熊谷市(2)

熊谷市議会とEM(その2)

平成12年  3月 定例会
◎石橋咲子民生常任委員長
民生常任委員会における付託案件審査の概要についてご報告申し上げます。
(中略)
 主な質疑では、「ごみ減量対策について、現在コンポスターへの補助件数等はどのようになっているのか。また、ペットボトル減容化施設に現地調査を行ったが、ペットボトル回収の見通しに関する見解を伺いたい。また、同じく現地調査を行った衛生センターにおける排ガス設備改修について、0.1ナノグラムという目標値が、万一達成されなかった場合には、契約中の具体的な条件として、達成されるまで、きちんと無償でめんどうをみるというようなものがあるのか」とただされ、環境衛生第二課長から、「ごみ減量対策の現状について、生ごみ処理機に対する補助金については、昭和63年から取り組みを行い、本年度は年間300万円を予算化している。新たに、平成11年12月から電気式の生ごみ処理機についても2万円を限度に補助している。コンポスター及びEMサポートに対する補助件数は、平成8年度770器、9年度710器、10年度338器となっている。平成11年度については、電気式ごみ処理機を入れたということで、予算の300万円はクリアし、現在は電気式については、受付をストップしている状況である。ペットボトルの分別収集に当たり、ごみ防護ネットを用意する準備を進めているが、防護ネットだけでは、ステーションを管理する人達の管理の仕方に頼るところが非常に多いということで、これらについても問題が生じないように今後指導して行きたいと考えている。」旨の答弁がなされました。

平成12年 12月 定例会
◎石橋咲子民生常任委員長
民生常任委員会における付託案件審査の概要についてご報告申し上げます。
(中略)
 続いて、衛生費に関する質疑では、ごみ減量対策事業について、「生ごみ処理機の補助に関し、現在までの補助件数及び来年度予算は拡大の方針であるのか伺いたい。」とただされたのに対し、環境衛生第二課長から、「11月22日現在で、生ごみ処理機が203台、コンポスターが50器、EMサポートが25器である。生ごみ処理機も利用者がふえており、積極的に利用していただけるよう、予算措置について努力していきたい」旨の答弁がなされました。

