桐生市

平成17年 予算特別委員会

〇委員(細谷昌弘)

  それでは、1点お伺いしたいと思いますが、ページで言うと81ページ、3目ごみ減量対策費のところの生ごみ処理容器補助金についてなのですけれども、食品リサイクル法が施行されるのが迫っていて、市民の生ごみ対策に対する意識も高まってきていると思うのです。そうすると、そこで60万という予算については、これはたしか上限が2万円だったのです、補助の体制。そうすると、単純に割ると、30台で60万になってしまうわけです。ですから、それが適当なのかどうかと考えてみる中で、去年の16年度の実績としては平均何件で、平均補助何件に対する平均の補助経費の額が幾らであって、トータル幾らであったのかということをまずお聞きしたいと思いますが、それと処理機に対する補助も必要なのですけれども、これからいろんな家庭の事情でバケツに完全分別した生ごみをためていって、そこに腐敗でなくて発酵に使われるようなボカシを振っていただいて工夫するという場面も出てくるかと思うのです。そのときに市の方でボカシを無料にしても、うんと安いにしても供給をして、そういった動きを、いわゆるそういった面補助するということの考えないのかどうか、今後。あとそれから、ボカシと、それからEM菌の利用、これなんかは将来考えていないのかどうかについてお答えいただきたいと思います。

〇生活環境課長(松島 薫)

  最初の生ごみ処理容器補助金でございますけれども、17年度につきましては60万ということで予算計上させていただきました。この額につきましては前年、前々年の補助額に見合う額いうことで計上いたしました。と申しますのは、16年度を見た場合の実績が電動型が、この補助が20台、それとコンポストが3台、それと15年度が、電動型が38台、コンポストが17台で、17年度につきましては一応予算の方では電動式が29台、コンポストが10台ということで、財政事情等勘案しながら実績に見合うということで、見合うような予算規模の想定といいますか、初期の想定された予算ということであります。
  それと、2点目の処理機の補助とあわせて、いろいろ生ごみの関係のボカシとEM菌等の利用の考え方ということでございますけれども、確かに生ごみを処理するのにいろいろこういうような方法もあるようでございますので、この辺のところは私どもの普及の状況とか勘案させていただきながら検討をしてみたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
  それと、これからごみの減量を市民の皆様にもお願いしていく中で、当然ごみの減量につきましてはそれぞれの自己責任におきましても取り組んでいただきたいということで、また創意工夫をそれぞれ市民の皆さんがされる中から、新たなまたごみ減量の方法なり手法なりも生み出してきていただけるのかなということは、もうこの辺のところも、また市民の皆様の処理方法に対しても期待をするところでございますので、よろしくお願いします。

平成17年 第2回定例会

〇38番(細谷昌弘)

 それぞれに御答弁ありがとうございました。続いて、第2質問をさせていただきたいと思います。
  まず、コンポストの補助金のところでございますけれども、一律2,000円と申し上げましたが、私は去年の6月の広報をそのまま申し上げましたので、そうなったのですけれども、ただいまの御答弁では価格の半額で上限2,000円とのことで、こういうことで御答弁いただきましたけれども、昨年の6月以降表現が変わったということで理解してよろしいのでしょうか。確認をしていただきたいと思います。
  次に、生ごみ処理機器の普及台数ですけれども、平成14年、15年、16年と年々減少しておりますけれども、諸条件を満たしている御家庭にはほぼ普及しているということなのか、あるいはお示しをいただいたアンケート結果によるように、使い勝手が悪いとか、費用対効果において人気がないとか、いろいろ原因が考えられますけれども、当局としてはどのような理由をお考えなのでしょうか。お尋ねをいたします。
  それから、境野水処理センターでできるコンポストについて、窒素、燐酸、カリが5対5対1ということで、花木、野菜、葉物に適するということで、これでは大体間に合うのだと思いますけれども、市販されている液肥のように原料の割合を変えて5、5、5にできないかどうかという疑問があったので、お尋ねしたのですけれども、現在の原料ではできないということで、これは理解いたしました。
  次に、生ごみの資源化に対する相談窓口の設置についてはぜひ前向きに検討していただきたいと思います。これは、要望としておきたいと思います。
  窓口の設置と同時に生ごみの発酵を促すボカシを市でつくって無料で配布してみたらどうかということも考えております。本年度2月に宇和島市への行政視察の中で、宇和島市でEM菌を使って市でつくって市民に無料配布をしているという事例を見ました。これはEM菌で水質の浄化を図っているわけですけれども、ごみに対してはごみの発酵を促す、それほど高いものではないと思いますので、ボカシの無料配布を検討してみたらどうかと思いますけれども、これについて御意見がありましたらお答えいただきたいと思います。
  それから、買い物袋持参運動、環境に優しい店の登録制度、10月からのごみ減量をテーマとした講演会、ごみ減量教室等いろいろ取り組みをされており、すばらしいことだと思います。先日ごみ減量教室に行ってこられた方から大変勉強になったという感想もお聞きしたばかりです。ぜひ頑張っていただきたいと思います。
  それから、ごみ減量教室あるいは講演を聞いた人に修了証書のようなものを渡して張り合いを持っていただくとか、修了ステッカーを張って頑張っていただくとか、いろいろな御意見も聞いておりますので、このアイディアについてどのようにお考えになるのか御意見をお聞きしたいと思います。
  以上で第2質問といたします。よろしくお願いします。

