台東区

平成 9年第2回定例会

◆十九番(伊藤萬太郎 さん)

 次に、「エフェクティブ マイクロ オーガニズムズ」、すなわち有用微生物群の活用についてお尋ねいたします。
 現代用語辞典をひも解きますと、EMという欄に「有用と微生物の組み合わせた造語で、乳酸菌や酵母菌、放線菌、光合成細菌など約八十種類の微生物を集めて共存させた培養液。琉球大学の比嘉照夫教授が開発し、農業を初め環境、医療など幅広い分野でその効用が期待されている。比嘉教授は日本の土壌のほとんどが農薬や化学肥料、除草剤に侵され腐敗型になっているが、このような問題のある土壌を蘇生の方向へ転換させる力を持つのが有用微生物群EMでであると主張いたします。EMは、稲作や畑作、果樹栽培でも目ざましい実績を上げ、養豚、養牛の排せつ物の悪臭を除去したり、ごみ減量にも貢献している。岐阜県可児市では、生ごみ処理にEMを使い、年々ふえ続けていた市のごみ回収費が減少しているという」と明記してあります。
 微生物は、地球が誕生して間もなく、酸素もないときに出現し、数十億年絶えることなく生き続けてまいりました。微生物は原生動物、藻類、酵母、カビ、細菌などの総称です。小さじ一杯の土の中に地球の総人口に匹敵するほどの微生物が存在します。そして人の肌にも、一平方センチメートル当たり二千から七万の微生物がすみ着いています。有用な微生物は、ご承知のとおり納豆、みそ、しょうゆ、日本酒、ワイン、ビール、ヨーグルトの酵母菌を初めビヒィズス菌、乳酸菌、あるいは動物の反すうの部分には微生物の助けを借りて分解、吸収しています。また、物を腐らせたり悪臭を放ったりするばい菌、あらゆる病原菌などは有害微生物です。その微生物はいつも空中、土中、水中、生物の中に、体の中にいて活動しています。そんな中から有益なものだけを五科十属、約八十種を取り出して混ぜ合わせたものがEM菌なのであります。今までは、性質の異なるたくさんの微生物を同居させることはご法度とされていたのです。しかし、比嘉教授は、安全性をチェックして繰り返し繰り返し混合培養してみたところ、そういった画期的な結果が得られ、こうして昭和五十五年にEM菌が完成を見たわけであります。
 有用な微生物を集めて混合培養した例はまだほかにもあり、東京農業大学の高島教授が開発した百五十種の微生物を混合したEM・BCは、さらに強力な効用があるとも聞いております。その他対応微生物研究所が開発したOM菌というのもあります。しかし、比嘉教授のEM菌が今のところ最もメジャーなものであり、アジアのタイ国では国策として農業、畜産、ごみ処理などにEMを取り入れてアジアの拠点となっております。インドネシア、スリランカ、インド、中国、韓国などに普及しています。韓国の釜山市では、「生ごみを分別したら九〇パーセントごみ問題は解決する」という韓国清掃局の現場の声を聞いて、EMの生ごみリサイクルシステムで大成功し、韓国の法律で本年九七年一月から生ごみをごみ捨て場に捨てることを禁止しました。その他アメリカ、カナダ、ブラジルなど約五十カ国でその成果が上がっているそうであります。また、国内では先ほどの可児市の生ごみリサイクルを発端に全国約五百自治体が生ごみ、農業、畜産、水質浄化、悪臭対策などさまざまな分野にEM技術を取り入れております。
