清瀬市(4)

平成14年 12月 定例会

◆第12番(しぶや金太郎君)

 さて、4年前を思うと感無量の気持ちになります。
 皆さんもうお忘れになっているかと思いますけれども、当時、誤報か意図的かわかりませんけれども、ホウレンソウ報道の某テレビ局に、ダイオキシンで汚染された所沢市に新設の保育園をつくるのはいかがなものかと言われたのはちょうど今ごろであります。その2年半ほど前にその保育園は無事に所沢市のエンゼルプランに基づいて開園され、園庭に炭を埋め込み、園庭の表土にはEMセラミックスをまいて、その上を子供たちが元気に遊んでおり、子育て支援のしっかりとしたお役に立っております。
(中略)
山が動いた、まさにそういう思いでありました。30年来その通行に極めてあまたの市民が不便を来し、また安全上も要注意であった新杵のところの道路の拡幅が可能となったとき、恐らく担当課長、担当部長、関係者の皆さん、そう思われたことでありましょう。山が動いた。
 私の場合は、道路ではなくEMであります。9年前、比嘉先生の「地球を救う大変革」をたまたま読んで大感動して以来、EMを信じて取り組んできました。今の私たちの情報の海の中で振り回されているわけですけれども、何が本当か、何が大切か、これを見きわめていくのは容易ではありません。ただはっきりしていることは、だれも観客席から人間社会を冷やかして見ることはできなくなったということだと思います。
 つまりは、私どもは関係者である、当事者であるという意識が痛切に大事になってきております。そういった気持ちで環境問題を見たときに、これだと思ったのがEMでありました。それでも4年前、後援会のリーフレットにEMを書き入れるのに、私の支持者の農家の若い人が「入れ込んでいるのはわかるけれども、書き過ぎだよ、誤解されるよ」と言われました。そういったところから変わってきて、つい先般、酪農組合の皆さんがEMをその生業において使い始めたのであります。私のところにあるEM拡大 100倍力が大活躍をしています。1リットル 2,000円ですが、20リットルで 800円、それを10倍に薄めて、牛舎、牛ふん、汚水管に惜しげなくまいています。10月上旬から使った量は、希釈液で1万リットル以上になります。7軒で取り組んでおります。
 さらに12月3日からは牛にEMボカシを食べさせ始めました。牛のふん尿、下水、牛舎にまくだけでなく、牛に食べさせ始めました。これはとんでもない大反響です。1頭いっちまえば二、三十万ぱあになっちゃうのに、それに食べさせ始めました。相談を受けた当初からの積極性に、時期の到来を強く感じておりましたが、私も重大な責任がありますので勉強会を提案し、これまで4回の研修会を重ねてきました。
 そして、現場を見ることの大事さも訴え、先月中旬、群馬県伊勢崎市にある 5,000頭の養豚農家のEM技術の活用を調査してきました。 5,000頭というと、人間で換算すると、何せ食っちゃ寝て出すだけですから3倍、1万 5,000人のふん尿、それが屋外で開放型で、浄化槽が並んでいて、色はご想像にお任せしますけれども、そこに立って平気でいられる。普通だとアンモニアガスで、もうとてもじゃないですけれども、これですけれども、そこに平気でいられるわけです。ここら辺全部がそうだと思ってください。その真ん中にいるというふうに想像していただければ大変ありがたいと思います。
 そうした調査をしてまいりました。もちろんEMボカシを食べさせていたからであります。案内をしてくれたミヤタさんは、77歳だったでしょうか、力説してくれました。こんないいやり方はない。早く取り組んだ方がもうかりますと自信満々で語ってくれました。こうした研修を踏まえてボカシを食べさせ始めました。しかも、指導を受けながら自分たちで使ったEMボカシであります。1日牛1頭、毎日50グラム、1カ月でその経費が約 250円、考えられないローコスト、費用のことは考えなくてもいいというくらいの値段であります。
 さて、最大の勝負どころは、来年暑くなってくる5、6月あたりであります。今でもにおいの緩和は酪農家が実感しているところでありますが、暑くなり始めて腐敗菌の力が強くなってくるときが勝負であります。それまでに善玉微生物が牛舎環境を制圧してしまえば腐敗菌はおとなしくならざるを得ません。イラクとのやりとりよりこっちのやりとりの方がよっぽどわくわくします。また、牛ふん堆肥のできぐあいも大変楽しみなところであります。今よりさらに良質な堆肥となれば、農家から引く手あまたとなるでありましょう。また牛ふんに落ち葉をまぜればその発酵腐葉土化はかなりスピードアップすると思います。ちょっとスピードアップします。
 さて、質問です。まず、地場産業である酪農組合をどう支援されていくかをお尋ねします。
 また、今まである意味では邪魔者扱いされてきたふん尿が扱いやすい発酵堆肥となっていったとき、落ち葉、枯れ葉を堆肥化とつなげていくことが極めて有効となり、市民が集めた落ち葉が畑の土に戻り、有機栽培を進めていくことになれば、地産地消の地域社会を築いていくことになります。この点についてもどうお考えかお尋ねします。
 また、施設栽培連絡協議会の皆さんも有機堆肥については高い関心を持っています。都市農業あり方検討委員会でこうした情報を積極的に提供して、有機農業の振興策の具体策をつくり上げていく考えはないかをお尋ねをいたします。

