町田市(1)
平成 6年 6月定例会
◆2番(井上勉)
皆さん、おはようございます。
通告に基づきまして、自民党の一員としまして一般質問させていただきます。何せ記念すべき第1回目の一般質問でございますので、誠意あるご回答をよろしくお願いしたいと思います。
まず、ごみ減量対策にEM菌の使用について、また、そのEM菌の使用方法について、ボカシ及び発酵容器の補助について、2、中型処理装置の導入について、現在、大戸小学校で使用している処理装置は、今後、各学校で導入していくのか。3、町田市の芸術、文化向上に対する市長のお考えは。文化都市町田を築くために新しい方向を考え、もっと市民参加のできるイベントが必要である。について質問させていただきます。
平成6年5月17日付の読売新聞によりますと、可燃、不燃ごみは全国の自治体の約9割で分別収集しているが、瓶、缶などの資源ごみを分別収集している自治体は約4割にとどまり、全体的に取り組みがおくれていると厚生省廃棄物減量の実態調査で明らかになり、また、その調査では可燃、不燃ごみの分別収集を行っているのは89.7%、2,902市町村、分別を一切せずにまだ混合収集している市町村は102もありました。
一方、瓶、牛乳パックなどの資源ごみごとに分類収集を行っているのは1,342市町村、41.5%である。また、資源ごみの中でも缶は81.4%、瓶は73.2%と分別実施率が高いが、ペットボトル、発泡スチロールなどのプラスチック類の実施率は5%に満たず、今後の課題になっていると報道されていました。また、この処理方法でも、焼却前に分別する、あるいは焼却後に分別するについて、あるいはその焼却炉の体系自体によっても変わってくると思います。
そのような報道の中で当町田市の場合、4月1日から施行されているリサイクル条例により、発泡トレー、牛乳パック、ペットボトルなどを回収し、一層のリサイクル活動をしていることに対し、行政側の努力を大いに評価したいと思います。
しかし、人口の増加に伴い、ごみの量もふえ続けているのが現状であります。可燃物の数量でございますが、1990年には7万6,524トン、1991年には7万7,880トン、1992年には7万8,958トンと毎年1,000トン以上の増加を見ているわけであります。
そこで、ご提案申し上げますが、その焼却処理しているごみのうち、生ごみの肥料化にEM菌、いわゆる有効微生物群を利用して、ごみの減量化にご提案申し上げ、ご質問申し上げ、理事者側のご回答をお願いしたいと思います。
まず、EM菌を少しご説明申し上げ、皆様にもご理解いただきたいと思います。皆様もよくご承知だと思いますが、私たち人類、あるいは生物が生きていくにおいて、微生物の効果というものは欠かすことのできないものであると思います。アルコール発酵、乳酸発酵、酵母や乳酸菌の微生物を使用して食物としてとっているわけであります。みそやしょうゆ、納豆などは、その最たるものではないでしょうか。
1882年には結核菌、1883年にはコレラ菌、1898年には赤痢菌等も発見され、それに伴い、1990年にはペニシリン、1944年にはストレプトマイシン等の抗生物質も発見され、医学界にも大きく貢献しているのです。
そこで、EM菌でありますが、一般に微生物を大別すると腐敗菌と発酵菌、あるいはカビ類等に分類されます。このEM菌は、発酵菌の中から光合成細菌、乳酸菌、酵母菌、こうじ菌、有用放線菌など10属80種以上の微生物を集めたものであります。窒素は、燐、カリとともに植物の主要栄養分であり、したがって、自然界における窒素の循環サイクルは農業上、極めて重要な意義を持っています。
したがって、微生物の担っている役割は甚だ大であります。窒素循環を支配しているのは微生物なのです。窒素の無機化合物として硝酸塩、あるいはアンモニウム塩の形で生体内に取り入れられます。農業をされている方、あるいは興味のある方はわかると思いますけれども、化学肥料の裏面によく硝酸態窒素、アンモニア態窒素と表示されているのがわかると思いますけれども、そういった形態で植物に吸収されるわけであります。
硝酸塩は、植物へ同化される主要な形であり、植物体内で還元され、グルタミン酸、アスパラギン酸などを経て、たんぱく質や核酸などの含有化合物の成分となるわけであります。アンモニウム塩は、水稲などの一部植物の主要窒素源であります。それらが植物の根から吸収され、有用栄養となって吸収されるわけです。
また、窒素は、一方において脱窒作用によって空中に飛散するが、他方において空中窒素固定菌の作用によって固定されます。それゆえ土壌の窒素含量は、平均すると常に一定の値を保っているわけです。この窒素の含有量のバランスが崩れますと、土壌中のpHが崩れまして、作物に悪影響を及ぼすわけですね。その中のEM菌に含まれます従属栄養細菌、いわゆるアゾトバクターと言われる微生物の作用によって空中の窒素を取り入れ、炭酸ガスを放出します。また、光合成細菌、チロロビーム等は、炭酸ガスと太陽エネルギーを取り入れて酵素を生産します。酵母菌は、ブドウ糖をえさとしながら、ピルピル酸を排出し、乳酸菌は、そのピルピル酸を食としながら各種ホルモンやビタミン、核酸などの食物の成長に必要な活性物質を生産するのです。
