学肥料低減に感する技術、それから三番目に化学農薬等低減に関する技術ということになっております。
 今議員さんがおっしゃるように、私どもとしましても、畜産農家が大体七割を占めているような状況でございますので、資源循環型農業ということで、えびの市全体で取り組んでいるところでございます。そのような形の研修等も、今後実施したいというふうに思っております。以上でございます。

平成20年 3月定例会

No.234 竹畑澄明君

 いろいろと考えてくださっているようでございます。今現在本当にきつい思いをして頑張っておられます。どうかよろしくお願いいたします。
 次に、ぷらいど21事業のことでございますが、現在四、五年経過のうち実績評価はどのように検証されていますか。

No.236 企画政策課長(小崎久美子君)

 ぷらいど21助成金事業につきましては、申請団体の方から毎年実績報告を出していただいておりますが、その報告内容につきましては、次年度の継続的に三年間していただくわけですが、申請される際に審査会の方にも実績報告等示しまして、その内容等を踏まえた上で、次年度二年目、三年目が活動が前進しているか、それから三年終了後自立できるか、そういったこと等加味しながら、審査会の方でも実績の内容等については評価していただきながら、審査をしていただいているところでございます。

No.237 竹畑澄明君

 また産業面、観光面についてはどのような実績が上がっておるでしょうか。

No.238 企画政策課長(小崎久美子君)

申請団体のうち産業面につきましては、グリーンツーリズムの研究をされて、大都市との交流等をされるところもございます。それから特産品のお米をよりおいしいものをつくろうということで、EMを活用したお米づくりとか、そのような取り組みをされているところもございます。
 それから地域の物産を販売しようということで、真幸駅などでの物産販売に非常に活況を呈していらっしゃるグループ等もございます。そういった形で産業面につきましても、取り組みをされておりますし、またある地域ではその地域内の各戸に野菜の苗を配って、家庭菜園を奨励したりとか、そのような取り組みがされているところです。
 それから観光面につきましては、観光面のイベントを行うというような大々的な取り組みもされておりましたけれども、やめられたところもございますが、自分たちの地道な取り組みで音楽のイベントをしたり、それから最近では若い青年連絡会議の方が南九州コカ・コーラボトリング株式会社のイベントにあわせまして、そちらの方で自治公民館単位のそばの提供とか、それからダンスのフェスティバルとか、そういったものをされまして、観光と市内産業との連携をとったイベント等の取り組みをする中で、その中で若い人たちの後を続く力を育てたいというような取り組み等もされているところでございます。一応例として申し上げました。


平成21年 6月定例会

No.287 栗下政雄君

 先ほど「ライオンズクラブ」と言いましたが、「ロータリークラブ」に訂正をお願いします。
 次に、この問題については十分現況復帰してやらないと、借地料が三万幾らですから、その辺も十分踏まえて改修していただきたい。お願いします。
 次に、観光商工行政でございますが、えびの市の商工会女性部の方で活動されております。さきに、宮崎県の全国の商工会の女性部の総会があられたときに、我がえびの市の商工会の女性部がすばらしい活動をして、文化センターであったと聞いておりますが、手づくりの石けんを関係者の皆さん方に、こうして配られたと。
 非常に、EM菌の地球環境浄化に、地域貢献に手づくりEM石けんを、えびの市商工会女性部で作成しましたということで、こういうのですね。私はここに持ってきました。すばらしいですね。全国から来られた方々にこういうものを提供されて、そして、まず自分たちからきれいにしようということで取り組んでいらっしゃいます。こういう女性部の活動を、担当課はどのようなふうに評価されておるか、お尋ねしてみたいと思います。

No.288 観光商工課長(木村哲也君)

 えびの市商工会女性部の方々におかれましては、地域のリーダーとして、そしてまたえびの市活性化のために各地の活動を積極的に展開をされておるというふうにお伺いしております。
 そして今議員さん御紹介のあったとおり、ボランティア活動の一環として例えば京町温泉のマラソン大会、あるいはコカ・コーラグリーンパークのえびのの花壇づくり、そして今御紹介のあったEM石けんづくりなどをなさっておりまして、多種多様な活動をされておると、そのように思っておるところでございます。