平成13年  3月 定例会
◆新井正夫議員
 次に、大きな2番、身近な環境とビオトープ建設構想についてですが、2002年4月から週3時間の総合的な学習の時間と完全週休2日制がスタートするわけですが、総合学習の時間や休みの土日に環境教育をいかに取り入れるかにかかってくるものと思います。これまでは教室内の授業中心で、ペーパーテストに結果が出るものばかりを重視してきた教育システムを急に変えることはできないのではないでしょうか。いわゆる偏差値で子供を評価する教育が先生にも親にも残っているものですから、現在のような均一化された社会になってきてしまったものだと思います。これからの環境問題、環境教育で必要になるのは、地域の人々の連携ではないでしょうか。退職しても元気な人は多く、若いころには自然の中にどっぷりとつかって遊んだり、観察、地域に伝わる話など、いろいろな経験を持っている人は地域に必ずいると思います。こうした人たちに総合学習の講師として協力をいただき、環境教育に取り組んでいくのではないでしょうか。熊谷市環境衛生協議会委託での身近な環境問題、委託研修校として久下小、新堀小、玉井中学校の3校での研究発表会が昨年11月30日に3地区合同発表会がさくらめいとで行われ、地元小では公民館にて研究テーマであるムサシトミヨとホタルの飼育、研究担当児童エコクラブ、飼育栽培委員会所属児童による発表会を環境衛生協議会、山田会長さん初め環境衛生第一課、地元自治会、久下小学校連絡協議会、保護者の多くの参加をいただき、大成功のうちに終了したところでございます。その中で、家の周りには自然がないから、環境教育をしたくもできないという人もいました。環境問題はその辺に幾らでもあると思います。要するに、子供の想像力を広げることではないでしょうか。
 次に、環境問題と関連がありますので、ビオトープ建設構想についてですが、久下小学校区連絡協議会を中心としたムサシトミヨとホタルの里づくり基盤整備計画が、校長先生初めPTA、自治会、公民館、消防団、各関係各位のご協力によりでき上がり、協議を重ねているところであります。埼玉県では越谷市立南越谷小学校が第1回全国ビオトープコンクールで最優秀賞を受賞したことは言うまでもありませんが、1995年、計画を始めて2年後に完成したものだそうでございます。どうしてこのビオトープが2年もということでございますが、他の学校の事業として埼玉県が先に立ち、業者に委託しつくってしまったものですから、児童にでき上がったものがその意味がわからなかったため大失敗をしたということであって、児童と地域ぐるみで完成したというものでございます。ビオトープとは何か、なぜつくろうとしているのかよく子供たちに説明し、学校と児童、PTA、地域住民が一体となってつくり上げなければ意味がないものですから、完成したときに子供には物つくりの楽しさと相まって、余計に楽しまれたものができ上がるものではないでしょうか。ビオトープが学校内にできれば、学年ごとにいろいろな単元学習として先生方の指導により積極的に活用できると思います。低学年の児童には、自然の形態、ビオトープで遊ぶ、感情を養う力をつけられるのではないでしょうか。ビオトープを通して季節の移り変わり、自然環境を保つにどうすればよいか、まだまだこれ以上のものが学習できるものと信じております。ビオトープ、生物の生息空間を意味しているといいますが、ドイツで学校ビオトープづくりのきっかけになったのが、やはり少年非行の深刻化があり、心の教育にということで始まったものではないでしょうか。ビオトープのところを歩いて自然を見るだけで心が豊かに、それが非行防止になる、それがビオトープ構想ではないでしょうか。
 そこで、お尋ねいたします。1として、コンクリートの校舎、何もない校庭で命の大切さを教えるなどできないのではないかと感じていますが、環境教育、学校ビオトープづくりが相まって子供たちに命の大切さがわかってもらえると思いますが、どのようなお考えか、お聞かせください。二つ目、日本で環境教育を学校教育として採用しているというのが46%、採用していないが12%、わからないが42%と環境教育データにありますが、埼玉県では採用している学校はどのくらいあるのか、また本市はどうか、お聞かせください。三つとして、身近な環境問題研究委託事業には、単年度ではあるが、補助金等があるようですが、これから先ビオトープ事業を進めていくと思いますが、資材の提供、あるいは強力な支援が必要になってくると思いますので、希望の持てるお答えをお願いいたします。