このように、好気的培養条件的なアゾトバクターと嫌気的な培養条件の光合成細菌とがうまく共存しながら植物によい土壌条件、すなわち窒素代謝を行っているわけであります。牛や馬は、微生物の効用によって、また生きています。これらの哺乳動物は、セルローズを分解する酵素を持っていません。それゆえ、それらの動物たちは、セルローズ分解酵素を生産する微生物の力をかりて生きています。摂取された草類などに付着している微生物の中で、環境に合った微生物がルーメン微生物となってセルローズ分解菌であり、熱エネルギーとして体温が維持されているわけであります。
私たち人類は、牛や馬のように一定のものだけを食べては生きていられません。食物中からビタミンやたんぱく質等、数多くの栄養素をとらなければなりません。
では、EM菌の使用方法ですが、まずEM菌を米ぬか、もみ、魚粉、糖蜜等を混ぜ合わせたものを混合乾燥した、いわゆるボカシというものをつくります。これも見本でお持ちしましたけれども、これがボカシでございます。よく知っている方もいらっしゃると思いますけれども、このボカシを使いまして減量するわけでありますが、各家庭から毎日出されるごみを密封容器に入れ、このボカシを振りかけます。1週間ほどで容器がいっぱいになり、そのまま1週間ほど寝かせておくことにより、生ごみが発酵し、良質の肥料ができ上がってまいります。畑の作物や植木の間に入れ、覆土します。約2週間ほどで完全な肥料として役立ってくるわけです。
私たちが行っている町田クリーン研究会の報告によりますと、生ごみを肥料化することにより、家庭から出るごみの量が3分の1程度になり、容器も台所の片隅に置け、大変便利である。また、野菜等、ナスとか、キュウリに施した場合に、葉の色が大分濃くなってきてというような報告も受けております。
また、このEM菌は、汚染源であるアンモニア、硫化水素、メタンガス、メルカプタン等、いわゆる悪臭を放つものが大好物なのです。これらを食べて人間や動植物にとって有用な有機栄養を生成し、酵素を放出します。そのために悪臭がなくなってくるわけであります。養豚所や牛舎のふん尿処理に、あるいは汚水処理場等の利用に大きな成果があり、良質な肥料ができるわけであります。
このEM菌の普及によりまして、町田市のごみの減量に大きく関係してまいります。昨年、燃やせるごみの焼却処理の量は7万9,432トン、そのうち約55%、4万3,687トンが生ごみとして出され、焼却処理されています。この普及により10%程度、4,368トン、家庭にしますと、約5,000軒から6,000軒になると思います。大体4年分の増加の量だと思います。その4,368トンが節約された場合、1トン当たりの焼却費は、今、3万3,460円かかります。それで単純計算しますと、1億4,615万3,280円の節減になります。
岐阜県の可児市では、数年前からごみ減量にEM菌を使用し、大きな成果を出していると聞いております。リサイクル活動やごみ問題は、今や大きな社会的問題となってきており、市民のごみに対する意識は非常に高いものになっています。市民の自主的な行動を行政がバックアップしてこそ、理想的な市政が築けるわけであります。
大きな予算をかけ、次の焼却設備をつくるより、今、市行政、あるいは市民が一つになって、このごみの減量に努め、少しでも経費の節減に努めなければならないのではないかと思います。7月3日には、EM菌の発明者であります比嘉先生の講演が市民ホールで開かれると聞いております。現在、市側でも、このEM菌について研究していると思いますが、今後、どのような形で取り入れ、普及させていくのか。また、市民グループとの関係はどのようにしていくのか、そのお考えをお聞かせ願いたいと思います。
また、現在、奨励している生ごみのコンポスト容器は、低価格で購入できるよう市行政で補助されていますが、このEM菌のボカシや密閉容器などに対して、その補助等もお考えがあるかどうか、お尋ねしたいと思います。市民の自主的な行動にぜひご理解あるご回答をお願いいたします。
次に、この3月に設置されました大戸小学校の処理装置についてお尋ねいたします。
給食の残りを肥料化しようと導入された装置でありますが、現在の使用状況や効果はどんなものか、お聞かせ願いたいと思います。
また、市税の減収のときに、1基500万もする高価な処理装置を各学校に、あるいは新聞によりますと、年に1台か2台購入して普及していきたいと報道されていましたが、その辺のことをお聞きしたいと思います。
◎市長(寺田和雄)
それでは、お答えをいたします。
EM菌の関係については、大変該博なご知識をお持ちでいらっしゃるようでありまして、大変敬意を表するとともに、こちらがお答えするよりも、こちらがご質問をしたいような感じを持ったわけであります。
昨今、EM菌について大変な関心が持たれているところでありまして、ご質問にもございましたように、それの大変な有効性が評価をされているわけであります。