平成22年 3月定例会

No.43 松窪ミツエ君

 市民生活、生活環境についてお願いいたしますが、二十二年度の施政方針で、これからのまちづくりにおいて市民一人一人がゆとりと豊かさを実感できる環境づくりに総合的な防災対策やごみ処理、生活排水対策、水質保全などの生活環境対策に取り組み、快適な生活環境づくりを目指すとあります。
 環境対策は浄化槽設置整備事業を積極的に進められるということで、その事業の成果を期待します。年間の設置数も計画してあるようでございます。
 市民の皆さんと現在地球に優しい環境を考える活動を私もいたしておりますが、先月の二十七日に会員三名で市内三地区の十カ所の河川の状況を調査いたしました。排水の垂れ流しの多いこと、農閑期で水の流れていない川や溝は汚物、生ごみ、生活排水の悪臭でひどい状態のところも見られました。川内川の水を共有して、ともに生活を営んでいる下流に住む人々に対して申しわけないなと思うことでございました。また生活排水口のヘドロが水田のあぜに無造作に上げてあったところもございます。水田の所有者はどんな気持ちかと思います。
 市長も御存じの有用微生物EM菌を快適な生活と環境づくりに活用していますが、低コストで気軽に培養できます。自然環境の生態系を崩したという情報はいまだかつて聞いたことはありません。
 台所からのボランティアは市民にもかなり普及しています。上江小学校でことしで四年目になりますが、環境学習に取り組んでおります。全国的にも学校教育に一千百七十校余りがEM菌を導入しています。トイレのにおいや夏場の靴箱のにおいの解消、そして学校のプールの清掃にも効果があり、評価されています。
 三月七日には飯野駅前地区の用水路に一千個のEM善玉土団子を投げ入れました。一年間続けます。悪臭とヘドロの対策です。経過報告を市長にも伝えてまいりたいと思っております。
 前置きが長くなったんですが、一度ぜひ環境教育にEM活用の検討をしていただきたいのですが、いかがなものでしょうか。考えをお聞かせください。

No.46 市長(村岡隆明君)

 ただいま御提案いただきましたように、こういった環境問題につきまして、市民の方々がこういったグループで取り組んでいただいておりますことに、まずもって非常に心強く思っております。このEM菌につきましては、議員みずからがいろんな場所で環境学習の一環として取り組んでこられた姿も見ておりますし、低コストで気軽に培養できる、市民の皆さんが手軽に環境問題について取り組む機会をつくる上でも非常に有効な部分があると思っておりますし、その成果そのものよりも、そういった学習面での大きな期待もしているところであります。
 行政のかかわりとしては、そういった今つくられている団体の皆さんなどとも十分に協議しながら取り組んでいきたいと思っているところであります。

No.47 松窪ミツエ君

 自然に関する活動を続けている市民団体としては、非常に喜ばしい先の明るい希望の燃えるお言葉をいただきました。
 議長、文言の訂正をさせていただきます。啓蒙という言葉を使いました。啓発に変えさせていただきます。
 続きまして、EMに関することなんですけれども、ほかの自治体では行政やシルバー人材センター、それから養護施設、こういう施設でも市民に提供して利益を上げているところもございます。こういう取り組みへの市長のお考えはないものかお尋ねいたします。

No.48 市長(村岡隆明君)

 私が議員時代にも、ほかの議員さんたちからもこういった提案があったと思いますが、その時点ではまだその成果がなかなか見えないということで、行政としての取り組みはしないという答弁をしておったように記憶いたしておりますが、大分成果も見えてきておりますし、十分検討していきたいと思っております。

平成22年 9月定例会

No.54 北園一正君

 それでは次に、ぷらいど21助成金についてお伺いをいたします。
 通告書のとおり、ぷらいど21助成金については、地域の活性化等を図るために、えびの市が基金等を積み立て、各団体から補助金がなされ、それを申請し、いろんな各地域でえびの市の活性化のために頑張っていただいているわけでございますが、まず原則に立ち返り、このぷらいど21助成金の趣旨、助成対象となる活動など、一括説明をお願いしたいと思います。

No.55 企画課長(野間教昭君)

 ぷらいど21助成の趣旨でございますけれども、平成十五年にえびの市ぷらいど21基金を創設をいたしました。これは市民が本市の持つ豊かな歴史、文化、産業をしっかり見詰め、誇りと自信を持って生き生きとしたまちづくりを進める活動の財源に充てることを目的として創設したものでございます。
 この基金の財源に豊かな生活環境の創出につながる活動や、産業の振興、市民文化の高揚につながる活動など、創意と工夫にあふれた自主的な市民活動に対し、えびの市ぷらいど21助成金として交付することとしております。
 このように、市民が主体となって自主的に行う地域活動に対し、行政が支援することで地域の活性化につなげることが助成金の趣旨でございます。