◎市民生活部長(森田啓治君)

 資源循環型社会についてのご質問のまず地場産業である酪農家に対する支援策についてでございますが、現在、市では畜産環境保全のため、家畜飼養農家に防臭剤の配布や牛の特定疾病にかかる予防注射費用の助成などを実施しているところでございますが、酪農家の皆さんが地域の皆さんと共存していくためには、何といってもふん尿、臭気対策は切り離せない問題であると考えているところでございます。
 このたび臭気対策として酪農家の皆さんが議員が以前からご提案しておりますEM菌を使ってその取り組みを始めたところでございますが、この使用に当たりましてはいろいろとお力添えをいただきまして、大変ありがとうございました。勉強会や視察には私どもの職員も参加させていただいておりますが、この取り組み状況を見守りながら定期的な酪農組合との会議の中でよく皆さんの意向をお聞きし、その支援策を考えてまいりたいと思っているところでございます。
 また、家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律が平成16年11月に施行されますので、市では平成11年に法律の趣旨などの資料を全酪農・畜産農家に配布し、その周知を図るとともに、毎年都の畜産関係補助事業についても法に関連する事業を希望する農家に対して優先的に支援する旨も伝えているところでございます。
 そうした中で、今年の7月には健康センター会議室におきまして、都農業事務所、中央農業改善普及センター、畜産試験場から職員をお招きし、関係農家全員参加のもと、法に関する説明会も行っておりまして、個々の確認は行っておりませんが、会議の中では全員が法をクリアする意思がある旨の意見を出されているところでございます。
 また、都市農業あり方検討委員会でも、この問題とあわせ、牛ふんと落ち葉等を活用した堆肥化システムづくりについて問題提起されておりますし、イージーハウスの取り組みにつきましても、この検討委員会には、施設園芸研究会の会長さんに委員をお引き受けいただいておりますので、その取り組み状況を既にご説明願っておりまして、今後、牛ふんと落ち葉による堆肥化、有機農業振興の具体策についてご議論がいただけるものと考えているところでございます。

◆ 第12番(しぶや金太郎君)

それから、市民部長、活力自治体フェア2003の公式プログラムとしてEMエクスポ2003年行政NPO、産業界共同プロジェクトを発表しますと、この活力自治体2003にも職員を、私も酪農組合にもお話ししますけれども、ぜひ派遣をしていただきたいというふうに思います。これはちょっと簡単で結構ですので、研修会に派遣しないかということで答弁をいただければ。……読みましょうか、時間がどこまで来れるか、提言、近未来型行政力の指標、琉球大学農学部、比嘉照夫教授、ケーススタディ分析、町をオーガニックで、というところでよろしくどうぞお願いします。

◆ 第22番(友野ひろ子君)

 4つ目、循環型畜産農家の将来について。
 牛の排泄物の液体の方はEM菌による処理を試みてくださるようになったようですが、固形の方についてお伺いします。
 これについては、各農家で今ストックしていられる状態だと思います。市内幾つかの酪農農家を一括してどこかで集めてもらってEM菌で処理すれば、何もにおいは発生しないと既に立証されているわけですが、そうできないものでしょうか。
 また、あの固形物を枯れ葉に混ぜて堆肥としてビニール袋などに入れて商品化し、近隣の市からも、あの清瀬市の牛の固形物入りの堆肥を買いに行きましょうということで、にんじんジャムのみならず、経済効果も上がるというものではないでしょうか。つまり、清瀬の特色を生かしたベンチャー企業をおこすことになるやもしれないではありませんか。ご所見をお伺いいたします。

◎ 市民生活部長(森田啓治君)

 最後に、酪農家対策についてでございますが、このたびの酪農家の皆さんの臭気対策ではご心配をいただきありがとうございました。ご提案の牛ふんと落ち葉を活用した堆肥化システムづくりにつきましては、昨日のしぶや金太郎議員のご質問にもお答えしておりますので省略させていただきますが、その商品化ということにもなれば、議員ご指摘のとおり清瀬市の特色を生かした企業をおこすことにもつながりますので、そのためにもまずはそうしたシステムづくり実現に向けた取り組みを関係者の皆さんのご意向をよくお聞きする中で、調査研究をしてまいりたいと考えております。

◆第22番(友野ひろ子君)

 ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。
 すべて要望で結構なんですが、後ろの方からいきます。
 循環型畜産農家の将来についてのところで、厳密に言いますと酪農農家と表現しなければいけないらしいんですが、実はきのうしぶや金太郎議員が冒頭に「山は動いた」とおっしゃいましたですね。山は動いたんですが、山を動かしたテコになったのは実は私なんです。つまり、こういうことなんです。あれは、夏の終わりだったと思います。この近くのある会社を経営していらっしゃる社長さんが、牛のお小水がヒューム管を通ってきているんだが、どうもにおいがうちの中に入ってくる。すなわち、事務所に入ってきて大変仕事ができないとうちへ駆け込んでいらっしゃいました。それで、どんなにおいか私かぎに行きました。そうしましたら、とても大変なにおいでした。‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
        〔「‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐」と呼ぶ者あり〕) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐においを消すのに一番いい方法がありますよということでEM菌を私申し上げたんです。それで、話が進んでまいったんですが、要するに私何を言いたいかといいますと、しぶや金太郎議員の熱意と意思を貫こうとする、それが私にもすごく伝わってきまして、視察のときにも経験していますが、そうすると山下さんという牛を扱っていらっしゃる人がちょうど来てくださいまして、何でEM菌使わないのといいましたら、牛の歯がどうのこうの、歯茎が傷むとかという、何言っているのとんでもない、とってもいいことなんだから、ご近所に同業者がいらっしゃるんですけれども、武さんとか亨さんに言ってきてちょうだい、私元次さんに話してくるからと言って、それでしぶや金太郎議員をまず連れてくるからといって、彼を呼びに行って金山橋で私は雨が降るところを自転車で善は急げ、善は急げということで、しぶや金太郎議員と落ち合って話が進んでまいりました。これは、最後にちゃんと結論を出しますが、そういったプロセスがあったということをちょっと申し上げたいと思います。
 それから、フラワーコンテストについてなんですが、何をやるにしても結局反対意見というのがあるわけです。確たるモチーフを持ってやっているつもりでもいろいろな意見が出てくるわけです。しかし、定めたことをそのままきちんと微動だになくやるということは、果たして目的を達成することになるんだろうかと私は思うんです。問題は、やることについての将来性を担保するには、それに携わる人の意思や決断力と行動力と、そして市民のご協力がなければやれないことなんです。そういった意味で、次の花のコンテストに向かって、さらに細かいプランを考えていただきまして、みんなが楽しく参加できる温かいほほ笑ましいイベントになっていくようにご努力いただければと思います。

平成15年  3月 定例会


◆ 第12番(しぶや金太郎君)

 さて、農業振興であります。
 都市農業のあり方検討会、回を重ねてきておりますけれども、具体的な踏み込みがどのように出てきていますでしょうか。堆肥やハウスの中での空気の流通、それに伴う虫の侵入をどうするかなど、無農薬にしたい、いや1回は消毒しないとだめだと、いろいろ耳に入ってきますけれども、どう市民生活部はこのあり方検討委員会、あるいは都市農業を支援していくのか。これこそ市民との協働、農という場でのコラボレーションです。積極的なご答弁をお願いいたします。
 さらに、EM牛ふんと落ち葉を混ぜて堆肥づくりを進めていくために、清掃センターの一部敷地を使って、多少の施設整備もして、実験的に落ち葉、枯れ葉との連携をつくり出していかないかをお尋ねいたします。

◎市民生活部長(森田啓治君) 初めに、都市農業あり方検討委員会についてのご質問ですが、平成9年に策定されました農業振興をより具現化するために、昨年10月の設置以降、これまでに5回の会議を開催いただきまして、鋭意検討を加えていただいているところでございます。今後、都市農業として取り組まなければならない課題は山積しているわけでございますが、当面環境保全型農業の推進、多様な販売手法の確立、付加価値の高い農業の推進の三つの柱を中心にご議論をいただいておりまして、今後さらに検討を加える必要があることから、今回はその方向性につきましてのみ中間答申をしていただけるということになったところでございます。
 そうした中で、委員会では一つの柱である環境保全型農業の推進では、農業の基本である土づくりについて、家畜排泄物等の堆肥化を試行すること、また多様な販売手法の確立では、地場消費の拡大ということで、共同直売所の設置や多様な地場流通の展開、ここでは清瀬産野菜コーナーの設置であるとか、野菜直売グループの組織化などが、また付加価値の高い農業の推進ということでは、ブランド化の推進ということで、清瀬施設園芸研究会の取り組みへの支援、キャラクター制定によるイメージアップ、特別栽培農産物の認証制度、トレーサビリティー、いわゆる追跡可能システムの導入、農産物の加工商品化等を順次行っていくといったことが織り込まれているところでございます。
 次に、施設園芸研究会への支援についてでございますが、これまでの自主研究活動では、播種から換気開始までの本ハウスの防虫効果は非常に高く、換気後もゼロから1回程度の薬剤散布で慣行栽培の品質に近づけることも可能と思われるとの報告を聞いているところでございます。こうした取り組み等は化学肥料や農薬の使用を限りなく抑え、環境に負荷を与えない農業を推進していくことが今求められており、消費者ニーズにこたえるためにも進めなければならない施策の一つでございますので、市といたしましても、できる限り支援をということで新年度予算にも計上させていただいているところでございます。
 次に、堆肥化実験作業場の確保など、有機堆肥づくりについてのご質問でございますが、現在議員のお力添えをいただきながら、酪農家の皆さんが牛ふん等にEM菌散布を試行しておりますけれども、検討委員会の中でも家畜排泄物等の堆肥化の試行についてということで、現在環境課のあります清掃事務所のところで、剪定枝のチップ化したものとか、収集した落ち葉による腐葉土化が進められておりますから、これに家畜排泄物を混ぜた堆肥化を2年程度試行すべきということや、酪農組合のEM菌散布の試みに市の支援策をということが出されておりますので、ただいま平成15年度予算にEM菌活性製造装置設置補助経費を計上させていただいたところでもございます。
 今後、検討委員会では先進事例を視察するなど、清瀬市に合った方法などをさらに検討いただけることになっておりますので、それを待ってその対応策を考えてまいりたい、このように思っているところでございます。

