千代田区

2005.12.06 : 平成17年観光施策推進特別委員会

◯嶋崎委員

 もう1点だけ済みません。アイガーデンのところの会社なのか何だかわからないんだけど、すごく川のことを考えていて、きれいにしようという情報はありますか。

◯山崎環境土木部長

 ええ、あります。

◯嶋崎委員

 それはちょっと詳しくわかりますか。

◯山崎環境土木部長

 あそこのちょうど神田川と日本橋川と分かれるようなところ、実際はそれほどは汚れていないんですが、見たところやっぱりまだ青粉とかいろいろ汚れがあるということで、そこをきれいにしたいという地域の方の活動といいますか、そういうことをしたいというお話がありまして、具体的にはどういうことかといいますと、EM菌という有効な菌ですね。

◯嶋崎委員

 何かまいたんでしょう。

◯山崎環境土木部長

 ええ。乳酸菌だとかいろいろ善玉の菌ですよね。そういったものを川の中に投入することによって水をきれいにすると。そういう動きが、全国いろいろあるんですけども、そういったことをやってみたいという話がありました。


◯嶋崎委員

 さっきの民間との関係ということの中ではぜひ連携をとっていただいて、少しでもあそこが、向こう側が整備されたわけだから、その川との関係をうまくやっていけば、あそこもひとつ何かそれなりになってくるのかなというふうに思いました。

2006.09.27 : 平成18年第3回定例会

◯16番(小枝すみ子議員)

 次に、神田川水上バスと親水公園の実現について伺いします。
 神田川水上バスに関する質問は、1998年9月に、つまり今からちょうど8年前の定例会でも取り上げさせていただき、「検討する」とかおっしゃっていましたが、引き続き質問と提案をさせていただきます。
 当時は、同年8月に建設省から発表された「リバーステーション構想」というのがありました。新聞でもお茶の水を候補地としてそのイメージ図付きで報道されたものでした。建設省に問い合わせてみると、担当者の方は「例えばの話ですよ」と笑いながら、「実現したらいいですよね」と言っていました。
 あれから8年、日本橋ブームの影響や水辺の復権に対する強い市民の期待もあって、EM菌散布による日本橋川の浄化の取り組みなど、様々な機運が高まっているのはうれしいことです。昔は、俎橋に「千代田丸」という区の舟が停泊していて、何らかの仕事をしていたように記憶しておりますが、それはともかくとしても、川から見る風景が格別のものであることは、神田川クルーズの経験者は味わっていることと思います。満ち潮のときは、頭を下げても橋の下をくぐるにはちょっと危ない時刻もあって、神田川・日本橋川の一周コースは少し難しいのかもしれません。でも、秋葉原から飯田橋までの間は、低過ぎる橋も少なく、かつ護岸も緑や公園などなかなか良い景観に恵まれています。殊に、昭和初期にかけられた聖橋とお茶の水橋の景観は、実にぜいたくと言えます。
 数年前、家族で大阪市の中心地をめぐる「なにわ探検クルーズ808橋」のツアーに参加をしてみました。飲み放題のおいしいビールやお弁当もさることながら、なにわの吉本興業の若手お笑い芸人が周辺の歴史的逸話を含めておもしろく話をしてくれます。川と観光の仕掛けは関連がありそうだと思いました。
 お茶の水の渓谷は、400年前に徳川幕府が江戸城外堀の鬼門の守りに伊達藩に命じて掘らせたものと言われ、明治になって以降、明治政府が天皇家に「軍用の供のみにて堀幅を減じることを許可されたい」と申し入れて、その利用が許され、甲武鉄道、今の総武線が実現したと言われております。経済利益のための鬼門の堀の開発は、お江戸の繁栄にとっては天につばする行為と思われますが、人々の散策や水路活用のためとなれば、外堀を削らず、また減じない方策もあるのではないかと思います。
 北側の文京区丸の内線側に階段をつくれば、散策路がとれます。水深は2.5から3メートルあると言われているので、「水上バスの運行は可能」と識者は言っています。そして、散策路は、お茶の水から飯田橋方面へつなげていくことができるでしょう。
 外堀には、なにわのクルーズに負けないくらいの歴史的物語がありますので、リバーサイドとしては日本で一番の名所となるかもしれません。アイデア区長のことですから、「あなたに言われるまでもなく」と言われるかもしれませんし、委員会でもこの種の発言はたびたび聞かれてもおりました。現状、これらのことに関して、どのような構想があり、どのような段階であるかお聞かせいただき、今後の議論の糧としたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

