取手市(3)

福祉厚生常任委員会(平成23年6月9日)

○副島障害福祉課長次候補

 それでは、障害福祉課所管のところで報告を1件申し上げます。6月1日ですが、戸頭にあります障害者福祉センターつつじ園の敷地内に、EMのボカシ、これは園生がEMのボカシをつくっているんですが、ビニールハウス、3メーター掛ける8.8メーターぐらいのビニールハウスなんですが、そのビニールハウスの入り口のビニールに火をつけられて、焦げた跡がございました。

○平委員前候補次候補

 あともう一つなんですけど、今ちらっと考えていたんだけど、このボカシのEM、過去を振り返ってみて非常に、そういうことではないだろうと思っていたんですけども、EM菌というのは、出たてのころは賛否両論だったんですよね。御存じかと思うんですけど……

○林委員長

 平委員、申しわけないんですけど、EMの話はまた別なんですよ。ボカシの話はね。

○平委員

 でも、ちょっと最後まで聞いてくれる。

○林委員長

 (続)ビニールハウスの……
〔「放火の件」「どうしたの」と呼ぶ者あり〕

○平委員

 (続)だから、放火の件なんだけど……

○林委員長

 でも、ボカ……

○平委員

(続)最後まで聞いてくれる。

○林委員長

 じゃあ、ちょっとだけね。

○平委員

 (続)時間の無駄遣いになるんだよね。あんたがそうやって出てくると。
〔笑う者あり〕

○林委員長

 「あんた」だって、全く。ねえ、発言停止していいかしら。

○平委員

 (続)だから、そのEM菌とかそういうのに、こうにらんだ--例えば科学の真実というのの重みを無視した……

○林委員長

 やはり、ちがいますよね。

○平委員

 (続)開発……
〔「違う」と呼ぶ者あり〕

○林委員長

 平委員、平委員。

○平委員

 (続)恨みを抱いた人の犯行かななんてちらっと思っているんですけども。

○林委員長

 (続)それは、今はちょっと関係ないと思います。皆さんの総意で、平委員の意見はまた別なところでお願いいたします。

○副島障害福祉課長

 恨みを買うようなことはないし、比較的戸頭の地区と一本道路離れておりますので、特に騒音とかもございませんので、今まで近所の方からクレームが来た、何か苦情があったということは聞いておりません。
 先ほど平委員のほうで、においとかEM菌に対して何か不満がある人じゃないかというようなことを多分お話になりたかったんじゃないかと思うんですけども……

○平委員

 いや、違いますよ。

○副島障害福祉課長前候補次候補

 (続)ビニールハウスの中にEM菌は乾燥するために置いてあるんですけれども、それは一切手をつけておりませんで、あくまでもビニールにだけ被害がありました。以上です。

○小嶋委員

 そのつつじ園とか、EMとか、そういうやっていることに対してクレームはなかったとしても、職員が個人的に何か……
〔笑う者あり〕
 (続)嫌がられているというか、何かそういった近所の人とトラブルがあったかどうか……
〔笑う者あり〕
 (続)個人的な--嫌われている人がいたりしませんか。



○林委員長

 でも、そうしたら、この質問に限ってくださいね。

○平委員

 はい、その質問に限って言います。

○林委員長

 (続)EMの科学的な云々かんぬんは違いますからね。

○平委員

 はい。

○林委員長

 (続)皆さんの合意でとめましょうね。違っていたら。

○平委員

 先ほどEM菌のは関係ないと、こういうふうにおっしゃられた。EM菌というのは、今問題になっている、世界的に問題になっている耐性菌との関係があるわけですよ。

○林委員長

 違うでしょう。

○平委員

 (続)もし、深い考えの方であれば、EM菌というものが人類を滅ぼす、要するに菌だけが強く繁殖していくもとをつくっているのをどんどんどんどん世界的に、世界じゅうにもうつくり始めているわけですよ。だから、そういうふうな恨みというのもあるのじゃないかということをきちんと言おうとしたのが、しゃべることを、要するに口封じという形で奪われるというのは、非常に心外です。終わり。
〔笑う者あり〕
〔「質問じゃなくてよかったね」と呼ぶ者あり〕

会議名:議員全員協議会(平成24年3月23日)

○山野井議員

 効果的な除染はこうだというものが、幾つか研究されたいろいろな方々が勉強されているというところでございますけども、例えば取手なんかの場合、NPO法人さんで勉強されて、例えばEM菌を使って、野田市ですとか、鉾田市で実験をして線量が実際下がったというデータが出ているので、取手市でも、ぜひその効果を試したいということで、自費で洗浄に加わっていきたいという考えがあるようなのですけれども、例えばこの中で、そういう方々をどのように兼ね合っていくのか伺います。

