広島県

広島県議会とEM

 広島県議会議事録検索システムで「EM or EM or 有用微生物」で検索した限りでは,該当する情報は見つかりませんでした。

 しかしながら,広島県はEM関連活動が活発な地域であり,県保健環境センター等での研究活動やEMに関する活動も見られることから,それに関してもここで取り上げさせていただきます。

県関連施設とEM

広島県保健環境センター

平成14年度業務年報(行政調査・検査業務,環境技術部)


(4) EM菌製剤を用いた水質浄化効果判定試験
目的 EM菌による水質浄化の取り組みが,県内でいくつか行われているが,EM菌の水質浄化効果については科学的に十分解明されていないため,その実証を行った。
方法 EM普及協会から入手したEM菌製剤をもとに,同協会の示す方法によりEM活性液及びEM団子を調整して室内での実証実験を行った。
① 水質改善効果判定試験
 湖沼水,水路水及び海水にEM活性液を添加し,COD,BOD,全窒素,全燐及びpHの変化を測定した。
② 藻類増殖抑制効果判定試験
 湖沼水にEM活性液を添加し,さらに藻類(アナベナ)を接種して培養を行い,生物数の変化を測定した。
③ 底質改善効果判定試験
 湖沼及び海域底質にEM団子を投入し,底質(底泥)の厚み,重量,有機物,窒素及びリン等の濃度の推移を測定した。
 以上の実験の評価は対照系(EM菌無添加)との比較によって行った。
結果 いずれの試験においてもEM活性液及びEM団子を添加することによる効果は認められなかった。

平成15年度業務年報(行政調査・検査業務,環境技術部)



(3)EM菌製剤を用いた水質浄化効果判定試験
目的 EM菌による水質浄化の取り組みが,県内でいくつか行われているが,EM菌の水質浄化効果については科学的に十分解明されていないため,その実証を行った。
方法 EM普及協会から入手したEM菌製剤をもとに,同協会の示す方法によりEM活性液及びEM団子を調整し,室内での実証試験を前年度から引き続き底質改善効果判定試験を行った。
結果 底質減量効果及び底質中の有機物,窒素,燐濃度の低下は認められなかった。これらの結果は,平成14年度の結果と合わせ環境対策室へ報告した。


  • 最終更新:2013-11-28 04:56:41

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