◯区長(石川雅己君)

 私はそんなにアイデアはございませんので、お断りしておきます。
 まず、公共建築設計に関するご質問にお答えいたします。
 まちに対する認識を申し上げながら、お答えとさせていただきたいと思います。
 都市は日々成長するものでありまして、変化なしにはあり得ないと思います。その変化が都市の活力であり、都市の魅力づくりにつながるわけであります。ただ、私たちの千代田区のようなところは、古いものと新しいものとの調和が大切だろうと思います。
 まちづくりには、その土地の持つ記憶や物語に対する配慮が必要であります。そのことにより、優れたまち並みが形成され、建物そのものも評価を受け、その結果として建築が文化となっていくものだろうと認識をしております。
 再開発等で必要なことは、周りの建物が肩身の狭くならないように配慮することであります。そのことは、その場所の歴史性を尊重することになり、その上に新たな歴史がつくり出されるものだろうと思います。建物は、建てられたときは美しくても後々価値が下がることがないように、周辺の価値・魅力づくりにもつなげる努力が建築には必要だろうと思います。
 そうしたことを考えますと、ご提案の設計におけるプロポーザル方式については、こうした観点からこれからも活用してまいりたいと思います。
 次に、「神田川水上バスと親水公園の実現」に関しまして、河川への取り組みの基本的な考え方を申し上げます。
 江戸市民の誇りでありました神田川は、人々と多様なかかわりを持ち、地域の産業や文化をはぐくむ役割を果たしてきたというふうに思っております。神田川から分流する日本橋川は、石垣に江戸時代の石垣の名残も見られ、歴史のある河川であります。これらの河川は、現在、都市化の影響により、人々とのかかわり合いが薄れ、都市の排水路としての機能だけになってしまったように思っております。まちの構造も、いわゆる「川を背に向けたまち」になってしまいました。
 先般、私もEM菌の投下について、一緒に参加をさせていただきましたが、子どもたちは、川の名前も知らないほど、川と疎遠になっております。これからは、治水はもちろんでありますが、加えて水上交通や観光面での活用、環境や景観面での役割等を総合的に考える必要があろうと思います。
 日本橋の橋の問題が議論されていますが、私は単に橋というだけではなくて、基本は日本橋川の復権という観点で取り組むべきだろうと思います。そうした中で、上部の高速道路を取り払うという考え方を持つべきだろうと思います。千代田区は、そうした観点でいろんな場面でそういう発信をしております。
 生活に潤いや安らぎを与える空間として、水と緑は欠かせないわけでございます。次世代のためにも、神田川と日本橋川を再び身近な河川としてよみがえらせたい、これは皆さん同じだろうと思います。
 人々から親しまれる河川とするためには、地域をはじめ多方面にわたる協力や連携がまず求められるだろうと思います。「神田川船の会」や「日本橋川に清流をよみがえらせる会」など、まさに市民発意でもって取り組んでいるわけでございまして、こうした良きパートナーシップをさらに構築し、一体となって区政として取り組んでまいりたいと思います。
 なお、詳細につきましては、関係理事者をもって答弁をいたさせます。