 再生クラブは、この五月一日に行政にEM技術を取り入れて名高い和光市の生ごみ処理センターを視察に行ってまいりましたところでもあります。また、この六月四日のNHKの生ごみの処理の番組でも、最も有効な方法としてEMコンポストを取り上げております。
 そんな中、私たち再生クラブは五月二十八日に比嘉照夫琉球大学教授に面会の機会に恵まれ、二時間のすばらしい会談をすることができました。そしてEM菌関連施設、下水処理で有名な具志川図書館、さらに沖縄ランセンター、今帰仁村の有機農場、生ごみ処理場、混合浄化施設などを視察してまいりました。実に目を見張る成果を私たちは体験することができたところであります。
 土の中に病原菌が多くいれば腐敗型となり、作物が病気になり害虫に侵されます。反対に有益な微生物が多ければ、土は柔らかく健康で丈夫な作物をつくる蘇生型の土壌となるのです。化学肥料や消毒によって腐敗した土をEM菌は蘇生します。微生物は有機物を食べて生きます。
 今帰仁村の企画財政課長さんの庭には、生ごみのため池があります。それも見てまいりました。EM菌を使うと何日たっても何カ月たっても臭いもしないし、ハエもたかりません。それが最高質の堆肥となるわけであります。浄化槽に流すと、汚物を分解して最終的に飲める水になります。事実、具志川図書館の浄化槽の水を私たちは飲んでまいりました。その浄化槽のふたや金属部分はすべてさびていません。においも全くありません。EMを注入してから六年間、汚泥の掃除は一回もしていないとのことです。最終処理槽の水は底まで見えました。河川や池などに、EMによってヘドロや汚泥などの汚染物質を死滅させ、浄化し、魚や生物がすめるようになります。人間の病気は、病原菌などの微生物により体が酸性化することにより発症すると言われます。有用な微生物の繁殖により、体内の抗酸化作用が活発化し、病気の治癒力を高めます。――――――――――――――――――――――――――――――――――――。
 食糧危機、環境破壊、資源の枯渇、医療問題、すべてにわたってこの有用微生物群EMが解決し、地球を救うとまで比嘉教授は言い切っているのであります。
 平成四年の東京都清掃局の調べでは、家庭系の生ごみは二一・七パーセント、事業系生ごみは四八・六パーセントとのことです。生ごみ対策に有用微生物群を活用し、生ごみ処理工場をつくって完結リサイクルすれば、東京都は猛毒ダイオキシンの発生する清掃工場をふやすどころか今の半分に減らせます。各家庭はもとより飲食店、公共施設、小・中学校の給食などの生ごみ対策に、公共施設の浄化対策に、あるいは隅田川、不忍の池、あるいは公園の池や河川などの浄水に、この有用微生物群の活用の検討をしてはいかがでしょうか。
 以上で私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。(拍手)

