津市

津市議会とEM

平成 5年  6月 定例会(第2回)-06月22日-04号
◆ 17番(佐藤肇子君)
 7番目に、ごみ減量対策の一つとして、生ごみの堆肥化にボカシの普及へ取り組んでいただきたいということでお願いいたします。私の友人で、農家から畑を借りて野菜をつくっている人がいます。彼女は数年前からコンポストを庭に据え生ごみの堆肥化をしているのですが、その彼女が昨年、コンポストもええんやけど夏場が困るんさな、石灰や醗酵促進剤をまいてもハエやウジがわくし、臭うなるやろ、少々のことは我慢せんならんとは思うんやけど、いなかならともかく、狭い町場では近所に悪いしな、そやで夏はやめとんのさ、何とかもっとええ方法ないんやろかと相談を受けました。で、私は何か別な方法というのにずっとこだわり続けていたのですか、ことしになって、ある新聞で、ボカシによる生ごみ堆肥化が好評という記事を読んで、5月に大西議員と一緒に岐阜県の可児市へ視察に行ってきました。
 そのときのものがこれですが、(提示)まず現物を見てください。これがボカシです。このボカシは、EM菌という有効微生物群をぬかともみと糖みつにませて乾燥させたものです。ぬかは醗酵を促進するためのもので、もみは乾燥させるものだそうです。これはたまたま可児市で買ってきたものじゃなくて、その後その友人たちが既にずっと取り組んでおりましたので、岐阜市の方から買ったものです。これを毎日生ごみの上に振りかけて、毎日毎日生ごみが出るたんびにこれを振りかけまして、そして10日間ぐらいたったところで、さらに10日間を寝かせて土中に埋めると、良質な有機肥料になるというものです。コンポストより肥料化は二、三倍早いそうです。
 でき上がった堆肥のもと、それがこれです。(提示)ちょっと議場で朝からごみのバケツをあけるというのは、本当に申しわけないと思うんですけど、これ漬かり過ぎた漬物のにおいかしますけれど、決して腐敗臭はしませんので、ちょっと勘弁してあけさせてください。こんなんです。これが我が家の6月の3日から6月の12日まで、これ2度目ですけど、したごみです。これはいつでも土に入れられるようになっています。
 ちょっとこれ申しわけないんですけど見てください。(提示)これ実は魚のあらも、それから鳥肉の脂身だとか、そういうふうなものも入れておりまして、一番最初の生ごみについては、もう既に20日たっておりますので、普通だったらとてもじゃないけれど、そんな漬物の漬かり過ぎたにおいどころじゃないはずなんです。要するにこれは大豆が納豆になったみたいに、醗酵しているというわけです。EM菌というのは嫌気性の菌だそうですので、密閉式の容器に入れて、この2個のバケツをローテーションさせて使っているわけです。
 私もこれを実際やってみまして、非常にいいと思いましたのは、台所の中に置けますので、朝でも夜でも、その都度生ごみが出たときにすっとそこに入れて、そしてさっきのボカシを振りかけたらいいと。雨が降っても全然苦にならないわけです。

平成11年  6月 定例会(第2回)-07月01日-03号
◆ 32番(川崎正次君)
 まず初めに、西部清掃工場の建設工事にかかわってでございますけども、ダイオキシンの削減対策についてでございます。私どもの会派で先般手に入れた資料によりますと、平成10年の8月から9月にかけまして、埼玉県の和光市清掃センターの実際の現場での通常運転の中で、実証試験をされたということでございますけども、資料によりますと、今回開発されたダイオキシン抑制システムというのありますけども、従来の削減方法と違いまして、有用微生物群--EMというんですかね、とその抽出物でつくられたEMZ及びEMZセラミックスを焼却ごみに噴霧するということで、焼却炉で発生するダイオキシンを抑制する方法ということで書いてありました。
 その実証試験の結果は、今回の中型炉で94.9%から99.9%の抑制が確認できており、このEM研究機構の保証値というところでも、日量100トン以上の大型焼却炉についても、99%以上の抑制が可能であると判断しているということが書かれておりました。当局でもこの実証試験に関しましてはどれだけ情報を入手されてるかわかりませんけども、後で資料届けますので、参考になれば、またより詳細にかつ具体的に調査をされまして、今後研究をしていただきたいなというふうに思っております。要望でございます。

平成13年  6月 環境問題調査研究特別委員会-06月05日-01号
○ 委員長(竹田治君)
 もう1つは、今三重県が伊勢湾水質浄化の問題でですね、キャンペーンを張っておられまして、具体的にいろんな取り組みがされておるわけてありますが、それによっては、それぞれの市町村の取り組みというのが非常に重要な課題になってきておりまして、市内の河川の水質浄化、いろいろございますけども、例えばそういう家庭用の雑排水の問題、最近、白塚で新川の学校の取り組みですな、白塚小学校の。EM菌なんかのあれなんかもひとつのあれですし、岩田川では、ああいうごみのボランティアでやられたとか、海岸清掃のとかいろいろ出されておりますけど、そういう市内河川の水質浄化策について、ひとつ水質の問題のテーマ、この2つぐらいのテーマを1年ぐらいの形で、前半と後半というような形でさせていただいたらどうかというふうに提案なんですが、どうでしょうかね、御意見ございましたら、いやいやそんなことよりも、もっとこの問題とか、意見ございましたら、どうでしょうか。

