むつ市

おことわり

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平成19年11月30日 むつ市議会第194回定例会会議録


〇11番(菊池広志)

若干公害対策について、河川状況の中からお伺いをさせていただきたいなというように思います。今まで明神川の水質については、毎回毎回BODが高いと、生物化学的酸素要求量という部分では非常に高いものがある。そして、これは私が議員となってから、この報告がなされているわけでございますけれども、ただこれは下水道が普及することによってこれからよくなるのではないかという憶測の中から現段階まで至っているものと考えておりますが、やはり行政側の中で、今の明神川のBODを少しでもよくしたいというような思いがあるのであれば、何らかの施策はとっているわけでございます。
以前に県でクリストバライトを入れて、それを沈下させ、その付着を利用してバクテリアの力を利用しまして水質を高めようと、よくしようという努力はされたのでありますが、なかなかその結果が出てこない。であれば、やはりあの明神川の水質というのは、源泉が今はないという状況であります。でありますので、そのことについては、私は前に一般質問で取り上げたわけでございますけれども、ただそれを見ているだけでは決してよくならないわけでございます。であれば、やはり流域の方々にお願いをするとか、またいろんな排水経路をもう一度見直すとかというようなことが行政の中であったのかないのか、その部分をお聞かせ願いたいと思います。

〇民生部長(佐藤吉男)

菊池広志議員のお尋ねに民生部サイドとしてお答えをさせていただきます。明神川の水質改善のために、建設部サイドとしては炭を利用した河川の浄化のために産業会館わきの来さまい橋において炭を河川へ設置する工事がことし7月末に完成しておりまして、民生部の環境対策課といたしましては、その上流部分、下流部分について、水質検査の結果を今調査しているところでございますが、7月から10月にかけて4回の水質検査結果については思ったような、期待できるような結果が出ていませんけれども、おおむね1年間水質の状況を把握したいと思っております。
また、市のほうではないのですけれども、明神川へのEM菌放流について、産業会館わきの来さまい橋において、民間ボランティア団体田名部川の浄化を進める会によりまして、平成19年6月6日から週1回EM活性液を1トンずつ放流していると聞き及んでおります。
市による水質検査は、水月旅館前の横迎橋において調査しておりますが、行政報告で申し上げましたとおり、EM菌放流の前年度の水質検査の値と比較しましても、大きな変化はまだ見られていないと、こういう状況でございます。
以上でございます。

〇11番(菊池広志)
こうした抜本的な対策は、今部長が話をされたものは、今までいろいろな努力をしてきたと、その結果としてはまだ出ていないよということでありますが、やはりこれは今の部長が悪いわけではなく、今まで歴代の部長が一生懸命頑張ってきて現在に至っているということは私は理解しているのです。ただ、そのことだけやっていくと、今度は下水道ができると大丈夫だと言いながらも、その周辺では悪臭が漂いまして、そしてまた今は炭を使っているということでございましたが、その炭も埋設されたものを、例えば1年間の中で、その炭を使って、菌を使って浄化を進めたとしても、その炭が今度は逆に汚れるわけです。その汚れたものをそのまま放置しておくと、今度は逆に水質が悪くなると。でありますから、定期的に取り上げまして、それを清掃するとか、そのような方法をとっていかないと、逆にその菌が付着したものが、今度はそれが逆効果となりまして水質が悪くなっていくというようなことは、普通環境問題についての考え方を持っている人間であれば、それはすぐ納得できるわけでございます。
また、EM菌の放流についても、やはりEM菌だけでなく、今は新しい水質改善をするというような動きが各都道府県等々にもあるわけであります。やはりそれらも実例を通して、全国から、こういう場合にはこういうものをやっている、またそれによってすばらしい結果が出ているというようなこともぜひ調査研究をしまして、部長を主体として これから田名部川の水質を高めていくと 、 。そうでなければ、むつ市の中央を流れている、むつ市と言いましても、旧むつ市の中央を流れている部分で、水の最初の出てくる部分が家庭用の排水経路が源泉になっているわけであります 今は 、 。柳町のバイパスから新しい道路ができまして栗山のトンネルを抜ける部分のバイパスができたことによって、そこが遮断されている。でありますから、この源泉そのものが家庭用の排水から始まっているというようなこともよく注目しながら工事する必要があるのであれば工事をする、また利用されている方々に協力を願うのであれば協力を願うような形でやっていかないと、悪くなってしまってから、手のつけようがなくなってしまってから、ではどうしようかということではなく、今の状況をまず維持する、そして下水道の普及を期待しながら、また皆さんが下水道に連結してもらうという形の中から、少しでもいい河川を用いるというようなことにしていかないと、後々の大きな課題として残していくと、最後にはもう手のつけられないような状況になるということをぜひ認識して、これらの措置をしていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。


平成21年6月23日 むつ市議会第200回定例会会議録

◎新谷泰造議員

次に、脇野沢地区の廃棄物不法投棄について質問いたします。

(中略)