2007.07.25 : 平成19年環境文教委員会

◯小枝委員

 気づいたことも言いたいこともいっぱいありますが、委員会として安定した議論とするには、あのエコボートの中で話されたことや、私たち自身が学んだことや水のきれいになってきている状況とかEM菌、いろいろな取り組みがありますけど、そのことを1回担当課の方からちゃんと体系立って、今、水質の検査も、きのう私たちは見はぐってしまったけど、後で見せますからと言われていて、水がいかにきれいになっているかとかいうことも見せますからと言われて、そういったことは見そびれてしまったんですが、今後機会もあるでしょうから、1回ちゃんと担当の所管の課の方から、神田川と環境、ヒートアイランド、冷ますことや、あるいは護岸緑化や、そういった取り組みの体系をちゃんと報告してもらえば、私たちはそれに関しては一般質問その他でいろいろやっているわけですから、勉強になったことを踏まえて、やっぱり委員会としてもうちょっと安定的な議論にしていかないと、視察の成果が達成されないのではないかと思うので。ここでこうでした、ああでしたということをみんなで言い合うのもいいかもしれませんけど、ちゃんと1回、現段階での取り組みと成果と今後の……

◯小枝委員

 水質がどのくらい改善されたかという、現状の確認ということもされると。これから動きが早いと思うんですよね、ああいうふうになってくると。

◯小林たかや委員長

 そうですね。それから、水質検査の話もありましたけれども、区としてはそういう、神田川の水質やなんかについてどういうような取り組みをしているかみたいなのもあれば、ここで報告していただいた方がいいと思うんですけどね。あわせてEM菌みたいなのもやっているわけですよね。あそこは、あのEM菌は千代田区がやっているんですかね。(「あれは地元の神田川の清流を取り戻す会」と呼ぶ者あり)がやっているんですね。それも含めて、効果が出ていたりするのが報告があるわけでしょう。それもちょっと、川というのを切り口に環境ということをもう一度整理して、ご報告を聞きながら、昨日の視察で気がついたこともあるでしょうけど、環境に対する千代田区の取り組みと今後の環境対策みたいなのも含めて、身近な問題として川が切り口でいけば、区民の方の理解、それから、議員の方がこれからいろいろな形で区民の方と一緒に環境問題を語っていく上で重要かと思いますので、整理をして報告をしていただきたいということで、お願いできますか。小枝委員、今のまとめでいいですか。

2008.09.25 : 平成20年第3回定例会

◯12番(寺沢文子議員)

 次に、戸田市に学ぶリサイクルと緑の連携について伺います。
 ことしの夏の暑さは、ご病人等、体力のない人にとってはかなり厳しいものがあったと思います。屋上緑化による効果は、1つは、屋上が緑や花によって美しくなり、人間だけでなく、鳥や虫にもよい効果があります。もう一つは、緑化によって、その下の階の温度がかなり下がります。
 9月9日、埼玉県戸田市の「フェルトガーデン」の調査に行ってきました。古着をフェルト状にしたものの間に生ごみ堆肥とスーパーソル―このスーパーソルというのは、ジャムや酢等の雑瓶の空き瓶を瞬間的に熱を加えて軽石状にしたものです。それをサンドイッチし、芝生や花を育てていました。花壇や芝生の仕切りはプラスチック廃棄物をマテリアルリサイクルした材料が使われ、実にきれいに草花・芝生が管理されていました。日常の管理には、スプリンクラーでの水やりにEMぼかしを入れていました。屋上緑化は、いかに土を軽量化し、しかも屋上の耐水性を損なわないか、さまざまな企業が工夫しています。戸田市の場合は、すべてリサイクル品を活用し、かつてはごみとして捨てられ、ほとんど商品価値を生まなかったものを生かして、お金を余りかけず、快適な環境をつくり出していました。徹底分別してごみを減らし、しかも資源として有効活用しているアイデアは、千代田区でも大いに参考になるのではないでしょうか。