No.56 北園一正君

 それでは、平成二十二年度も助成団体の審査が行われ、既に決定がなされております。お手元に議員の皆さんも全員かと思いますけれども、ことしの平成二十二年度の助成団体の資料をいただいていますが、ことし採択されました十二団体の採択は、要綱のどの部分に該当して採択されたものか説明をお願いいたします

No.57 企画課長(野間教昭君)

 二十二年度からの助成でございますけれども、ガッツ!かっつ、それと真幸駅祭り実行委員会、八幡丘をきれいにしっみろ会、子どもと共に歩むえびの会、自衛隊基地などを考える市民の会、これの該当項目につきましては、豊かな生活環境の創出につながる活動でございます。
 それとえびの会、これは産業振興につながる活動でございます。
 二十一年度からの助成でございますけれども、六本原開拓記念碑会、これは市民文化の高揚につながる活動と位置づけております。
 田代ひまわりロードプロジェクト、真幸EM研究会、これは豊かな生活環境の創出につながる活動でございます。
 湯きゃん実行委員会、これは産業の振興につながる活動でございます。
 二十年度からの助成二件でございます。
 JRえびの飯野駅をといちらかさん会、これは豊かな生活環境の創出につながる活動、末永むらづくり実行委員会、これは市民文化の高揚につながる活動ということで、該当項目を入れております。

No.62 北園一正君

 継続団体がありますが、七番から十二番、これについては、何年度から採択をされて、二十二年度まで総額の補助金は幾らになるかお答えください。

No.63 企画課長(野間教昭君)

 二十年度からの助成でございます。JRえびの飯野駅をといちらかさん会、これが二十年度、二十一年度、二十二年度、合計額一百二十七万円。末永村づくり実行委員会、一百六万七千円。
 二十一年度からの助成、六本原開拓記念碑会、合計額八十六万一千円、田代ひまわりロードプロジェクト、一百六十八万円、真幸EM研究会五十万五千円、湯きゃん実行委員会一百二十八万円。
 二十二年度から助成がガッツ!かっつ四十万円、真幸駅祭り実行委員会五十六万円。
 訂正がございます。先ほどカワノ先生と申し上げましたけれども、河原先生でございました。失礼しました

平成24年 6月定例

No.95 松窪ミツエ君

 やはり少子高齢化が進みますと、税収が少なくなります。こういう大きな公共の建物に投資するお金というのがすごく負担になってくるんじゃないかなと思います。大体私はあと十五年ぐらい持つかなという自分の思い込みがございました、そのとき三十年ぐらいになるんですが、そのときにやはり高齢化率というのは四六%を超えるという予測が福祉計画のほうではなされておりましたけれども、後世の人たちの負担にならないように、これも建てかえの計画性を持って対応していただければということをお願いしたいと思います。
 また、人口減少によります一つの策としまして、ごみの減量化も進むでしょうし、またこれからリサイクル運動も推進していくという計画も立っておりますので、まだまだ長期の延命化、課長によりますと三十年、四十年持たせるということで、私もよかったと思っておりますけれども、次の通告書には、悪臭対策に活性液をと提案しておりますが、悪臭対策といいますよりも、これは臭気対策ということで訂正したいと思うんですが、課長のお話によりますと、今はほとんど臭気はないという回答をいただいておるんですが、そこで私は別の視点からこの活性液といいますと、もちろんEMのことでございますが、EMの導入を処理場にぜひお願いしたいと思います。
 EMは、光合成菌と乳酸菌と酵母菌からなる生きた善玉の有用微生物群でございます。抗酸化作用があるため、古い建物の蘇生力や機械設備の腐敗を防ぐ効果があります。臭気対策、処理施設の維持管理と施設の延命化への対策、有害物質対策にEMの活用を研究していただきたいと思います。これは市民の方からの要望でもございますが、周辺の浄化作用にも期待できますし、修繕等の経費節減、延命化にもつながっていくと思います。多くの自治体も活用しておりますので、ぜひ調査をしていただきたいと思います。
 市長には、EMの講演会にも参加していただいておりますので、私の伝えたいことは十分御理解いただけるかと思いますが、市長の前向きのお考えをぜひお聞かせください。

No.96 市長(村岡隆明君)

