久喜市(2)

久喜市議会とEM(その2)

平成23年  2月定例会-02月20日-02号
◎ 市長(田中暄二)
  次に、焼却炉についてのご質問でございます。久喜宮代衛生組合におきましては、以前から焼却処理量の削減に取り組んでまいったところでございます。啓発事業によるごみそのものの発生抑制はもとより、プラスチックごみの分別の徹底、モデル地区から発生する生ごみのHDMシステムによる処理、剪定枝の回収、破砕処理など、ごみの減量化及び資源化の推進等により、焼却ごみの減量化に積極的に市民の皆様等のご協力をいただきながら取り組んでまいりました。また、合併により新たなエリアでの分別や収集方法につきましては、合併協議における3年以内に速やかに統一するとの方向性に基づき、廃棄物減量等推進審議会で検討を行うなど、管内全域での統一に向けた調整作業に着手したところでございます。今後の焼却施設のあり方につきまして、巨大な焼却炉はやめて順次小型の炉に切りかえていくことを目指すべきとのご提案でございますけれども、焼却炉の規模につきましてはさまざまな減量化によってなお残る焼却ごみの見込み量が前提となってくるわけでございまして、一般廃棄物ごみ処理基本計画の検討と一体的に整備されるべきものと考えております。このようなことから、私といたしましても、地球温暖化防止等につながる環境対策といたしましても、巨大な焼却炉を建設することを望んでいるわけではございません。今後とも久喜宮代衛生組合の働きかけや連絡調整を密に行い、適正な方向性を確保してまいりたいと考えております。

平成23年  2月定例会-02月28日-06号
◆ 15番(鈴木精一議員)
  大項目の1番、EM菌の活用について伺います。EM菌とは、共存共栄する有用な微生物の集まりという意味で、このEM菌を環境、農業、教育などの分野で活用していこうという動きがあります。具体的には、自然環境では河川などの水質浄化、農業では減農薬、化学肥料の低減、家畜農家では悪臭の緩和、教育分野では環境学習、プールなどの維持管理に役立てようとするものです。EMは、特殊な微生物ではなく、普通に自然界に生息分布しています。その中から自然を浄化する働きや物質の整合性を行う働きを持つ有用な微生物を取り出し、人の手で培養させます。考え方、とらえ方としては、日ごろ私たちがよく食する乳酸菌などと考え方は一緒ですが、その応用の範囲を農業、環境、施設の維持管理に拡大をしていくととらえていただければわかりやすいと思います。
  沖縄県うるま市では、EMを使った環境に優しいまちづくりを施政方針に据えています。東京都千代田区では、NPOと組んで日本橋川、神田川の水質浄化に努めています。泳げる川の復活を目指しているとも聞いています。お隣の加須市では、学校プールの水質浄化や維持管理に役立てています。このような取り組みを行う自治体がふえてきています。ここで紹介したのはあくまでも一例でありますけれども、EMの可能性を調査し、活用の幅をもっと広げるべきではないでしょうか。
  そこで、小項目の1番として、全般的なEM菌の有効性を調査し、活用実態の把握に努めるべきではないでしょうか。
  小項目の2番として、本市の取り組み、総括はどのように評価されているのか伺います。
  小項目の3番、プールへの活用、水路の水質改善、農業への活用など、国内外での取り組みが行われ、その実績報告が上がってきています。本市でも一部使われていますが、活用の幅を広げるべきではないでしょうか。
◎ 環境経済部長(中山幸男)
  まず、全般的なEM菌の有効性についてでございます。民間研究所の資料によりますと、EM菌とは、共存共栄する有用な微生物の集まりで、特殊な微生物ではなく、自然界に生息分布している微生物の中から、自然界を浄化する働きなどを持つ有用な微生物を集めたものとされております。具体的には、自然界に生息する光合成細菌、酵母、乳酸菌、放線菌など、人間にとって有用ないわゆる善玉菌を組み合わせたものでございます。EM菌の有効性としましては、これらの善玉菌が有害物質からビタミンや植物の養分を合成したり、有機物の腐敗を防ぎ、発酵を促進し、有効な養分にしたり、また抗生物質を生成し、病原菌を抑制するなどの働きがあるとされております。このようなEM菌の働きにより、土壌の質をよくする目的や家畜などのふん尿の悪臭を弱める目的、また水質浄化の目的などで使用されていると聞いております。
  次に、活用実態の把握についてでございます。市としまして、EM菌に関しての使用状況や効果などの活用実態につきましては、特に把握してございませんが、これらのEM菌の有効性を生かして、一般家庭での生ごみ堆肥の製造、トイレの悪臭対策、農家による農地の土壌改良、また自治体では学校のプール清掃や河川などの水質浄化に活用されているようでございます。