◆第12番(しぶや金太郎君)

 さらに、堆肥のことですけれども、資料は既に行っているかと思いますけれども、改めてこの議場の場で確認をしたいと思います。なぜEM、80種類の微生物を使ったものの堆肥が作物にいいかといった理論的説明ですけれども、普通土壌中ではアンモニア体窒素は硝酸体窒素になって植物の根から吸収されて、その先で問題なんです。その硝酸体窒素を分解するのに、植物は自分の体内の糖分を使ってアミノ酸に変えていくわけです。糖分を大量に使ってアミノ酸に変えていく。ところが、EM菌80種類の乳酸菌などを初めとする微生物連中が頑張っているところは、この微生物連中が硝酸体窒素を土の中でアミノ体窒素に変えてしまうので、したがって、植物が自分の中に取り込んだときに、自分の中の糖分を使わずに済む。だから、とっても甘い作物ができて、さらに収量があって、大変品質がよい、いわゆる今までの作物の状況からすればいろいろなところの限界を突破するという報告がどんどん出ているわけです。これが理論的な説明であって、だからそうしたものを使って、清瀬産の野菜をつくっていく。そうしたことが、健康野菜をどんどんつくっていけばそれが、今、本当にアトピーとかアレルギーの子が多くなってきています。身近に本当に感じています。先ほど原議員もおっしゃっていましたけれども、食を守っていくということの大事さというのは、本当に子供たちを見ると思います。ですから、いい土づくり、今後とも頑張っていっていただきたいというふうに思います。

◆ 第12番(しぶや金太郎君)

 次に、第五中の身障トイレの改修で90万円、第二中、五中のトイレ大規模改修の工事設計委託料で 310万円、工事管理委託料 190万円、工事請負費で 7,372万円が計上されています。また、文化活動振興費で、旧第九小の陶芸教室用に陶芸電気窯 114万 5,000円が計上されています。
 以上、各担当課長の説明を受け、総括、歳入歳出一括して質疑をお受けいたしました。
 宇野委員からは、トイレの大規模改修を歓迎する、それ以外の学校の改修計画について具体的計画はどうなっているかという質疑に対し、緊急度、必要度を勘案しながら進めてきたが、今後は長期基本計画に基づく実施計画の次期策定時に整備計画を立てていきたいとの、後藤学校教育部長からの答弁がありました。
 長谷川副委員長からは、給料改定、職員の人に納得してもらうのが順調でなかったようだが、経過説明を求めたいという質疑に対し、飯田職員課長より、人事院勧告始まって以来の給与改定の引き下げであり、また期末手当は4年連続の引き下げでもあり、組合も納得いかなかった。さらに、助役より2.03%マイナスは年間の中で調整するということについて、お互いに理解を得るのに時間を要し、徹夜交渉となったとの答弁がありました。
 また、清明小の配管は古い、EM菌などでにおいを和らげられるとの質疑には、使っているとの答えでした。

平成15年 12月 定例会(第4回)-12月10日

◆ 第21番(友野ひろ子君)

 次に、有機農業、EM菌、牛ふん等による野菜づくりと販売についてですが、心配された東京都から補助金も獲得でき、この秋、市内の方々にビニールハウスが建てられています。
 若い次世代の農業を引き継ぐ人々の熱意が実ったことは大変喜ばしいことだと思います。
 このビニールハウスでつくる野菜は、EM菌と牛ふんでできた堆肥によってつくる野菜と目指すものは一緒であります。

◆第21番(友野ひろ子君)

