君津市

平成15年 12月 定例会

◆ 12番(坂井昭君)

 なかなか市民の方々に非常に見えにくい場面でございますので、説明会を開くとか、現場での分別の立合指導ですとか、あるいは場合によっては報奨金制度のようなことも考えていただきたいなと思います。

 それから、家庭系のごみで生ごみの処理というのが、現在は可燃ごみの中に入れて出していると思うんですけれども、コンポスト、EM容器、それから機械の生ごみ処理機の販売数が最近減っているんですけれども、そこら辺、実態調査もしているようですけれども、もう少しどういうふうになっているのかということをよく押さえながら、さらにそこら辺の機運を、ごみ処理の全体の機運を高めていってほしいと思います。


平成17年  3月 予算審査特別委員会

◆ 委員(坂井昭君)

 3番目の質問といたしましては、ページとしては68ページでございまして、衛生費の中の第1項保健衛生費、第2項清掃費、第1目清掃総務費の中の説明欄でいきますと、3番のごみ減量化・再資源化推進事業の中で、生ごみ肥料化容器購入設置事業補助金、これが137万5,000円上がっていますけれども、最近、生ごみも減っているとは思うんですけれども、昭和61年度ぐらいからコンポストとEM容器ということで生ごみを堆肥化する。それに対して、補助金として、購入する際には3,000円補助しますよということをやっていて、かなり一時は相当年間購入する人が多かったわけです。
 途中から、平成12年度より今度は機械化の処理ということに対しても補助しますよということになりまして、2万円を上限として、機械を購入する場合には補助しますという制度ができています。これも一時、相当購入する市民の人が多かったと思うんですけれども、最近頭打ちになっているんじゃないかと思うんですね。そのことに対して、どういう事情があるのかということが大体推定はできますけれども、その後どういうふうな状況になっているかということを市民環境部の方で追跡調査していないんじゃないかと思うんですね。これもさっきの学童保育の補助金と同じで、補助金は出すけれども、後でそのお金がどのように有効に使われているかということを追及していないんですね。そのことは非常にやっぱりまずい。

 何か行政としてやっているんだけれども、人ごとになってしまっていて、非常に責任が伴っていない。申しわけないけれども、何かそういうものを感じるんですね。だから、市民環境部の人と話していて、「いや、生ごみはね、最近すごく目に見えて減っていますよ」、こういう非常に感覚的なとらえ方じゃ困るんですよね。そこら辺の問題、平成15年度、平成16年度途中ですけれども、コンポスト、EM容器、機械処理機、どういうふうな購入状況になっているか、数を教えていただきたいということと、もしわかれば現場の問題どうなっているのかということをお聞かせください。


◎ 環境衛生課長(大野哲成君)

 それでは、坂井委員の生ごみ肥料化容器の関係につきましてお答えいたします。

 生ごみ処理容器につきましては、昭和61年から実施しております。先ほど委員申されましたように、平成12年から生ごみ機械式をやっております。それで、平成15年度の実績を申し上げますと、EM容器が平成15年度は42基、コンポストが48基、生ごみ処理機が33基でございます。平成16年度につきましては、平成17年1月現在ではEM容器が24基、コンポストが40基、生ごみ処理機が45基ということで、これをずっとトータルいたしますと、7,640基という基数になります。
 それで、平成12年、平成13年が生ごみ処理機が年間、平成12年度で300基、平成13年度で388基ほど補助いたしました。そういうことで、アンケート調査を平成14年8月に一番多く購入をいたしました、補助いたしました平成12年度、平成13年度の生ごみ処理機の補助を受けた100名の方を対象にアンケート調査を行いました。項目的には30ぐらいございますけれども、これをちなみに申し上げますと、その調査結果でございますが、「処理能力に満足をしていますか」という質問に対しまして、答えは「満足をしている」というのが54%、「非常に満足している」というのが5%、あとは「思ったほど処理できない」とか、そういうあれもございます。次に、「生ごみ処理機でできた処理物はどのように処理されているか」という質問につきまして、回答は「堆肥として利用している」というのが69%です。次に、問題として「あなたの家庭の燃えるごみは減少しましたか」ということで、「はい」と答えたのが79%です。あと問いとしまして「今後使用できなくなった場合、また新たに購入したいと思いますか」という、「はい」というふうに答えたのが65%ということの、こういうような幾つかのアンケート調査を実施した中で、事業の展開をしているところでございます。
 以上です。