〇市民部長(八木 健)

 コンポスト式生ごみ処理容器の補助につきましては、最近では販売価格が安価になっており、4,000円前後の商品が主流となっております。しかし、中には3,000円以下の商品もあります。助成の要件といたしまして、それまで一律2,000円ですと公平感を欠くことや合併に伴いまして新里、黒保根地区との調整を行いました結果、購入金額の2分の1、上限2,000円といたしました。
  次に、生ごみ普及状況ですが、年々減少している理由でございますが、屋外に設置いたしますコンポスト式の生ごみ処理容器は平成5年度から助成を実施しております。平成16年度までに延べ3,274基の補助を行いました。また、電動式の生ごみ処理機は平成13年度に実施いたしまして、平成16年度までに延べ215基の補助を行いました。屋外式のコンポスト式は年々購入者が減少していますが、利用できる家庭にはほとんど行き渡っているものと思われます。また、電動式につきましては以前は10万円以上していました機種が主流でしたが、最近では7万円前後の機器が見受けられます。しかしながら、まだ2万円の補助をしたとしても少々高いという印象があり、購入者が伸びない原因とも思われます。
  次に、ごみ減量教室の修了証書につきましては前向きに検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。

〇都市計画部長(山形賢助)

 ただいまEM菌の効果につきましてお話ございましたが、EMボカシにつきましては水質浄化等に非常に効果があるということにつきましては認識しております。したがいまして、桐生市においては相生の都市下水路の渡良瀬川への放流口に設置し、その効果を発揮していただいておりますが、その他における効果につきましては今後の研究課題ということで御理解をいただきたいと思います。

〇38番(細谷昌弘)

 第3質問をさせていただきます。
  部長のただいまの御答弁の中にEM菌はあったのですけれども、ボカシを支給するということについてはどうかということ一つお答えいただきたいと思います。
  それから、きのうのタイムスに8年ぶりに可燃ごみが6.2%減少という記事がありました。大変心強く思いました。当局の前向きな努力と市民の協力の結果であると思います。私が先月八木市民部長みずから早朝より資源ごみの回収に取り組んでいる姿をお見かけいたしました。先頭に立ってのますますの御活躍をお願いしたいと思います。生ごみの資源化は大変難しい問題を含んで、費用もかさみますけれども、避けて通れない重要課題でもありますので、前向きな取り組みをお願いして質問を終わりたいと思います。先ほどの1点について御答弁お願いします。

〇都市計画部長(山形賢助)

 EMボカシの効果につきましては、費用対効果の問題もございますので、今後の研究課題とさせていただきたいというふうに考えております。

平成17年 決算特別委員会

〇委員(佐藤貞雄)