  続きまして、(2)のご質問に対し、ご答弁申し上げます。まず、EM菌の活用に関しての市の取り組みでございます。市の取り組みといたしましては、悪臭対策やプール清掃にEM菌を活用しております。悪臭対策では、本町7丁目にございます甘棠院の竹林に毎年3月ごろから9月ごろまで営巣するサギのふんのにおい対策として、においの成分をEM菌が分解することにより、少しでも悪臭を軽減できないかということで、平成19年度から毎年度2回ずつEM菌を竹林内に散布しているところでございます。
  また、久喜宮代衛生組合の久喜宮代清掃センターにおきましては、ごみを投入するピットの悪臭対策としまして、平成20年度から夏季を中心にピット内にEM菌を直接散布しております。
  プール清掃につきましては、江面第二小学校が平成20年度から行っております。具体的には、3月にEM菌をプールに入れ、5月下旬に先生と3年生から6年生までの児童が清掃を行っています。
  次に、EM菌活用の総括でございます。まず、悪臭対策に関してでございます。サギのふんのにおいに関しましては、気象条件や気温などによってにおいが変化することも考えられ、またEM菌を散布することにより、劇的ににおいが解消されるということはございませんので、客観的に効果をはかるということは難しい面もございます。このようなことから、甘棠院の竹林周辺の市民の方からは、「以前とにおいが変わらない」といった声がございますが、その一方では「悪臭が少し軽減した」といった声も聞いておりますので、市といたしましては、一定の効果があったものと認識しております。
  また、久喜宮代衛生組合の久喜宮代清掃センターのピットに関しましても、サギのふんのにおいと同様に客観的に効果をはかることは難しいところですが、EM菌の散布による悪臭の軽減がされたと聞いております。
  次に、プール清掃に関してでございます。EM菌を活用すると、ぬめりや汚れが落ちやすいと言われておりますが、江面第二小学校のプールは、壁の表面がざらざらしているコンクリート製ということもあり、効果の把握が難しいところではございますが、環境教育の一環として実施しているところでございます。
  続きまして、(3)のご質問のうち農業への活用についてご答弁申し上げます。EM菌の農業への活用といたしましては、一般的に土壌改良剤として活用されているようでございます。農作物を生産する上で農地の土壌状態は、生産物の良否を左右する非常に重要な要素でございます。EM菌は、土壌改良剤として一般的に有用であると言われております。実際に市民農園利用者でEM菌を利用して野菜を作付している方がいらっしゃいますが、使用しない場合に比べ、色、つやがよく、大きな野菜が収穫できたということも聞いております。今後農業へのEM菌の活用につきましては、専門的知識を有します春日部農林振興センターの技術普及員の指導を仰ぎながら、管内JA等の関係機関と連携し、コスト等を含め、農業者が利用する場合の適否について研究してまいりたいと考えております。
◎建設部長(森田晃) 大項目1の(3)のうち、水路の水質改善への活用に関するご質問に対しまして、ご答弁申し上げます。
  現在本市の水路、河川等の水質改善につきましては、しゅんせつや清掃で水質を向上するよう努めているところでございます。EM菌につきましては、各自治体で水質改善に使用しているようでございますので、本市におきましても、EM菌が河川等にどれだけ効果があるか調査研究してまいりたいと考えております。
◎教育部長(立川里子) 次に、大項目1の(3)のうちプールへの活用についてご答弁申し上げます。
  現在江面第二小学校を除く市内小中学校のプール清掃は、ブラシによる水洗いにより行われております。EM菌を使ったプール清掃につきましては、より一層環境教育を推進するとともに、プール清掃の軽減を図るため、先進事例や江面第二小学校の成果を踏まえながら調査研究してまいりたいと考えております。
◆15番(鈴木精一議員) ご答弁ありがとうございました。
  最初のEM菌のところから再質問させていただきたいと思います。市の取り組みの総括のところでよく出てきた言葉が、効果がはかれない、逆に一定の効果があった、悪臭的には効果があった。プール清掃とあわせて、EM菌を散布したことによっての悪臭の効果だとか、そういうふうなことを取り上げて市の総括をされていましたけれども、EM菌に関しては、もっと本来は効果があるものだというふうに私はとらえていますし、もっと活用すべきという意味で今回このような質問を組ませていただいたのです。それで、ご認識をまず伺いたいのですけれども、市としての総括としては、一定の効果があったとか、悪臭には効果があったというふうに言っていらっしゃるのですよ。でも、私が質問の段階で申し上げたとおり、国内でも例えばうるま市にしても、川西市にしても大きな効果があった。場合によっては経費削減効果があった。そして、例えばプールに関しては、清掃面での問題点、それからトイレなんかもそうなのですけれども、維持管理にも役に立っている。要するに施設が長もちをするという効果まで報告されています。