2009.12.08 : 平成21年皇居周辺景観及び観光施策特別委員会

◯小枝委員

 はい。では、ちょっと日程的に、今の、頂いたことがベースとなると限りがあるのかもしれないんですけれども、率直に言って、先ほど言ったように、皇居に対する見方というのがさまざまな思いがある中で、やっぱり、共通して一致して進められることというものを持つことというのはすごく大切ではないかというふうに思っていて。町会長さんたちは、とりわけ、例えば日本橋川の浄化などは、積極的に取り組まれていますよね。それはEM菌を投げたりしながら。それと会場発言でもありましたけれども、内濠の水をということの嘆きに近い提起があって、本会議場で福山さんも取り上げられたということもあって、このことは情報が一つ重なっていないがゆえに、いろんな人がそう思っているのに、具体的な思いが施策につながっていない側面があるかもしれないという思いがありまして、少し、具体的に、できれば研究をしたらどうかと。

2010.03.18 : 平成22年予算特別委員会

◯戸張委員

 じゃあ、僕の予想よりは少し多かったと思うんだけど、ほとんどが橋の近辺というから、いわゆる本当に面という感じではなっていないというのが実情のような気がします。この護岸緑化は、結構、私の記憶でも、以前から、議会でもすべきだというような意見があったけど、進捗していないのが現状だと思うんですね。特に、神田川なんかは、いわゆる感潮河川か、しゅんせつを繰り返しても、なかなか、水がきれいにならない。日本橋川では、区民の方が自主的にEM団子もやっているけれど、そんなに即効性は余り望めない。
 やはり生態系とかから離れたあれで簡潔に言いますけども、やっぱり、川に対して人なり建物が背を向けるんじゃなくて、やはり川に人が寄っていくようなことというのは大事だと思うんですよ。ましてや温暖化対策のような環境問題に対して、千代田区はある程度大々的にやっている。だけど、千代田区に流れている川の現状を見たら、非常に寂しい気がするんです。だから、一挙にやるというのはこれは大変だと思いますけど、それこそ10年先を見据えて、5年先、10年先、それ以上見据えて、早急にこれからやっていかなくちゃいけないと思うんですけど、どうでしょうか。

2010.10.05 : 平成22年予算・決算特別委員会

◯河合委員

 ちょっとここでまた話を変えるんですけども、この資料請求をさせていただいた第2次推進プログラムの事業の達成状況の35番、今質問をしている項ですけれども、濠や河川の親水化整備・浄化推進の判定。この判定では、指標をすべて達成している事業の達成という判定になっております。
 ちょっとこれを読ませていただきますけども、推進プロの対象・手段・意図というところでは、濠や河川を訪れる人々が、親水化・水質浄化により水辺で憩い、より自然のぬくもりを感じることと明記されておるんですけども、ここでちょっとお尋ねをしたいと思うんですけれども、新庁舎前とか市ヶ谷濠、美倉橋付近ですかね、等のこの事業の手段と効果はどうであったのかと。また、濠や河川の浄化整備について、21年度、これだと54%となっておりますけども、現状何%なのか、現状分析をお聞かせいただきたいと思います。(「飯田橋の……」と呼ぶ者あり)

◯小山道路公園課長

 推進プログラムの達成状況についてでございますけれども、この5年間で、親水化の整備箇所、5カ所を目標としておりまして、これにつきましては、それぞれ沿線の川のそばの、例えば児童遊園の整備に当たって整備をした、例えば佐久間橋児童遊園、それから左衛門橋南児童遊園等のふれあい護岸、それから神田橋公園のいわゆる川沿いの、親水化まではちょっと見にくいかもしれませんが、川に少し近づけるような整備の姿、それから、あいあい橋周辺の親水化ということで、護岸緑化等々をやらせていただいたと。新庁舎前というのも、一部でございますが、川の向こう側に、ちょっとなかなか場所が難しかったんですが、ヘデラ等のちょっと護岸をさせていただいているという、なかなか具体的な効果が難しい事業でありますが、可能な限り、できるところをそういう取り組みをしているという現状でございます。
 それから、濠の水質でございますけれども、これにつきましては、18年に、川沿いに、今、試行的でございますけれども、EM菌の投入設備など、ちょっと試行的に入れさせていただいて取り組んでおりますが、具体的に水質の何%がどの程度達成したかということについては、今ちょっと手元に数字が出ていないという現状でございます。