 落ち葉は結局燃してはいけないということですね。11月、12月云々はもう取っ払われたわけですか。そこのところをもう一回。さっきの続きです。EM菌と牛ふんでできた堆肥によってつくる野菜と、目指すものは一緒であると思います。ぜひこのパターンの野菜づくりも、市民づくり農業まつりに表示をして出品してもらって、アピールしてはどうでしょうかということでございました。
 農産物に対する有機農業とEM菌を使って牛ふんを混ぜるというところですね。議長が議長になられましたから、EM菌をどうのこうのというのはどうかと思いますが、ちょっと言わせていただきます。
 EM菌を使って牛ふんと混ぜて堆肥をつくって野菜づくりをしていらっしゃる農家があるわけです。それを農業まつりとか市民まつりのマーケットの中で売るときに表示をして、これはEM菌でつくった野菜ですよと、牛ふんと混ぜてつくったものなんですよとはっきり表示していただく、そこがポイントなんです。表示していただいて売っていただきたいんです。
 さっきの有機農業をビニールハウスでやろうとする趣旨は同じところだと思いますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。
 それから、六丁目の道路整備のことについてですが、随分前に言われたことではなくて、つい最近言われたことなんです。それが全く違う答弁が出たので、どっちがどっちなのという思いがしていますけれども、答弁をいただいた方を私は重要視いたします。これ以上言いません。
 それから、花の問題ですけれども、私ども市議会議員としての仕事というのは、市民のクォリティ・オブ・ライフですね。皆さんの生活がより豊かに、より生活しやすいようにするにはどうしたらいいかということで各議員も切磋琢磨して、行政の方と一緒に協力して日々やっているわけですが、やはり環境は、非常に人間に与える影響が大変なものだと思っております。
 そういったわけで、花のコンテストももちろん評価できて私はいいと思いますが、これだけスペースがあるのですから、よく幼稚園で芋掘りとかをお借りしてやっていますね。ああいった広い面積のところにぼんと植えたりしたらどうかと思うんです。農家の方にご協力いただけるところがあれば、行政の方からも言っていただいて、私の横にいらっしゃいます斉藤正彦議員にもお願いしておりますけれども、これは要望で結構でございます。
 EMの表示をしていただきたいことをよろしくお願いします。それから、落ち葉を11月、12月は全くだめなのか、この2つは質問です。

◎市民生活部長(森田啓治君) ハウス野菜栽培のPRということが初めのご質問だったかと思います。残留農薬等が問題になっている折でもございますので、安全と産地イメージアップにつながるこれら取り組みにつきましては、私どもも大変期待しているところでございまして、関係者の皆さんにもお話を申し上げ、ただいまお話いただいた市民まつり、農業まつりばかりではなく、あらゆる場面でそういったPRができればと考えております。
 それから、EM菌を使った牛ふんでつくった野菜の件でございますが、先般、議長の骨折りによりまして、たしか三浦市の農家でのEM菌栽培のお話を聞く機会がありましたけれども、清瀬市では、まだこれからという状況でございます。
 先ほど、斉藤正彦議員のご質問にもご答弁させてもらいましたように、来年から牛ふん等を活用した堆肥づくりを試行してまいりますので、これについてもそういう形がこれからということにはなりますけれども、できればと考えております。

平成16年  3月 定例会

◆ 第2番(久世清美君)

 また、環境面では、清柳園の施設を使っての牛ふんの堆肥化がEM菌を使って実施されることになりました。今全国でEM菌を使った環境対策が進んでおります。清瀬市の新事業を大いに評価いたします。また、かけがえのない自然を守るためのみどり債の発行も、既に市民の皆様の関心を集めているところであります。

平成16年  6月 定例会

◎市民生活部長(森田啓治君)

 環境問題の下宿、旧清柳園での牛ふん堆肥化についてのご質問でございますが、まず1点目のにおい対策を具体的にどうするかということでございますけれども、あり方検討委員会で立川市にございます中里牧場、瑞穂町の村田牧場を視察させていただきましたが、いずれも密封した建物ということではなく、例としては適切ではない表現でございますけれども、シャッターのない駐車場を大きくしたようなところで行っておりまして、攪拌時にはやはりにおいはありますが、近くにいてもそれほど鼻をつくといったようなことはなく、堆積されている山はほとんどにおいはありませんでした。
 また、市内でも酪農家の牛ふんを活用して、耕種農家が落ち葉をブレンドして自分の畑で堆肥化している場所も見せていただきましたが、ここでも攪拌時には多少においはあるものの堆積されたものは手にとってみても、においはほとんど感じられませんでした。臭気の問題は個人差がございますので、一概に大丈夫ということは言えませんが、そんな感覚を得ましたので、旧清柳園の建物1階部分の内側を鋼板で腰高まで囲い、土間コンクリートを打ってEM菌による臭気対策を考えていたところでございます。
 具体的な対策ということになりますと、ただいまお話がありましたように、換気口や密封ということが考えられると思いますが、これには相当経費がかさみますし、また密封することによる問題も出てまいります。そうしたことから、シートによる覆い等は考えております。
 また、建物そのものも古いものですから、むしろ上部の方へ拡散させた方がよろしいのではないかと考えているところでございます。
 2点目の試行後の計画についてでございますが、計画では2年ほど試行いたしまして、耕種農家の皆さんに使っていただいて、野菜のできぐあいを検証した後、酪農家での堆肥化や耕種農家との連携した取り組みにつなげればという考え方を持っているところでございます。