  国内においてはこんな程度の話なのですけれども、海外においてはもっとEM菌というのは効果があるということを政府も認めているのです。アメリカでもヨーロッパでも今普通に使われてきていますし、一番最初にこれを持ち上げた日本が一番逆に認識的にはおくれてしまっているというのが現状なのだと思うのです。本市としては、そのあたりまで含めて、効果の把握だとか、EM菌の認識を立てていくべきだというふうに思うのです。このご答弁ではほとんどそういうふうな意識は持っていらっしゃらないのではないかというふうに思うのですけれども、国内外での意識の格差、それをどういうふうに考えていらっしゃるのか。それから、国内における自治体での意識の格差、そのあたりどのように把握をしているのか。ご答弁からは意識が物すごく低いようにしか受け取れないのですけれども、ご見解を伺いたいと思います。
◎環境経済部長(中山幸男) ご答弁申し上げます。
  先ほど私のほうの答弁の中で、一応効果がはかれない、それから効果があったという部分がございました。特に効果がはかれないという部分につきましては、においという形の中で数値的な測定がなかなかできないという形の意味でお話を申し上げたところでございます。また、効果があったという部分につきましては、これも数値的なものがあったわけではございませんけれども、使われている住民の方、それから周辺の方の意見をもって、そのような効果があったのだろうというような答弁をさせていただきました。認識としましては、今先ほどご質問者のほうから、海外においてはもう少し政府が認めているし、認識が高いということでご意見ございました。私としましては、国内の情報をとったという形の中で、ちょっとご質問者との間に認識の差が非常にあったということは認めますけれども、それらにつきましても、もう一度今インターネット等ありますので、いろいろ情報をまたとっていきたい。また、そういう意味で認識を図っていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
◆15番(鈴木精一議員) 今のご答弁は理解をいたします。本当に理解を深めて活用の幅を広げていただきたいなと思うのです。EMに関しては、余談になりますけれども、EMが普及していく過程でいろいろそごがあったということもあって、国内では認識がおくれているというのがあるのです。アジアだとか、中東だとか、中南米では政府を挙げて取り組んでいるという実態がありますし、ヨーロッパでもアメリカでも一般的に使われ始めてきている。国内でもこのような川西市では環境基本計画の中に入れ込んできたり、沖縄のうるま市では施政方針の中に入れ込んできたり、そういうふうな実例がどんどん出てきていますので、積極的な取り組みを行っていただきたいな。そういう中で経費削減効果、施設の維持管理で大きな成果が、施設を長持ちさせるという効果がありますから、行政にとっては施設が長く使えるというのは、コストの面でも大きな効果があるはずなのです。ぜひ積極的に意識を改革していっていただきたいなと思います。
  それから、教育委員会のほうでプールの関係なのですけれども、江二小の効果を踏まえ、それ以外の事例を考えながら調査研究していくというのですけれども、3月に入れるのですから、今から入れれば間に合うと思うのですね、実際には。今江二小だけで使われていますよね。このプールでのEMの投与というのは、全国では最近聞いた数字では1,560のプールで使われていると。関係者から聞いたのですけれども、北は青森から南は沖縄まで使われている。何で北海道が入らないかといったらプールがないと言われたのですけれども、全国で普通に使われて、江二小の場合には、壁がざらざらするので、効果がはかれないと。効果がはかれないところの答弁をいただくよりは、今1,560のプールで使われているのですから、そちらのほうの情報収集を早急に行って、効果が認められているということを明確に調査をした上で、調査研究をするのではなくて、実行に移すべきだと思うのです。環境教育の一環で行うのも大事ですけれども、実際には市民の皆さんだとか、保護者の皆さん、学校は成果を求めているのですよ。いかがでしょうか。そういうふうな実例をまずは早急に調査した上で、3月に投与する。5月にもう一回投与するらしいのですけれども、今からやれば間に合う話なので、取り組んでいくべきだと思うのですけれども、ご認識をお聞かせください。
◎教育部長(立川里子) 再質問にお答えいたします。
