朝霞市(2)

朝霞市議会とEM(その2)

平成10年  3月 定例会
◆ 4番(福川鷹子君)
 ごみの減量化及びリサイクルについて。
 生ごみについて。
 私は、このたび、全国環境を守る議員の会のメンバーの一員として、韓国は釜山市へ、生ごみの減量化、ごみの堆肥化運動を行っている実情を視察してまいりました。生ごみを別に分類して堆肥として活用するために、釜山市では、大きな団地やアパート、マンションを中心に発酵バケツやEM発酵剤を普及し始めて3年目を迎えています。釜山市では、発酵バケツを支給した21万 6,000世帯の中で約70から80%が生ごみの分離収集に参加しています。EM発酵剤を利用した生ごみ堆肥を熱風で乾燥させることにより、粉末の堆肥として大量生産し、近隣の農家に供給しています。
 日本では、ごみの埋立処分場に搬入されるごみのうち、半分が食べ物関連の生ごみであり、その3割程度が一般家庭の台所から出ております。お隣の和光市でも、同様にまちぐるみで生ごみのリサイクルを実施しているようです。朝霞市では、さきの廃棄物減量等推進審議会の答申によりますと、ごみの分析では、生ごみが3分の1を占めています。ぜひごみの減量化の一環として、このような生ごみのリサイクルを当市においてもできないものでしょうか。お尋ねいたします。

◎ 環境部長(金子好隆君)
 次に、2点目のごみの減量化及びリサイクルについて御答弁申し上げます。
 現在最終処分場のない本市にとりましては、ごみの減量化、再資源化施策は、最重要課題の一つとして認識しており、各種再資源化に関する施策を実施しているところでございます。平成9年度におきましては、容器包装リサイクル法の施行に伴い、昨年4月より分別収集の変更を実施したところ、平成8年度に比較して資源化量が大幅に増加しているのが実情でございます。
 御指摘のありました生ごみの分別収集による堆肥化としてのリサイクル事業につきましては、分別の方法、堆肥化プラントの設置に伴う財源の確保、さらには、本市のような都市化した地域では、つくった肥料の利用先の確保等、大変難しい問題もございますが、今後の研究課題とさせていただきます。
 なお、平成10年度には、生ごみの減量化方策として、コンポスト容器、EMボカシ容器の補助制度に、新たに電動式生ごみ処理機を追加し、一層の生ごみの減量化を促進していく考えでございます。
◎市民部長(野島栄君) 2点目のごみの減量化の関係ですけれども、市民農園の方に例えばEMのような、堆肥として利用できないかということでございますが、これは抽せんになりますので、御利用いただく皆さんに説明会を行っております。その中で、普及センターの職員にお願いしていろいろ説明をしていただいているわけですけれども、その中で、こういう肥料もあるんだということを説明いたしております。今後におきましても、なお、できれば環境部の方とよく相談をいたしまして強力に進めていきたいというふうに考えております。御理解いただきたいと思います。

◆ 15番(野本一幸君)
 次に、生ごみ処理容器購入費補助金で補正されていますが、どういうものが種類別に利用されていますか。じんかい処理の更正減と焼却灰の量が減った内容についてお聞きしたいにつきましては、12月4日現在で電動式生ごみ処理容器が65基、コンポスト21基、EMぼかし容器38組でございます。塵芥処理費では、今まで集じん灰をセメントで固化していましたが、鉛について埋め立て基準がなかなかクリアできないので、このたびキレート剤で固化処理する形に変えまして、その薬剤単価が大分安くなり、執行残が出たということです。焼却灰については、主なものは、埼玉県寄居町の環境整備センターの受け入れ料を民間並みに上げるという説明が県よりあり、約倍に上げ、焼却灰が1万6,800円、不燃物が1万7,600円予算措置をしたところ、2月の県議会で決まった額が1万1,200円、不燃物が1万4,000円となりましたのが減額の理由ですとのことです。