 カッコソウの話出たのだけれども、はっきりしてもらいたいのは、予算をつけていて執行しないだとか、そうすると保存で一生懸命頑張ってきた人たちの方が結構ですと言ったのか、こっちが切ったのか、どっちなのか。一生懸命やっている人が、予算はついているけれども、保存というのはずっと続いていくわけだから、どっちなのですか。それは、はっきりしてもらいたいのと、打ち切っていたのですけれども、ごみ減量教室の実施がなしという形になっているのだけれども、本会議でもいろいろ論議になって、私はコンポストと電動式生ごみ処理器等については別な機会に譲るよとは言ったのだけれども、どうもカッコソウの話聞いていて心配になったので、いわゆるこういう問題も本会議では出ていたのですが、実際に進めると大変なわけだ。きちんとしたやっている人の交流が必要でしょうというふうに申し上げているのだけれども、そういう実際にやっている人との意見交換というのが少し少ないような気がするのだ。ざっくばらんに言うと私も生ごみ処理器は二つあるのだ。電動式生ごみ処理器もそろえているけれども、そんなうまくいかないのです。うまくいかないというのは、電動式というのは電気代かかりますよ。
私は、深夜電力を使っているから、そこの間でやれば何とかなるけれども、あれ安いところでやらないと大変なのですよ、例えば。生ごみ処理だって、なかなか処理できなくて、担当者呼んだら、これは日陰だからなんて言われたのです。そんな広いうちがあって日当たりの方にコンポストなんか持っていくわけにいかないのですから、なかなか苦労もあって、いろいろ経験している中でうまくする方法はこういうのですよというのは出るわけです。
 この議会の中ではEM菌の話も前から何か取り上げたことありまして、これは広がったのですよ、桐生市に。私も買ってきたけれども、失敗してしまって、そのうちに菌の売っているところ、今錦町にあるのだ、あれは。前に広沢三丁目にあったやつは菌の売るところがなくなってしまっているのです。だから、アドバルーンはいろいろ上がるのだけれども、そしてそれに取り組んでいる人というのは市民の中にいらっしゃるのだろうけれども、成功した例とか、失敗した例があるわけです。そういうのを持ち寄って経験交流しないと、これは大変だと思うのです。太陽光発電もそうです。今で言うとボランティアというか、費用を出してやるわけでなくて、売れるといったって、太陽光発電で使うお金をかけるだけの電気というのはなかなか稼がないと言ってはおかしいけれども、それは大変です。国の補助があったにしても大変です。このごろ自然環境保全で、そうは採算が合うわけではないのです。そういうものを含めて今の時点でこれがどういう役割を果たすのかということをきちんとしないと、何かこういうのを設ければごみが減量するとか、太陽光発電すればうまくいきますと、こういうぐあいにいかないのです。したがっ
て、私は打ち切ったのだけれども、出てきたので、そういう教室をやる場合でも一番大切なのは、実際に取り組んでいる人がたくさんいらっしゃるわけです。ですから、そういう経験を交流して市民に戻すということが私は必要だと思うのです。カッコソウのことで出たものですから、済みません、要望が出たので打ち切ったつもりなのですが、申しわけないですが、2点だけよろしくお願いします。

〇生活環境課長(松島 薫)

 最初のカッコソウのところでございますけれども、カッコソウで非常に積極的に現地の方に移植をされている団体の代表の方の接触をいろいろ持ったわけでございますけれども、根底が当時の林道にかかわる問題等も何かございまして、なかなか接触がうまいぐあいに私どもの意図も伝わらなかった部分も確かにあったようでございますので、この点を踏まえまして、緊密な連携が図れるように努力はしてまいりたいと思います。この前の会議の会合を持ったときには、代表の方はいなかったのですが、副の方がお見えでございまして、いろいろ意見等も交換できたということで、そういう関係でございますので、今後につきましては、その辺のところは積極的な取り組みをしてまいりたいと思っております。
 それと、生ごみの関係でございますが、確かにいろいろコンポスト、電動生ごみ処理器、なかなかうまいように処理もできないという意見もいただいてはございます。しかし、その半面アンケート調査等を行った中で、非常によく利用されておるというデータも大分大きな数字が出ておりますので、委員さんがおっしゃるようにそういう方の意見等を集約する中で、いろいろ費用的な面で効率的な利用が図れるように努力はしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

平成22年 第1回定例会

〇28番(細谷昌弘)