 次に、大きな3番、学校校舎を木質化にですが、切れる、むかつく、最近よく耳にする言葉でございます。子供の心が荒れているということは言うまでもありませんが、生きる力、思いやる心、公共心等薄れている今日、いじめ、不登校、また多発する凶悪事件、これらを見ても、私たちが子供のころには考えられないことでした。一口に家族や教育力の低下などと指摘されておりますが、子供たちが進んで学習できる環境が求められているのではないでしょうか。21世紀は心の教育、心の時代になることを望む一人であります。最近校舎を鉄筋コンクリートから木造にしたり、机やいすなどを木製のものにする学校、施設等がふえています。教育という面でなく、子供たちの精神にもよいということが明らかになってきたからであります。当市では小学校19校、床面積9万3,845平米、教室数324、特別室180、計504の部屋があるわけでございます。中学校では12中で床面積が6万2,891平米、教室158、特別室が169、合わせて327室があるわけでございます。学校教育で子供たちが木に触れる機会は、小学校、図画工作、中学校の技術教育の木材加工であります。第2次世界大戦、新制中学が発足した1947年、54年前から木材加工は職業科教育の中の一つと位置づけられてきております。今日小学校の中で木の教育が可能と思われるのは図画工作ぐらいであります。中学校においても同様ではないでしょうか。今では毎日使う生活用具も木にかわる材料でつくられているものが多く、鉛筆がシャープペンシル、ボールペンにかわってきております。これから木造校舎をということではありません。教師から見た鉄筋校舎と木造校舎での授業中の子供の様子を小学校5年生、6年生を比較した調査を見ますと、授業中眠い、だるい、集中力がわかないなどの症状を訴える子供の率は、木造校舎に比べて鉄筋コンクリートの方が多くなっています。木材は人の生理面や心理面によい影響を与えることで知られております。子供たちが伸び伸びと授業に取り組める空間をつくることが必要ではないでしょうか。
 一例ですが、比企郡玉川村村制100周年の村立玉川小学校が鉄筋コンクリートづくりの内部が木質化されたとのことで、私は2月に視察をさせていただきました。校舎はRC構造3階建てで、床面積が2,945平米、教室23、玄関、昇降口、廊下、階段、教室を初め各部屋、一部天井等が木質されております。同校は13学級、369人の児童が学んでおります。彩の国木づかい促進事業として昨年の夏、県産材の材木を使用して工事をすることを目的とした事業で、県の補助金2分の1を受けて、杉やヒノキで柱、窓枠などで木のぬくもりのある学校にと、忘れていた木のよさを生かして子供たちの教育環境を整えようと木の校舎を試みたということでございます。また、同事業として木製机の導入に当たり、組み立て作業を親子で行ったことから、子供たちには自分の机という心が働き、物を大切にすると、非常に物に対しての心遣いが多くなってきたと言っておりました。過日、建設常任委員会で視察しました沖縄県具志川市、EM技術を活用した施設建設についてということで、市立川崎小学校を見学させていただきました。やはりRC構造ですが、初めから木質化を既に取り入れておりました。このような木質化が年々ふえているということは、木による湿度の調整、木のぬくもりによる精神の安定、木の感触による健康等、さまざまな効果が期待できるからではないでしょうか。
 そこで、お尋ねいたします。1として、学校校舎内装木質化についてどのような考えを持っているか、お聞かせください。2として、本市では今年度より5カ年計画によると、今年度小学生1,623人、中学生1,734人、合計3,357人分の机、いすの買いかえがあるが、木製購入の考えはどうか、お尋ねいたします。