したがいまして、市といたしましても、既にEM菌の研究会というものを組織をして、鋭意研究に取り組んでいるところでありまして、これには市の関係部局はもちろんでありますが、農協とか、あるいはごみの問題をずうっと検討している市民団体であります町田ゴミニティ、あるいは青年会議所、そのほか町内会連合会とか、幾つかの諸団体も入りまして広範な研究がスタートしているところであります。今後、その研究の推移を待って、さらに一層市としての取り組みを検討してまいりたいというふうに思います。
そういう一環として、ご質問にもございましたが、来月、7月3日に市民ホールにおきまして、この問題についての権威であります琉球大学の比嘉教授においでをいただいて、ご講演をいただくということにもなっております。また、そういう機会に、一層市民にも周知、啓蒙に取り組みながら、市行政としてどういう取り組みが妥当かどうか、その辺をこれからの課題として検討させていただきたいというふうに思います。
私は、町田市はリサイクルについて非常に市民の協力を得ながら、先行をして取り組んできているところでありまして、そういう意味では全国の先進都市であるというふうに自負をしているところであります。そういうリサイクルは進めながらも、しかし、ごみ減量ということを考えますと、ご質問にもありますように、生ごみをどう処理をするかということ。それから、紙類、これについてが、やはり二つがごみの減量のこれからの大きな問題ではないかというふうに認識をしておるところでありまして、そういう意味で、このEM菌の今後の研究に期待をしているところであります。
以上で、その他の問題につきましては、それぞれ担当助役、教育委員会からお答えを申し上げます。
◎助役(牧田秀也)
ごみ減量の関係について補足答弁をさせていただきますが、特にお尋ねの中にもございましたが、生ごみ対策でございますけれども、ご承知のとおり、コンポスターを前年度、93年度末に既に5,310戸ほどの市民にご利用をいただいておるところでございますが、このコンポスターによるところの生ごみの堆肥化というのは、いわゆる庭なり、畑なり、土に面したところの一定規模の面積がないと対応し切れないということがございます。
そういうふうな中で大変研究されておりますEM菌、有効微生物群の利用によるところの堆肥化ということがマンションと申しましょうか、ベランダでも、また、お勝手の一部でも、それが対応できるというようなことで、私どもも大変関心を持っておるところでございまして、そういうふうな中から、7月3日に比嘉教授をお招きして研究をしていきたいということでございます。
そこで、この生ごみを堆肥化と申しましょうか、土に返すということでの仕組み、システムについて、私どもは大変関心を持っておるところでございます。各家庭で、いわゆるボカシによってEM菌によるつけたものを、行政がそれをまた、回収をしておったのでは、今の生ごみを回収すると同じ形になるわけでございまして、そういうふうな中から町田市農協さんにもご参画をいただいて、研究会をつくって、そのシステムを、家庭から農地へ返すという形でのシステムについても、これからのシステム構築についてどうやるかということも一つの課題だというふうに思っておるところでございまして、そういうふうなものをまずは講演会を手始めとして、市内のEM菌に対する研究、実践をされている方々、また、モニター等もあろうかと思いますが、そういうふうな中でボカシ並びに発酵容器の助成のあり方等について、行政の役割を検討してまいりたいというふうに思ってございます。
なお、町田市農協さんにおきましても、それらの頒布等について、今、研究もいただいておるところでございます。
そこで、詳しく研究がされて、ここでお話がございましたが、いわゆるこのEM菌というのは、空気を嫌う菌ということで、嫌気性の微生物ということが言われているわけでございまして、そういうふうな中で、このEM菌によって発酵させたところから出てまいります液肥というふうに言われておりますが、こういうものをお勝手なり、おふろ場なり、下水に流すことによってぬめりというんでしょうか、そういうものが洗い流されるというようなことも言われているわけでございます。
一方、私どもは、下水処理場において、いわゆる空気を好む微生物によって活性汚泥という形で浄化をしておるところでございます。それに空気を嫌う菌が入ったときに、どのような形になるのかということを大変、いろいろの成果等については、私どももお聞きしているところでございますが、そういうふうなことで私ども、下水道部の化学技術職員において、それらの実験も今進めておるところでございまして、そういうような形で、これからこの有効微生物群の活用について真剣に取り組んでみたいというふうに思っておりますので、また、ひとつ議員さんの実験結果等もぜひ教えていただきたいというふうに思います。
以上です。
◎教育長(米田彰)
中型処理装置の導入についてお答えをいたします。