◎区長(飯村恵一 さん)

 最後のご質問は、有用微生物群の活用についてでございます。
 ご提案の微生物群の多様な活用につきましては、研究段階と聞き及んでおりますので、今後の推移を見守りたいと存じております。

平成 9年第4回定例会

◎三十五番(大場功一 さん) ただいま上程されました、報告第二号、平成八年度東京都台東区一般会計歳入歳出決算、報告第三号、平成八年度東京都台東区国民健康保険事業会計歳入歳出決算、報告第四号、平成八年度東京都台東区老人保健医療会計歳入歳出決算、報告第五号、平成八年度東京都台東区老人保健施設会計歳入歳出決算、報告第六号、平成八年度東京都台東区用地会計歳入歳出決算について、決算特別委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。

 次に、リサイクル推進については、空き瓶・空き缶の沿道回収の拡充や有用微生物群を利用した生ごみの減量化について質問がありました。
 これに対して、沿道回収については、できるだけ早期に区内全域への拡充を図るとともに、生ごみの減量化については、他の自治体の取り組みも参考に、今後も研究していきたいとの答弁がありました。

平成10年第1回定例会

◆二十九番(藤平一雄 さん)

 四番目は、生ごみ処理対策についてお尋ねを申し上げます。
 これは区民クラブの伊藤幹事長から代表質問の中で、事務事業の移管がいよいよ平成十二年四月に法改正がなされるような状況になって、台東区は車庫によって二十三区の一体化に協力していこうということで努力をなさっております。今まではどっちかといいますと、ごみに対しては台東区では清掃工場はできなかった。そういう非常に消極的な部分があって、今までは何とか二十三区の中で清掃工場でいこうということで、議会も区長部局も最大限の努力をしておるところであります。しかし、これから二十一世紀に向かってはいよいよ今我が区民クラブでもいろいろ研究をしております。そして十年度予算には学務課の方で学校給食の生ごみの対策について新たに導入を図られております。
 それは、今までは生ごみをコンポスト、あるいは堆肥化によって生ごみをリサイクルしていたわけでありますけれども、ここが問題で、堆肥化にするところまでは非常にすばらしいことなんです。我々もこの役所のフラワーポット、下にあります花がいっぱい咲いているところに堆肥を、あそこにEM菌を使ったリサイクルの堆肥を埋めて実験をしました。見事にこの堆肥の効果があらわれております。ここまではいいんです。ところが、これができ過ぎてしまうと、これがまたごみになってしまう。こういう難点があります。なぜかといいますと、堆肥化しますと一カ月、あるいは二カ月ぐらい寝かさないといけない。板橋区とかほかの区でも、農場と提携をとってやっているところがあります。それは区民からのそういう堆肥を集めて、農家にその堆肥を持っていく、そのかわり有機栽培をした野菜を区民に配布するというような仕組みになっておりますけれども、台東区の場合いろいろやって計算をしてやってみたところ、どうしても堆肥になった後処理が運搬費、あるいはその他の問題でうまくいかない。
 そこで、いろいろと我々も苦労して調査をしたんですけれども、たまたま台東区の谷中小学校で学校の給食の余ったものを堆肥化じゃなくて液化を図ってたということを知ったわけです。そして、それが口で言ったんではわからないので、今このペットボトルの中に入れてきたんですが、これが谷中小学校での生処理の水なんです。こういうふうになっちゃうわけです。今までは、これは下水に流しても何ら今の公害、あるいは環境問題の中での国での基準その他を全部クリアしているということで下水に流せる。そうすると下水の中へ流したものが、下水の中での腐敗物がこれで分解されるという、非常に効果がある今そういうものを今年度の十校に入れようというのがそういう趣旨で、大変ごみの問題に関しては台東区にとっては非常にありがたいことで、水になって流れる、しかもそれが公害ではなくて非常に有益であるということでありますので、ぜひこういうふうなことで、ごみの問題は台東区二十三の中で一番困っている問題でありますので、こういう点ではぜひとも皆さんにも大いに関心を持っていただいて、これ学校給食のみならず、これをもっと前進することは可能だと思っております。
 今、もう一つ実験をさせておるのは蔵前の特養老人ホームがございます。ここにはちょっと小さいんですけれども、生ごみを入れますとこれは気化します、これは液化です。まさにこれ魔法みたいな話でまとに恐縮でありますけれども、本当に生ごみを入れますと次の日にはなくなってると、こういうふうな新しい技術革新が進んでおります。ただ問題は経費の問題、あるいは公害の問題、ここら辺のデータがありませんので、この辺のところはぜひともこれからの二十一世紀に向かって、ごみが減るということはなかなか難しいわけで、この工夫によってひとつ台東区は今までは受け身であったけれども、これからはごみのことは台東区に聞いてくれというくらい自信を持って、二十三区の中で地方分権をこれからはなされるわけですから、自信を持ってやってもらいたい。
 それには、一番問題なのが今ダイオキシンを初めとする非常にわからない物質がいっぱいある。これに関しては微生物でやってますから一切そういうことは心配がないという、こういうことはもう証明できております。ただ今言った気化のやつは、そういう問題がまだデータがありません。そういうことで、もしこれが区民の皆様方の共鳴を呼んで、分別が完全にできて、生ごみが今走っている自動車にその微生物を入れてうまく処理ができれば、一晩で消えてしまうわけですから、清掃工場はもちろん要らないし、後処理もない。ただ大気汚染にどう影響するかという部分がまだ証明できておりませんので、この部分はやはり大いに関心を持っていかなきゃいけませんけれども、そういう意味で、いよいよ今度は環境部ができるわけですから、庁内の中に生ごみを中心とした研究チームをつくって、これにはやっぱりある程度化学的な知識を持ってないとなかなか難しいので、そういう非常に良心のあり、台東区のことを愛し、台東区の一番の課題であるごみの問題を解決できる方法というのは、これからは日進月歩進んでおりますので、ぜひともそういうケミカルチームを新たな組織の中に組み込むように研究をしていただきたいと思っております。すなわち、生ごみの発信基地にぜひともしていただきたいことをお願いをいたしまして質問を終わります。どうもありがとうございました。