  EM菌のプール清掃への活用についてでございます。先ほどもご答弁申し上げましたけれども、江面第二小学校現在実施しておりますが、プールの材質上、EM菌の効果の把握というのがなかなか難しいところでございます。そのような中でございますが、平成22年度にEMの培養液の量を150ミリリットルから200リットルにふやしたところ、汚れの落ちぐあいが多少違うというようなお話も聞いておりますので、そういったことも踏まえて、あとまたプールの材質も市内小中学校には金属製などもあるので、効果がわかりやすいものもあると思われるので、ちょっと研究をしてまいりたいというふうに考えております。今おっしゃられたように、先進事例が全国で1,560もあるというような状況でございますので、まず先進事例を調査させていただきまして、市内の小中学校と協議をして対応について検討してまいりたいと思います。
◆15番(鈴木精一議員) 早急に取り組んでいただきたいと思います。江二小だとか、ほかのプールもそうなのですけれども、汚れが落ちないから、ゴシゴシ、ゴシゴシこすってざらざらになって、ざらざらになれば、当然その後の維持管理だって大変だし、それからそれの補修のことを考えればまた大変になっていくと。こういうふうなものを活用しながら、維持管理を楽にさせているとか、施設を長もちさせているという事例は幾らでもあるのですから、教育委員会にとっても大きなメリットのある話ですので、早急に研究調査を進めた上で、しっかりとした明確な成果が出せる対応をとっていただきたいとお願いをします。
  それから、水質に関してなのですけれども、水質の改善なのです。河川等に効果があるか調査研究をしていく。役所では必ずこの調査研究から入るのですけれども、皆さんが調査研究をされる。議員が質問をしてこういうふうなことに関して調査研究をしてください。もしくは、その質問を受けて調査研究をすると、行政としては必ずこう答弁をされることが多いのですけれども、皆さんが調査研究をするということは、何を目指して調査研究をするかなのです。その調査研究をすること自体も市民の皆さんの税金を使ってやっているというご認識を持っていただければ、いかに明確な成果を出していくかということを問われているのだと思うのです。市民の皆さんが、納税者の皆さんが税金として払った対価は成果なのだと思うのです。この河川等についても効果があるか調査研究をしていくというのですけれども、今埼玉県では川辺再生100プランというプランをつくっていますよね。幾つかの川をパイロットプラントとして浄化に取り組んでいる。
  大もとのスタートというのは、ある民放番組で埼玉県内の芝川という川で浄化をしよう。どぶ川みたいな川を子供たちが遊べる川に改善をしようということがスタートなのです。それが埼玉県の目にとまって埼玉県の施策となって今県の施策として再生100プランというものが出てきているのです。そのときに民放番組で使った手法が実はこのEMなのです。ご存じだと思うのですけれども、えひめAI、えひめAI2というのを使って河川浄化に取り組んでいったのです。ですから、大もとはEMを使った河川浄化なのです。
  ここに日本橋川・神田川に清流をよみがえらせる会、日本橋川を泳げる川に変えようではないか。NPOが中心となって動いて千代田区がサポートをして、周辺の企業だとか、市民が協力をする形でEMの投与を行って河川浄化に取り組んでいるのです。市としても、県が再生100プランで動いている。市内の河川をひとつ市が中心となって河川浄化に取り組んでいいのではないかと思うのです。まさにこれは市の施策として打ち出してもいいのではないかなと思うのです。そんなにEMを使うのであればお金はかかりません。土壌を大幅にさらうとか、そういうふうな手法は使わないで済みますから、ローコストでありながら大きな成果が見込める手法だというふうに思っているのです。
  それで、これは一つの提案なのですけれども、中落でやってみたらどうかと思うのです。一番やりやすいですし、市民の皆さんに成果が見えやすい場所。中落でこの河川浄化EMで取り組んでみる、そのようなことを提案したいと思うのです。先ほどのご答弁では調査研究をしていくというご答弁なのです。どうしても最初に申し上げたように、調査研究からその先に進んでいただかないと、皆さんが払った税金の対価として明確なものが見えないと思っているのです。そういうふうに久喜市としても明確な河川浄化に取り組む姿勢があるのかどうか、それお願いします。
◎建設部長(森田晃) 再質問にお答えをいたします。