平成11年  6月 定例会
◆ 20番(篠原逸子議員)
 続きまして、ごみの減量化に対する取り組みにつきまして、生ごみ処理機の普及との関係においてお聞きいたします。
 ごみ処理にかかわる問題は、今や全国の自治体にとりまして共通する重要課題となっております。一方、国はダイオキシン対策から、ごみ処理の広域化を進めようとしております。こうした現状の中で、朝霞市は近い将来におけるごみ処理を近隣市との広域化によって対応していく方針を打ち出しているところであります。ごみ問題を考えるとき、どのような形態の焼却処理方法を考えるかということも重要なことではあります。しかし、さらにごみを減らす方法はないのか、現在朝霞市が取り組んでいる方法よりほかに考えられることはないのかという点について再度検討することは、もっと重要なことであると考えます。
 今、ごみの減量化に取り組んでいる全国の自治体で、生ごみ処理機の普及に力を入れ取り組んでいるところが急速にふえているのが実態であります。数年前までは 100にも満たない自治体の取り組みであったものが、今や 700以上の自治体が導入するまでに至っており、さらにこの数はふえる傾向にあります。横浜市では1999年度から大都市での普及可能な消滅型の生ごみ処理機の普及を目指し、まずモニター調査を開始したようであります。また、神奈川県の鎌倉市におきましては、2005年までにごみの焼却量を半減させる「ごみ半減都市宣言」を行い、焼却するごみを減らすという運動を市挙げて取り組んできております。具体的取り組みの一つが、生ごみ処理機を年次計画で全戸に普及させ、ごみの減量化を図るという打ち出しであります。さらに、全戸に普及させるために、これまでの生ごみ処理機の購入補助金を大幅にアップさせ、その実現を目指しているとのことであります。
 生ごみ処理機には、ごみを乾燥させて減量するタイプと、ごみを水と二酸化炭素に分解し消滅させてしまうタイプの2種類が現在開発されているようであります。生ごみ処理機使用のメリットは、個人にあっては、ごみをすぐに処理できることであり、週2回の回収日まで3日も4日もごみを家庭で保存しておくことはなくなり、特に夏場は大変に嫌な思いをしないで済むことになり、また回収日に出すごみの袋も、生ごみが出なくなる分軽くなることにもなります。自治体にとりましても、現場で回収作業に当たられる人たちが生ごみを扱う際の不快感から開放されるとともに、水分を多く含んだ生ごみの処理は、高性能な焼却炉にとりましても頭の痛い存在であります。生ごみ処理機によって処理された生ごみは焼却炉への負担が軽減され、何よりも生ごみの量が大幅に減るという減量化につながることを考えますと、都市にあってごみを減らす方法を考えるとき、最も導入しやすい方法であり、さらに力を入れ取り組むべき制度だと考えます。
 朝霞市としましても、生ごみ処理機購入の際、補助金を交付し普及に努めているところでありますが、ごみの減量化推進の立場で、生ごみ処理機の普及につきましての考え方を2点にわたりましてお尋ねをいたします。

◎芳野吉嗣市民環境部長 2点目のごみの減量化に対する取り組みについて御答弁申し上げます。
 (1)の生ごみ処理機の普及状況につきましては、家庭の生ごみの減量化施策として、コンポスト容器、EMぼかし容器、電動式生ごみ処理機を購入された市民に対して補助制度を実施しているところでございます。制度開始以降、平成10年度末までの普及状況を申し上げますと、平成3年度からのコンポスト容器が 1,202基、平成8年度からのEMぼかし容器が 343組、平成10年度からの電動式生ごみ処理機が78基となっております。また、普及に関する取り組みにつきましては、広報あさかへの掲載や啓発冊子の全世帯配布を初め、市役所1階のリサイクルコーナーへの展示、さらにリサイクルギャラリー開催時や市民農園利用者説明会での普及活動等、機会あるごとに啓発活動を実施しております。
 (2)のごみ減量化と生ごみ処理機の関係につきましては、ごみの総量のうち、可燃ごみの割合が約7割を占めており、そのうち可燃ごみの組成分析比率によりますと、生ごみ等の厨芥類が約3割程度となっております。この家庭から出る生ごみの厨芥類を生ごみ処理機等によりごみを堆肥化、減量化することで、排出段階におけるごみの抑制策として相当分のごみの減量化が期待できるものと考えております。
 なお、平成10年度の家庭系可燃ごみは、平成9年度と比較いたしまして約5%程度減少しており、ごみの減量化、資源化が推進されたものと考えております。したがいまして、今後におきましてもごみの減量化に対するより一層の啓発活動に努め、特に家庭での生ごみ堆肥化、減量化を促進し、ごみを出さないという排出抑制策を積極的に推進することにより、資源循環型社会の構築を目指していきたいと考えております。