◎飯塚誠一郎教育長 大きな2番、身近な環境とビオトープ建設構想について3点ご質問をいただきましたので、お答え申し上げます。
 初めに、学校でビオトープをつくることによって子供たちに生命の大切さがわかってもらえると思うが、どのように考えるかでございますが、児童生徒にとって身近な校庭の一部に自然と触れ合うことのできるビオトープがつくられることは、環境教育を進める上で意義があることであると考えます。できるだけ自然に近い環境をつくり上げ、さまざまな生物が生活できるようにし、そこにすむ小さな昆虫や水辺の生物に触れることを通して、自然のすばらしさや生命の大切さを学ぶこともできると存じます。ビオトープで学ぶことにより環境の問題に関心を持つとともに、環境を守るために主体的に行動できる実践的な態度や資質、能力が育つものと考えております。
 次に、埼玉県で環境教育を学校教育として採用している学校数はどうか、また本市はどうかでございますが、環境教育は各教科、道徳、特別活動、総合的な活動の時間を含めた学校の教育活動全体を通して行われるものでございます。県教育委員会や市教育委員会が学校教育推進の基本方針を示した指導の重点努力点にも環境教育の指導の重点を示し、すべての学校で環境問題に関心や知識を持ち、環境を守ろうとする児童生徒を育てることを目的として環境教育に取り組んでおります。本市の各学校におきましても、地域の実態を踏まえながら指導計画を作成し、環境教育に取り組んでおるところでございます。
 続きまして、これから先ビオトープ事業を進めていく上で資材の提供等の支援策はあるかについてお答えいたします。学校におけるビオトープの整備につきましては、これまで幾つかの学校で取り組んでおるところでございます。この整備につきましては、学校に配分した教育費予算の範囲内で対応してきておるところでございます。ご提言いただきました先進事例のように、地域の方々や子供たちが積極的にかかわるという視点も大切なことであると存じますので、今後各学校のビオトープ整備を行う場合は、教育委員会といたしましても学校と協議を行い、その対応について考えてまいるとともに、学校における環境教育がより効果が上がるよう支援してまいりたいと存じますので、ご理解賜りたいと存じます。
 続いて、大きな3番、学校校舎を木質化について2点ご質問いただきましたので、お答え申し上げます。初めに、校舎内装木質化についてどのように考えるかということでございますが、学校施設の整備に当たっては、従来防災上、安全上の観点から不燃、堅牢化が進められてきたところでございます。また、同時に学校は児童生徒の学習、生活の場であることから、それにふさわしい温かさと潤いのある環境とすることも必要でございます。木材を活用した学校施設づくりは木の持つ柔らかな感触、温かみ、高い吸収性等のすぐれた性質から教育環境の向上に大きな期待ができるものであり、こうした観点から、国におきましても学校施設への木材使用についての指針を示し、近年学校施設の内装等に木材を活用する例がふえてきております。本市におきましても木材を使用するよう配慮してまいりましたが、今後も学校施設の新増築、大規模改修時には木質化に配慮した取り組みをいたしてまいりたいと考えております。
 次に、今年度小中学生の机、いす3,357人分の購入計画があるが、木製購入の考えはについてお答えいたします。このたびのJIS規格の改正に伴い、平成13年度から5年計画で市内小中学校の机やいすをすべて買いかえる計画で、今、議会に予算案を上程いたしておるところでございますが、その際、材質や堅牢性、価格等について検討したところでございます。お尋ねの木製の机、いすについても検討いたしましたが、特別注文生産のため大変高額であり、また緊急性に対応できない等幾つかの問題点もあり、検討の結果、机の天板やいすの座面、また背もたれに木を取り入れた製品を選定し、購入することといたしました。今後も木製のよさを生かした施設設備の検討をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

