函館市

平成12年第4回 9月定例会

◆ (竹花郁子議員)

それから、ごみの減量に関してなんですけれども、これは徹底して分別してリサイクルをしたいと思っている方は、私の回りには結構多いんですけれども、なかなかそのルートがない場合が多いんです。で、結局ごみになるものは多いんです、今の状態では。それはプラスチックもそうなんですけれども、例えば衣類なんかでも、お子さんが多い場合に、家族の人員が多い場合には膨大な量になります。今回収しているのは、ウエスになるようなものだけなんですね。そうすると、洋服をつくったときの端切れから一般衣料までかなりのものがごみに今はなります。で、フリーマーケットに出したり、さまざまなことをしてもごみになる量が多くて、胸が痛むわけです。で、その辺をきちんとリサイクルルートを市民とも話し合い、業者とも話し合ってつくっていってほしいと思うんですが。
 で、トレーは店頭で回収しているところがありますというお答えでしたが、その数は少ないですね、まだ。で、トレーだけじゃなくプラスチック類は非常にたくさんのごみになるんですが、その店頭にわざわざ分別してスーパーに持っていっても、そのスーパーからリサイクルされているかというと、一部のスーパーしかリサイクルにつながってないんですね。これは去年の時点の調査なんですけれども、結局はそのリサイクルができないから市の処分場に持っていっているというのが大半でした。
 で、1つ質問なんですけれども、それから回りの町を私は見てきました。大野町、七飯町、上磯、全部資源ごみでプラスチック類を集めていました。で、聞きましたら、容器プラスチック協会ときちんとコンタクトを取って、そこからリサイクルにつながるということを話していましたので、この秋に連絡すれば来年から間に合うんじゃないかというようなことも聞きましたので、電話しましたら、そこでは最短でも平成14年に厚生省から書類をもらって申請して、平成15年からというようなことを話されていました。そうすると、早急に先ほどプラスチック類の回収を検討しますということをおっしゃっていましたが、その早急にというのは14年か15年になるんでしょうか。それとも市独自でプラスチック類を油化するようなことを考えてらっしゃるんでしょうか。それ2点目、お聞きします。
 で、このプラスチック類の回収、資源化ですね。これは本当に今ごみを資源化してゼロ社会に向ける場合に大切なことと思いますので、ぜひ早急にやってほしいと思うんです。
 それから、これは質問ではないんですが、どうしてもごみになるものも出てくるんですね。で、学校教材なども非常にふだん使えるようなものを学校教材にという場合が多いんですけれども、例えば1年生の算数セットなどは、私は代々使えるように学校で購入して、使用料を払ってもいいですから代々使っていくですとか、そういった工夫も今後学校の中でも、それからほかの面でも必要だと思います。使い捨て文化の時代ではないと思います。

 それから、生ごみに関しましては、近くの恵山町がEMボカシを用いています。で、生ごみの堆肥化に取り組む家庭全部に助成するとか、堆肥にしたものを収集利用するシステムなど、これをぜひとも研究していただきたいと思います。
 それから、今のままでは、現状では有料化、不公平感ぬぐえないんですよね。で、先ほどさまざまな家庭があるということで、子供をたくさん育ててる家庭もあります。介護している家庭もあります。そういった家庭は努力してもやっぱりごみの量は多いんですよ。で、減免は生活保護世帯だけでいいのかどうか。で、ある一定量の袋を配ったらどうかというような案もありましたし、いろいろな方法があるんですが、公平感を持たせるような工夫というものをどう考えていらっしゃるのかお聞きします。

平成14年第4回 9月定例会

◆ (竹花郁子議員)

 3番目に、学校での食・農・環境教育についてです。
 毎日口にする食べ物が、体と心をつくっていきます。学校教育には、知育、徳育、体育という3つの分野があり、十数年前から食育を加える動きが出てきました。さらに食と農業をつないで、生活の根源を学ぶ食・農教育も総合学習等で行われるようになってきています。市内の小・中学校での食育の取り組みと家庭や地域・学校間の協力、連携はどのようになっていますか。市のホームページで検索しましたら、特色ある授業として、かなりの学校が教材園での野菜づくりを行っていますが、学校菜園や農業体験などの取り組み状況をお知らせください。

 また、先日私は、ある小学校の社会科の授業で段ボールでの生ごみ堆肥づくりの話をする機会に恵まれました。この小学校では、学校菜園で子供たちが野菜を育てています。子供たちに生ごみをごみと思わせたくない、できた堆肥を学校菜園に利用したいという保護者の方たちの熱心な要望と先生方の御努力で、この出前講座が実現しました。当日は4年生2クラス80人と保護者約60人が、土が育てたものが土に戻る体験をして、土の中の微生物の働きに驚き、身近なことから自然を守っていくことの大切さをわかったなどとの感想をいただきました。全国的にも、EM菌等を使ったりした生ごみ堆肥づくりを環境学習に取り入れている学校がふえていて、子供たちのリサイクルの意識向上や自然環境への関心などに大きな成果を上げていると聞いています。資源保全や循環型社会を学ぶ一環として、生ごみ堆肥づくりを総合学習などで取り入れていく考えはないでしょうか、お聞きします。

