白河市


白河市議会とEM

【 平成18年  3月 定例会-03月24日-07号 】
◆我妻茂昭議員 私は、議案第35号平成18年度白河市公共下水道事業特別会計予算に、賛成の立場で討論いたします。
 下水道は、生活雑排水などの汚水の排除、トイレの水洗化といった生活環境の改善、河川等の公共用水域の水質保全に加え、都市型浸水の防止や高度情報化、循環型社会といった時代の要請に対応する必要不可欠な社会資本であります。また、世界的な環境保全に対する関心が高まっている中、自分たちの生活排水を浄化して自然に戻すことが私たちの義務であると考えておる次第でございます。しかし、本市における平成16年度末の下水道処理人口普及率は51.5%と、全国平均の68.1%に比べ大きく立ちおくれておる次第でございます。
 そういった状況の中、現在進めております南湖周辺は、市民ボランティアによる清掃や学生によるEM菌の投入など、重要な文化財産である南湖を守るための水質改善を求める市民の期待は大きいものがあります。現在は、地方交付税の削減など厳しい財政運営を強いられている状況にありますが、下水道は市民が便利で快適な生活を享受し、豊かさを実感できる地域づくりをする上で欠くことができない施設であります。一日も早く下水道整備を推進し、快適な生活環境を実現することが行政の責務であると考えております。
 このような観点から、私は議案第35号平成18年度白河市公共下水道事業特別会計予算に賛成するものであります。

  • 最終更新:2013-11-21 13:03:12

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