大戸小学校に導入いたしました生ごみ処理装置は、ごみ減量と再利用を進めるために、さきの年度に大戸小学校に設置したものでございます。特にごみ減量を推進する市の方針をさらに推し進めることと、学校教育の場から実践を通し、地域にごみ減量の意識が高揚されればと考えております。
稼働後の最初の処理物の取り出しが1学期末になります。さきの効果ですと、生ごみの量が15分の1から20分の1になるだろうと言われておりますが、大変期待を持って、その取り出しを待っておるところでございます。
なお、これから各学校への導入につきましては、当分の間、大戸小学校の実績を見ていきたい、そんなふうに考えています。また、あわせまして、あらゆる方法及び装置を検討して決めていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
◆2番(井上勉)
ご回答、ありがとうございました。
EM菌に関しましては、市の方も大変積極的に取り入れていただける。また、研究段階であるということに対しまして、満足なご回答をいただきまして、ありがとうございました。
その中で、コンポスト化の方の容器の現在の普及のお話がございました。5,310戸、実際に各家庭、あるいは庭先に置いて使っていただいているというふうな状況だと思います。また、その実態を見ますと、ふたの方に虫がわいたり、いろんな臭害が出たりということで、最初のうちは積極的に行動しているようですが、だんだんに、要するにあきてしまうというんですか、この問題は、ごみの問題は大変難しいと思いまして、継続的にやる、市民の皆さんの協力ということが大変大きな問題になってくると思います。
市の方でどんどん安い価格で貸すから使ってくださいといって、皆さんがお使いになっているわけですけれども、2カ月、3カ月するうちに、また、夏場を迎えますと、大変虫がわいたり、悪臭を放って、これはだめだ。今までどおり、生ごみとして出そうというような考え、あるいは皆さんの実際的な形がそうだと思います。私のところでも、数年前にコンポストをいただきまして、実際にやってみまして、実験してみたんですが、大変悪臭を放ち、処理するときにもちょっと苦労するような状況でございますので、その容器自体、EM菌を使用する場合にも、これからお考えいただき、その辺のところをまたご検討いただければと思います。
その1点と、大戸小学校のごみ装置の件ですが、私が考えますには、入り口から残りかすを入れて、何カ月かたってみると堆肥になっているということは、機能的には大変すばらしいんですけれども、その辺の教育的なものというのはどうなんでしょうか。私、小さい子供たちが、肥料というものはどういうふうにして生まれてくるんだ。それに対して、作物はどういうふうにして育つんだというような家庭、環境の中からの学習というものが大きくこれから役立ってくるのではないでしょうか。
この進んだ世の中で、もっとオートメーション化したような、ここからごみを入れると、こっちに肥料ができるというようなところがちょっと腑に落ちないところがございますので、その辺のご答弁をちょっとお願いしたいと思います。その普及については、これからそれが大きな問題になってくるのではないかと思います。給食の残りを一つ一つもっと大切にして、あるいは残りを出さないという教育が一番大切なのではないでしょうか。ごみにかかわる大きな問題として、テーマとして、ひとつ取り組み方を、また、お考えをお聞きしたいと思います。
◎教育長(米田彰)
残りものを出さないという、先ほど2番議員さんがご指摘がありました給食についての指導は、まず根底的なものだと思います。そのためにも、学校におきましては、給食指導を通したり、あるいは調理の工夫をして、できるだけ残滓の出ないということに心がけております。しかし、現実には、実際に残滓が出まして、その処理に本当に苦労しているのが実態でございます。しかし、あくまでも出さないということで、今後、指導を進めていきたい、そんなふうに思います。
先ほどお話が出ておりました有効生物群の活用につきましてでございますけれども、現在、大戸で行われています処理の形式は、いわゆるリサイクル教育の一環というような位置づけが一つございます。このEM菌の場合ですと、途中にそれぞれ手を加えていく、また、体験学習の一環というようなことが出てくるかと思いますが、現在、教育研究所におきまして、これに取り組んでいる先生方がおりまして、この成果が今期待されているところでございますが、物は、やはり有効生物群という中に入るだけに、光の部分と学校教育にとっての陰の部分がないかどうか、なお慎重に見きわめていきたいな、そんなふうに思っております。
大戸の場合ですと、最終的には出てくるだけでございますけれども、ただ、それが堆肥として利用されまして、武蔵岡で、ご存じのように、花壇等に有効に使われまして、美しい花が咲くんだというあたりに、また、教育の効果があろうか、こんなふうに考えております。
◆2番(井上勉)
ありがとうございます。
先ほど牧田助役がお話になりましたEM、生ごみを入れるときに手袋をしてかき回す、大変面倒であるというふうなことがありましたけれども、手がきれいになりますので、ぜひ手でやってください。
