行橋市(2)

平成25年 6月 定例会

◆4番(藤木巧一君)

 それでは、幾つか、また再質問させて頂きます。
私は今回の質問が急きょ決まって、急きょ、項目を6項目出して、本当なら題目を分けていけば、全て3回ずつ質問ができたんで、後で後悔しましたけれど、今回は、この質問を受けて、早速、行橋市の図書館に、どんな環境に関する本があるだろうかということで、丁度適当な本が4冊ほどありましたので、借りて3日間で読んでしまいましたが、これには、もう100箇所くらい、いろんな先進的なことが紹介されております。先程の新聞の切り抜きもそうですが、是非とも環境課の職員には、その辺のことを頭に入れて、今それこそ環境はホットな話題で、日進月歩、いろんな取り組みがいろんな市町村で行われております。国もバイオマス関連で、いろんなプラントの補助もやっておりますので、特に勉強して頂きたいというのを痛感しております。
 私も環境NPOの役員として20年くらいやっておりますが、全国の事例も海外の事例も殆ど、いろんな所で、現場で見たりして、ああここは良いやり方をやっているなと、先程も言われたように、埼玉県の戸田市は、あまり参考にならないと思います。私たちと同じメンバーですから、あそこはフェルトガーデンということで、古布を利用してフェルトにして、それを花いっぱいとか屋上緑化とかにつなげているだけで、余り、そこまでやるのは都会で屋根が一杯あるような所は良いと思うんですが、それも吉田義枝さんという市の職員が、わざわざ行橋まで来て研修するわけですから、行橋市としてはお恥ずかしい限りで、本来なら行橋がどこかに出て行って環境行政を喋るくらいじゃないと、と思います。
 私の知っている限りでは、北海道の三笠市とか倉敷に今なりました船穂町の農事公社、あの辺は船穂町という町役場だったんですが、そこの土井町長というのは、自分でごみゼロにして、生ごみを堆肥化するという工場まで造りまして、結局、私たちのメンバーですけれども、藤木さん、今度私はクビになるんよと、何であんた町長をクビになるのと言ったら、倉敷市と合併すると。でも良かったことは、生ごみがもう船穂町は足りなくなっていると。だから倉敷から貰っていたんで、私は農事公社の理事長として残るから、それを一生懸命やると。生ごみを堆肥化して15kg700円、ナフコで売っている肥料と同じ値段で売っている。それでも足りないくらい倉敷市から生ごみを貰っているという状況の所もあります。
 団体でやっているのは茨城県取手市の緑の会、恒川さんという人が本当に一生懸命になって環境省の補助を貰ってプラントも造って、市の方も毎年1300万円ほど補助金を出して100人くらい老人パワーを雇用して、家庭の生ごみの資源化に取り組んでいる所もあります。なぜ1300万円貰えるかというと、それによって自分たちが実績を出すわけです。生ごみをこれくらい減らしたと、その半分の額は市から貰えることになっている。だから一生懸命になって、いろんなことをやるんです。全国で、その人も講演もします。もし本格的にやるんなら、戸田市じゃなくて、恒川さんあたりを呼んで話を聞くとよく分かります。DVDに一杯なっていますから、その道で探せばいくらでもそういうのはありますから、是非とも市挙げて、新しい、これはイノベーションだと思うんですよね。行橋市が行政改革する上では、もう環境しか取り組むところがないと思うんです。お金に関わる部分に関しては。ごみゼロにすれば6億円がタダになるわけですから、そういう意気込みを持って、それを環境以外の福祉とか教育に回せるわけです。ですから是非とも、その基点となる環境プラザをどこかに造って頂いて、行橋で出ている有料ごみは全てそこに集める。飯塚もそうです、豊前のリサイクルセンターもそうですが、全部自分のところで集める、そして売却して売却益を得るというふうになっているわけです。
 先日、建設経済委員会の指摘事項で環境課から取り組みについての回答がありました。鉄やアルミなどの有価物が入金しているかどうか。また対価を反映させて委託料を減額しているかどうかという質問でしたが、これは昨年の事業仕分けでも本当に仕分け人が首をひねっていました。これは全国を飛び歩いているからよく分かるんです。有価物をお金にして、行橋市は入れてないんですかと言っていました。そりゃそうです。アルミを集めて市民がいっぱい有料ごみ袋でアルミ缶を入れて、一定業者に出す。そこで圧縮してきちっとして、売るのは業者に金が入るわけです。それはおかしいでしょ。やっぱり市民が集めた物は当然、市がお金を対価として貰う。
 その内容を見ましたら、不燃物中間処理業者の委託料は、以前4800万円でしたが、それが4000万円に減額して、その中に昨年実績で言えば700万円程度、平成20年度は400万円、若干安いんですが、それが有価物の対価で減額していると回答書を頂きました。これはやはり毎年、中間処理の委託料は委託料として払って、そして有価物に関しては、きちっとアルミは何キロ、鉄は何キロという形で、古紙も含めて、全てキロ数掛け金額で、その対価はきちっとこちらが貰う、それを減額していったら、もうアバウトになってしまうのは、当たり前じゃないかと思うわけです。やはり委託料は委託料として払って、有価物は有価物として金で入金してもらう。そのチェックそのものがどうなっているのか、それもちょっと市長にお聞きしたいと思います。
