市川市

市川市議会とEM

おことわり

市川市議会の会議録は検索機能がGoogleカスタム検索しか無いため,検索が十分に行われているとは言いがたい状態ですが,検索にヒットしたものを順次載せておきます。

会議録 (2003年6月 第8日目 2003年6月24日 )

発言者:樋口義人議員

 2つ目に水害対策です。長々と報告をもらったのですが、言うなれば江戸川の水利権は国が持っているので、東京都の水がめでもあるから、そうちょっくらちょいともらえないよということですね。そういうのは権利としてもらうことはできないよ。しかし、自然排水で、自然流入で入ってくるよ。確かに根本水門をあけているときには相当の量流れ込んでくるんです。それは自然に入ってくるんですからいいんですが、そうじゃなくて、やはり年に何回もないんですけれども、わずかな大潮のときに川が空っぽになるという、その現象があるわけで、しかも、あれだけのコイが入ってきているわけですから、これはやっぱりきれいにしなきゃならんということは当然なんで、答弁は同じ答弁になると思いますから、それは検討課題としてもう1度検討してください。
 それと、国分川、春木川をきれいにするということ。確かに春木川の上流部には、約25mぐらい、川そのものに浄化槽を入れましたよね。私も見てまいりました。それで、部長が言うには、何tの処理があると言っているんです。処理能力はあるんであって、処理はしていないんですよ。あそこは国分川から春木川に水を送る2本のパイプはあるんですけれども、1本しか回っていない。国分川の水が少な過ぎるからそうなのか、それはいろいろあると思うんですけれども、処理の量が少ないんです。今度、大柏川が期待されているんですけれども、船橋、鎌ヶ谷から来る水はすべて処理を通してから流す。全面処理をするということですから、国分川もあれだけの量ならできないことはないと思うんですね。ましてや24haの池。確かにこれは水害対策の池です。しかし、年何回使うのか、それはわかりませんけれども、その池を活用するというのは、そんなにだめなんですか。例えば、ゾーンというのはここにありますよ。自然復元ゾーン、これが3カ所あって、多目的広場のゾーン、これがあって、散策、休憩のゾーンというのがあって、管理、駐車ゾーンというのがありますね。これも相当大きいですね。自然ふれあいゾーンとゾーンが幾つもあるんですけれども、確かに自然復元ゾーン、これは大事ですね。そういうところは、ちょっといじるわけにいかないと思うんですね。しかし、多目的ゾーンの地下だとか、駐車場ゾーンの地下だとか、そういうのは幾らでも利用できると思うし、また、春木川であのように示しているわけですから、川の水全部を浄化するということをやっているわけですから、国分川も――大水のときはだめですよ。ふだん、夏の量が少ないとき、これこそ浄化しなきゃならないんですから、そういうことはできないのかどうか、その辺についてお聞きしたいと思います。
 それと、私、そちらの方に渡しておいたのですが、おとといの朝日新聞にこういうのが出ておりますね。やはり雨水、河川の水、水というのは自然浄化が一番いいということなんですね。生活排水も含めて微生物で浄化するのが一番いい。これはおとといの朝日新聞ですけれども、最後の方に国土交通省九州地方整備局は、水質の悪い遠賀川の浄化を目指し、流れ込む福岡県の飯塚市の熊添川に処理施設をこの案でつくったというようなことがあったり、また、これは愛媛県ですが、川ごとやっぱり浄化するというのをやったり、やはり自然型――循環型とも言っているんですけれども、浄化が一番いいんですけれども、今、地下というのが非常に有効的に使われている時代ですから、こういう形をとって24haというのは使えないものかどうか。何も池のところを使えとかと言っているわけじゃないんですよ。それを1つお聞きしておきたいと思います。
 時間の関係上、絞っていきますが、派川大柏川についてお聞きします。これは自然型の河川として改修しているわけですけれども、春木川のように宮久保の高台、下貝塚から落ちてくる家庭雑排水、これを何カ所かに集めて浄化して流すというような考えは持てないのかどうか。私は3カ所ぐらいの浄化槽で十分済むと思うんですけれどもね。それを提案しておきますけれども、どうかお答えください。
 時間の関係で、水の浄化はその辺にしておきます。


会議録 (2009年12月 第8日目 2010年1月28日 )