◎ 教育長(金山正智)

 最後は、堆肥をつくる活動に取り組むべきではないかとのお尋ねでありますが、生ごみから堆肥をつくることを身近に体験することは、子供たちが生ごみの排出量を減らし、肥料として活用することやリサイクルの考え方等を学ぶなど、環境保全についての関心や意識を高める活動の一つであろうと考えております。私どもといたしましては、竹花議員御指摘の活動も含め、さまざまな環境教育にかかわる取り組みを今後各学校に紹介してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


平成15年度函館市各会計決算特別委員会

◆(小山直子委員)

 生ごみの堆肥化については、EM菌で堆肥化や水質浄化に成功した自治体もありますし、札幌グランドホテルでも、1日に出る生ごみ約1トンが4分の1に減量され、しかも肥料化され、それでつくられた有機野菜や米を使うということも進んでおりますので、ぜひ、今後、検討をお願いします。

◎環境部長(岡田芳樹)

 イベントごみの取り組みについてのお尋ねです。
 環境部では、イベントを開催する際の環境配慮の視点を具体的に示した「環境にやさしいイベント開催の手引き」を平成16年3月に作成し、庁内・各部局はもとより、市民や団体に周知を図ったところでございます。その中では、分別や排出抑制についても環境配慮項目の一つとなっております。
 ごみの排出抑制は重要な課題でございますので、今後におきましても、イベントを開催する場合には、手引書の周知や配布を行うとともに、その主旨を十分御理解していただきながら、使い捨て容器を使わないよう啓発するなど、ごみの排出抑制につながるよう努めてまいりたいと考えております。
 「環境にやさしいイベント開催の手引き」につきましては、今年の3月に公表・配布しておりまして、平成16年度のイベント開催におけるごみの排出状況につきましては、市の主催・共催するイベントに限られますが、平成17年の4月ころにとりまとめる予定となっております。
 いずれにいたしましても、大きなイベントの開催に当たっては、開催状況を十分掌握した上、主催者に対し、ごみの排出抑制や適正処理につきまして徹底するよう、周知を図ってまいりたいと考えております。

平成16年第4回12月定例会

◆ (小山直子議員)

 さらに、給食にかかわって出された生ごみの堆肥化についてお聞きいたします。
 このことについては、今までも何度か議会で取り上げられていますが、東京世田谷区では3年前から全小・中学校に生ごみ処理機を導入して、年間4,000トンの生ごみを処理し、約70トンの堆肥ができ、農家にその堆肥を渡し、コマツナを栽培して給食に納入しているそうです。

 学校への電動生ごみ処理機の導入については、毎日重さをはかったり、においの問題などでなかなか管理が難しいようですが、一つの提案として、有用微生物EM菌を使用して給食の残食の一部、例えば汁物ではない米飯・パン・副食・果物の皮などを堆肥化し、学校の花壇や教材園で活用するようなことはできないでしょうか。

 EM菌を使っての堆肥化については、「市政はこだて」9月号で環境部がモニター募集をしていたり、旧恵山町では平成10年からクリーンセンターと衛生センターで、EMで生ごみやし尿処理を行っているそうです。「衛生センターでは、ひどいにおいが消えて作業員は喜ぶし、ハエも出なくなって人も立ち寄ってくれるようになったと、職員から喜ばれています」という記事が、当時の新聞に紹介されておりました。

 全国的にも、EM菌による堆肥化、あるいは河川・運河の水質浄化に取り組む自治体や、環境教育として取り入れる学校がふえてきております。
 この堆肥を使うと、土はやわらかくよみがえり、作物や花の実りもすばらしくよくなるそうです。また、堆肥化する過程でできる液肥に、消臭効果や浄化作用もあるそうです。子供たちの手でつくった堆肥を、花壇や教材園だけではなく、市民菜園で活用したり、近くの農家との交流に使えるようになると、環境学習及び地域学習にも広がり、大変いいと思いますが、いかがでしょうか。

◎ 教育長(金山正智)
 次は、環境学習についてのお尋ねでありますが、生ごみから堆肥をつくることを身近に体験することは、子供たちが生ごみの排出量を減らし、肥料として活用することやリサイクルの考え方等を学ぶなど、環境保全についての関心や意識を高める活動の一つであろうと考えております。

 現在、給食の残食につきましては養豚業者に収集を委託し、家畜の飼料として再利用している状況にありますが、小山議員御指摘のEM菌の活用につきましては、他地域で環境教育の一環として取り組んでいる学校もあると伺っており、今後調査研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


  • 最終更新:2015-03-13 09:17:37

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