○油原まちづくり振興部長

 これは、一般質問等でも--予算の質問でもあったのですが、基本的に今、文部科学省がある程度認めてもらえるような方法であれば我々としても、十分対応の余地はあるのですが、その実証がなされないと、簡単に公共施設でそういった実証を行うというのはちょっと難しいのかなと思っております。そういう意味では、個人の土地を個人で、そういった外にいろいろなものが漏れ出さないような状態でおやりになるという場合であれば、それは実験としては可能かもしれません。
 ただ、公共的にいろいろやろうとした場合には、ちょっとその辺は文部科学省と環境省やそういったところとも協議しながら私どもとしてはやっていきたいというふうに思っています。

平成24年第2回取手市議会定例会

○21番(平 由子君)次候補


 (続)それで、学校給食に入ります。学校給食におきまして--いいですか。また似たようなものが始まったと思って聞いているんですけども。
 この市の学校給食の現状は、大抵、動物性食品を使用しており、給食制度に参加している児童に牛乳を与えるよう義務づけております。つまり、自由がない。例えば、牛乳と豆乳を選択制にするとか、もしくは、お肉と魚を選択制にするとか、お魚は確かに動物性たんぱく質でありますけれども、お魚を食べている地域は、余り糖尿病とかがんとかはないんです。これは、北欧とかああいうところの北のほうの海の地域、沿岸に沿った地域のデータから出ております。だから、そういうことを考えまして、子どもたちにがんが多い、2人に1人だという以前に、もう少しお勉強なさって市議会から変えていくべきだと思います。
 今、一生懸命、後ろでぎゃあぎゃあ議長が言っていますけれども、それ以前に言うことがあるはずです。子どもを守るのは、私たちなのです。その因子を体の中に持って育つか。それから、赤ちゃんのときからおっぱいが出ないといって、すぐに子どもにミルクが出ています。あのミルクを飲ませた子どもたちのデータと、それから、3カ月以上1年ぐらい母乳で育てた子どもは、全然違うというデータが出ているわけです。でも今、ここで、そこまで踏み込めない。ですが、小学校、中学校の給食については、踏み込めると私は思います。これは立派な市政への要求であります。
 それで、次に出てくるんですけれども、光合成菌、これは--光合成菌、光合成菌、どこだ。こっちだ。光合成菌は、今、本当は1990年あたりから注目を集めていたんですけれども、去年3・11がありましてから、また注目を集めるようになりました。人類にとって非常に大事な生物だからであります。将来、地球環境、人類の生存に欠かすことのできない生物であることが判明したわけです。
 光合成細菌は、地球上に広く分布し、40億年前、生命が海から陸に上がるころに、光合成、これが出てきたころでもあります。これが、作物、例えば、稲穂の芽が出ない、花が咲かないといったときに、光合成菌でもってそれを自由に操ることができる。それはかなり前からわかっていることなんです。だから必ず豊作に持ち込める。
 そしてまた、海において--ここは余り海、関係ないですけれども、貝とかそういうのを養殖していた場合に、何かこう、必ずうまくいく。そういうふうなので、非常に、今、光合成菌といって--おまけに、この光合成菌というのは、光合成菌を扱っていた方が培養していたんです。どんどんふやして、売っていたわけです、光合成菌。それにラドンを入れた。そうしたら、光合成菌はラドンを食べるために、放射能を食べるために、わっと集まってきている。そういうふうな、要するに、放射能を食べる物質。
 それのほかに、去年、2011年11月6日、東京新聞の第1面についていたことなんだけれども、スリーマイル島の、それは79年かに起こった事件、原発のあれが、それを片づけようとしても、何かこう、もやもや、見えなかったんです。それがだんだん見えなくなって、まったく視界不能になってしまった。何があったかというと、そこの中にミドリムシという菌がおって、そして、そのミドリムシが放射能を食べて、どんどんどんどん増殖していく。それで、その菌が、放射能食べるという。ところが、その菌のみならず、放射能を食べるのは、あれやこれやといっぱい、要するに、人類にとっては、非常に有効な菌がおると。
 そういうことでもって、そういうふうなことで、市の汚染対策も、移すのでなければ--放射能を減らすのであれば非常に結構なんです。ただ、はぎ取って移すは、ごみを移すのと同じなんです。そういった汚れとかどうするんだと、そういうことの問題なんですよ。やはり、きれいにしなくてはいけない。きれいにするのは移すことではないんです。そういうことを、しっかりとわきまえて、きちんとやってもらいたいと思うわけです。できれば、将来に対する種まき、希望、そういうものをどんどん植えていくのが、先人のやること、後に続く、若者たち、未来が明るくなります。そういうことでもって、ギブ・イット・ア・トライですね。そういうふうなことでもってやっていただきたいと思います。
 それから、あれがありました。菌類まとめて、EM菌も一緒、それから、乳酸菌も一緒。

○市長(藤井信吾君)