◎区長(飯村恵一 さん)

最後のご質問は、生ごみ処理対策についてでございます。
 本区では資源循環型都市の実現を目指し、ごみの減量化、リサイクルの推進に積極的に取り組んでいるところでございます。ご提案の研究組織については今後の課題とさせていただきたいと思います。

平成11年第2回定例会

◆十六番(伊藤萬太郎 さん)

 まず一点目は、都区制度改革に際して、ごみに関する問題を考えてみます。
 すべてのごみの収集、運搬、処理の業務を台東区が行うことになりました。ごみゼロを目指す循環型社会に対応するために、今、絶好の機会ととらえて、さまざまな提言も行ってきたところであります。
 ごみはできるだけ燃やすべきではないのです。むだを省いてごみを減らし、使えるものはもう一度使う、そしてごみすべてを資源に生かす、それを繰り返し、徹底すれば、基本的にはごみはゼロになります。
 「簡単に言えば、まず最初に物づくりの工夫でごみを生まない社会をつくり、物を使えるまで使い、ごみになったらもう一度資源に生かす。生産、流通、販売、消費のすべてで資源のむだ遣いや使い捨てをやめるのです。最後に残ったほんのわずかなごみを燃やしてエネルギーに利用し、焼却灰は固めて資材にする、こうすればごみはゼロ」、これは環境カウンセラーの崎田裕子さんの話です。
 ごみをゼロにする段階として、まずごみの分別収集の徹底を図るべきであります。来年の四月の二十三区移管に先立って、最近、「東京ルール1」なるものを東京都が提案してまいりました。可燃ごみの週三回を減らし、一回を古紙回収に充てるという事業変更をことしの十月より実施したいとのことであります。これは、ごみの中から紙の分別をするために、週三回の可燃ごみ収集日を一回、紙のみの収集日にするということであります。これは、びん、缶、古紙などを消費者から行政が直接回収して、中間処理し、特定業者に再商品化してもらおうという仕組みであります。
 ちなみに、「東京ルール2」は、びん、缶、ペットボトル、トレイなどを製造業者や販売会社に自己回収を義務づけ、再商品化する。「東京ルール3」は、ペットボトルに関して、事業者と行政と都民が適切な役割を分担し、回収し、再製品化していこうということであります。
 来年四月より清掃事業の移管に向けて、二十三区はすべては独自の事業になるわけであります。回収方法も台東区独自ルールを決めていいのではないかと考えていましたが、どうも様子が違っているようであります。東京都の職員が身分だけ変えたのみで、事業内容も今までどおり、東京都全体の広域的管理体制を保持していくことになるのでしょうか。
私は、回収、運搬、処理をきちっと台東区ルールでやっていけると思っておりました。運搬は、既に画一的で清掃事業も計画が定まっていますが、収集、処理には台東区の独自性を発揮して、さまざまな研究や事業開発をしていきたい。可燃ごみ、不燃ごみ全般にわたり、家庭への徹底啓発と分別作業場や分別機の設置など、もっと細分化した分別収集の方法、夜間収集の実施、生ごみの消滅化や堆肥化、家畜の飼料化などに再利用する方法の研究、再資源化施設の整備などのより高度な資源循環型社会を構築して、ごみの最先進自治体として推進をしていきたいと夢見ておるわけであります。
 余談ですが、私たち区民クラブは昨年、昼食の食べ残しなどにEM菌のぼかしを使って良質の堆肥をつくる実験を試み、その堆肥を使ってアサガオを育て、庁舎の三階の高さまで届く鮮やかなアサガオで、訪れる区民の皆様の目を楽しませたわけであります。
 そのような思いはどこ吹く風と、清掃事業移管準備担当は清掃車庫のみ、リサイクル課は東京都の指示どおり、台東区の回収、分別、処理に対する準備作業は、やがて配置されるまで東京都清掃局の職員にすべてお任せというような感じがしてなりません。実態をお聞かせください