発言者:かいづ 勉議員


 今、学校教育部長さんは教育の指導者らしいことをおっしゃっていました。まさにそのとおりだと思います。しかし、今までそうやってきたんです。今まで食育指導をして食べ残さないように、そして減量すると。今までずっとやってきたんじゃないですか、急にこれが出たわけじゃない。そして、食べ残しの残滓が250tもあると。これはやはりもう1つ違った角度から物事を考えないと私は難しいと思いますよ。これはやはりそうすべきだと思いますよ。
 そして、偶然うちのポストに入っていたと思うんですが、ヘルシーシティーニュースというのがあったのでちょっと読ませてもらいますけれども、私の生ごみ堆肥活動というんですね。これは須和田農園で、私の近くでやっていたので身近に感じましたので、市民が生ごみの減量化、そして堆肥として実際にエコ農園としてやっているんですが、ちょっと読ませてもらいますと、家庭生ごみEメートル菌、これは微生物だと思うんですが、そういうのを利用して堆肥化して、土に戻して野菜をつくる。そして、その堆肥からできた野菜は免疫力の強い元気な野菜で、大変味もすばらしいと。仲間たちとこういう活動をして、須和田農園でそういう生ごみの減量と健康推進を行っていると。
 これは市民ですが、多くの市民の方が家庭生ごみを堆肥化して野菜や花をつくり、そして楽しむエコ農園で、須和田農園はエコ農園というらしいんですが、そういう名称で、そこから出た野菜は比較的大きいと。これは先ほども地下食堂の答弁がありましたけれども、民間ではそうやって生ごみの減量化ということを一生懸命やっている。そしてまたそれを堆肥にしていると。そういう意味では、教育は教育だ、実際は実際だというのは、教育と実際は一緒でなければ教育にならないと私は思うんです。文章を教科書で教えただけじゃなくて、実際にやってこそ私は教育だと思うんです。そういうことでは、徹底的に有機肥料をつくってすばらしい教育をしていただきたい。どうしても学校教育部長としては、後退姿勢に何となくうかがえるんです。積極的に取り組んでいこうという意気が感じられないんです。そして、先ほども言いましたように学校給食を無料化しようと市長さんがおっしゃっている。無料化するのも税金ですから、できるだけ税金を有効に使わなくちゃいけない。幾ら市長さんのマニフェストといえども、やはりそういう残滓を有効利用して、これが化学肥料じゃなくて有機肥料になるんですから、学校教育部長、もう1度答弁を求めます。

発言者:山﨑 繁学校教育部長


 それでは、再度のご質問にお答えしたいというふうに思います。
 ご指摘のとおり指導してきたところでも、相当量の処理できないものが残っているということのご指摘がございました。そのことにつきましては、教育委員会としてもこのように世界の中でも非常に恵まれた食環境にある日本の子供たちが、そういう食の問題についてやはり自分自身の課題として厳しく受けとめていかなければならない、そのことがまずは一番大事なことであるというふうに思っております。繰り返しになりますけれども、確かに相当量ございますけれども、ここのところとりわけ学校の指導の中で、子供たち自身がそういうことについて自分の問題であるというふうに認識を深めてきている学校も出てきていることも事実でございます。そのような学校では現実的に残滓量も減ってきている、そのような事実もございます。子供たちも自分たちの努力でそのように減らしたこと、それをとにかく評価するというのが教育の立場としてまず第一ではないかというふうに思います。
 実践している学校がございますので、そのようなことについて広く他の学校にも啓発に努め、情報交換をし、子供たちをまずははぐくんでいく、そのことに最大の重点を置きたいというふうに思っております。その上で、ご指摘のありました現実的に残っていると、それを有機肥料として堆肥化していく方法を考えてみたらどうかということのご指摘であったと思いますが、そのようなことについての方向性としては、やはりそれは大事であるという認識はもちろん持っております。


会議録 (2006年9月 第6日目 2006年9月15日 )