平成13年  9月 定例会
◆谷幸代議員

 大きい2番、安全で住みよいまちづくりについて。(1)、河川等の浄化にEM菌をということでお伺いいたします。ことしの2月、建設常任委員会で視察に行きました沖縄県具志川市では、EM菌によるまちづくりを実施していました。EM菌というと、生ごみ処理器で使うものと理解をしていましたが、具志川市での説明は、EM菌1号、2号、3号と幾つもの種類を使い分けして、建築物の塗料から学校プールの水の浄化、家の清掃から飲料水の浄化、おふろの中に、トイレの浄化槽に、畑に、庭に、作物の肥料、そして説明者はコーヒーに数滴EM菌を垂らして飲んだり、顔にEMスプレーを吹きかけ、一生懸命EM菌のことを説明してくださいました。それはそれはもう不思議というばかりで、カルチャーショックを受けて帰ってきたのは私だけではなかったと思いますが、いかがだったでしょうか。公明新聞の6月2日付に、「河川浄化にEM菌効果」ということで、そのような見出しで三重県四日市市での取り組みが書いてありましたので、抜粋して紹介をさせていただきたいと思います。
 2001年EM技術交流大会で、EM菌(有用微生物群)を使った阿瀬知川、この川は、川といいましても川幅が5メートルから10メートルで、延長6キロの四日市市内中心部を流れる排水路ということです。この上流部には、一部下水道の未整備地域があるために、生活雑排水が流れ込み、下流部ではヘドロが1.5メートルも堆積し、地域住民は悪臭に悩まされてきた。市下水道部も浚渫工事を行ってきたが、除去する先からヘドロが流れ込むなど、イタチごっこの状態が続いていたということです。この解決策の一つとして、市民団体や自治会によるEM菌の活用が始まりました。浄化作戦は、昨年の9月からスタートをし、10日に1回ずつ米のとぎ汁に菌を混ぜて発酵させたEM発酵液やEMだんごを河川に定期的に投入をします。ことし4月中旬までの投入量は、EM発酵液が延べ1万1,450リットル、EMだんごが565キログラムに上る。EM発酵液の投入から約3カ月でヘドロの悪臭も消え、1年前に見えなかった橋脚跡や投げ込まれた空き缶類が露出。ヘドロも着実に減っており、早い効果に驚いているという報告があったそうです。このような内容でございました。
 これを読んだとき、熊谷市でも使われなくなり、悪臭とヘドロでいっぱいの農業用水路や、臭くて窓をあけて食事もできないという排水路のそばに住んでいる人からの苦情を思い出したり、整備された別府沼公園の沼の水質浄化等々に、このEM菌が使えないだろうかと私は考えました。EM菌は取り扱いも簡単で、安全と言われています。熊谷市においても、EM菌を使って河川、用排水路を浄化するために、庁内でもプロジェクトチームを組み、EM菌の研究をするお考えはないでしょうか。お尋ねをいたします。

◎内田由二生活環境部長 大きな2のご質問のうち、(1)の河川等の浄化にEM菌をについてお答え申し上げます。
 河川や水路は、私たちの生活に豊かな潤いを与えるとともに、水辺に生息するさまざまな生物の生息場所でもあります。しかしながら、生活排水や工場排水のため、私たちが住む身近な河川や水路が汚濁され、その結果水に親しむ機会が少なくなり、また水辺にすむ生物も減少してまいりました。このため、河川や水路を浄化することは重要なことと受けとめております。本市が実施いたしました市内の主な河川、水路などの水質測定の結果では、20カ所中4カ所においてBODが10ppm以上となっており、流下するに従い汚濁が進む傾向にあります。また、埼玉県の資料によりますと、河川汚濁の原因別に占める生活排水の割合は75.6%とのことであります。本市といたしましても、今後もきれいな河川、水路を取り戻すために、生活排水浄化に向け下水道整備の推進、合併浄化槽の普及促進等に取り組んでまいりたいと考えております。
 EM菌についてでございますが、EM菌の開発者は比嘉照夫琉球大学農学部教授でございます。EM菌とは有用微生物群のことで、主に土壌改良材として作物生産に有効な乳酸菌、酵母菌等10属80種類以上の微生物群を複合した培養液を言います。EM菌を用いると、弱った作物を活性化させる、生ごみを堆肥化する、悪臭の緩和、河川の浄化などの働きがあるとされております。この働きに着目し、自治体の中にはさまざまな事業を実施しているところでございます。沖縄県具志川市では、EMによるまちづくりプロジェクトチームを組み、建築、水の浄化や再利用、悪臭緩和、清掃、農業分野等で活用しております。三重県四日市市では、民間の団体が悪臭、ヘドロ対策のため、EM菌を利用して排水路を浄化するに当たり、電気料を負担しております。茨城県取手市では、NPOが行うEM活性液による浄化活動に協力するとともに、実験データを蓄積しております。これによりますと、現状ではいまだ判断できない部分もあるので、今後も実験を続けていきたいとのことであります。本市において、EM菌に関して実施している事業は、生ごみ処理器の購入に当たって補助金助成事業がございます。これは、ごみの減量化の一環として、生ごみ処理容器や電気式生ごみ処理機の購入者に対し補助金を助成するものであり、EM菌を使用した生ごみ処理容器は、微生物の作用により生ごみを減量する効果がありますことから、奨励をいたしておるところでございます。
 このように、各自治体におきましてEM菌を利用している事例がございますが、本市においてプロジェクトチームを組み、水質浄化をということにつきましては、いまだデータ等十分でない点もありますことから、他の自治体の取り組み等を参考にしながら研究課題とさせていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