  次に、大きい項目の3番、生ごみの資源化について、生ごみの資源化、すなわちコンポスト化、液肥化については、今までにも一般質問をしたことがありますが、今回はごみ減量の意識づけも視野に入れて、印刷指定ごみ袋を導入する方向が示されましたので、改めて何項目かについて確認の上、幾つかの提案をしたいと思って、再度このテーマを取り上げる次第であります。まず、コンポスト器については、上限を決めて、桐生市が半額負担して、導入の促進を図りましたが、頭打ちになっております。頭打ちになっている原因は、できたコンポストの処理の問題があり、また一方でうまくコンポスト化できないという面もあろうと思います。しかし、微生物を利用して、いわゆるボカシを使うことによってうまくコンポスト化する、あるいはコンポスト化する過程において、生ごみの腐敗臭を抑える等生ごみを二、三日小さい袋に入れてためておく、こういうケースは独居老人の場合によくあります。1日に出るごみの量は少量ですから、小さいレジ袋において指定日まで待って出すということです。こういう場合におきましては、腐敗による悪臭をボカシを振ることによって発酵に切りかえて、よいにおいでもありませんけれど
も、漬物のにおい程度に抑えておけば、腐敗による悪臭がなくて済むわけであります。このようにして、ためておいたごみを指定日に出せばいいわけであります。
  そこでお伺いいたします。桐生市でEM菌を使ったボカシを用意して、無料で市民に配布すると生ごみの資源化に対する意識が高まって、ごみ減量に対する意識も高まると思いますが、ボカシの無料配布について当局のお考えをお聞かせください。それと、コンポスト器購入の際の補助打ち切りの理由についてお聞かせいただきたいと思います。
  続きまして、最近不況のため可燃性の企業ごみの量が減っていると聞きますが、仮に可燃ごみの総量が30%減ったとしますと、3機ある焼却炉の稼働体制がどう変わるのか。また、生ごみが30%減量になったとすると、燃焼にかかわる対応にどのような変化が生ずるのかお聞きいたします。湿熱と乾熱では湿熱のほうがエネルギーが高いと聞きますが、その意味で生ごみが多いということは、炉の寿命が短くなるのかどうか、お聞かせください。ほとんどの生ごみには、塩分が含まれているので、ダイオキシンの問題とは別に、塩分が焼却炉に与える影響についてもお聞かせいただきたいと思います。
  次に、生ごみの液肥化につきましては、ごく身近な例として、現在は廃業してしまいましたけれども、平井町のきのこ会館に1日処理能力100キログラムの液肥化装置が設置されていて、以前は稼働しておりまして、定期的に液肥を契約農家に運んで、土壌改良と同時に野菜の有機栽培による安全な野菜をまたきのこ会館の厨房に運んで料理して出すと。小さい規模でありますけれども、食品リサイクルができておりました。そして、この処理機には生ごみの資源化に深い理解を持った主婦のグループが生ごみを投入していた実績もありました。今この食品リサイクルが中断してしまって、大変残念に思っております。液肥化のための生ごみの完全分別は、主に主婦の皆さんの意識の問題であり、完全分別が各家庭において実施されるまでには、相当高いハードルがあると思いますけれども、今は以前よりも市民の皆さんのごみ減量意識も高まり、生ごみの液肥化についても理解されてきていると思いますので、お勝手の流しのプラスチックの三角コーナーでの簡単な作業で完全分別できるわけですから、啓蒙の努力によって必ずクリアできると思います。できた液肥は、契約農家で消費できる体制も整ってきておりますから、最初は小
規模な処理機を設置して、テスト的に始めてみたらいかがかと思いますけれども、当局の意見をお聞かせください。

〇市民生活部長(内田利勝)