 ただいまの平議員の御質問に答弁させていただきます。1つ目、2つ目のところに関しましては、がんのところは、具体的なお尋ねは、学校給食に関連するお尋ねだというふうに思いますので、教育委員会のほうから答弁をお願いしたいというふうに思っております。
 それから、光合成菌及びEM菌というところでございますけれども……

○議長(倉持光男君)

 ここは質問ありませんでしたよ。

○市長(藤井信吾君)

 そうですか。

○議長(倉持光男君)

 EM菌はない。それと、乳酸菌は具体的質問、全くありませんでした。光合成菌はありました。光合成の細菌。

○市長(藤井信吾君)

 光合成菌につきましては、担当のほうより答弁させていただきます。
 それから、EM菌について、お尋ねはなかったわけなんですけれども、私は、このEM菌の部分が放射能の、実際の放射線量を下げるという実例があると多くの方がおっしゃっているのを、いまだに、いわゆる理屈の面で受けとめ切れていません。というのは、これは物理の世界ですので、要するに、半減期という、いわゆる年数によって元素が変わっていくということでございますので、これは化学的な理屈だとか、あるいはその生物の働く効果だとかということで、本当に放射性物質の、トータルとしてのその線量が軽減するのではなくて、どこかに、要するに、石や土の中に持っていってくれるとか、そういうふうに、表面に出てこないとかということはあるんだろうと思うのですが、そうすると、今度環境が変わったときに、一たんは隠した放射線量が、また一度に吐き出されてしまうということがあってもいけないので、私は、いろいろな方法について、必ずしも、例えば、丸山ワクチンのようなものを、実証する人たちの必要に応じて、いろいろなことを試してみるということは大事なことと思うんですけども、それにしても、どのような理屈で、このEM菌が放射性物質の軽減を、一時的にしても、なし遂げているのかという理屈がわからないことには、やはり行政としてなかなか入りにくいところがありますので、その点だけちょっと申し上げておきたいと思います。
 それから、組織の機能が与件だというところでございます--その前に乳酸菌があるのかな。乳酸菌は言いませんでしたよね。

○まちづくり振興部長(油原達夫君)

 私のほうからは、平議員への市長の補足答弁で、光合成細菌ということで、この光合成細菌について補足の答弁を申し上げます。
 まず、この光合成細菌ですけども、昨年、放射能の除染の流れの中で、いろいろ微生物を使って除染ができないかといったような御意見、提言も、私どものほうでいただいたわけですけども、たまたまこの光合成細菌の効果ということで、これは広島国際学院大学の佐々木教授という方がレポートを書いておりまして、この方はもう今回の原発事故よりはるか以前から水の研究をされていて、たまたま光合成細菌のある種の細菌が、体の細菌本体の表面から陽イオンを集めやすい物質を出すということで、そういうことがわかっていて、その性質を利用してセシウムが吸着できないかという研究を急遽されたということで、実際にやってみたら、かなりセシウムが吸着できたということだそうです。
 ただし、この細菌にセシウムが吸着をされたとしても、それをきちんと分離できなければいけないということがありまして、この教授のやり方というのは、5%程度鉄分を含んだ物質を混ぜますと、そこに、簡単に言いますとセラミックの一種なんですけども、多孔性という粒々が、穴がいっぱいあいているものですね。その中に5%の鉄分が入っているので、その中にこの細菌を混ぜ込んで、それでお水の中にセシウムが入っているものは混ぜるわけです。そうすると、その多孔性のセラミックの中に、表面にセシウムがくっつきます。これを電磁石とか磁石で集めると、そのことによってかなりの、90%近くが除去できるというような使い方ができるだろうという提案があったわけです。
 その結果で、こういった光合成細菌の放射能の除去の効果が期待できるのではないかということで一時話題になりました。これは、それより以前に、筑波大学の、私どもにアドバイスをしていただいている教授からもお聞きしておりまして、その方は、もう少し簡便な方法で、土と混ぜ合わせて、これは学校のプールで実験をしたようなんですが、粘土質のものと混ぜて、セシウムが土とくっつきやすい性質を利用してろ過をすると。それでもかなり効果は出るよという話なのですが、いかんせん、その施設が大きくなることと、1回当たり除去できるセシウムの量が限られていること。さらには、私どもでやろうとすると、ろ過したセシウムの濃度が非常に濃くなって、この扱いがまた困るということもあって、ちょっとそれは、もう少し環境省のほうでの実証を待つしかないなという結論を出したことがありました。
 また、有用微生物群の扱いにしましても、これは、今度は、先ほど市長が申し上げたように、生物学的な元素転換というのは非常に昔から議論をされているようでして、この生物学的に元素が転換をできたとすると、そこから何の物質が出るかわからないという意味で、安全性にちょっと確信を持ちにくいということで、私どももそういう提言はいただいたのですが、今のところ、それについては、もう少し研究を待つという姿勢でおりますので、よろしくお願いします。


  • 最終更新:2014-05-30 15:22:23

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