平成16年  9月 定例会

◎市民生活部参事(金子宗助君) 生ごみ処理機によるごみの堆肥化についてのご質問でございますが、各家庭で排出される可燃ごみ中に占める台所ごみの割合は約15から20%を占めており、ご指摘のように、これらを堆肥化すれば、ごみの減量と有機農法、再資源化が図られます。

 現在、市では大型生ごみ処理機と約500台の小型生ごみ処理機により生ごみの堆肥化を図っておりますが、この補助金については平成12年度より限度額を2万円から3万円と大幅アップし、この3万円の補助金は都下26市中でも上から3番目と高いところにあり、全額補助につきましては今後の課題とさせていただきたいと思っております。
 このような中、今後はさらに集合住宅等の意向を聞く中、大型生ごみ処理機の導入や小型生ごみ処理機の一層の普及を図り、この堆肥と落ち葉、EM菌を混ぜた堆肥が有機農法へ可能か研究し、ごみの減量と資源の再利用を図るべく取り組んでいきたいと思っております。

◎ 市民生活部参事(金子宗助君)

 次は、堆肥化と生ごみ処理機の進捗状況についてのご質問でございますが、1日目、斉藤正彦議員にもお答えさせていただきましたように、生ごみの堆肥化はごみの減量と有機農法への利用、資源の再利用では非常に重要と考え、今後大型生ごみ処理機の導入や小型生ごみ処理機の普及、落ち葉にEM菌を入れての良質な堆肥づくりを考え、推進を図っていきたいと考えているところです。
 また、指導者の育成でございますが、今後農家や畜産農家等に相談し、畑でつくれる堆肥づくり指導者育成を研究してみたいと考えております。

平成16年 12月 定例会

◎ 市民生活部参事(金子宗助君)

 次は、生ごみのリサイクルについてのご質問でございますが、各家庭から排出される可燃ごみ中に占める台所ごみの割合は、約15%から20%を占めており、これらをリサイクルすればごみの減量と資源化が図られます。ご指摘の生ごみの臭気対策ですが、EM菌やアルカリイオン液では消臭、脱臭効果があるとも聞き、今後研究をさせていただきたいと思っております。

平成17年  3月 定例会

◎市民生活部参事(金子宗助君) 初めに、下宿稲荷児童遊園の土壌ダイオキシン測定についてのご質問でございますが、ご指摘のとおり、平成15年度が130ピコグラム、平成16年度が84ピコグラムと46ピコグラム下がりましたが、それでも他地域と比較すると高い数値が出ております。この原因は、過去に落ち葉焼却や焚き火、あるいは周辺地域での何らかの焼却行為に由来することが推測され、過日開催されたダイオキシン等環境保全審議会でも指摘されており、新年度はEM菌を使っての浄化及び再生調査を実施、原因究明に当たりたいと思っております。


平成17年  6月 定例会


◎市民生活部長(金子宗助君) 初めに、市内の焼却炉についてのご質問でございますが、ご指摘のように、まだ市内で焼却炉を使用し、ダイオキシン対策にご理解が得られない事業所が数カ所ありましたが、個別に厳しく指導しているところでございます。
 また、焼却能力50キログラム以上につきましては4カ所あり、都と情報交換を行い、密にしており、問題なく対処しているところでございます。
 次は、土壌のダイオキシン測定調査についてのご質問でございますが、先月27日に開催された環境保全審議会ではEM菌を散布しての下宿稲荷児童遊園と八小での測定場所が決まっております。箇所数の増につきましては、既に市内26カ所で実施しており、今年度は2カ所で進めていきたいと思っております。

◆ 第20番(中村清治君)

 次に、農業振興についてお伺いします。
 実は、これは私のところの畑でとれたものであります。この春EM菌をまぜた堆肥を酪農の皆様からいただきました。その結果、これはヘチマではありません、キュウリですけれども、このような立派なキュウリができました。これは、EM菌を米ぬかにまぜまして、牛の飼料として、そのふんが堆肥となって畑に還元されたものであります。その結果です。このように有機肥料の効果は絶大だとありますし、きょう傍聴の皆様も使っている方が多いことと思います。
 さて、清瀬市の特色として、農家の生産する各種野菜がまず挙げられます。まちづくりの中でも環境を形成する中心的な役割として位置づけられておりますが、農地としての役割は、野菜等の生産性をどのように上げていくかを求めていますが、清瀬市として農家と農地をまちづくりの中で、どのような位置づけをしてきたのか、また産業として位置づけたときに、今後財政価値として税収をどのように考えているのか、農家の宅地部分や、また相続税も含めて市の方針を伺います。

◆ 第19番(渋谷金太郎君)