◆谷幸代議員 11番、谷幸代。それぞれにご答弁をいただきました。大きい1番の子育て支援についての(1)、(2)は了解しました。(3)の広域行政内の乳幼児医療費手続の簡素化について、要望を述べさせていただきます。
 熊谷市は、早いうちから乳幼児医療費が現物給付となっていますので、市外の医療機関で一時的な立てかえ払いをしているということは、医療費の無料化制度が十分に生かされていないような気がいたしますし、ご答弁をいただきました他市町村からの状況からすると、他市町村がいまだに償還払いの方法が多いということは、医療費が増大しないようにという考えが働いているのかなというふうに思います。それで、熊谷市が現物給付にすることは困難だというふうに決めつけないで、他市町村の医師会等にももっと働きかけて、現物給付になるように協力をいただけるようにご努力をしていただきたいなというふうに思います。このように要望したいと思います。
 大きい2番の安全で住みよいまちづくりについて。(1)の河川等の浄化にEM菌をということで、ご答弁の中にEM菌の開発者である比嘉照夫教授の名前がありましたが、比嘉教授は、EM菌はダイオキシン抑制などに効果があるとされ、田畑の土壌改良や河川の浄化に成果を上げている自治体もあるというふうに言われております。また、循環型社会の実現に向けて、政府もEM導入を検討してはどうかと関係省庁の代表に提案をされたそうであります。我が市も、まだまだダイオキシンは本当に心配な部分がありますので、本当にダイオキシンの検査のときに、そのEM菌を土壌にかけて、その研究をしていくことも大事かなというふうに思いますが、また臭いにおいはもとから絶たねばだめという言葉がありますが、用水にふたをかけても一時的なものであります。どうかEM菌をしっかり研究していただけますよう要望してまいりたいと思います。

平成18年  9月 定例会
◆松本貢市郎議員
 最初に、大きな1、公園内の水辺環境についてであります。熊谷市内において水辺公園と位置づけされている公園は何カ所あるのか、伺います。また、公園内にある川、池、沼など、水質も含め管理をどのように行っているのか、伺います。
 また、水辺公園と位置づけられている別府沼公園の環境整備について伺います。本公園は、都市の基幹としての総合公園として位置づけ、良好な自然環境の保全回復を図り、多様化する市民ニーズに対応した都市公園として整備することとし、平成3年度より整備が始まり、平成12年度に完成した公園であります。公園整備の考え方は、別府沼の自然を生かした水景のある名所に変えるとし、種子性植物観賞ゾーン、水辺レクリエーションゾーン、水面観賞、野鳥保護ゾーン、多目的広場ゾーン、児童遊戯ゾーンなど、八つのゾーンを持つ都市公園、水辺公園であります。整備前、また整備後においても、多くの先輩議員より環境面での懸念の質疑もされており、また今月2日の別府地区ハートフルミーティングにおいても、地区住民の方より多くの質問があったと聞いております。重複する質問はあるかと思いますが、次のことを質問いたします。
 一つとして、別府沼の水質管理を行っていますか。また、別府沼の生活排水流入に対してどのような対策を行ってきましたか。また、今後どのような対策をとりますか。公園整備のコンセプトにある自然を生かした水景のある公園に対し、現状をどのように考えていますか。また、改善を行う場合にどのような改善策を考えていますか。別府沼の水質改善、水辺環境改善などに尽力している多くの市民の皆様、またボランティアの方々の活動に対し、どのようなサポートを行いますかをお伺いいたします。

◎持田寛昭都市整備部長 松本貢市郎議員さんのご質問の大きな1、公園内の水辺環境についてお答え申し上げます。
 初めに、本市で管理する公園の中で水のある公園は、熊谷運動公園、桜リバーサイドパーク、星渓園等がありますが、水辺がある公園としての代表的な公園は別府沼公園であります。この別府沼公園は、沼の水辺を中心に八つのゾーンに分けられ、広場や遊具、さらにショウブ園等が整備され、幼児からお年寄りまで多くの市民の皆様にご利用いただいている公園になっております。
 次に、川、池、沼などの管理についてでございますが、市内の公共用水域におきまして環境保全のため市独自で20地点の水質の調査を行っております。しかし、別府沼の水質調査につきましては、公園の整備時に調査を行ったのみとなっておりますので、今後は水素イオン濃度、いわゆるpHや生物化学的酸素要求量、BODなどの水質調査を実施してまいりたいと考えております。
 次に、別府沼への生活排水の流入対策につきましてお答えいたします。現在別府沼の水源は、農業用水と一般家庭からの排水等であります。特に地区の生活排水は、その流末を別府沼に依存している戸数が相当あり、道路側溝の整備が充実するに伴い、流入する排水量が増大しており、対策に苦慮しているところであります。そのため別府沼の状況を把握する必要がありますので、沼の底に堆積している土砂等についてその状況の把握に努めてまいりたいと考えております。
 また、ボランティアの皆さんが行っている水質浄化のためのEM菌だんごづくりにつきましても、沼の広範囲にわたって投入できるように市として援助してまいりたいと考えております。
 さらに、流入する生活排水への対策として、合併浄化槽の普及を推進するための啓発活動に努めてまいります。
 次に、自然を生かした水景の公園整備につきましては、沼の水質の富栄養化による影響で、アシや水草等が必要以上に繁殖し、水の流れを阻害しており、この水系を改善していく必要があると考えております。そのため県等が実施している農地防災事業の整備により、荒川からの良質な水が早期に1年を通して別府沼に通水できるよう、引き続き関係機関に働きかけてまいります。
 次に、別府沼の水質改善や水辺環境の改善に尽力している多くの方々へ市はどのようなサポートを行うのかとのご質問でございますが、市もボランティアの方々が行う別府沼をきれいにする事業に積極的に支援してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、別府沼は議員さんご指摘のとおり、貴重な水辺の自然空間でありますので、関係する皆様と知恵を出し合いながら環境の保全に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