そういった形の中で生ごみを利用し、また、市民農園等にご利用いただいたり、あるいはぼたん園とか、ダリア園、そういった形の中で利用できれば大変活用できるような格好になると思います。また、その辺のご努力、ご研究をよろしくお願いしたいと思います。ボカシの配付とか、また、容器の補助ですとか、いろんな形でこれから大きな問題になってくると思いますけれども、理事者側の一層のご努力をお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
◆29番(古宮杜司男)
午後のトップバッターとして、通告に基づき、一般質問をいたします。
最近、我が町田市議会の中に超党派の政策研究クラブができました。超党派であります。私も、その中に入れさせていただいておりますが、その会員の中から7名の発言者が本会議で一般質問を通告している。大変心強い次第であります。
さて、第1問。巨額な減税補てん債に対応する行財政改革について。
第1点。54億に達する減税補てん債を支払う公債費は元利合計約100億に達するというが、市長の目指す行財政改革の内容と個々の改革によるメリットを問う。
きのうの市長の答弁では約70億とおっしゃいましたけれども、私がある機会であなたから直接聞いたところでは約100億になるのではないか、こういうことでありましたので、このように表現をいたしました。これについて所見を述べます。
私は任期5期目に入りましたが、一般会計で一気に65億の市債を起こし、そのうち、特別債たる減税補てん債が54億を占め、その完済までに元利合計が約100億に達するという例を余り知らない。また、この減税が市長も懸念するごとく、2年ないし3年続いたら、交付税の交付されない我が町田市は破産の状態に陥る。この市債のほかに、7年度までの債務負担の追加補正だけで31億6,400万に達し、この54億を加えなくても、町田市の市債残高は大体560億から580億ではないか。せっぱ詰まれば、約200億ある各種積み立て基金を取り崩すしか方法はないが、この基金も、やはり市民の税金の固まりである。
ここで、我々は、文字どおり発想の転換を要する。私を含め理事者は、世界が激動していることを本当は理解していないのではないか。この減税はアメリカの圧力であり、外国は日本の政府に対し、内需拡大のための減税をせよと言うことは重大な内政干渉であります。
ところが、それが内政干渉でない時代になったということ。大店法の改正で旭町に大型スーパーが進出する。文字どおり、中小企業は死活の問題だ。これも内政干渉ではないという時代。この文字どおり激動の時代の認識が理事者はできていないのではないか。私は、市長や監査委員の言う、我が町田市は経常収支比率も人件費比率も極めて低く、健全財政でありますと言いますけれども、私は、その見解、判定は理解できません。なぜか、それはあなた方の言うのは類似自治体との比較である。
しかし、そのお役所の体質そのものが納税者から厳しく指弾されているからであります。自治省が全自治体のあり方について、民間住民の批判と監視の目を避けるなと通達したのは、このことを指しているのであります。ある人は言うだろう。住民の声は議会が代弁している。
では、市長に聞きます。今から13年前、じんかい収集作業を民間に委託せよと我が町田市議会はこの本会議場で決議をした。ここに決議文がある。昭和56年3月26日、原案可決。提出者、古宮杜司男、大西一也、木目田良一、押田正、陶山金造、小山七平、これが可決されているの。可決されていますよ。見てごらんなさい。
ところが、それを大下前市長も寺田市長も、これを今日まで無視しておる。1年、わずかに180食の学校給食係をパートにせよと私は叫び続けたが、大下前市長は、長期休務者のこれら職員は、休務中は他の職務を応援させましょう。こういう意味の答弁をしたけれども、これも大下さんも寺田さんも無視しておる。そして、常にあなたは、どこの市長でも、または都知事でも、県知事でも、議会と我々理事者は車の両輪であります。何が両輪ですか、片輪じゃない。あなたは、きのうの答弁で発想の転換を強く訴えられた。さらに、我が会派の26番議員が問い詰めると、職員組合の相手もありますから、できることからやります。これは発想の転換でも何でもないの。いつから町田市は職員本位になったのか。
あなたは2期目の選挙で、今までの特定政党の支持での立候補ではなくて、某政党を除く他の全政党、全会派の支持で立候補し、市民党として当選されたはずだ。この非常事態に対し、依然として職員本位、組合本位で市民本位ではないではありませんか。もしこの減税が来年も続いたらどうされるのか。小手先の行政改革で乗り切れるものではありませんよ。ここに一つの論文がある。本年5月20日付の朝日新聞の実に長文な論文。これを私は読んでいってびっくりしちゃった。町田市の名前が出てきた。
