蕨市

蕨市議会とEM

◆17番(池上東二議員)
 次に、(2)のさらなるごみ処理の取り組みについてお伺いいたします。
 本市におきましては、早くからごみの分別回収に取り組まれ、ごみ対策に取り組まれ、その成果を上げてきましたが、衛生センターの炉の延命対策はもとより、環境対策からもさらなるごみの減量化に取り組まなければならないと考えております。
 そこで、現在推進している生ごみ対策としてのコンポスト、生ごみ処理機の利用状況について伺います。
 次に、EM菌による生ごみ処理機の補助制度について伺います。

◎高森和久 市民生活部長
 次に、2点目のさらなるごみ処理の取り組みについてでありますが、本市では平成14年9月から容器包装リサイクル法に基づいた、分別収集を実施し、さらに家庭系ごみ袋の半透明化、粗大ごみの有料化、事業系ごみの市収集の廃止など、ごみ対策について制度の改正を進めてきているところでございます。
 議員ご質問の現在推進している生ごみ対策としてのコンポスト、生ごみ処理機の利用状況について、及びEM菌による生ごみ処理機の補助制度についてでありますが、平成14年から生ごみ処理容器等購入費補助金制度を開始し、現在までに約100件の補助申請がございます。
 内訳といたしましては、コンポストが10件、生ごみ処理機が90件であります。
 なお、EM菌による生ごみ処理機の補助につきましても、現在実施をしていますが生ごみ処理容器等購入費補助金制度でも利用ができますので、今後とも市民の皆さんに補助制度のさらなる啓発に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

平成24年第 1回定例会
◆14番(志村茂議員)
 次に、7番目は、1項5目環境対策費、11節需用費の消耗品費について4点お聞きします。1点目は、リサイクルフラワーセンター事業に関する費用はどういうものか。2点目は、同事業で家庭の生ごみを持ち込む家庭数はどのくらいか。3点目は、持ち込まれる生ごみの量はどうか。4点目は、蕨戸田衛生センターに運ばれた生ごみは、衛生センターでどのぐらい利用していて、衛生センター以外ではどこで利用されているのかお聞きします

◎今井武 市民生活部長  おはようございます。
 私からは、市民生活部所管のご質疑に順次ご答弁を申し上げます。
(中略)
 まず1点目、リサイクルフラワーセンター事業に関する費用につきましては、生ごみ堆肥と花苗の交換事業の参加者に提供する腐敗防止材のEMぼかしの購入費となっております。
 2点目の家庭の生ごみを持ち込む家庭数でございますが、1月現在延べ92世帯となっております。
 3点目、蕨市から持ち込まれた生ごみの量ですが、1,420キログラムとなっております。
 4点目、持ち込まれた生ごみで製造された堆肥は、蕨市分で345キログラムとなっており、そのうち150キログラムがフラワーセンター内で使用されており、残り195キログラムは自主管理団体等が育成する公園等の花苗の肥料として活用されております。

平成24年 3月環境福祉経済常任委員会
◆山脇 委員  40件を分割して受け付けていくということだが、その40件の中で、期間を区切って分割して受付をされるということでいいのか。
 あと、環境基本計画には目玉となるような大幅なごみ減量化に向けた方策がどのように盛り込まれてくるのか期待をするところであり、その辺の考え方を聞きたい。
 また、24年度は生ごみ処理容器等購入費補助が10年目ということで、今回終了となるわけだが、10年間生ごみ処理容器等購入費補助をやってきて、どのような効果が得られたのか。総体として10年間で、どのぐらいの方がその助成を受けて、ごみ減量に取り組まれたのか。そういった総括がされていたらお聞きしたい。


◎北田 課長  環境基本計画のごみ減量化の目玉であるが、現在ごみ収集をしている中で、ごみの収集量がかなり減量化されているというような状況である。来年度委託した中で、減量計画の検証を再度行い、新たなごみ減量化について検討していきながら、盛り込んでいきたいというふうに考えている。
 生ごみ処理機の助成については、平成18年からの助成の状況しか今手元にないが、平成18年が16件、平成19年が10件、平成20年が7件、平成21年が13件、平成22年が8件、平成23年が現在までに2件という状況になっている。


◆高橋 委員  生ごみによる花苗の交換事業であるが、この花苗との交換は蕨・戸田市で若干内容が違う。交換する花苗については同じみたいだが、期間設定が違うようである。これについては利用する人が選択することはできないのか。例えば、3カ月に1回でもいいという人もいるわけであるが、1カ月ごとに交換というこの蕨市のやり方はどうなのか。


◎北田 課長  生ごみを堆肥化するための花苗交換の数については、戸田市と同等となっている。戸田市も蕨市もたしか基本的に3カ月を一つの周期としてやっていると思う。
 ただ、ごみの集まり方次第で1カ月ごとにということでお願いはしているが、1カ月で持って来られない方は、若干遅れていたりとか、そのような状況でご利用いただいている。


◆高橋 委員  例えば、蕨でも3カ月ためて、1回持っていって24鉢交換ということも可能なのか。それを聞いている。


◎北田 課長  基本的にごみを交換する量もあるので、3カ月に1回持ってこられても量によっては1回分という形で、お願いするようになると思う。


◆高橋 委員  それでは蕨市と戸田市で差異ができるということになるのではないか。その選択を自由にできないかということであり、生ごみの量が違うということは確かにあるが、利用者にとっては、生ごみを少なくするように努力している方もいる。生ごみポットの量が1カ月で多い人もいれば、1カ月だと少なく、3カ月でちょうどいいという人もいる。その人については、3カ月に1回持ってきたときに24鉢もらえないか。


◎北田 課長  生ごみを家庭で少なくして、3カ月でバケツがいっぱいになるという持ち込み方をということだと思うが、今までにそういう状況をフラワーセンターからも伺っていないので、今後状況を確認しながら、そういう方法をとれるか研究をさせていただきたい。


◆高橋 委員  戸田市で試みて実施できているということであるから、蕨市の中でもできないことはないと思うので、そういう方がおられたら要望に応えてあげていただきたいと思う。
 また、今年度は何人くらいの登録人数が増えて、どれだけ予算化されているか。


◎鈴木 係長  平成24年度については、延べ126名の方の参加を見込んでいる。予算については、EMぼかし購入費として、54万2,430円見込んでいる。



  • 最終更新:2013-11-26 05:50:52

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