 それで、一応教育の問題は終わりまして、続いてEM技術を利用したまちづくりということです。
 現在、強力なボランティアの助っ人を得てEM活性液、EMの米のとぎ汁発酵液の実験的散布が行政との協力のもと進められています。下宿の稲荷児童遊園のダイオキシン汚染の分解浄化、柳泉園西側雑木林での同様の散布、また清瀬駅北口のけやきロードの始まりにあるこぶしの木の元気づけ、こぶしの花いっぱいに向けて定期散布をしています。
 また、酪農組合は3年前から乳牛にEMぼかしを食べさせ、その牛ふんにはEM活性液を散布し、防臭と牛ふんの良好な熟成堆肥化に利用され、既に恐らく20軒前後の農家の畑に入っていると思われます。
 以上のように、EM技術が清瀬のまちづくりに普及し始めていることは間違いないことだというふうに思います。
 また、稲荷児童遊園での先行実験、非公式でしたけれども、昨年でしたけれども、その実験の結果では、ダイオキシン130ピコグラムが84ピコグラムとなる効果が確認されております。今年は既に200リットル以上まいておりますので、さらなる効果が期待できるものと思われます。11月に調査が行われます。
 こうしたこの有効性をさらに確認した段階で、市報でしっかりと取り上げ、農業を含めたEM技術に対する市民の理解を深めていく考えがあるか、ご見解をお伺いいたします。

◎市民生活部長(金子宗助君)

 EM技術を利用したまちづくりについてのご質問でございますが、EM菌は有用な善玉菌を効果があらわれるように組み合わせたもので、河川浄化、悪臭、ダイオキシン削減対策等に幅広く利用され、市でも既に良好な落ち葉の腐葉土づくり等に利用しております。
 このような中、現在ダイオキシン対策では、ご指摘のように、下宿稲荷児童遊園で土壌濃度が平成15年度130ピコグラム、平成16年度が84ピコグラムと他地域より高く測定される中、土壌改良として月1回EM菌を散布し、低減効果を期待しているところであり、また柳泉園組合雑木林でもEM菌散布によるダイオキシン削減対策を実施中であります。
 一方、臭気対策では、6軒酪農家ではEM菌活性液製造装置を購入し、牛にEMぼかしを飼料にまぜて食べさせ、堆肥舎等への散布で効果を出し、家畜排せつ物は有機堆肥として野菜農家に使用され、大変喜ばれております。
 今後は、各家庭で流す大量の米のとぎ水を単に下水道に流すのではなく、EM発酵液を入れての水の浄化、水性有用肥料の活用ができればと考えているところであり、市報につきましては検討させていただきたいと考えております。

◆ 第20番(中村清治君)

 さて、私の教育菜園にも有機肥料が入っています。中里地区にある酪農家を中心として、6軒の畜産より生まれる堆肥で、EM活性液により臭気を抑えるとともに、米ぬかを原料としたEMぼかしを牛に食べさせ、牛ふんはこれまでの臭気が抑えられ、畑に拡散しても短期間で臭気がなくなります。
 また、有機肥料は野菜づくりに適していますし、化学肥料の使用量を抑えることもできます。減農薬を推進すると同時に、有機肥料を多く含む大地から生まれる野菜を生産する農家がふえています。今後、市内最大産業である農家への有機肥料対策を改めて伺います。

◎ 市民生活部長(金子宗助君)

 次に、有機肥料の活用についてのご質問でございます。
 ご案内のように、市内には約230ヘクタールの農地があり、農産物を生産する上で土づくりは最も重要であります。このため、牛や豚、鶏のふん、落ち葉の腐葉土を利用して土を富ませる有機農法は、必要不可欠となっております。
 現在、市では中央公園プール内で落ち葉の腐葉土化を図り、市民まつりでの配布や和洋牧場で購入した牛ふんを年間約2,500袋、有機農法として農家に配布しております。
 ご指摘の畜産農家は6軒あり、EM活性液を使用した牛ふんを利用できれば、土づくり有機農法へと結びつきますので、関係者と調整していきたいと考えております。

平成17年 12月 定例会

◆ 第19番(渋谷金太郎君)

そして、次にEM環境保全、有機農業支援推進酪農、こっちを先に言います。
 市内の都市農業の積極的振興を図るリーダー的存在であるKさんが、Kさんと言えば大体わかると思うんですけれども、今はわざわざ他県から、遠くの方から有機肥料を取り寄せていると。もし、市内で有機肥料を確保できればそれはとてもありがたいと話していました。
 4年目になるEM牛ふんが野菜農家の皆さんに支持されてきていると実感をいたしました。
 明日、私どもの代表がその実感の具体的内容をご披露いたします。
 さらに、僕のうちの前のSさんの畑も、この秋から牛ふんをすき込んだところに植えた種が芽を出して、今ホウレンソウが実り初めてきています。こうした中にあって、先月22日にもとEM研究機構の獣医の先生をお招きして、「家畜も大地も人間も健康に、みんなつながっている」と題して、酪農家の皆さんと2時間以上勉強会をしました。眠っていた人はだれもいませんでした。金子部長にも来ていただきました。EM牛ふんと有機野菜がつながりつつある今、こうした酪農家の皆さんの環境浄化、環境保全、有機農業振興に向けた努力に対し、それを示す掲示看板の設置を進めていくことが検討できないかをお伺いします。
 そして、最後にEM環境教育の市内研究モデル校の検討はいかがでしょうか。
 給食残滓の有用微生物による堆肥化の自然循環の学習効果は大きなものがあると思います。
 授業にきっと感動があるでしょう。また、ありとあらゆるものに微生物が存在し、人の命は無数の命によって支えられていることを実感することは、今の子供たちの情報過多によって、逆に本物を見失ってしまっている、あるいは本物の感動を失っている子供たちの心に、本当の生きる意欲を見出すと考えられます。
 EMを使ってきれいに咲いた花をめでる、豊かに実った作物を食する、生きる力を感じる、さらにまたEM活性液を散布することでのトイレの防臭効果、EMシャボン玉石けんによる環境浄化、プールの清掃、汚水浄化などなど、さまざまな実学が可能であります。さらには、そうした授業を展開し、都内の小学校を退職した経験豊かな先生がいらっしゃいます。出前授業をしてくれると言っています。こうした先生を利用しての、お招きをしての市内研究モデル校の検討はいかがでしょうか、ご見解をお伺いします。