◯河合委員

 ご答弁では、その効果のほどは余りよくわからないと。それから、水質も何%かわからないというお答えですけども、推プロでは達成というふうになっておりますので、ちょっと疑わしい部分もあるかなと思うんですけども、ここを詰めても余りお答えがいただけないと思うんで、次に行きますけども、平成10年3月に作成された千代田区の都市計画マスタープラン。この中では、緑と水辺を守り、つくり、つなげ、より身近なものにする目標と方針があります、というふうにあります。
 この中で、行政のやることとして、緑化や水辺環境の形成を重点的に推進すると。地区の設定、保存樹の指定など、普及啓発活動の充実に努めることとするというふうに書いております。また、進捗の物差しとして、推進空間の箇所数、または延長距離、神田川、日本橋川、濠の水質と書いてあります。
 21年度決算までは、推進プログラムというのは、この視点も踏まえて主要事業として5年間の計画を設けていると思いますけども、一貫して方向性とか考え方、これは変化はないですよね。その辺を確認させていただきます。

2012.10.04 : 平成24年予算・決算特別委員会企画総務分科会

◯小林たかや委員

 神田川、日本橋川を運航する水上バイクが、集団で騒音を立てて走っていると。これについて見て、危険とか、当然騒音がうるさいとかいう苦情をいただいているんですけど、当然区道ではないんですけれども、区の中を走っていく、こういう水上バイクに対して、区はどういう手段で対処できるんですか。

◯笛木道路公園課長

 今、水上バイク、いろいろと隣接区も含めて、神田川また日本橋川、中央区なんかでは亀島川、あの辺も含めまして問題になっている。特に騒音とかですね。
 これにつきましては、河川の交通というのは、基本的には自由でございまして、どこから入ってきているのかというと、当然神田川ですと隅田川のほうから入ってきているのではないかということで、現在、その関係4区、文京区、台東区、中央区、千代田区、それとあと東京都も含めまして、この対策をどうしたらいいか、物理的に入れないようにするというのはかなり不可能な部分もありますけども、ちょっと検討会を設けて、検討している状況でございます。


◯小林たかや委員

 検討してもいいんだけど、実質、音が、騒音があるのは、注意とかはできないんですか。実際は、うるさいなというのも、これ、どこに言えばいいんですか。警察に言うんですか。管理者は誰と。


◯笛木道路公園課長

 音の問題につきましては、騒音ですと、騒音規制条例ですか、そういった音の問題になると、どれだけの音をしているのかというのは、条例とかの規制でかかるものでしたらば対象になるかとは思うんですけども、道路と違いまして、交通管理者、警察の管理、道路交通法ですと警察の管理が入るんですけども、河川につきましては河川交通法というのがございませんので、今のところ、そういった法的な規制ができないような状況にございます。


◯小林たかや委員

 規制ができない。できなかったら、じゃあ、もう我慢と。(発言する者あり)


◯小山都市基盤整備担当部長

 川の利用でも、あるいは、海でもそうなんですけど、最近、水上バイクという免許が軽くなって、比較的取りやすくなったということがあって、一部の人間は、特に人がいるところに入ってきがちという傾向があります。東京でも、江東の内部河川は、今、河川法に基づいて関係者が集まって、これは取り締まりを、パトロールをしてということではありませんが、ここは使えないよという看板を出して、全部規制をかけています。これはなかなか、河川法にも明確に、課長が言うように、交通規制のような言い方がなくて、例えば閘門という水門とか、ああいうものの構造物に影響を与えるなとか、そういうエリアの使用範囲で決めているというような事例が多いんですけれども、そういうことで、全国的にも苦労して、条例までつくっている自治体はあるんですけど、東京都の場合は、そういう江東内部河川の事例があるので、神田川、日本橋川についても、東京都の河川部が河川法に基づいてできるかなということで、今、課長が言っているような関係者が集まって検討会を始めました。
 小林(た)委員がおっしゃるように、今うるさいものについては……