  河川浄化についての質問でございます。質問者ご指摘のとおり、旧芝川での関係につきましては、テレビ等でも放映をされたものでございまして、広く知られているところではないかと考えております。そのほか県内でも水質浄化に関しての活用事例等があるようでございますので、それらの先進地の事例を調査をしながら、それとあわせて先ほど場所を中落堀でやったらというようなご提言がございました。やはり市民の皆様にいろいろとご協力、またボランティア等でご協力も必要になってくるかと思いますので、そういった環境経済部との連絡調整を図りながら、また先進地の事例、ノウハウ、2月の21日の埼玉新聞には隣の幸手市の倉松川の浄化の関係の記事が掲載をされておりましたので、早速幸手市のほうのこちらのほうの団体等によくノウハウを教えてもらいながら、何とか役所でできる水辺再生にも対応していく必要があるのかな、このような考えでおります。

平成23年  9月定例会-09月05日-03号
◆ 15番(鈴木精一議員)
  小項目の2番、地域農業の再生に向け、農業基本条例を制定すべきですが、いかがでしょうか。
  大項目の3番、EM菌の活用について伺います。EM菌は、共存共栄する微生物の集まりという意味で、河川浄化や悪臭対策、農作物の活用など、環境、農業、教育分野で活用されるようになってきています。本市では、これまで悪臭対策やプールの清掃管理にEMが使われていますし、県でも河川浄化などで大きな成果が上げられてきています。沖縄県のうるま市のように、EMを使った環境に優しいまちづくりを施政方針に据えているところもあり、EMを市政運営に積極的に取り入れていこうとする自治体がふえてきています。このEMについては、ことしの2月議会で取り上げ、教育委員会、環境経済部、建設部のそれぞれから調査研究をしていくとの答弁をいただいています。
  そこで、これまでどう取り組んでこられたのか、これまでの経緯と今後の見通しについて伺います。
◎ 環境経済部長(中山幸男)
  次に、大項目3のご質問に対してご答弁申し上げます。初めに、環境分野でございます。まず、EM菌活用の取り組みでございますが、本町7丁目地内にございます甘棠院の竹林に毎年3月ごろから9月ごろまで営巣するサギのふんのにおい対策として、平成19年度から毎年度2回ずつEM菌を竹林内に散布しているところでございます。過去に散布いたしました際に、竹林周辺の一部の市民の方から悪臭が少し減少したといった声も聞いており、一定の効果があるものと考えておりますことから、今年度につきましても平成23年7月22日に同様の場所への散布を行ったところでございます。
  次に、今後の見通しでございますが、今後も地権者の理解を得ながら継続的にEM菌の散布を行えればと考えてございます。
  次に、農業分野についてでございます。EM菌の農業への活用につきましては、土壌改良材としての活用がされているとのことでございます。県や農業関係団体、インターネットから情報の収集に努めてまいりましたが、賛否両論があり、EM菌が他の土壌改良材と比べて特に秀でた効果がある旨の情報を得ることができない状況でございました。今後につきましても、引き続き調査研究をしてまいりたいと存じます。
◎建設部長(森田晃) おはようございます。大項目3のご質問に対しましてご答弁申し上げます。
  平成23年2月議会におきまして、EM菌を活用しての水路の水質改善についてのご質問をいただき、早速EM菌によります水質浄化の効果につきまして県内の自治体を問い合わせいたしました。調査いたしました自治体では、EM菌を市が購入し、河川の浄化活動を行っている団体がだんごをつくり、菌の活動が活発となる5月から11月に毎月河川に投入しているとのことでございました。投入後の効果といたしましては、においの軽減、河床からのガス発生の減少、ドジョウやカワセミといった生物が戻りつつあるという状況で、EM菌により生物の活動を活性化させることで効果が得られているという内容でございました。このことを踏まえながら、引き続き調査研究してまいりたいと考えております。
◎教育部長(立川里子) おはようございます。続きまして、教育分野についてご答弁申し上げます。
  EM菌を活用したプール清掃につきましては、本年2月議会でご答弁申し上げましたとおり、平成20年度から江面第二小学校において実施しているところでございます。江面第二小学校では、今年度につきましても従来同様にEM菌を活用したプール清掃を実施したところでございまして、その効果といたしましては先生方の声として、EM菌を活用したほうが清掃しやすいという意見が寄せられたところであります。
  また、近隣市町の取り組み状況を調査したところ、春日部市の一部の学校でEM菌を活用したプール清掃を実施しておりまして、その効果として、プールの利用がないときでも比較的水がきれいであるやプール清掃が楽になったなどがあると伺っております。これらの調査結果を踏まえ、教育委員会といたしましては来年度以降、各学校の協力を得ながらEM菌の活用をしたプール清掃を実施してまいりたいと考えております。