◎学校教育部参事(宇田陽一君)

 EM環境教育の市内研究モデル校についてのご質問でございます。
 21世紀は、環境の世紀と言われておりまして、学校教育においても、環境教育は非常に重要な課題ととらえております。このため、本市の独自の事業として環境教育推進事業、研究委託校を小学校2校、中学校1校を指定しております。これらの学校では、「見つめよう!わたしたちの環境~自然・物・リサイクル~」「わたしたちの清瀬を見つめよう~発見から行動へ~」「地球と連携を図る環境教育の推進」というテーマで環境づくりに取り組んでおります。ご提言いただきましたEMを活用した実践は、環境教育の有効な取り組みとして、研究委託校の中で進めていければと思っております。

◎市民生活部長(金子宗助君) EM菌活用酪農家の周知方法についてのご質問でございますが、EM菌は有用な善玉菌を効果があらわれるよう組み合わせたもので、河川浄化、悪臭、ダイオキシン削減対策等幅広く利用され、市でも既に落ち葉の腐葉土づくりやダイオキシン低減対策に活用しております。
 ご指摘の酪農家につきましても、平成15年度よりEM菌活用液製造装置を購入し、6件の酪農家で牛にEMぼかしを飼料と混ぜ食べさせ、また堆肥舎等への散布を実施し、家畜排せつ物の有機堆肥、減臭気対策として効果をあらわし、環境改善有機野菜づくりに役立てております。
 これらの内容を市民の皆様に広く知らせ、EM菌の効用を広く普及させる掲示板設置につきましては、今後酪農家の皆さんと相談し検討させていただきたいと思っております。

◆第19番(渋谷金太郎君)

 アットホーム事業、ぜひよく調べていただいて、それで市内の保護者の皆さんや子供たちにとってよい事業だというふうに判断をされたら、ぜひ一歩また進んだ取り組みをしていっていただきたいというふうに思います。
 それから、防災と減災、避難の指示とか、気象の情報を的確に把握して判断するとか、これは机上の訓練でも実際の訓練でもやっておかないと、なかなか適切にいかない場合もあるのではないかなと思います。
 25、6年前に、ある分団長が実際に避難させました。台風が来ていて、川の増水を見ていて、これはもう避難させなければだめだということで、分団長が避難をさせた事例があります。なかなか、大がかりに決断するというのはやはり難しいと思います。市長の立場になっていたら、いつ避難勧告を発動するか、大変難しい判断を要求される場面があると思いますので、やはりそうした訓練と備えが必要なのではないかと思います。
 あと、研究委託校でEM環境教育を進めて、検討していきたいと、お願いします。

◆ 第20番(中村清治君)

 さて、子供の偏食に関する調査の中で最も嫌われるものは野菜で、次に肉、牛乳、乳製品であります。野菜が嫌われる要因としては、においや味のほか、口当たりなども関与すると言われております。
 偏食の要因としては、離乳遅延、また離乳期あるいはそれ以降の食品の与え方が偏った場合、そして家族に偏食する者がいたため、日常的に使用品種が偏食になる場合、また食物自体のにおい、味、色、型、感触など欲求不満等、そして偏食の心身に及ぼす影響は、極端な偏食をした場合には身体発育のおくれや病気に対する抵抗力が弱い、また心理的な面でいえば神経質の傾向が見られるそうであります。
 このように、発達時に影響を与える食物でありますが、ちなみに昨日、清瀬市の代表的EM研究者渋谷金太郎議員が紹介しておりましたけれども、ここに持参した、これはダイコンですね。これがニンジンで、見れば皆さんわかりますけれども、たまにはこういう変わったのもできます。ここに今紹介した野菜は、EM菌を利用して畜産堆肥有機肥料を散布した私の園の教育菜園から収穫したもので、今年も本当によくできております。その他さまざまな野菜をつくり、子供たちの偏食をなくす努力をしているわけですけれども、学校、保育園等の給食指導及び野菜等の栽培経験等の実態をお伺いいたします。



  • 最終更新:2014-06-02 15:19:40

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