平成13年  6月 定例会(第2回)-06月14日-03号
◆ 17番(藤井弘二君)
 新川の悪臭対策についてでございます。きょうの伊勢新聞ですが、尾鷲市議会できのう、「微生物で水質改善」というふうな見出しがあって、きょうの伊勢新聞に載っておりました。尾鷲市議会で大川という議員さんと、それから中垣という議員さんが、EM菌を使った河川や海の水質改善をしているというふうな記事をきょう朝見ましたので、早速これは本会議でちょっと皆さんにお知らせをしていかなあかんなというぐあいに思いますので、もう一度さしてもらうわけですが、確かに白塚新川も、新川を守る会とか、それから白塚小学校、それからまた今度白塚加工組合の皆様方、また連合自治会の皆様方も、EM菌なんかをどんどん使って、自分らで一生懸命浄化していくんだというふうなことだと思います。
 それに対して尾鷲の市長さんは、EM拡大活性液装置というのがあるんですね。これを市が購入して管理委託して、そして市の方でまた皆さんにそれを渡してやってもらうというふうなことらしいんですが、ぜひともそのように、自分の地域は自分で守るという中で、新川の悪臭対策については地元の皆さん一日も早くにおいを消す。また当局の方も、私ちょっとお礼も言わせていただきましたけども、いろんな形で取り組んでいただいておるというようなことについては、心からお礼を申し上げたいと思いますけども、きょう言うてあした解決できるものではないというぐあいに思いますし、今の時代にはやはりいろんなものが流れてまいります。だから仕方がないんだでなしに、これはやはりまたそこに住む市民とそれから行政がひとつきちっとした連携プレーをとっていただいてやっていただければ、一つずつ物事が解決していくんではないかなというぐあいに考えております。

平成13年  9月 定例会(第3回)-09月17日-02号
◆ 12番(橋村清悟君)
 白塚町新川の浄化についてお伺いをいたします。白塚小学校の生徒やボランティアの人たちがEM菌を使った浄化への取り組みを進めてくれていますが、ことしの夏も相変わらず悪臭が絶えませんでした。先日も我が家へ、弁当は出すから市長以下三役、議員さん全員が新川の川べりで食べてくれとの電話がありました。気持ちはよくわかるように思いました。
 しかし、水産加工組合の組合員もEM菌を培養し、それぞれの排水口から流すような取り組みを考えているようでありますし、新川最上流の業者については、カキを使った浄化方法を独自に導入する計画もあると聞きます。それぞれが努力をしているとのことですので、理解をしておきますが、また市でも水路への加工や、今回はしゅんせつ等の取り組みの努力をいただいています。総ぐるみの取り組みで、ぜひとも前に言いましたことを言わなくてもいいような川になるように期待をいたします。しゅんせつ時期と期間を尋ねておきます。

平成13年  9月 定例会(第3回)-09月19日-04号
◎ 市長(近藤康雄君)
 お話のように、水産加工業者から新川を通して出されてまいります加工排水の水質浄化につきましては、いろいろ論議をされまして、私どもも大事な問題だ、こんなふうに思っております。地元関係者の皆さんに、お話にもありましたようにいろいろ御協力をいただきまして、油水分離槽の設置でありますとか、そういう水質の浄化におきましてお話も申し上げ、協同組合というんでしょうか、白塚水産加工業協同組合におきましても環境部会を発足させる、こんなふうに地域と環境問題といたしまして行政と一緒に水質浄化に取り組んでいただいているところでございます。13年度からはそれぞれ事業所におきましてももっと積極的にお考えをいただきまして、例えばEM菌の活用でありますとか、そんな準備を進めていただいておりますし、また先ほど申し上げた油水分離槽の維持管理につきましても、もっと清掃を頻繁にやるといったように、組合員の皆さんの意識も高まっております。

平成18年 12月 建設水道委員会-12月14日-01号
◎公園緑地担当参事(不破宗伸君) お堀の浄化対策でございますが、お城公園につきましては近接する官庁街や市街地の中にある貴重な緑を有するエリアとして多くの市民の皆さんに親しまれておるようでございます。それだけ堀につきましては、都心にある少ない水辺空間として保全対策には大変大きな課題であると認識してございます。
 浄化対策といたしましては、平成5年度に土壌菌を投入いたしましたが余り効果が得られなかったことから、平成7年度にヘドロのしゅんせつを行いますとともに、バッキポンプ3台を設置いたしまして、堀の水質浄化に努めてまいったところでございます。これにつきましても余り効果が乏しいのが現状でございます。
 最近では、地元の団体によりまして、お城公園の堀と中にございます長池及びお城西公園、庁舎の北側でございますが、ここにEM菌を月2回投入していただいております。
 今後におきましても、限られた予算の中ではございますが、より効果的な浄化対策について取り組んでまいりたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。以上でございます。



  • 最終更新:2014-01-13 21:17:58

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