発言者:戸村節子議員

 それから、アメリカシロヒトリですけれども、ご苦労のご様子がよくわかりました。ことしは特に大変だったということで、温暖化が来年になるとよくなるということではなくて、虫については、また来年も、もしかすると大変かもしれないということで懸念されるわけですけれども、ことし大変でございましたので、虫に対して、いろいろ啓発とか対策を考えていただきたいというふうにまず思うわけです。駆除に対する情報提供ということ、それがちょっとなかったのではないかなと。アメリカシロヒトリというのは、私も今回いろいろ読んで勉強してみてわかったんですが、毒もないんですね。ただ、大量に発生するものですから、嫌だな、毛虫はぞっとするということじゃないかというふうに思います。それでまた、どんどんふえていきますので。早目に駆除をして、枝をとってつぶすとか焼くとかというようなことで、かなりよくできるようですので、こういったことをぜひ広報等に、いい時期に載せていただきたいと思います。そして、市民の皆さんに情報提供してお知らせしていただきたいというふうに思います。
 それから、こういう状況になったときに、役所の担当が公園緑地課と清掃事業課なんですね。市域の現状について、両方の持っている情報が、今回も私が質問させていただいたときに1本になってなかったという感覚がいたしました。これは、ここについて何かきちっと対応していただいた方がいいのじゃないかというふうに思った次第です。また、市民にわかりやすい窓口ということでしょうか。窓口の一本化というようなことで検討いただければありがたいと思いますが、それについてはいかがでしょうか。
 それからまた、苦情、何とかしてほしいというお願いに対して、職員の方ですけれども、現場を見に行って、そしてお電話をしていた方に会っていただいて、状況も見てということになると思いますが、現場に行って、その苦情を市の方に伝えた方がいなければ、基本として、お訪ねしましたというメモがあってもいいかなというふうに思います。また、お話をしても、いつごろまでにできるというような話がありますと、大変であっても待てるのじゃないかと思うんですが、わかりました、消毒いたしましょうというふうに気持ちよく言ってくださるんだけれども、何日も待っているけれども、まだ来ません。毛虫がどんどんふえて大きくなって落ちてきていますというような電話が私のところには届いておりまして、業者さんに頼みますので、このぐらいまで待っていただければ必ず消毒に行きますとか、そういうようなコミュニケーションが必要ではないかなというふうに思っております。それからまた、消毒は早朝でございましたりしましたので、電話をかけても、ちっとも来てくれないと言ったら、実は来て、もう消毒が済んでいたなんていうこともありまして、これはお伝えしておきますけれども、ぜひ職員さんのそういう細かい対応をお願いできればというふうに思います。これは要望にしておきます。
 それからあと、用具を貸してくださっているというのは承知しております。だけれども、大きな噴霧器を高齢者の世帯の方、また女性の高齢者だったりしますと、借りに来て、それを持ってきてやるというのはちょっと大変かなというふうに思っております。業者にお願いをいたしますと、1軒のお宅で、庭の面積もあるでしょうけれども、大体数万円はかかるということでして、市販のスプレーなんかでやっているわけですが、なかなかそれではうまく駆除できないというお話も聞いております。高齢者世帯、そしてまた、年金だけの収入で暮らしているなんていう方たちに対して、自分のことなので、自分でやりなさいよというのが果たしてどうなんでしょうか。今、お隣にいます石崎さんが、町内会でもやろうと思ったけれども、大変高かったので、町内会で取り組むこともやめたというような話もお聞きしましたが、とにかくお金のかかることでして、これに対して何か対応していただけないかどうか、いま1度伺います。
 それから、薬を噴霧するということについて、私も、必ずしもいいことかどうかというふうに思っています。最近は劇症のアレルギーというようなものを持つお子さんもいらっしゃいますので、これは研究をしていただきたいと思うんですが、いろいろ情報を調べている中で、EM菌が大変きくというふうな情報がありました。そういうもので駆除できたという内容のものでしたけれども、薬についても、ぜひこれは研究をしていただいて、今後、役立てていただければというふうに思います。



会議録 (2013年2月 第10日目 2013年3月19日 )

発言者:大瀧晴夫環境清掃部長


 生ごみの減量について、初めに、本市の家庭から出ます生ごみの排出量と減量、資源化の取り組みについてお答えいたします。
 各家庭から排出される生ごみは、現在、燃やすごみとして収集を行っております。戸別に排出量は把握しておりませんが、御質問者おっしゃいますとおり、毎年行っておりますごみ質分析調査から推計ができます。この調査によりますと、燃やすごみの約36%が生ごみとなっており、平成23年度を例にとりますと、ステーションから回収された燃やすごみの全体量約8万2,000tに対しまして、生ごみの量は約2万9,500tと推計されているところでございます。
 次に、家庭から排出される生ごみの減量、資源化の取り組みについてでございますが、まず減量化につきましては、調理くずがなるべく出ないような調理の工夫をお願いするとともに、約80%が水分でありますことから、市民の皆様には生ごみを排出する際に十分に水切りを行ってくださるよう、広報を初め市のホームページ等でお願いをしているところでございます。また、生ごみの資源化につきましては、平成3年度より微生物を利用して生ごみを発酵分解することにより、その容量を減少させ、あわせて堆肥化する生ごみ堆肥化容器、いわゆるコンポスト容器の購入世帯に対しまして一部補助を行い、生ごみの減量、資源化を促進しております。これらのコンポスト容器は屋外タイプと屋内タイプの2種類があり、屋外タイプは土の中の微生物を利用して堆肥化を行うもので、バケツを逆さまにしたような容器で、畑や庭で使用されているものでございます。また、屋内タイプは生ごみを微生物、いわゆるぼかしを加えまして密封した容器で堆肥化させるもので、室内で使用されております。
 次に、実際のコンポスト容器の補助実績を申し上げますと、平成3年度からこれまで6,351基の補助を行っております。その推移でございますが、平成10年ごろまでは年300から500基を超える実績がございましたが、以後減少しております。この5年間では、平成19年度46基、平成20年度103基、平成21年度91基、平成22年度52基、平成23年度58基、そういう状況でございます。また、地域別の補助基数につきましては、一番多い地区が国分地区、次に大柏地区、菅野・須和田地区となっております。これらの地域で全体の約4割を占めているところでございます。また、屋内タイプが屋外タイプを若干上回っている状況にございます。
 次に、この取り組みによる効果でございますが、この事業を開始して以来、これまで多くの市民の方々にコンポストを利用していただいております。この利用を通しまして、一定のごみの減量化が図られていると考えております。あわせて分別の大切さや、生ごみは堆肥として再利用することでごみ問題に対する意識の高揚にもつながっているものと考えております。


  • 最終更新:2014-06-02 08:24:59

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