平成11年  9月 定例会
◆ 4番(福川鷹子議員)
 次に、生ごみの減量化についてお伺いいたします。
 朝霞市では、ごみの減量化、分別収集の徹底等、ごみ行政においては着々と成果を上げておられ、大変喜ばしい限りでございます。生ごみの減量化につきましても、補助金等積極的に対応されているところであります。しかし、最近ではPR不足からか、家庭における生ごみ処理機の導入が思わしくありません。
 まずコンポストが登場しましたが、導入二、三年はかなり普及いたしましたが、現在では低迷を続けています。その次にEMぼかしが登場しましたが、導入当初のみ普及しましたが、以降これも横ばいに低迷しております。最近では電動式の導入を進めているところですが、これも今のところ普及までは至っておりません。その原因の一つは、PRの不足にあるかと思います。
 しかし、現状は、コンポストについては、ある程度広い庭や土地がないと利用できません。EMぼかしについては、バケツ型のEMコンポストで、庭や土地がなくても比較的利用しやすいものの、処理後の生ごみの処理に問題が残ります。また、EM菌に至っては、朝霞地域内では販売店がなく、市から業者を紹介してもらうという不便さです。そこで登場したのが電動式です。電動生ごみ処理機は、電気で処理するので大変便利です。しかし、これも使用してわかったことですが、確かに水分が抜け、量的には減るものの、べたべたになったり、やわらかい塊になり、においがします。また、処理機の周囲に熱を持ち、その置き場も問題になります。
 このように、生ごみは非常に厄介なもので、その中で最も厄介なことは、いずれにしろ、その処理後の生ごみの処理です。毎日のことですから結構な量になります。この行き先が決まらないことには、真の生ごみの減量化にはならないのではないでしょうか。近隣、和光市では、有機農業をしている農家とタイアップして生ごみを処理しているようです。当市でもぜひ恒常的に生ごみを堆肥として使用する受け皿づくりをお願いいたします。これらの器具の導入を進めても、宝の持ち腐れでは普及もせず、生ごみの減量化もないものと思われます。処理後の生ごみの始末を市は今後どのように取り組まれるかお聞きします。

◎ 芳野吉嗣市民環境部長
 続きまして、2点目の生ごみ減量化について御答弁申し上げます。
 現在市では、家庭系生ごみの減量化施策として、コンポスト容器、EMぼかし容器、電動式生ごみ処理機をあっせんし、購入費の一部について補助金を交付しているところでございます。購入された方々におきましては、家庭から出る生ごみを自家処理することにより、排出抑制策としてごみの減量効果をもたらしております。また、生ごみは、有機性資源、いわゆる堆肥としての価値もあり、ごみの減量化のみならず、堆肥化等の再資源化施策にも大きなメリットがあります。
 しかし、可燃ごみの中から生ごみだけを分別収集し、堆肥化プラントで再資源化することや、御指摘のありました堆肥化された生ごみ、余剰堆肥だけを収集することは、都市化された本市におきまして、恒常的な使用先である農家等に供給する社会システムの構築と堆肥の性状や量の安定が求められるため、現状では大変難しいものと考えております。
 したがいまして、今後購入された方々の活用状況について調査し、この結果を踏まえ、研究してまいりたいと考えております。

◆ 4番(福川鷹子議員)
 次に、生ごみの減量化の方ですが、都市化された本市におきまして、恒常的な使用先である農家等に供給する社会システムの構築と堆肥の状態や量の安定が求められるため、現在では大変難しいものと考えておりますという御答弁をいただきましたが、実は先日、教育環境委員会の席でも、EMぼかし容器、電動式生ごみ処理機を利用してできた堆肥を市民農園等に生かされるように考えるべきという質疑も出ておりました。この堆肥は、花にも野菜にもとてもいいと言われております。実際処理した後、毎日毎日家庭で処理するのはとても難しいことです。ですから、市民農園等つくっている方や農家に利用してもらえるように市から働きかけていただけるお考えはないでしょうか。
 これに関連してなんですが、学校給食から出る残滓は、現在、浜崎と栄町と合わせてトラックで何かごみ焼却場の方に持っていって処理されているとお聞きしておりますが、この給食センターが新しく建設されるときには、ぜひ残滓処理ができる機械等を設置し、そして、その機械で処理されたものを校庭の花壇等にまいて、肥料として、堆肥として使えるようにするお考えはどうでしょうか。それは本当に真の環境教育になると思います。ぜひこの辺はどういうふうに取り組まれるかお聞きしたいと思います。

◎芳野吉嗣市民環境部長 2点目の生ごみ減量化についての再質問にお答え申し上げます。
 堆肥の市民農園等での使用につきまして考えはということでございますが、確かに市民農園あるいはふれあい花壇等での活用につきまして、今後利用されている方々の意見を聞いてまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、活用につきましては、この活用状況の調査結果を参考にして、今後、収集方法、活用方法について研究してみたいと考えております。