◯小林たかや委員

 我慢しろと。

◯小山都市基盤整備担当部長

 いやいや、我慢じゃなくて区役所に言っていただいて、やっぱり遠慮していただくという部分がありますけれども、今後については、少し具体的なマナーやルールも含めて、規制という形を根拠をはっきりさせて、注意をしていくという形になりますので、いましばらくちょっとお時間を。規制という部分ではね。(発言する者あり)


◯小林たかや委員

 では、今の段階では何もできないという。(発言する者あり)だって、うるさいというのに、文句、(「注意喚起」と呼ぶ者あり)うるさいと役所に電話したって、何にもやってくれないわけでしょ。(発言する者あり)いや、だから……

◯木村委員

 根拠法がなかったらね……


◯小林たかや委員

 ねえ。何にもできない。


◯小山都市基盤整備担当部長

 迷惑がかかっているので、注意はします。(発言する者あり)根拠たるものの規制という部分が。

◯小林たかや委員

 今、だから、苦情が来るわけだよね、うるさいって。

◯小山都市基盤整備担当部長

 それは現実に区役所なりに言っていただいて、注意をするという形を。(発言する者あり)

◯小林たかや委員

 どうやって注意するんですか。逃げちゃうじゃない。来る前に。

◯小山都市基盤整備担当部長

 逃げるのまではちょっと。

◯小林たかや委員

 いや、だから、実際は、うるさいというのは、いつも同じ人が通っていれば、あ、これだと、写真か何か撮って渡したりすれば、追いかけられるかも……

◯戸張分科会長

 課題になっているわけでしょう、ある程度、もう既に。ねえ。早急に何かの方法を考えてもらわないとしょうがないよね。(発言する者あり)

◯小林やすお委員

 EM菌を何か……

◯戸張分科会長

 まとめてください、部長。


◯小山都市基盤整備担当部長

 確かに、小林(た)委員おっしゃるとおりのところがありまして、行政のほうも、いろいろ工夫、苦労しているところですけど、同じように、我々のほうにも苦情という形でいただいていて、これは何とかすべきだということですので、今、検討しておりますので、ちょっとお時間を頂戴したいと。 [#ib7e3277]


2013.10.04 : 平成25年商工観光施策特別委員会

◯安岡委員

 前、川の浄化でEM団子を放り投げていたんですけど、これはまだ相変わらず続けてやっているんですか。成果は。

◯笛木道路公園課長

 EM団子につきましては、今、そういったNPO法人が、現在、もうちの西神田のポンプ場の横のところにそういった場所をお貸ししまして、現在でも続けております。

◯笛木道路公園課長

 ただし、その効果というものを、区がちょっと、直接それを検証しているということはございませんで、効果についてはいろいろな意見も受けているものはございますけども、ちょっと検証はしておらない状況です。

◯高山委員長

 区も、それは予算的に応援しているの。

◯笛木道路公園課長

 いや、予算はついていません。

◯高山委員長

 予算は使ってないの。

◯笛木道路公園課長

 場所を貸しているだけです。


2013.10.25 : 平成25年環境文教委員会

◯林委員

 山田委員に続いてしまうんですが、内濠の12ほど、外濠も含めてなんですけれども、これまで区役所としては協議されてきたんですが、解決方法として、どこかの課で、EM菌でしたっけ、何か団子を投げるとか。あれで解決できるぐらいのレベルなのか、それとも、大きな、ここに書いてある、陳情書に書いてある浄化施設と、これを陳情では12のお濠と書いてあるんですけども、それぞれ最低1カ所ぐらいずつ設置しないと、解決できないほど汚れているのか、どういう──定点観測されているんでしょうから、どういう問題意識を持たれているのか、ちょっと説明していただけますか。