◎区長(飯村恵一 さん)

まず、清掃事業移管とリサイクルについてでございます。
 循環型社会に対する認識は、私も議員と同意見でございます。
 次に、取り組み状況ですが、事業の移管につきましては、車庫の整備やごみ処理の基本計画の策定などの準備作業を進めております。
 リサイクル事業については、今後も集団回収や分別回収等をさらに推進し、ごみゼロ社会を目指してまいりたいと存じます。

平成14年第4回定例会

◆七番(青柳雅之 さん)

 平成十四年第四回定例会におきまして、大きく四点にわたり質問いたします。
 区民クラブといえば、台東区の環境の会派として、よい意味でも、そして若干悪い意味でもその名を内外に広く知らしめたことは私の議員活動にとって大きな誇りであり、財産でもあります。本日の一般質問でも、多くの議員から環境に対する質問がありました。この間、行政と議会が一体になり、多くの環境施策の研究を重ね、実践をした成果を踏まえ、さらなる環境配慮、そして資源循環型の社会を実現するために、本日は二つの最先端の事例を紹介、そして提案させていただきます。
 一つは、岩手県内の五十を超える学校のプールで実践され、大きな成果を上げているEMを使用した学校プールの浄化についてです。EMを利用した生ごみ処理に関しては、我が会派で大勢の協力者を得まして、正面玄関わきのプランターにて細々と実験を繰り返して七シーズン目に入りました。水質浄化に関しましては、大きな成果を確認できず、検討課題と相なっていたところでございます。ところがこの事例では、秋にEM菌をプールに投入し、そして自然増殖した微生物が汚れを分解し、次の年の夏のプールの清掃で、合成洗剤の使用料を大幅に削減できるという自然にも財政にもやさしい事例であります。早速の研究、そして導入をご検討ください。

◎教育長(隈部孟 さん)

 青柳議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 現在、学校等のプールは洗剤散布後、圧力水洗を行い清掃しているところであります。プールの水の浄化にEM発酵液を使用するというご提案は地球環境に配慮する観点からも検討すべき内容と思われます。EM発酵液の使用については、今後他都市の事例を調査するなど、十分に研究してまいります。

平成19年 6月環境・リサイクル特別委員会

◆藤平一雄 委員

 大変わかりいい説明なんですが、今まで実は環境清掃部が一番熱心ではなかったんです。これは本当に言っておきます。庁舎管理の関係もあるんでしょうけれども、環境問題は我々も10何年前からいろいろな面で、生ごみも含めて取り組んで、今日ようやく認知されるぐらいまでのEM菌の効果、隣の千代田区などお堀をやるぐらいのところまで来ているわけです。そういう、るる努力の中で、環境清掃部が残念ながら、あえて声を大きくして言っておきます。非常に不熱心だ。ですからこれからは地球温暖化で国際会議でも取り上げている大きなテーマですので、これからはもっと関心を持って、この庁舎はシンボルだというんだから、まさにそうです。区民の人たちにまさにこういうものを広く啓発するには一番いい場所なんです。ですから今の施策はいいことですから、これを否定するのではなくて、これは大いに進めてもらいたいけれども、庁舎というのは区民に一番触れるところですから、ここをもう少しこれから研究をして努力してもらいたいということを要望して終わりにします。