◎鈴木一夫学校教育部長 生ごみ処理について、給食センターでの対応はどうかという御質問ですが、残滓については、現在別途廃棄処理をしている状態でございます。なお、浜崎、栄町ともに、施設上かなり現在でも手狭な状況がございまして、施設上非常に困難であると言わざるを得ないわけでございますが、今後研究してまいりたいと考えております。
 なお、第十小学校につきましては、教育的な配慮から、一応現在のところは校内に生ごみ処理機を設置したいという考えで進めておるところでございます。

平成12年  3月 定例会
◆ 2番(福川鷹子議員)
 5点目、環境問題について。
 電動式生ごみ処理機のアンケート結果と今後の生ごみの処理方法について。
 市では、生ごみの減量化を図るため、市内に居住する世帯の方が電動式生ごみ処理機、コンポスト容器、EMぼかし容器を購入した場合、購入費の一部を補助しています。このたび、電動式生ごみ処理機を購入した方を対象にアンケートを実施された結果がありましたが、「購入してよかったですか」という問いに対して、回答された61世帯のうち48世帯の方が「よかった」と答えておられます。その理由として、「いつもすぐに処理ができて、流しが清潔でとてもよい」、「燃やせるごみが少なくなり、ごみ集積所まで運ぶのが楽になった」、「リサイクルに協力できよかった」等々、いいことずくめです。しかし、あとの13世帯の方はどうなのでしょうか。よいということを聞くのは当たり前ですが、また逆の意見の方にも耳を傾けるのが行政の役目ではないでしょうか。
 私自身もリサイクルについては昔からとても興味もあり、実践している者ですが、生ごみに関しては、いいと言われたものに対してすべてを使ってまいりました。しかし、この電動式は、今までの中で一番生ごみが減量化されていいのですが、減量されても、なおごみは出ます。庭があっても限界があり、なかなか思うように処理ができないのが現状です。そこで、市の貸し農園や農家の方々と契約をして、生ごみの最終処理をしてもらえないものでしょうか。
 隣の和光市では、処理機のモニターの方々から出た生ごみのEM処理後のものを回収して最終処理を行っているようですが、朝霞市でもこのようにはならないものでしょうか。最終の処理が約束されれば、もっと多くの人に電動式生ごみ処理機が利用されるのではないでしょうか。市のお考えをお伺いいたします。
 以上で1回目の質問を終わります。

◎ 芳野吉嗣市民環境部長
 続きまして、5点目の環境問題について御答弁申し上げます。
 市では、現在、家庭の生ごみの減量化を図るため、電動生ごみ処理機を購入した方に対し、購入費の一部として、2万円を限度に補助金を交付しているところでございます。
 購入実績につきましては、平成10年度では78基、平成11年度は2月末で49基となっており、ごみ排出の前段階による排出抑制策として、ごみの減量効果をもたらしております。
 御質問いただきました電動式生ごみ処理機のアンケート結果につきましては、平成10年度購入者を対象にして実施し、「広報あさか」1月号に掲載いたしました。その主な内容といたしましては、「いつもすぐに処理できて、流しが清潔でとてもよかった」、「燃やせるごみが少なくなり、ごみ集積所まで運ぶのが楽になった」など、多くの方から「購入してよかった」との回答をいただいております。
 また、処理後の堆肥につきましては、畑や家庭菜園などに利用している方が約7割を占めており、生ごみの減量化のみならず、堆肥化にも御協力いただいております。今後、市といたしましても、処理後の余剰堆肥の活用方法等について研究してまいりたいと考えております。

◆ 2番(福川鷹子議員)
 最後に、環境問題について。
 答弁によりますと、生ごみ処理機の購入実績について、平成10年度で78基、平成11年度2月末では49基と、そのアンケート結果ほどには普及が進んでいないと思われます。この主たる原因は、先ほども述べたように処理後にあるものと思います。今後速やかにその処理機の普及に努めていただくよう、これも要望とします。

◆ 5番(原山典議員)
 次に、生ごみ処理機の購入補助金の実績と補助額を教えてくださいという質疑に対しまして、平成10年度の実績は、コンポスト容器23基、EMボカシ容器41組、電動式生ごみ処理機78基、平成11年度は2月末現在で、コンポスト容器19基、EMボカシ容器29組、電動式生ごみ処理機49基でございます。補助単価は、電動式生ごみ処理機2万円を限度としており、また、1台当たりの購入費用は約5万円ぐらいだという答弁でございました。