平成19年  3月 定例会
◆堀陽子議員
 先般委員会の研修で富山市に伺った折、市役所の中に入りパンフレット等をいただいてまいりました。この富山市では講座メニューが113用意されてありました。充実した細かい市政の情報を積極的に提供しているという様子が見てとれて、感心して帰ったところでございます。本市でも工夫をされて、職員の皆さんも前向きに取り組んでいらっしゃる姿に感動しているところではございますが、新市になりまして、環境によいとされるEMぼかしによる生ごみバケツの補助制度があります。今まで大里においてはなかった新たなサービスに目を見張っているところでございます。しかし、私たち住民にはまだまだ活用されていません。環境保全講座等の中にこれらの詳しい情報も入れていただいて、広くPRをしていただけることを要望といたします。
 新市になりまして、今までよりはちょっと違うなということを実感をし、住民の方々にも行政のことをよく知るよいチャンスではないかと思っております。

平成20年  3月 定例会
◆新井正夫議員
 次に、屋上緑化と壁面緑化についてお尋ねいたします。昨年8月16日に気象庁が記録した日本最高気温40.9度、本年2月21日の新聞報道を見て「熊谷の日本一暑さに待った」とありました。県環境科学国際センターが同時に測定した数値で40.4度とあり、同センターによると埼玉県で記録した41.8度が県内最高となり、熊谷市はベストテンから圏外に大きく後退するということでありました。このことは、県測定の数字が近く公表されるということでありますが、それはそれで40.9度あれば「あついぞ!熊谷」、これは今日の合い言葉でよいと思いますが、いかがでしょうか。20年度当初予算、「あつさ はればれ 熊谷流」の中、23事業、1億5,239万5,000円を計上されておりますが、その中には屋上緑化事業というものがありません。温暖化防止対策としてヒートアイランド現象などに役立つ緑化はもちろんですが、もっと持続性、効果的な屋上緑化にも取り組むべきではないでしょうか。1年や2年では、できないかもしれませんが、小さな取り組みから大きなものになればということです。
 そうしたことから、私は2月20日、戸田市のフェルトガーデン戸田、どんな屋上緑化システムになっているのか興味がありましたので、見学に行ってきました。これは、オールリサイクル素材による屋上緑化システムということです。リサイクルされたものは、古着、古布です。ガラス瓶、生ごみ、有用微生物群、これは沖縄のEM菌です、の活動などが原材料です。古布、古着はフェルトに、そしてジャムや酢の入っていた瓶などは、瞬間的に熱を加え、軽石にしております。生ごみは、EM菌プラス堆肥と土壌軽量化に廃棄ガラス、ガラスを粉砕して一度に大きな高温をかけ、それで軽石に固めたということです。再生品を使用しての屋上緑化の土壌づくりに使用されておりました。このような材料を使用し、平成16年10月から本年で4年目と聞いております。吉田さんという女性の方でしたが、2時間の間、丁寧に自信に満ちた説明をしていただきました。
 先ほど申し上げましたが、小さいものからやがては大きなものになるのです。戸田市でも古布がふえると、生ごみ堆肥を使った30センチ四方のトレーで芝栽培を試験的に始めたということです。平成16年10月、翌17年1月に特許庁にオールリサイクル素材による屋上緑化システムとして注目をされたものでございました。フェルトガーデン戸田の商標登録を出願したところ、国内はもとより地方自治体、中国、アメリカ等から多数の人たちが視察に来ているとのことでした。私が行った日も4件ばかり来ておりました。
 それはフェルトといってもわずか10センチ厚の基盤の中心温度ですが、コンクリートの屋上が45度に対して基盤の中心温度は34度だったということで、11度も温度差があり、環境負荷が少ないことが証明されたとして、新たに屋上に460平方メートル、約140坪、現在緑の屋上ができ上がっておりました。とりわけヒートアイランド現象の緩和策として期待が持てるとして、小学校1校の屋上緑化を検討しているとのことでございます。
 また、昨年、19年8月から9月、午後1時前後の温度比較、屋上コンクリート表面52度、芝の根元35度、フェルトガーデン底部28度、わずか厚さ10センチで24度もの差が出たとあります。これまでには大変な苦労もあったことだと思いますが、すべての材料がリサイクルされたものでできているというのがすばらしい屋上緑化でございます。
 次に、壁面緑化ですが、3通りぐらいあるのではないかなと私は思っています。1つは、壁面に直に張りつける植物、2つ目はフェルトを壁面に取りつけて、ワイヤーメッシュで押さえ、それに植物を絡ませる方法、3つ目は建物より少し離してネットを張り、それに絡ませる方法、これは一般のやり方だと思っております。どれも目的は、建物の温度を上げないということでございます。要は、日陰をつくり出すということではないでしょうか。20年度予算中の遮熱、保育所の屋根を遮熱塗装するとあります。この塗料は、太陽光の赤外線を塗料に配合した特殊顔料が効率よく反射することから、一般塗料では屋根の温度が60度から65度あるとしますと、この塗料ですと金属系に3回ぬります。窯業系には4回塗りです。そして、約10度から15度温度が下がるということでございます。
 こういった壁面、屋上などに、企業は環境ビジネスとして某ビール会社、先ほど申しましたが、戸田市と同じような方法でスポンジウレタンを使用した壁面緑化に力を入れております。テレビで見た人もあると思います。壁面については、某ビール会社のほうが戸田のフェルトガーデンよりも勝っていたと、私はそのように見ました。
 いずれにしても、要は何も屋上、壁面にこだわらなくても樹木、花、芝など緑をふやすことではないでしょうか。今回のあっぱれ、あついぞもありますけれども、執行部といたしましても何か裏づけがあると、市長もそのようなことを言いながら今回実行に踏み切ってくれたわけでございますので、これから何点かお聞きしたいと思います。
 まず、①、屋上緑化、壁面緑化についての見解をお聞かせください。
 ②、屋上、壁面緑化工事へ205万5,000円とあるが、どのような工法で、またどのような植物で、だれがするのか。
 ③、植物を使っていろいろな方法があると思うが、最も効果が期待できると考える工法は何か。
 ④、屋上、壁面緑化を市民、NPO、企業、行政による協働事業とすることはできないか。
 ⑤、個人、ベランダ、屋上緑化の推進事業などはどうか。これは、個人ということでありますので、建築基準法のものについての強度の問題がありますので、その適合した建物のみだけを伺いたいと、こういうことでございます。
 ⑥、水くれなどに雨水利用の促進が必要と思いますが、どうでしょうか。
 以上6点をお願いいたしたいと思います。