平成20年 6月環境・リサイクル特別委員会

◆藤平一雄 委員

 これ大変立派にここまで生ごみの処理については報告書どおり大変すばらしい成果を上げてきておると思うんです。ところが我々が旧再生クラブのころ、これを特に熱心に取り組んで、皆さんご存じのとおり、EM菌という微生物を使った研究をかなりやってきたわけです。そのときに生ごみを堆肥化するという提案をして間もなく処理機がいろいろ出てきて、固形の肥料や何かできて、区でも助成をしたわけですね。この部分では今でもまだ助成金の対象になっているのかどうかというのがまず第1点。
 それから、台東区で我々の提案を、生ごみ処理を各家庭がやった場合に、モデルケースでこれだけ生ごみが出るわけですから。そうすると堆肥化したときに台東区では生ごみの堆肥をつくっていただいた区民の方々の協力に対して対応ができないと。それではどこか農家に委託したらどうかという話のときは、コストがかかってだめだと。こういうような経過があったわけです。ところが今度は業者に委託をしているということになってきて、それでなおかつ生ごみからできた堆肥を今度は区民の方が欲しいという場合には還元してくれると。ここの仕組みはどういうふうな形で……。
 生ごみは多分、肥料にしたものはどこかでつくっているはずです。台東区にそういう工場がないので、我々は前から関連施設をつくれと言っておりましたけれども、実際には肥料をどういうふうな形で、台東区で出た生ごみを肥料にしたものをまた区民の方から要望があったらくれるということですので、ここら辺の仕組みはどういうふうになっているのか。
 それから、委託料というのはどのくらいかかるのか。1件とかそういうのではなくて、今やっているのは今戸ですね。今戸で5.何トン、これをどこへ運ぶか知りませんけれども、これはどのくらいのコストがかかるのか、ちょっと教えていただきたい。

◎中野信夫 清掃リサイクル課長

 まず初めにコストの関係でございますが、これは1キログラム当たりで計算しますと約45円ぐらいの経費がかかる。委託の処理ということでございます。おおむねそのくらいで推移をしている。当初に比べますとその経費は順次下がっておりますので、需要と供給のバランスの関係からコストはいろいろ動いていくだろうというふうにとらえております。
 それから集合住宅の関係でございますが……

◆藤平一雄 委員

 だから今言ったように、肥料をくれると書いてあるでしょう。その肥料はどういうような仕組みで、どこかへ持っていって、またそこからできた肥料をくれるのか、業者が独自でどこか台東区でやっているのか、そこら辺のところを。

◎中野信夫 清掃リサイクル課長

 申しわけございません。肥料はこれ区内でつくっているわけではございませんので、区外でございますから、実はエコフェスタとか、そういうイベントのときにご希望の方に配布するという形をとっております。ですから、例えばふだんから欲しいんだということでありますと、それを取り寄せるということがございますので。ただ、集合住宅の場合には、これはそういうご希望の方におっしゃっていただけますので、その回収をした業者が肥料を持ってくるというようなことで処理ができるということでございます。

◆藤平一雄 委員

 助成金は今でもまだ継続してやっているのかどうか。

◎中野信夫 清掃リサイクル課長

 実際に今、EM菌そのものということではございませんので、コンポスト容器、または生ごみ処理機、この機械を購入した方に対する助成という制度に変わってございます。

◆藤平一雄 委員

 前2万円ぐらい確かあったんですけれども、今でもやっているのですか。

◎中野信夫 清掃リサイクル課長

 現在もこの助成制度は行っております。

◆藤平一雄 委員

 これ要望で、最近やっていないような、余り聞いていなかったんだよね。ですから、これもこれだけごみの減量に力を入れているのならば、区のお知らせなんかで大いに利用してくださいというようなことでやっていただければ。これは要望しておきます。

  • 最終更新:2015-03-17 10:47:32

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