 私も先日、比嘉先生の御講演にお招きをいただきまして、お話を聞かせていただきました。
 その中でも比嘉先生の御説明の中では、EMが美化センターの延命化にも効果が発揮できるのではないかというようなお話等もいただいたところでございますが、現在直接今議員おっしゃったような悪臭の被害であるとか、そういったものは出ていないというふうに認識をいたしておりますが、そういった延命化の効果、そういったものがあるのか、現在そういうった取り組みを進めている自治体があるのか、なかなか化学的なデータがないと取り組めない部分もございますので、そういった事例等があれば、ぜひ研究をしてみたいというふうには考えております。

No.97 松窪ミツエ君

 化学的なデータ、これどこでも言われるんです。ここでEMは立ちどまってしまうんですけれども、実際福島のほうの県がこれを農業のほうでですけれども、認めておりますし、EMを使っています田畑では、農機具がさびが少ないですとか、そういう実証は出ております。
 例えば畜産農家で使うと牛のおしっこでコンクリートがぼろぼろになるのが壊れないとか、かいばを入れるコンクリートもしっかりと固くなるとか、牛舎もしっかりなるとか、いろんな効果も出ております。ぜひデータとか、化学的とかかたいことをおっしゃらないで、調査研究をぜひ進めていただきたいと思いますが、市長、もう一度お考えをお聞きしたいんですが。

No.98 市長(村岡隆明君)

 そういったものへの、特に美化センター等への導入ということになりますと、当然慎重に対応しなければ、そのことが逆に逆効果等があれば大変なことになりますので、現在EMを研究をされている方々の調査事項としては、そういったことも上がってきているというのも、この前資料でいただいておりますが、客観的な視線で見て、そういったものが本当に効果があるのか、十分材料を今持ち合わせておりませんので、そういった客観的な目でEMがそういった施設の老朽化を歯どめをかけるような部分があるのか、そういったものがあれば研究していきたいというふうに考えております。

No.99 松窪ミツエ君

 はい、わかりました。私も資料を一生懸命そろえて、また市長のほうへ提出させていただきたいと思います。
 では次に、市民と協働のまちづくりについて質問させていただきます。

No.105 松窪ミツエ君

 では、次の質問に入ります。教育施設の整備についてでございます。
 休泳中の期間で思いますが、もうプールを使わない時期の管理についてお伺いします。学校のプール清掃は、嫌なにおいとヘドロで大変だと聞かされました。このことに対する改善の方法はないものか、対策に取り組んでほしいという保護者や市民の声がありますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。どういうような対処をなされていくのか、お聞きしたいと思います

No.106 教育長(萩原和範君)

 学校のプールにつきましてですが、防火上の対応ということでの防火水槽の役割もしているところでございます。
 休泳期間中は、プールに水を蓄えているという状況でございます。そして水泳シーズンになりますと、それを出して、そして新しい水にするということで、私も今までずっとプール清掃の経験をしてまいりました。そこまでにおいとか、若干したのかもしれませんけれども、ちょっと記憶にないところなんですが、プールで落ち葉等が散るところのプールと、例えば加久藤中みたいなプール、ヘドロといいますか、そういったのが若干違うわけでございます。中には、今議員さん御指摘のヘドロやらそういうにおいがするというところもあろうかとは思っておりますが、今のところ対策はしていないところでございます。

No.107 松窪ミツエ君

 未使用期間のプールの水の入れかえはあるんでしょうか。

No.108 教育長(萩原和範君)

ございません。

No.109 松窪ミツエ君

 私が今何を言わんとしないかは、もう、そうです。率直に申し上げましてEMを入れてくださいということでございます。
 東日本大震災で避難所となった橋浦小学校がございます。プールにEMが投入してありました。そこに避難された方々は、髪を洗ったり、体をふいたり、生活用水といいますか、飲むことはできませんけれども、そういうような活用ができたという御報告がございます。そして、残りの水は、震災で亡くなられた方の御遺体をふかれたそうです。そういうふうに使用されたそうです。本当に穏やかな顔になられたという、これは比嘉先生のお話でもございますし、石巻市で実際私も聞いてきたお話でございます。
 災害時や非常時に備えたたくさんの水を蓄えた学校プールの管理の見直しもやはり必要かなと思います。EMを九月と五月に投入しておくだけでヘドロとか嫌なにおいは防げます。
 上江小学校のほうには私たちもボランティアとして続けてきました。ことしは改修工事があるということで入れておりませんけれども、プールが終わった時期には、入れてくださいと校長先生と約束をしているところですが、EMを投入したプールは有用微生物によってヘドロが分解されてきますので、清掃がしやすくなります。プールの水が水路に流れて河川の浄化にもつながります。EMを校内の掃除に活用し、トイレの嫌なにおいとか、くつ箱の夏場のあの嫌なにおいも対策をとることができます。
 何とか、先ほどは化学的データとか市長が言われまして、これ以上推すのはもう無理かと思うんですが、行政と市民との協働で何か実現できないものかということを常に考えるんですけれども、EMの培養施設を市で設置していただいて、民間業者委託を考えていただくなり、そういう対策をとっていただきますと、有効利用が期待できるのではないかと思います。ぜひ検討していただきたいと思いますが、もう答弁はよろしゅうございます。