◎宇野悦朗都市整備部長 続きまして、ご質問の2、屋上緑化と壁面緑化についてお答えいたします。
 20年度予定の壁面緑化事業につきましては、熊谷商工会館、市民体育館、妻沼行政センターを初め各公民館を計画しておりますが、方法としましては、壁面にネットを張り、つる性植物をはわせるのが一般的であり、ネットの設置は業者や職員等が行い、管理等は職員が行う予定でございます。植物の種類は、成長の早い琉球アサガオなどのつる性植物が主で、管理も容易であり、花も楽しめることなどから壁面緑化に適していると考えます。
 次に、効果的な工法につきましては、議員さんご提案のフェルトやスポンジウレタンを利用した屋上緑化は、設備が軽量で経費も比較的安価であることから、雨水の再利用なども考え、試験的に導入に向けて検討してまいります。
 また、屋上緑化や壁面緑化は、他の植樹事業とともに暑さ対策の、温暖化対策の効果的な事業でありますことから、市民、NPO、企業、行政が一体となり、継続的に事業を進めていくことが重要と認識しております。
 次に、一般家庭における緑化事業の普及につきましては、まず企業や行政がモデル事業を実施していきながら、あわせて一般家庭にも協力いただけるよう、市といたしまして支援策を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

◆新井正夫議員
 それから、大きな2番でございますけれども、屋上緑化と壁面緑化でございます。「あっぱれ!熊谷流」事業には、壁面緑化ということに重きを置いております。ですけれども、屋上緑化には、余り触れておりません。どうかこれからの対策の中にそういうものも取り入れていただきたいと思います。壁面緑化のつる性植物、これはケープタウン・ブルーというやつだと思うのです。これは、琉球アサガオといいます。これは、種ではふえません。その1年伸びたつるを切って、そして挿し木という方法、プランターなどに入れてしないと翌年にそれを植えないとふえない、こういうことがありますので、ひとつ注意を願いたいということでございます。
 このつる、ヘデラというのですけれども、この中に鎌倉町にある画廊がありましたけれども、あそこにはあれは夏ヅタというのです。あれは、秋になると葉が落ちます。非常に扱いいいものでございますけれども、建物自体にそっくりへばりつきますので、ただ建物は壊す、色がちょっと悪くなる、そういうことになりますので、その辺はどうかなということが1つ懸念されるところでございます。
 それとまたもう一つあるのです。アイビーというのがあるのですが、よくよそのうちのブロック塀なんか見ると、回りが黄色くて小さい、こういう葉っぱみたいなのがあります。あれは、もう絶対に壁面には適さないと思います。
 これは、皆さん方でよく考えて、先ほども加賀崎議員が言っておりましたけれども、地球温暖化、そういうこともいろいろこれからやっていかなくてはならないと思うのですが、ひとつこの壁面緑化については、よくお金を使って職員がやって、それでネットなんか張るのは、どういうネットを張るかわかりませんけれども、ネットは恐らく業者の方が張るのだろうと思います。それだったらば学校なんかはもうクーラーが入っている、それだったらばよしずでいいのかと、まさか一般家庭ではないので、学校がよしずではみっともなくて、できないからこういう緑のものでやるということです。
 ただ、手入れの問題なのです、管理が大変だと。そして、戸田市の屋上緑化のプロジェクト、フェルトガーデン戸田というのは、先ほど言いましたけれども、全部リサイクル品なのです。熊谷でも、雨水の貯蔵利用ということで私やりましたけれども、各学校に200リッターぐらい入るドラム缶みたいなものが雨水利用されております。あれでもし、あの200リッターを使って散水ができるならば、ああいうものを使っていったほうが、水道水もばかにならないなというふうに思うのでございますけれども、ただいかんせん200リッターの缶は、この地面のところに置いてあります。そうでなくて、2階のほうにあれば圧力が、水圧がかかりよく出るのですが、そういうものを1つ考えて、また元に戻していただく、それを使って水くれは雨水を使うというような方法にしていただきたいと思います。
 また、戸田のフェルトガーデンですけれども、屋上は非常によくできています。女性の方が考案ということではないのですけれども、吉田さんという人なのですけれども、初めに自分1人で始めたと、主査の方です。今もう本当に自信を持って私がやったのだと、全部おれがやったのだと言わないばかりに私なんかに強く言っていました。本当に女性でなければ考えられないなということでやっています。
 それでリサイクル、生ごみのEM菌を使った、先ほど言いました。あれは、各家庭にコンポ、このくらいの小さい入れ物、生ごみだけを入れるやつを配布しています。それを一緒に届けます、リサイクル所へ。それは個人で届けます。届けた中にEM菌を入れて発酵させて、それを今度は電気の炉の中に入れて、なおそれを培養するというような方法をとっております。このEM菌でございますけれども、私たちも議員になりましたときに沖縄のほうへ行って見させていただいて、これを飲んでも何しても害はありません。皆さんもこのジャガイモを植える時期だと思いますけれども、このジャガイモの連作は不可ということですけれども、EM菌をまぜて耕した場合には、これは連作はオーケーだそうです。そういう実験まで戸田ではやっていたということでございます。
 何せ戸田のこのフェルトガーデン、いろいろやっておりますけれども、また1軒の家庭のベランダ、3平米以上のベランダに対しても補助金を出しております。それではどのくらい出すのかと、1平米当たり2万円出しております。ただし、上限は50万円までということです。それは、また先ほど言ったように建築基準法の適合建物でなければだめなのですけれども、そういうものでやっていると。いろいろとやっておりますけれども、戸田市の開発指導課の人たち、一様にこれも一緒になってやっているのだそうですけれども、よくやっていたなというふうに思っております。
 いろいろこの緑化については言うことがある、もっと言いたいなということがあるのですが、もし役所の皆さんがそういうものをやってみたい、フェルトでなくてもいいのだ、スポンジでいいのだと、ただこの議会棟の屋上にはクーラーのあれが3台ですか、上のほうにある、それは見ております。だけれども、どのくらいの重さに耐えられるのか、これもわかりませんけれども、もし何だったらば市民食堂の屋上が幾らかあいております。あそこのところで始めてもいいのではないかなというふうにも思っております。
 戸田さんの場合は、枠をつくるのにペットボトルのふたを利用した、それを溶かし枠をつくっております。それでペットボルトはどうしたかと、今言ったマイバッグ、女性が持って歩くこのバッグですけれども、こういうものでつくったのが戸田にはあります。これは、これだけのもので、ペットボトル2本だそうです、2本でできているのだと。ですから、資源は先ほど大事だと、確かにみんなその資源はしっかりとしていかなくてはだめなのだ、使っておしまいというものではないということだと思いますけれども、ひとつこれから皆さんとよく考えながらこの壁面緑化もやって、効率のいいものにしていくようにやっていけたらというふうに思います。そのようなことをするようになったらば、私も及ばずながら手伝いをさせていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。


  • 最終更新:2013-11-27 13:46:39

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