 生ごみの資源化につきまして御答弁申し上げます。
  生ごみをためておいた場合の悪臭防止につきましては、ボカシ剤によりある程度の効果が期待できるというふうに思われます。しかしながら、桐生市では現在桐生市ごみ減量化推進協議会を通じまして、3R運動を推進しております。その中でも一番重要なリデュース、ごみを減らすことですけれども、その推進ということで、生ごみとならないよう余分なものを買わないことや食べ残しをしないことなど、市民の皆さんに周知、啓発を行っているほか、水切りのお願いなどもあわせて行っているところであります。ボカシ剤を利用した場合の堆肥化につきましては、定期的に攪拌しなければならないことなど大変手間がかかるようであります。できた堆肥を有効に利用できるような環境も必要となります。このことから、現在市民の皆さんにボカシ剤を無料で配布するというようなことは考えておりませんけれども、適正な管理のもとにボカシ剤を利用して堆肥化することにつきましては、生ごみの資源化に有効な手段の一つでもありますので、情報提供など努めていきたいというふうに考えております。
  次に、ごみ容器等の購入補助につきましては、平成5年度から実施しておりましたけれども、価格が安価になりまして、大変求めやすくなったというようなこともあります。また、補助金全体を見直すという経緯の中で、19年度をもって終了をしたものであります。
  次に、清掃センターへの持ち込みごみの減少についてでありますけれども、平成20年度では1日平均240トンを2炉運転で焼却をしておりました。仮に可燃ごみが30%減少するといたしますと、おおむね170トンで1炉当たりでは85トンとなりますけれども、炉の性能上は現在と同様に2炉運転で問題ないというふうに考えております。また、生ごみが30%減量になった場合ということで、焼却ごみの発熱量が現在の約2,000キロカロリー、キログラム当たり、それよりも高目になるということが予測されます。しかしながら、現在の炉はキログラム当たり1,100キロカロリーから2,800キロカロリーの発熱量に対応した炉になっておりますので、燃焼に関する対応の変化はないというふうに考えております。
  また、ごみが多いと発熱量は低目になることが予測されます。この場合においても、同様に寿命に影響を与えるものではないというふうに考えております。
  それから、生ごみに含まれる塩分についてということですけれども、生ごみを含めた一般ごみを焼却する炉として、現在の炉は設計されておりますので、炉に対しての塩分の影響ということはないというふうにとらえております。
  次に、液肥化装置というお話ですが、生ごみの資源化ということで、堆肥化あるいは液肥化について取り組んでいる自治体があるということは聞いておりますけれども、分別収集の体制あるいは液肥化装置のコストなどの問題がありますので、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても、生ごみの資源化については、ごみ減量、リサイクルの観点から大変重要なことというふうに考えております。今後は、生ごみの資源化における先進地の状況調査なども含めまして、桐生市ごみ減量化推進協議会と連携をしながら研究してまいりたいというふうに考えております。

〇28番(細谷昌弘)

 それでは続きまして、今の第2質問に対する第3質問ですけれども、話はよくわかりました。それで、確認なのですけれども、どうしても地元の要望が強くて、縁石なしのケースが必要であるということになったら、これは可能なのでしょうか、お答えをいただきたいと思います。これは私もちょっとやりとりが下手なものですから、間違ってしまうといけないのですけれども、第2質問に対して第3質問いたしました。
  それで、あとはおのおのの項目について、第2質問のないものについては、要望と感想を述べてみたいと思います。時間もちょっとありませんので、要望は1つに絞りますけれども、EM菌、つまりコンポストの使い方、ボカシの使い方を機会を使って幅広く指導して、資源化の促進を図っていただきたいと、これをお願いしておきます。
  炉の性能につきましては、すばらしい炉であるということを再認識して安心をいたしました。
  生ごみの液肥化につきましては、まず装置の設置、生ごみの収集投入、破砕、発酵、そして酸性の液肥となります。この液肥は、農家へ搬入して処理する、利用するという体制も整っております。また、この液肥の特性をちょっと申し上げておきますけれども、pH4で酸性でありますので、害虫の幼虫、そして雑草の芽を枯らすという効果があって、農薬、除草剤が不要となる。その結果、土壌改良とともにおいしい安全な野菜ができるという、こういう工程であります。こういうことであります。この工程の中で、一番の問題は生ごみの完全分別による収集と投入です。2番目の問題は、液肥の処理と使用であります。繰り返しになりますけれども、前に言ったように、この2つの問題はクリアできる状態にあります。あとは装置の設置だけであります。ぜひ試験的に設置して、生ごみの資源化を緒につけていただきたいと思うわけであります。
  それから、参考までに私が例に挙げているこの液肥装置の国内の普及状況は、福島県南相馬郡小高地区、それと鳥取市、松江市、宇都宮市、トータルで40カ所ぐらいで稼働してうまくリサイクルができております。この装置の説明会も行われているようですから、先ほどの部長答弁のように、先進地を見ていただいて、設置についてぜひ前向きに検討していただきたいと思います。
  それで時間もないのですけれども、私も生ごみの資源化については今後とも力を入れていきたいと思いますので、突然ですけれども、今の私の質問を聞いている中で、市長さんが生ごみの液肥化装置について御意見がありましたら一言お願いいたします。

  • 最終更新:2015-02-24 14:49:40

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