かいつまんで言いますならば、政府のゴールドプラン、ホームヘルパーの点を取り上げても、3万7,00人を10万人にする。各市区町村が地域の実情、ここは原文ですよ。実情を調べて福祉サービスの必要量をはじき、これに見合った供給計画をつくる。積み上げ方式をとってきた。これで東京都町田市が計算したヘルパーの必要人員は、政府のゴールドプランの実に6倍になったそうだ。天下の大新聞に、立派な論文に町田市の名前が出てきている。この計画の策定には私も参画いたしました。この計画を寺田市長、あなたは実行しなきゃならないのよ。
私の叫ぶ行政改革は、職員の首切りではない。236人の給食係をパートにして、これは直営自校方式、最も理想的な形式そのままよ。そして、パートにして、この236人を研修して、ホームヘルパーに回す。一人の職員の首を切らずにできることをやらない、やれない。じんかい収集作業員も200人、これを研修して配置転換する。やればできる。ところが、やらない、やれない。
職員組合が承知しないからという。この非常事態にストライキをやるならやらせてごらんなさい。市民からたたかれるのはだれか。恐らく私の予想では、市民は拍手喝采して寺田市長、あなたの英断に拍手を送るでしょう。それが市民本位ということですよ。もしそのストライキをやる組合を支援する政党があったら、その政党は世論から袋だたきに遭うだろう。要は腹の問題なの。腹の問題なの。決断する問題なの。できるか、できぬかということなの。やるか、やらぬかということなの。
この下水道予算を、今年度をごらんください。一般会計からの繰り入れが65億、これは繰り入れなんて名前をつけるからいけないのよ。これは補助金なんだよ。その繰り入れが75億かかる管渠費に足りないじゃないか。そうでしょう。
ここで私は厳しくお尋ねしたい。市長、担当助役、下水道部長、あなた方は自分のポケットマネー、自分の貯金をおろして、この事業をやるときに、こんなことをやるんですか。こんなことをやるの。九州や四国に行ってごらんなさい。合併処理浄化槽で全部の町、全部が処理しておりますよ。そうして、その町村長は一人も、だれも処罰されておりません。私は先日、建設省の西口専門官に会ってきた。この今のえっちらこ、えっちらこの管渠方式をやめて、町田市は合併処理浄化槽を本格下水道等に変換する。ああ、何も禁止の法律はありませんよ。西口さんは、そう言ったよ。偉い人がおるんだね。建設省へ行ってごらん。課長より偉いやつがおるの。それが西口専門官。
下水道予算の町田市に対する国や東京都の、都会議員さんが傍聴しているらしいけれども、東京都や国の補助金が8%か10%しか出さない人間がだよ、国が都が町田市が独自の方式でやるのに何を文句つける資格があるんだよ。市長にお尋ねします。あなたは、この下水道革命なくして、この巨額な市債を補てんすることができますか。できたら、その手法を教えてください。
あなた方ご三人は、古宮の掲げる下水道革命を理解されていないのではないか。理事者の合併処理浄化槽の利用は、一時しのぎの類似施設であって、管渠方式のトンネルが行ったら、それに吸収するのでしょう。私の言うのは、そうじゃないの。合併処理浄化槽を本格下水道にする。それは今の管渠方式をやめる。
第2点は、今後は全額市費負担で浄化槽を入れる。補助じゃない。全額市費負担。ここに大きな問題点がある。
第3点、この合併処理浄化槽は、EM菌を、バクテリアを利用すれば汚泥は生じない。
第4点、市費で全額負担して入れるのだから、下水道料金は一般の今までの料金と同じように徴収できる。これは大義名分がある。自費でやったんだから。このことで合併処理浄化槽の管理は、大量に浮くところの基金を積み立てて、その果実、利子で立派に管理できる。今のあなた方のやり方は、単一浄化槽も合併浄化槽も、EMバクテリアの技術も科学も何にもないときのことなの。ないときのことなの。違いますか。
こういう転換以外に何百億という市債に対して、おびただしい行政需要をあなたはどうして実現するんだよ。ここで私はあなたに提案したい。(仮称)下水道工法検討委員会を早速設けてやらないと、寺田市長は選挙のとき、あれもやる、これもやると言ったけれども、できないじゃないかということになることを、私はマイクを握ってあなたを支援した一人として切にお願いをしたいのであります。
地方公務員ほど恵まれた職場はありませんよ。第一、倒産がない。したがって、失業がない。転勤がない。通勤地獄がない。単身赴任がない。だから、安定しているから、全職種の中で地方公務員が持ち家率が一番高いじゃない。その上に何を言うのよ。これが市民の声なの。いいですか。第2点は今言った。
第3点は、これだけの、ここに12項目挙げてありますね。どれ一つとっても、市役所本庁の増築、市民病院の増築、ハイレベル市民ホールの新築、近代的老人ホーム群の公設、公共下水道の推進、多摩モノレールの導入、高齢者住宅1,200戸の建設、高齢者サービスセンター10カ所の建設、都市計画道路網の整備、中心市街地の再開発、鶴川、相原、成瀬各駅周辺の整備、市内各地区に、ほら、公民館をつくれ、ほら、児童館をつくれ、これがすべて5億、10億、100億、200億の全部大型予算。これをあなたは発想の転換をせずに、きのう、行財政改革に対する答弁を私は承って、目の前が真っ暗くなった。ああ、やり切らないなと思った。これでは市民は許しませんよ。