平成16年  3月 定例会
◆ 12番(石原茂議員)
それでは、去る5日の本会議におきまして教育環境常任委員会に付託となりました議案6件につきまして、審査経過の概要とその結果について御報告申し上げます。
(中略)
 次に、生ごみの処理機購入費補助ですが、どのくらいありますかにつきましては、平成14年度にはコンポストが16基、EMボカシ容器が20基、電動式31基、計67基ですとのことです。
 利用者のアンケート回答はいかがですかにつきましては、ごみのリサイクルに協力ができた33%、堆肥づくりができた24%、堆肥で野菜づくりや花の栽培ができてよかったが15%、可燃ごみが減った24%ということでありました。

平成17年 12月 定例会
◆ 12番(石原茂議員)
それでは、教育環境常任委員会の報告をさせていただきます。
 去る6日の本会議におきまして教育環境常任委員会に付託となりました議案7件につきまして、審査経過と結果につきまして御報告申し上げます。
(中略)
 生ごみ処理機では平成15年度がコンポスト6基、EMボカシ容器が14組、電動生ごみ処理機26基です。平成16年度はコンポスト14基、EMボカシ容器9組、電動生ごみ処理機47基です。トータル金額は、平成15年度が55万1,000円、平成16年度が97万5,600円ですとの答弁でした。

平成18年  3月 定例会
◆ 10番(岡崎和広議員)
それでは、去る7日の本会議におきまして教育環境常任委員会に付託となりました議案4件について、審査の概要とその結果について御報告申し上げます。
(中略)
 リサイクル推進員につきましては、現在209名の方に委嘱をお願いしています。活動内容は主に集積所の分別状況の確認、不法投棄物を発見した場合の報告です。生ごみ処理機の補助金につきましては、コンポストが3,000円、EMぼかし容器も3,000円です。電動生ごみ処理機につきましては、上限が2万円ですとのことでした。

平成19年  9月 定例会
◆ 10番(岡崎和広議員)
それでは、9月7日の本会議におきまして、教育環境常任委員会に付託になりました議案2件につきまして、審査経過の概要とその結果について御報告申し上げます。
(中略)
 生ごみの処理器購入費の補助事業の実績はとの質疑に対し、過去3年間、平成16年度から申し上げますと、平成16年度、コンポストが14基、EMぼかしが7基、それ以外にあっせん以外というのが二つございまして、電動式47基でございます。平成17年度がコンポスト8基、EMぼかし8基、あっせん以外はゼロ、電動式が70基です。平成18年度がコンポスト4基、EMぼかし8基、あっせん以外がゼロで、電動式50基という状況ですとの答弁がありました。
 生ごみ処理器について、その後の活用はとの質疑に対し、審議会等からも生ごみの減量の施策についていろいろ御意見をいただいているところですので、生ごみの減量については今後検討してまいりたいと考えておりますとの答弁がありました。

◆ 18番(獅子倉千代子議員)
 それでは、3月3日の本会議におきまして教育環境常任委員会に付託となりました議案4件につきまして、審査経過の概要とその結果について御報告申し上げます。
 次に、第3項清掃費について、焼却灰等処理委託料に関連して、ごみの堆肥化についての考えはとの質疑には、可燃ごみの中で生ごみが占める割合は非常に多く、生ごみを堆肥化することによってかなり資源化量はふえますが、生ごみを資源化するには不純物を一切とらないと、いい堆肥ができないので、なかなか家庭からの生ごみを分別収集して堆肥化するといったような近隣市町村はありません。朝霞市では、給食センター、保育園、はあとぴあの食堂、こういったところでは生ごみ単体が出てきますので、そういったところについては生ごみの堆肥化を進めているところでございますとの答弁がありました。
 次に、ごみ減量・リサイクル推進補助事業の減額の中に、コンポスト容器及びEMボカシ容器購入に対する補助金の廃止分が含まれているか、廃止の理由はとの質疑には、生ごみ処理機購入費補助金は、コンポスト容器、EMボカシ容器を今年度をもって事業を廃止することで、影響額は3万6,000円あります。廃止の理由は、コンポスト容器、EMボカシ容器については年々と購入件数が減ってきています。最近では一けた台になってきており、コンポスト容器は平成20年度が4基、21年度が6基、今年度は12月末までで5基となっています。また、EMボカシ容器は、平成20年度が5組、21年度が10組、今年度は12月末で1組と減っているのが一つの理由です。それと、コンポスト容器は平成3年7月から、EMボカシ容器は平成8年4月から補助を実施し、現在までに、コンポスト容器は累計で約1,400基、またEMボカシ容器は累計で約500組の売り上げがありました。この二つについては、生ごみの減量化、堆肥化施策として一定の効果を果たしてきたと考え、補助対象から外すものです。なお、電動式生ごみ処理機については引き続き補助していきますとの答弁がありました。


  • 最終更新:2013-11-26 05:14:45

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