第4に、新聞報道によると、田名部川の浄化を進める会がダイオキシン濃度の軽減に効果が期待できるEM菌活性液1トンを4月22日に散布したとあります。この効果はどの程度出ているのか。この効果によっては、6億2,000万円もかけて廃棄物の処理を急ぐ必要はないのではないか、市長のご所見をお伺いいたします。

〇市長(宮下順一郎)

次に、脇野沢地区の廃棄物不法投棄についてのご質問にお答えいたします。

(中略)

次に、ご質問の4点目、ダイオキシン濃度の軽減対策としてのEM菌活性液の散布についてお答えいたします。EM菌散布につきましては、去る4月22日から毎週水曜日、不法投棄現場にEM菌を散布し、少しでも土壌改良の手助けをしたい旨の善意の申し入れがあり、浸透水の遮水工事が開始するまでEM菌の散布を認めたところであります。なお、EM菌の詳細につきましては、担当部長から説明いたします。

(注:担当部長からの説明なし)

平成21年9月11日 むつ市議会第201回定例会会議録

◎新谷泰造議員

次に、脇野沢地区の廃棄物不法投棄について。第1に、不法投棄される廃棄物の処理計画の進捗状況はどのようになっているのか、簡単明瞭に説明をお願いいたします。
第2に、ダイオキシンの濃度軽減策としてEM菌活性液の散布の効果はどのようであったのか、説明をお願いいたします。

〇市長(宮下順一郎)

次に、脇野沢地区の廃棄物不法投棄についてでありますが、脇野沢地区の廃棄物不法投棄につきましては、今年度の一般会計当初予算に対策工に係る実施設計業務委託料を計上しておりますので、この実施設計の結果を踏まえて廃棄物の撤去作業に着手していきたいと考えております また、期間につきましては、財政状況を勘案しながら進めることになりますので、ご理解賜りたいと存じます。


平成22年2月26日 むつ市議会第203回定例会会議録

〇20番(馬場重利)

前回の定例会でも質疑をいたしましたけれども、前回出された報告と何ら変わっていないのです、これ、中身は。これは、前のときに、ダイオキシンを含めて異常は感じられないと こういう報告で 今もそのとおりなのです 、、 。この文面を見る限り 「調査地点においては」と 、ある。ただ、ダイオキシンが出たところを調査していませんから、前に出て大騒ぎしたところは、あれは埋め戻して、そこは調査していないわけです。だから、ダイオキシン出ていないのです。だけれども、こういう報告を出せば、あそこにダイオキシンも何もないのだろうと、こうなるでしょう。この報告はうそです、だめです、これ。あれだけ大騒ぎして、これは何とかしなければならないということで始まったわけでしょう。肝心のダイオキシンが出た場所を埋めてしまって、そこを調査しないわけですから。
ダイオキシンが出たと新聞に大々的に出たときに、ある人から、いわゆるEM菌の原液をまけばダイオキシンの数値が下がるという報告もあるのでどうですかという話を聞いて 相談して 約10ト 、 、ン、EM菌の原液をあそこに散布したのです。その出た場所を中心に、ボランティアで散布した。その成果は全くわからないのだけれども、いや、これ効果があればいいなと思っていたけれども、肝心のそこは調査してくれなかったのです 市長 。 、市民に対して非常に冷たい行政ですよ、これ。善意を無にしているのです。
ここに、いわゆるあれだけの金かけて遮水シートまで敷いて、11月に終わったと思いますけれども、それでいわゆる業務委託した実施設計によれば、3カ年の事業実施期間が有効だと。前回の質疑の中では 部長は来年度からやりたいと言った 、 。市長は、いや、来年度からと決めているわけではないと。これ3カ年というのはいつからいつまでの3カ年ですか。遮水シートの有効年度もあるでしょうから、遮水シートは何のために使ったのかわかりませんけれども、実はこれ発覚してからまだ2年しかたっていないのですよね。ところが、捨てられたのはいつですか。私前にも言いましたけれども、このことが本当に被害を及ぼすようなことになっているのかどうかということなのです。
これは、不法投棄ですから、撤去しなければならないのはもう当たり前のことで、それを私撤去するなとは言っていないのです。ただ、あたふたとこうして金かけてやらなければならないのかというところに私は非常に疑問を感じたものですから、前回も、また前にもこの問題についてはかなり議論させていただきましたけれども、その辺答弁してください。

〇市長(宮下順一郎)

馬場議員の不法投棄だから撤去しなければいけない、これはまさしくそのとおりでありまして、不法投棄でありますので、完全撤去というふうな基本線でこれは進めております。
そして、3カ年というふうな今設計が出ております。いつからかというふうなお尋ねでございますけれども、現在遮水シートをかけております。私にとっては、やはりこの財政状況をみなければいけません そしてまた 遮水シートの耐用年数 。、 、それらも勘案して着手をしていかなければいけない、このように思っております。その意味からして、矢板を組み合わせ、そして上に遮水シートをかけると。最初試掘したところ、ボーリングしたところからダイオキシンがたまった水の中で発生したわけですので、その部分での封じ込めには成功しているというふうに評価をしていただきたいと、このように思います。