◯小川安全生活課長

 今のご質問にございましたEM菌につきましては、いろいろ諸説ございまして、効果がある、ないということもありますし、あと、条件がいろいろありまして、例えばEM菌を投入後のまた土壌に関しても、しゅんせつをして、要は取り除いてという、そういった作業を伴わなければ、なかなか改善ができないといったこともございますので、一概にこの濠にそのまま当てはまるかということは、私としてはちょっと判断しかねます。要は、先ほど申し上げた下水道の問題であったり、定期的なしゅんせつであったり、そういった直接的な対応によって水質を改善していくということが、現時点で考えられている得策かというふうに思います。

◯林委員

 はい。そうしますと、環境省が管理していて、EM菌って多分お濠に投げると捕まるというか、(発言する者あり)まあ、いけないわけですよね。物を投げてはいけませんと、案内が張ってありますから。そうすると、千代田区としてできるのは、今まで同様に、何とかしてくれという協議と、あとは、あれですよね、委員長、やるとしたら、議会として、意見書を環境省とか環境大臣とかオリンピック担当に送って、何とかしてくださいよとやるとか、そういうレベルの次元で、事務レベルではなかなか改善していかないような問題なんでしょうかね、これは。解決できるんだったらいいんですけども、事務折衝で。

◯小川安全生活課長

 今、委員ご指摘のとおり、なかなか私どもの取り組みだけではうまくいかないと。事務的レベルでも、それだけではちょっとうまくいかないというふうには認識してございます。一つあるとすれば、区として、区の施設がそういった有害なものを出さないといった対応は、これはやりようによってはあるのかもしれませんけども、直接それができる、できないは、この場では、明確にはちょっとお答えできません


2014.03.10 : 平成26年商工観光施策特別委員会

◯はやお委員

 またもとに戻ってしまうんですけど、先ほど情報提供いただいた中身で、川床の件については、企画総務委員会のときに視察に行っていまして、本来であれば一緒に行くなりなんなりという、全く大阪の中之島の北浜テラスということで、全く同じような実験、またそれが成功例としてなっていますね。だから、そのときに、視察に行って百聞は一見にしかずということで、話を聞かせていただきました。で、行って何が一番驚いたかというと、やっぱり景観のよさ。先ほど内田委員がお話ししたように、結局景観がいいところでテラスに出ていく。で、また加えて、水質のよさというか、やはりある程度水がきれいだ。この辺のところについては自然派生的に整理されていったらしいんですけれども、確認すると、そこのところにやはりテラスとして価値が高くなってくると。で、なかなか今言ったように、かといって、そういう場所があるのかどうかということを、やはり千代田区内で景観と水質のところを、まあ、河合さんの得意なEM団子できれいにするのかわからないんですけれども。そういうところの、実際、視察に行ってわかったことは、その2点がしっかりしていましたので、千代田区においても、景観、例えばお茶の水のところのああいう景観のよさとかというのが、何らかの形でシチュエーションとして捉えられる場所、そして水質をどうやってやるかということが、何かこう、そろっていく中に効果が出てくるのかなと。その辺のところについて、執行機関なんか、これは逆に言うと特別な話ではなくて、もう既に他の自治体のほうでもやっているんですけれども、どういうふうに受けとめられているのかお聞かせいただきたいと思います。

2014.03.17 平成26年企画総務委員会

◯中村委員

 あれ、何といいましたっけ。土の、(「EM団子」と呼ぶ者あり)えっ、EM。あれが効果がある、ない、かえって汚すんじゃないかなんて議論は、いろんな、マスコミを含めて出てますよ。(発言する者あり)うん、そういう話もあります。(「汚した……」と呼ぶ者あり)実は、EM菌そのものが、ちょっと、いろいろ問題がありそうだなんて話もあります。私も書物を読んだけども、確かにあるかもしれない。ご本人の、提案者の書物も読んだり、批判の書物も読んだりして、狭い範囲かもしれませんけど、いろいろあれで対応できないのかな、うん、しょっちゅう投げ入れているけど、余りきれいになったなんていう話は余り聞かないなとか、いろいろありますけれども、努力しようという、何か方法があれば、努力しよう、その方法を探ってみようという姿勢はあるんでしょ。ないの。

