石川県

石川県議会とEM
平成16年 2月予算特別委員会
◆八十出泰成 委員
 ぜひともできるだけ早く調査結果の分析をしていただくということでありますが、そして原因を明らかにしてもらうということで期待をしているわけでありますが、ここで一つ我々の方から提案があるんですが、何かといいますと、河北潟等の湖沼の水質浄化について、微生物を使った方法を採用するということができないかどうかということであります。
 先般、私どものところへ民間の一事業者がおいでまして、ぜひ湖沼の水質浄化に役立たさせていただきたいということで、微生物を使ってやっているんだというお話がありました。たまたま河北潟を見たいということでもありましたので、河北潟全体を見通せる一つ上に上がって見てもらったり、あるいは西部承水路、東部承水路、最も汚れているという所も含めて回ってきて、においもしました。それを見て、その人たちは河北潟全体でいえば、これは1年間で数千万でできるよ、あるいは西部承水路もにおいがしたということなんですが、このことについても数十万でできるんだということをおっしゃっておりました。
 これまでの実績について300を超えるということでありますから、なるほどという説得力をかなり持たすようなお話でありました。ビデオも結局、自分たちがつくったビデオというんじゃなくて、その地域のニュースが流れておるビデオなんですが、こんなすばらしい取り組みをしている、こんな成果を得たというビデオを見せられるものですから、さすがかなという話をしておりました。
 あわせてもう1社からお話があったんですが、いわゆる酵母菌とか乳酸菌とかという微生物の集合体としてのEMを使って湖沼、河川をきれいにしていくという、そういう実績を国内外でやっているという人たちからお話がありました。
 いずれも、先ほども言いましたように非常にコストが低いということであります。だから、そういう意味では大変魅力があることだなというふうに思っていますが、そんな意味で知事にお伺いしたいんですが、ぜひこういう民間のいろんな意味で成功している中身を取り入れられて、石川県の中でやっぱり使っていくということも大事ではないかなと、こんなふうに思いますが、いかがでしょうか。

◎谷本正憲 知事 
 私もそちらの方の専門家ということではありませんので、今ここで直ちに何かを申し上げることはなかなか難しいわけでありますが、ただ、水質浄化といいますか、特に富栄養化の原因というのは窒素とかリンとかという有機汚濁物ということでありますから、微生物をもってこれを分解をさせるというような一つの方法としてはあり得るのではないかという、そんな思いはいたしておるわけであります。
 御指摘のように、民間の方でもさまざまなものが開発されているというふうに聞いておるわけでありますが、お隣の福井県でも何かおやりになったということがあるようですが、残念ながら福井県の場合にはCODの改善につながらなかったという結果も出ておるようでありますし、それと微生物をそういうところへ投入したときに、河北潟の生態系に別のまた著しい変化が生じたりしないか、その辺のところについての検証とか確認もこれは当然必要になってまいろうかというふうに思いますし、国の方でも微生物を使った水質浄化ということについては安全性について十分配慮するようにという、非常に抽象的な御指導が来ておるということでありますので、そういった意味では未知の部分というのも多いわけでありますけれども、やはり微生物をもってして窒素、リンが分解され、そして河北潟の生態系等に影響を与えないということであれば、これは非常に効果としてはいいということにも相なるわけでありますので、今他県でのこういった試みを行われているところもあるようでございますので、それを十分今調査をやっておりますので、その結果も踏まえてひとつこの点については保健環境センターも持ち合わせておるわけでありますから、ひとつ研究をさせていただきたい、こういう思いであります。


  • 最終更新:2013-11-22 08:26:33

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