平成24年3月6日 第211回定例会 予算審査特別委員会会議録

〇総務政策部政策推進監(花山俊春)

部長説明に補足して説明させていただきます。
市民提案型補助制度、この部分に関しましては、議案第27号の資料として補助金関係資料の3ページに載っておりますので、そこも参照していただきながらご説明したいと思います。
まず、委員お尋ねの中で200万円とした理由というふうな部分がございま
したけれども 資料の4番に書いてありますように 初回に当たりますので 、 、、限度額を設定しているわけですけれども、どの程度の事業が上ってくるか、見積もりが詳しくはできない、そういうふうな状況ですので、8団体くらい補助したいと、そういうふうな考えのもと、1件について25万円くらいの補助額だろうということで200万円設定いたしました。そこの部分に関しましては、ほかの自治体でも既に八戸市とか弘前市とか五所川原市、それから十和田市も同様のスキームの補助金制度を実施しております。そこでとっている限度額とか、それから予算額というものも参考にしてございます。それから、委員お尋ねの中にコースの中身がわかりにくいというふうなお話がありましたけれども、来年度当初にここの部分については要綱をきちんと定めたいと考えております。市民への広報も、4月以降市政だよりとかで公募していくことになるわけですけれども、そのときにはもう少しどういうふうな事業が該当になるのかというところも含めて広報しながら、わかりやすいような注釈をつけて募集をしたいと考えております。
それから 収益事業も可なのかというふうなお話がございましたけれども 、 、あくまで市民団体自らが実施する公益的事業というふうな定義をしております。イベントとかも可能なわけですけれども、収益を主とするようなものというのは、やはりはじかれることになるかと思います。ちなみに、ほかの実施しているところで採択されている事業でお示しするとイメージを抱きやすいと思いますので、二、三例お示ししますと、いわゆる有用微生物群を活用したEM菌とかを活用した生ごみリサイクル体験学習会、そういうものを開催するのに補助したり、それからまち歩きガイドブックの作成とか、実際にガイドを実践するための費用ということに補助したり、それから民話の普及活動に補助したり、それから一部で駅伝大会をやるとか、そういうものに補助したりということで、地域の問題解決とか、または活性化に資するような事業活動に補助する、そういうふうなスキームとして考えております。


平成25年3月12日 第215回定例会 予算審査特別委員会会議録


〇委員(横垣成年)

明神川のほうについてですが、大体ソフトの事業ということでありますが、こういうのを継続しながら、徐々にきれいになっていけばよろしいのですが、目的としてはやっぱり明神川をきれいにするというところにいかなければならないのですが、このソフト事業の後に何かもっとハード事業というか、そういうのも大きい意味で計画にあって、最初このような事業で意識を向上させようという考えがあるのかどうか。私の今までの体験ですと、私の知っている小さい川があるのですが、そこのところに、そのまま水草を伸ばして自然のままにしていたら、汚い生活雑排水が流れる小さい川なのですが、それなりにきれいになっていくのです、やっぱりヨシだとか水草をそのままにしておくと。だから、私は明神川でもやっぱりそういう部分を少しずつふやしていけば、今ほとんどまちの中は3面加工になっていますよね。その下のコンクリートも剥がしてしまって、そういう水草が生える。住民の中には、水草が生えると蚊だとかそういうのが出てきて、かえって嫌だという方もいるかもしれませんが、私が携わっている小さい川、そう別に蚊とか出てこないですね。そういう形で、だんだんきれいになっていくと、そういう蚊だとかというのも発生しなくなるのかなというふうに思いますので、そういう形のハードというものをぜひ取り入れてもらいたいなと思うのですが、そこら辺ちょっと考え方をお聞きしたいなというふうに思います 。
それと、キッズパークのところですが、これは総事業費としてはどのくらい考えているのかというのをお聞きしたいと思います。

〇民生部長(奥川清次郎)

委員おっしゃるのは、物理的な対応も含めて今後検討できないかというようなお話であろうかと思いますが、市では過去において、例えばクリストバライトとか、場合によってはEM菌だとか、これは民間の有志によりますそういう浄化策も展開した経緯がございます 今回は 。 、それでもなかなか浄化というのは進まなかったわけでございますので、今回は子供、親子、そして住民を通して、まず住民の意識の中からそういう浄化というものを考えてみようというようなことで こういう今般の啓発事業を 、 、ソフト事業を展開しているわけでございます。当然ながら、この事業の中では、委員がおっしゃられた水生生物、そういう藻、草とか、そういうものを含めて、そういうのも当然意見発表等が出てくると思います。当然ながら、そういうものも踏まえて私どもといたしましては、この事業の中で提案される、場合によってはハードの部分、最近は護岸をコンクリート、そして底も壊して土にしてしまおうとか、そういうハードの事業もやっておりますけれども、あくまでも市では住民の意識、そこの部分から入って、そういう提案を踏まえて、そして場合によっては将来的にはそういう委員のおっしゃるものも取り入れていく可能性も、これはあるのではないかというふうに考えております。
以上でございます。

  • 最終更新:2015-03-25 15:28:13

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