平成24年 9月定例会

No.283 観光商工課長(坂本謙太郎君)

 チャレンジショップにつきましては、企画提案書というものを出していただいております。その中で考えておられるのが京町地区の地産地消レストラン、それから加工品の工房等を改良いたしまして、そこでリーズナブルな価格で提供できるレストランと加工品の販売を考えていらっしゃいます。
 それと、京町地区にEM研究会というものがございますが、そのメンバーによっていろいろ開発された商品の販売、そして、そこにつきましては会員数も非常に多いということで高齢者のつどいの場所というものも想定されているようでございます。
 それと、もう一件につきましては、やはり食材を活用した飲食の提供というものを提案を受けているところでございます。

平成24年 9月定例会

No.4 産業厚生常任委員長(竹中雪宏君)

続きまして、産業厚生常任委員会の報告を申し上げます。

 続きまして、二点目として、予算説明資料一十四ページ、款、商工費、項、商工費、目、商工振興費、節、負担金、補助及び交付金の京町温泉まちなか商業再生支援事業補助金についてであります。
 この予算は、三月定例会の審査において、京町温泉の活性化について担当課と議論する中で、空き家を活用した取り組みの説明を受けておりました。今回それが早速予算化された中で、事業の具体的な内容について質疑がありました。
 担当課からは、今回チャレンジショップとしては、三カ所を予定しており、二カ所は地産地消のレストランと加工品等の販売を行い、一カ所については、EM研究会の方々がEM菌を利用した商品の販売、作品の展示等を行うとの答弁がありました。

平成25年 6月定例会

No.224 高牟禮宏邦君

 次に、京町地区の活性化について。これも先般の議会で申し上げました。今、三軒を立ち上げました。私が小手先の京町活性化ではいかんと、大変失礼な言い方です。あれだけリフォームして、やって、一生懸命取り組んでいらっしゃいます。私もつい先般、EM菌を売っていらっしゃるところに行って話をして、物を買いました。一生懸命です。
 しかしえびの市民がどう評価しているのか。そのことを考えると、もう一遍、私、この京町の、これは市長にはもう何回も申し上げました。大型店舗、大型施設が今休館していますね。これが生かせられないのかと。私は本当の意味で、あそこが活性化すれば、えびの市はよくなると思いますよ。私、そのことに、福祉施設をつくるときに、寄贈された方々の話し合いを持って、理解していただけませんかと、担当者に聞いてみますと、市長はみずから会っていらっしゃらない。私が丸正の寄附をしていただいた方と真剣に本心を隠さずそのことについてこれができないかと申し上げましたけれども、それができていないようであります。残念です。
 しかし、それはもう進行中であるようでありますので、いま一度、これは今、競売物件になっていますね。今の価格では、温泉が二つついていますので、温泉をつく、まだ掘る価格よりもずっと投資すれば、本来は利益が出ます。今、よそで温泉ついているのに、一億円から一億五千万円、二億円かけているんですよ。だから私はこの施設をすることで、今のホールが使える、五百人収容ができる、今の休憩室はそのままスポーツ合宿に使える、そういったものに発想転換していただいて、一つの投資なんですよ、これは。そして矢岳荘の跡地をもうちょっと、あそこの福祉施設を統廃合して、ここに集約し、矢岳荘の跡地を有効活用していただくと。そのことが私は、これは私が年をとったからでしょうかね、私は、なぜこれがわかっていただけないのかな、こういった形なら、私が銭を持ってればすぐ買います。投資します。雇用促進住宅よりも投資がいがありますよ、今の価格では。思い切って検討してみてください。


  • 最終更新:2015-06-04 12:38:06

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