◯笛木道路公園課長

 河川をきれいにするという姿勢は変わっておりません。

◯中村委員

 姿勢は変わっていないけど、できないよというふうに担当者としてはもう認識しているということでいいですか。

◯笛木道路公園課長

 できないよということではなくて、できる限りのことはしていきたいと思います。今のEM菌EM団子につきましても、NPO法人だとか……

2014.06.30 平成26年商工観光施策特別委員会

◯小川区民生活課長

 それでは、平成26年度千代田区納涼の夕べについてご報告いたします。区民生活部資料1をごらんください。
 まず、沿革でございますが、昭和33年7月第1回開催といたしておりまして、今回で56回目の開催となります。
 開催趣旨等でございますが、戦後の荒廃した都市も急速に復興したという昭和30年代に、区内の子どもたちを対象に企画・実施されたというのが本事業の始まりでございます。千鳥ヶ淵を会場にしておりまして、皇居の森や北の丸公園に隣接し、都心にありながら、四季折々の自然に恵まれた憩いの場として親しまれておるところでございますが、本事業は、ボートに乗って灯ろうを浮かべる催しで、幻想的な夏の風物詩として定着しております。
 3番、主催でございますが、千代田区と千代田区観光協会でございます。
 開催日時、平成26年7月13日の日曜日、午後6時45分乗艇開始で、午後7時がオープニングでございます。当日、午後4時時点の天候により開催の判断を行うということでございます。
 会場は、区営千鳥ヶ淵ボート場でございます。
 事業内容でございますが、定員はボート80艇でございまして、予約80組ということでございます。区民枠40組、一般枠40組で事前に募集をします。最大240名ということでございます。漕げない方には、事前予約で3艇分ほど漕ぎ手も同乗するということにしてございます。
 応募方法でございますが、往復はがきにて応募ということで、本日6月30日の消印有効となってございます。
 費用でございますが、ボート使用料1艘1,000円のみということでございます。
 内容でございますが、かがり火等の点灯、ボート乗艇者による灯ろう700個の放流、生コーラスがございます。MINEHAHAのライブということでございます。
 ご報告は以上でございます。

(中略)

◯はやお委員 

やっぱり、一番柱になる水質の保全をどうしていくのかとか、景観確保のところで今言ったように、何兆というところは無理にしても──無理とは言えないんだけど、そういう大きな長期的な視野に立ってやる考え方と、逆に、ああ、確かに、夜の、何ですかね、スポットライトを当てながら、どういう景観になっているのかという中で、何ていうんですかね、いろいろなさまざまな課題がそういうところで出てきて、もっと生の、大変だという、何か生の結果が出ると、ありがたかったかなというふうに思うんですね。だから、やっぱり一番の柱は水質保全というところで、臭いはどうだとか、何かどう苦労されているのかと。それは、確かによく言うように、部分的なところの川をきれいにするなんていうことはできなくて、全体的な水質保全をするというのはあるんでしょうけれども、何かその辺のところを何か工夫というのが何か考えられているのかどうかという点で、まさかEMだんごというわけにもいかないでしょうから。

◯高山委員長

 EMだんごの話はしていたじゃないの。

◯はやお委員

 ええ。していて、まあ余り、いろいろなさまざまな結果では余りいい効果ではないねというのに近いような話はいただいたんでね。何か、さらに踏み込んだ話が出てくると、こんな意見が出ているんですよというのが出てくると、何か我々としては、そこまでの話より、もう一つ半歩でも行きたかったかなと。

◯千賀道路公園課長

 失礼いたします。ただいまはやお委員のほうのご意見でございますが、やはり水質というところでは、これは流域というところでございますので、上流、下流、それから本来の管理者である東京都等と連携して、なかなか、現状、都市河川というところで、著しい改善というところまで踏み込むというのはなかなか難しいかもしれませんけども、これはよく連携をして、今後というか長い時間がかかるかもしれませんけども、少しでも水質の改善に関しての情報交換、あるいは協力というものは引き続き考えていきたいところと思っております。

  • 最終更新:2015-03-13 09:24:09

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