第2問、ボランティア点数預託制度の他市共通制について。この預託制度の近隣自治体共通利用に都内10区が踏み切るに至ったが、この時の流れをあなたはどうとらえておるか。
第2点、全国的にも堀田元検事のさわやか福祉センターの例のごとく普及しつつある。質問者は入会いたしました。町田市は、近隣自治体と協議して共通利用制度をつくるため、リーダーシップをとるべきではないか。私は、福祉部の幹部とこのことで討論した。いろいろ問題はある。問題はあるけれども、東京都10区は踏み切ったもの。踏み切れたんだよ。どうして町田市は踏み切らないの。これは寺田市長、時代の要請ですよ。
私ごとでお許しください。私は、自分の昼飯を食べなくて、昼休みに自宅に飛んで帰って家内に御飯を食べさせて帰ってきたんだから。市議会議員の最重要任務である本会議のその間でも預かってくれないんだよ。くれないということは、ベッドが足りないということ。これが町田の福祉の実態ですよ。どうか真剣に受けとめて、地域挙げてそれをする。そのボランティアの点数預託、このことについて、よそが踏み切れたんだから、町田が踏み切れないはずはない。
第3問は、市営墓地の建設について。
第1点、市営墓地建設の必要性の認識では、当議会全会派が一致しておる。私は、町田市の膨大な会議録を繰ってみた。そうしたら、昭和61年6月議会で私、古宮が市営墓地の絶対数が足りない。絶対数が足りない。62年4月に民社党議員が、市民がたまらずに陳情書を持ってきた。我が町田市の民社党議員は、その人の手を引いて市長室に入った。なるだけこれを実現してくれ。これは62年4月。62年6月に公明党議員団がこれを取り上げた。何といったって少ないんだよ。63年3月議会で社会党議員団が取り上げた。63年、同じく3月議会で自民党議員団が取り上げた。63年6月議会で共産党議員団が取り上げた。全会派が取り上げた。なぜか。なぜ取り上げたか。古宮だけがギャーギャー言っているんじゃない。なぜか。
町田市の市営墓地の基数は128、横須賀5,400、習志野6,500、松戸6,700、高崎6,900、相模原7,200、大宮1万、市川1万2,000 、千葉1万4,000、藤沢に至っては実に2万7,000だ。どうしてこれを取り上げないの。
ところが、私は、例えば(仮称)墓地検討委員会が必要かとあなたに提案するのは、最近における国民の、住民の墓地像、墓地観が変わってしまったんだ。第一、過去の、いわゆるお墓、次は公園墓地、次は芝生にさあっと並べる墓地、これで三つだね。それじゃ足りないので、東京都が壁面墓地にした。これが四つ。第5種は、仲のよい人同士が眠りましょうや、合祀墓地。それでも足りない。太平洋ベルト地帯に何千万が民族移動したんだから足りない。幾らつくったって足りない。
そこで、永代納骨堂をつくろう。今までのように、1年たったら、はい、持って帰りなさい。皆さん、ばかじゃなかろうかね。1年たって遺骨を持って帰れる人が預けるかというの。そこで、永代的にそれを、永久に厳かに懇ろに預かってやる。それを東京都はつくりましたね。
そして、最後は墓地は要らない。人間は、最後は土に返るんだ、墓地なんか要らない。これが自然葬ですね。私は自然葬会員です。私は墓地は要らない。私は、もう土になればいい。それを東京都が都営霊園につくった。きれいな一角、スペースをとって、散骨したい人は、どうぞここに散骨してください。それを見た法務省は、ちゃんと節度を守って散骨するならば、何の法律にも引っかかりませんよとお墨つきをくれた。そういうふうに墓地像、墓地観が変わったから、これから町田市が、あなたは、この前の私の一般質問で、いや、もう古宮さん、そろそろつくらなければ。寺田さん、そろそろじゃないよ。もう遅きに失しているよ。
そこで、これからつくるならば、21世紀を先取りして、そうして今言ったことを総合判定してつくったらどうか。これが古宮議員の質問であります。
最後の第4問は、教育委員会の体質を問う。
本年6月3日開催された市立小中学校教員の児童生徒への体罰報告等の公開を求める請求人の口頭意見陳述の傍聴をなぜ教育委員会は拒否したか。
以上で壇上から終わります。
◎市長(寺田和雄)
それでは、お答えを申し上げます。
次に、下水道の関係でありますが、かねがね古宮議員さんは、下水道、従前の従来工法の下水道だけではなくて、合併浄化槽方式をもっと積極的に取り入れよという主張でございました。私も、それは決して否定をしているわけではなくて、前の3月議会にも申し上げたように、例えば数百メートル行かないと、ある集落に達しない。それも何軒もないというようなところに真正直に下水道計画を持ち込むのがいいかどうか。それはそれで、そういう地域については別の処理の方法があるかもしれない。
そういうところについては、弾力的に考えていこうというお話をしたところでありまして、既にここ数年来、町田市は全国恐らくトップだろうと思いますけれども、合併浄化槽の普及に努めているところはご存じのとおりだと思います。今年も予算で800基、これを計上しまして、町田市独自でも補助の上乗せをして、これの促進に取り組んでいるところであります。