◆ 15番(鈴木精一議員)
  では、その次にいきます。EM菌のことで再質問をさせていただきます。教育委員会のほうですが、教育委員会のほうは理解をいたしました。来年度各学校の協力を得ながらやっていくということですので、1校でも多い協力を得てやっていっていただきたい。そうすると、前回の質問の中では江面第二小学校は効果が見えにくいという話をされていましたけれども、実際にいろんなプールをやってみると、具体的に効果が出やすいものとか、新たな効果というものも見えてくると思いますので、まずはたくさんの学校に参加をしていただくように取り組んでいっていただきたいと思います。これは、要望とさせていただきたいと思います。
  次に、環境経済部ですけれども、環境経済部に関しては農業分野で活用していっていただきたいなというふうに思っています。ここにEM実践事例2010というふうな本がありますので、後でお届けをさせていただきたいと思います。この中には、EMを使った農業振興、またEMを使った特徴のある農作物づくりというのも実践をしていますので、こういうふうなものも含めて農業にEMを活用していく、そういう道を開いていっていただきたいと思います。これは要望で結構です。
◎建設部長(森田晃) 答弁をさせていただきたいと思います。
  ご質問者ご指摘の中落堀の関係でございますが、まさに適した場所で、大変重要な河川でございますので、浄化を図っていきたい、このように考えておるところでございますが、中落堀等の中の、先ほどお話ししましたリバーサポート制度に基づく団体が青毛堀、備前堀で、中落堀にはないわけでございますので、団体のほうとの交渉というか、打ち合わせ等を進めながら、実施に向けた検討を進めていきたいと考えております。
◆15番(鈴木精一議員) 研究、検討していく内容がもう一歩も二歩も前に進んだというご答弁をいただいたと思います。そこで、前回質問の中で、この水辺の再生を図っていくときに、久喜市として一番やっぱり費用対効果という問題を考えると、ヨーカドーの隣の中落堀で実践をしていくことが市民の皆さんにもわかりやすいですし、そこがきれいになったということが市民の皆さんにわかることで、このEMを使った、もしくは河川浄化というものが本当に効果を発揮しているのだということが費用対効果の面でも見やすいと思うのです。そういうふうな提案をさせていただいたわけですけれども、この中落堀で実践をしていくという考えについては、先ほどの答弁の延長になりますけれども、どのように考えていらっしゃるのかお願いいたします。
◎建設部長(森田晃) 答弁をさせていただきたいと思います。
  ご質問者ご指摘の中落堀の関係でございますが、まさに適した場所で、大変重要な河川でございますので、浄化を図っていきたい、このように考えておるところでございますが、中落堀等の中の、先ほどお話ししましたリバーサポート制度に基づく団体が青毛堀、備前堀で、中落堀にはないわけでございますので、団体のほうとの交渉というか、打ち合わせ等を進めながら、実施に向けた検討を進めていきたいと考えております。

平成23年  9月定例会-09月06日-04号
◎ 環境経済部長(中山幸男)
  次に、対策を講じる上での問題点でございますが、当該箇所につきましては民有地となっており、地権者の協力を得なければ根本的な対策を講じることは難しいものと考えております。しかしながら、市といたしましても現状について改善する必要があると考えており、地権者には地域にお住まいの方々の声をお伝えするとともに、地権者と協議の上、サギのコロニーとなっております竹林に平成19年度から毎年悪臭対策としてEM菌の散布を行っております。また、風通し及び日当たりをよくすることにより、悪臭を少しでも改善することができると考え、枯れた竹の間伐を行う際には市職員も協力をしております。このような対策を講じておりますが、市で行える対策は、当然ながら地権者の協力がいただける範囲となりますので、今後とも地権者と協議を重ねながらどのような対策が講じられるか、模索してまいりたいと考えております。

平成23年  9月定例会-09月07日-05号
◆ 16番(並木隆一議員)
  ちょっと質問させてもらいます。池の環境改善、環境浄化のために、先日鈴木精一議員がその有効性を評価し、質問しておりましたEM菌の活用についてはどうでありましょうか。
◎建設部長(森田晃) さきのご質問者にお答えしたとおりEM菌の活用につきましては、今後調査研究してまいりたいと考えております。


  • 最終更新:2014-01-13 18:29:50

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