一宮市

平成17年  9月 定例会

◆63番(鍋野正勝君) 

 非常に大きな事業になってくると思いますので、市民の皆さん方にも御協力をいただきながら進めていただきたいと思います。
 それから、食品循環資源の再生利用等の促進に関する基本方針が平成13年5月に施行されております。食品リサイクル法ではその基本方針において食品循環資源の再生利用等を実施すべき量に関する目標として、平成18年までに20%にするという定めになっており、食品関係事業者も大変な努力をされていると思いますが、行政においても生ごみの堆肥化についてはごみ推進事業補助金として毎年予算を組んで対応をしておりますが、今年度においても電動生ごみ処理機購入補助金やコンポスト購入補助金、ぼかし容器補助金等に毎年実績を見ながら同じような予算を計上しておられますが、今年度においても生ごみ処理機の補助金については全体で 870万円の予算となっておりますが、どれだけの台数が出ればどれだけの減量につながっていくのか、これもある程度台数、今までどのくらい出たかわかりませんけれども、どれだけの台数が出ればどれだけの減量につながっていくんだということもできたら把握していただけたらありがたいと思っております。ただ予算だけ計上して、そして補助金をどんどん出して、どれだけの減量ができておるかわからぬというようなことがあってはいけないのではないかと思います。毎年 800万円、 900万円という補助金を出します。したがって、このことによってどれだけの減量ができるかということもやはり把握していく必要があるのではないかと思いますが、その辺についてはどのように考えておられるか、お聞かせ願いたいと思います。


◎環境部長(星野喜典君) 

 家庭からの生ごみの自家処理の関係で方法は3つございます。1つはコンポストといって自然のぼかし等を使って畑とか庭のところへひっくり返して、そこの中に入れていく方法、そしてもう1つは、EM菌等を使って密閉バケツでそれぞれ処理して堆肥化する、そして3つ目が電動生ごみ処理機というものでございます。
 これの実績でございますけれども、トータルでのお話になりますけれども、平成16年度までの関係でございます。旧一宮市、旧尾西市、旧木曽川町の補助の総数でございます。電動生ごみ処理機が 4,570台、コンポストが 7,521基、密閉バケツが 3,531個でございます。この使用率等、これのアンケート調査の結果を追ってやっておるんですけれども、使用率、あるいは耐用年数等から追っていって、また1台当たりのごみ処理量等を勘案して計算しますと、現在の使用台数等から計算していきますと、年間約 1,600トンのごみが、家庭における生ごみ処理で 1,600トンのごみが処理されていると推計されます。今までの累計、一宮、尾西、木曽川、それぞれが始めている年度も違って申しわけないんですけれども、累計の金額については申しわけないですけれども、現在つかんでおりませんので、お願いいたします。

◆63番(鍋野正勝君) 

 そのように各家庭でもそれぞれがそういった補助金をいただいて、自分でも少しでも努力しようと行っておられるわけでございますけれども、その生ごみを処理して堆肥にして使う方は、その肥料を使える方は非常に利用度があるわけでございますけれども、そういった畑だとか、そういったことのない方については、協力していこうという意識はあっても生ごみの肥料がつくられたときに持っていくところがない、こういうことでなかなか踏み切れない方も多くおられると私は思っておりますけれども、もしそういったものを市の方でどこかで引き取りますよと、こういうことになりますとそういった協力していただける家庭がかなりあるんではないか、このように思いますけれども、そのことについてお考えはございませんか。


◎環境部長(星野喜典君) 

 生ごみの処理で先ほども申し上げました3つの方法のうち、コンポストと密閉バケツの関係は、条件としては自分のおたくで、あるいは畑で肥料として使える方が条件になってきます、当然肥料をつくるわけでございますので。ただ、電動生ごみ処理機の場合は、機能としては減量して約10分の1になります。その減量効果があります。そして、アンケート結果でこの電動生ごみ処理機でごみとして出す人の割合は約13%、これも減量の1つになっておりますけれども、13%の方が電動生ごみ処理機で処理した後ごみとして出してみえるという結果でございます。現在それを、例えば業者がどこかで集めてということまでは考えてはおりません。


平成26年  3月 建設水道委員会

◎公園緑地課長(加藤重明君)

 周辺の市民の皆さんに、特に温故井池ですけれども、どういう形になったらいいでしょうかというアンケートだとか、公園に遊びに見える方に直接お話をお聞きしましたところ、大方の方は水が汚いとおっしゃられる。水が汚い理由は何ですかと聞くと、水の色が悪いと。夏場に止水域、水の動きがない閉鎖性の池でございますので、アオコが非常に発生しやすいということです。温故井池の環境を改善するに当たって優先すべき課題としては、水質の改善。水質の改善は何かというと、水の色の改善。水の色の改善をするためにはアオコの発生を抑制することというふうに方向づけをさせていただきまして、今浅井山公園の温故井池に定常的に入る水というのは、井戸水と、夏場は田んぼの落ち水が日光川に入りますので、日光川から一定量導水をしております。しかしそれだけの水ではアオコの発生は抑制できません。それで水位低下実験ということで、水位を60センチぐらい下げました。なぜ下げたかというと、新しい水が入って、出口から出て行くまでの間にアオコが増殖するわけです。滞留時間を短くすることによって、アオコの発生が抑制されないかという実験をしました。そのところ、温故井橋から上流の小さな前池でアオコの発生はほぼ解消されました。しかしながら、温故井橋から下流側の大きいほうの池ですけれども、こちらは減少しましたが、解消には至っておりません。それで、どうしたら解消するかということですけれども、日光川からの導水量をふやせば改善されるだろうと。入れる水を多くすれば滞留時間が短くなりますので、アオコが発生する間がないというようなことで、現在、日光川を管理している愛知県と何とかもっと水をくださいというような協議を進めているところでございます。


◆委員(浅井俊彦君)

 ヘドロはどのくらいたまっていますか。

◎公園緑地課長(加藤重明君)

 ヘドロは私が十五、六年前か20年くらい前に実際に測量したときには、高さをはかるスタッフが床づけしてからずぶずぶと入っていって、相当たまっておるなと思っておったのですけれども、その後、いろいろ改善策を講じてきたせいもありますし、ボランティアでEM菌を定期的に投入していただいています。その効果かどうかわかりませんけれども、実際のところ相当量減っております。今30センチくらいしかないんじゃないかと思います。

◆委員(浅井俊彦君)

 そのEM菌がヘドロになっているんだ、実際問題としては。30センチばかりじゃないと思いますので、定期的にヘドロを吸い上げてもらうか、何か勘考してもらわないと、水質がよくならない。今後ともよろしくお願いします

  • 最終更新:2014-11-19 12:06:32

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