ただ、この合併浄化槽というのも、ご存じのこととは思いますが、ある一定の宅地などの空間がないとできないということがあるわけでありまして、しかもそれのメンテナンスにも相当の努力が必要であるというようなことやらしますと、私は、最終的には、やはり下水道の要望というところになるのではないか。ある一定期間は、これで我慢をしたとしても、最終的には下水道ということになってくるのではないかなというふうな気がしているところであります。
なお、最近では、東京都の下水道局などは、下水道管を使って新しい情報システムを導入をするということが検討されているようでありまして、下水道も下水道だけではなくて、別の用途を持ってくる。こういう時代にもなってきているようでありますから、それはそれとして努力をしながら、しかし、硬直した考え方だけではなくて、合併浄化槽も大いに推進をしたい、このように考えております。
そこで、この合併浄化槽は、市の組織からいいますと、環境部が担当をすることになっております。しかし、ご質問にもありますように、下水道と微妙に関連をする話でありますので、やはりこれは両方の部が一緒になってさらに促進をし、あるいはこれの活用、問題点を研究する必要があるだろうというふうに考えておりますので、この両部を中心にした合併浄化槽の検討委員会を発足をさせて、さらにその推進を図りたい、このように考えているところであります。
それから、現在、この下水道事業に積極的に取り組んでいるところでありますが、確かに年々、一般会計から繰り入れする金額も増高をしているわけでありますけれども、これはやはり何といいましても、下水道を待望をされる市民がまだまだたくさんいらっしゃるということと、下水道というのは、本来、近代都市の必須な都市基盤の一つでありますから、それに全力を挙げているということであります。
私は、かねがね申し上げてきているところでありますが、下水道を初めとして道路の建設などもそうですが、都市基盤の整備をするということは、その時期、大変なお金がかかります。しかし、こういう都市基盤というのは、例えば今回の減税補てん債で一般財源として使ってしまうというお金ではなくて、用地を確保したり、あるいは何十年、何百年と使える施設をつくるための費用でありますから、私は、今、起債をするということは、今の市民だけの負担ではなくて、将来の市民も応分の負担をしてもらうという意味の役割も持っているんだということを申し上げてきているつもりでありまして、もちろんそれには一定の限度がございますけれども、まだまだ町田市の財政状況でいけば、かなりの弾力性はあるというふうには考えております。
いずれにしても、ほかのものは若干我慢しても、まず都市基盤をしっかりつくる。それが今、大事なんだということをいつも申し上げているところでありまして、その意図するところをぜひご理解をいただきたい、このように考えるわけであります。
なお、合併浄化槽にEM菌を入れたらというお話でありますが、これは先ほどもEM菌についての質疑がございましたが、EM菌についての研究会が発足をしておりますので、そういう関連でまた、いろいろと検討をしていただきたいというふうに思っております。
次に、ボランティアの、いわゆる預託制度といいますか、これについてのご提言でありますが、これらについては十分今後も検討するといたしまして、内容については、また、担当助役からお答えを申し上げます。
◆29番(古宮杜司男)
一、二点だけ再質問をいたします。
下水道に関しては研究会をつくります、検討委員会をつくります。環境部と下水道部を縦割りではなくて、連携してEMを研究します。こんな成果が上がった質問だから、もう答弁要らない。
◆29番(古宮杜司男)
天下の大勢は、今の裁判所の例に見るごとく、天下の大勢、民主国家の大勢は秘密でなくて公開ですね。我々町田市議会も、委員会で参考人として意見を聴取し、公開することができますからね。公開なんですね。この本会議場も、傍聴者がおるように公開だ。それで、公開を原則にして、教育委員会が全会一致または決定によれば、これは秘密会にすることができる。それをただしの方に回してもらって、公開が原則と、そういうことの時代であるというふうに私は一人の議員として要望しておきます。
最後に、牧田助役にご参考に申し上げる。これがEMバクテリアの原液なんですね。これからボカシができる。ところが、あなたがおっしゃったように、これは嫌気性である。空気が嫌いである。我々が過去何十年となく使ってきたのは活性だな、活性汚泥だな。
ところが、文献によると、嫌気性も好気性のバクテリアも中でけんかしないというんだね。共存補完する、こういう作用が実験の結果はっきり出てきておりますので、これは浄化槽、下水道、これに対して大いに検討する余地が十分ある。このように思いますので、よろしくご検討をお願いしたい。
以上で終わります。
- 最終更新:2015-04-15 09:45:20