平成19年  3月 予算審査特別委員会

◆委員(岡部順一君) 私の方から質問させていただきたいと思います。

 剪定木の関係、堆肥化事業で、売り上げの関係について質問させていただきますが、まず40ページに売却代というのが載せてあります。330万円という計上がされておりますので、18年度の売却状況、それから決算見通しといったものをお聞きしたいと思います。
 あわせて、剪定木の堆肥化事業、これは70ページになりますが、そこで3,524万8,000円という計上がされております。この投資の費用対効果をどのように見ているのか。また、18年度の見込み等についてもお聞きをしたいと思います。
 それから、同じ70ページに生ごみの肥料化容器購入設置事業補助金ということでございますが、この新年度については153万円という計上がされております。前年度に比べると20万円減になっておりますが、この状況について。さらには、今まで生ごみの容器購入のための補助を行ってきましたが、これまでどの程度設置がされたのか、その3点についてお伺いします。

◆委員(岡部順一君) 私の方から質問させていただきたいと思います。

 剪定木の関係、堆肥化事業で、売り上げの関係について質問させていただきますが、まず40ページに売却代というのが載せてあります。330万円という計上がされておりますので、18年度の売却状況、それから決算見通しといったものをお聞きしたいと思います。
 あわせて、剪定木の堆肥化事業、これは70ページになりますが、そこで3,524万8,000円という計上がされております。この投資の費用対効果をどのように見ているのか。また、18年度の見込み等についてもお聞きをしたいと思います。
 それから、同じ70ページに生ごみの肥料化容器購入設置事業補助金ということでございますが、この新年度については153万円という計上がされております。前年度に比べると20万円減になっておりますが、この状況について。さらには、今まで生ごみの容器購入のための補助を行ってきましたが、これまでどの程度設置がされたのか、その3点についてお伺いします。

 次に、生ごみ肥料化容器につきまして、平成18年度決算見込みは、どれくらいかというご質問につきまして、ご説明申し上げます。
 まず、平成18年度の当初予算では173万円に対しまして、決算見込みは116万4,000円となりまして、56万6,000円の減額が予想されます。これは、機械式処理機が70台を予定しておりましたが、3月の見込みでは48台程度と考えております。毎年の実績では50基程度を助成しておりますが、今後も市民へのPRをして、補助基数の増大を図ってまいりたいと考えております。

◎ 市民環境部副参事(大野哲成君)

 次に、生ごみ肥料化容器の補助基数につきましては、この事業は昭和61年度よりコンポスト、そしてEM容器、この2種類につきまして、補助をしてまいりました。その後、平成12年度より機械式生ごみ処理機を追加いたしまして、現在3種類の生ごみ処理機関係の助成をしているところでございます。また、平成19年3月の見込みでいきますと、約7,901基を助成し、従来この可燃ごみで焼却処理をするものを生ごみ処理機でごみの減量化を図っているところでございます。
 そして、この事業の減量化と、その効果につきまして、ご説明申し上げますと、平成17年度の可燃ごみの総排出量は2万5,056トンでありました。その中身を分析いたしますと、いわゆる生ごみが重量比では約60%の1万5,000トンでございます。これを全世帯で割り返しますと、世帯あたり年間468キロが排出されたという計算となります。これを、平成19年3月現在の生ごみ肥料化容器7,901基を補助して、1世帯1基がフル稼働したと仮定した場合、年間で3,690トンのごみが処理されたことになります。これを、かずさクリーンシステムの方に可燃ごみで処理したということになりますと、約1億800万円の支払いということになります。この本年度の予算の153万円、これを差し引きますと、効果的には1億600万円程度の経済効果があったということで、今後とも本制度を継続いたしまして、さらなるごみの減量化に努めてまいりたいと考えております。


  • 最終更新:2014-11-06 07:12:18

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