 ちなみに多くの自治体では、有価物の処理量と売却益はホームページで紹介しております。私もこれを質問する上にあたって、県内のいろんな所に電話で問い合わせました。電話そのものじゃお答えしませんという所もあったんですが、ホームページで公開していますよ、他の市町村は、と言うと、じゃあちょっと掛け直しますのでということで、掛け直して、全て、うちは、アルミは何キロ昨年扱って、幾らの収益がありましたということを全部教えてくれました。行橋はそれを公開していないのかどうか、私たちの質問には、金額でぽつんと700数十万円というふうに書いていました。5ヵ年にわたっての金額が書いていましたので、それが正しいかどうか、私たちは確認しようがないわけです。
 お隣の豊前市に、そのことで行ってきました。紙類も金属も、全て市の財産として有効に処理していますよと。行橋方式はお粗末ですねと、向こうからも言われました。なぜかというと、行橋は去年の、その有価物の対価は700万円でしたと、ああそうですかと、余程何か中間業者か他の盗んでいる業者が居るんですかねと。私のところは全て有価物を昨年実績で言えば2700万円と言いました。豊前市は行橋市の人口の半分なのに2700万円、有価物の対価です。行橋は700万円。これはどう考えても何かの間違いだと思うわけです。その内、紙類を除いたら、金属類は1700万円、全部細かく教えてくれました。
 これについては、先程も部長に言いましたが、私のほうの委員会で、後で過去5年間ぐらい分類別に単価と金額を出してもらいたい。単価を出すというのは、これは大変なことなんです。豊前市に行ったら、それを集めたアルミ缶を、どうやって処理していますかと、どういうふうにして金に換えているんですかと。年2回、入札を行っていた。そしたら業者のほうから申し入れがあって、年2回じゃきついと。なぜかというとアルミ缶に関しては、もう日々価格が変動する、ですから適当な値段で取れない、損する可能性があるんです。業者は何社くらいありますかと言ったら11社来ていますと。今は2カ月に一遍、入札して、一番有利な所と契約して雇う。そしたら2ヵ月しか、その業者は取りに来ないんですかと、そりゃそうですよ、もう2カ月後には入札して、他の業者を来ますからと。そういうふうにシビアにやっているんです。ですから、それを私のほうの委員会に、後で文書でというふうに部長には言っておりますので、これはもう回答する必要はありませんので、文書で頂きたいと思います。
 またそれに関連して、最近では資源ごみ持ち去りも行政の悩ましい問題になっています。昨日も福岡市で最大限の問題ということで、持ち去りごみをどうするか、罰則規定を設けるかというのが、昨日テレビでも散々やっておりましたが、そういうことも私が環境課長のときには何件かありました。ステーションに持って行ったアルミ缶を全部軽トラで、集める前に、山積みに積んでいる。その人はもう知っていましたから、おいさん、またそんなことをしよるかねという話しをしたら、うーん、ちょっとなと。これはもうちょっと盗人よと、泥棒だから警察に言うよと。ところで、おじさん、この軽トラ一杯でなんぼになるんかなと言ったら、4000円になると。そりゃ4000円なら2回まわれば8000円ですから1日の日当としては、相当良いわけです。でもそれはある意味では有資源の市の財産を持って行くわけですから、それの対策も、ちょっと考えないといけないと思います。
 それから、まだ利用できる家具も、最近は引っ越しで使える扇風機が2、3台捨ててありました。電気を入れると動きましたので、これはもったいないねと。それも300円のシールを貼らせて、これは使えるごみをこれは破砕か何かするんかなと思いましたが、それもちょっと調べてみましたら、利用できる家具や電化製品は、市から委嘱された高齢者が修理して、販売している所がかなりあります。それはごみを減量化する。家具にしては、そのままリレーセンターに行ったら、細かくして、要は北九州で燃やすわけですから、使える物はどこかに取って置く。修理して自転車もそういうふうな形で使える物は使う。古着も刻んでフェルトにすれば雑草予防のフェルトになったり、屋上緑化に使えるわけですから。昔は車のシートにも入っていましたが、今は入っていませんが、そういう形で使える物は一杯あるわけで、その辺をもうちょっと考えて、ごみを減量することを目的として、いろいろ工夫して頂きたいと思います。
 それと行政も、この道に精通した、環境なら環境で、この人は10年選手、この人に聞けば環境は、もう全て教えてくれる。行橋のやり方は、全部この人が知っているくらいの専門家を養成すべき時代にもなっているんじゃないかと思います。先程も言いましたが、他の市町村の職員が行橋に来て職員研修をするとかいう時代は、ちょっと行橋市としては、いかにお粗末かというふうに思いますので、そういうことも意欲のある職員はいっぱい居るわけですから、それに特化して、そういう職員を育てていくのも市の役割じゃないかと思います。
 市長に再度、環境行政の取り組みで、多少いま考え方を新たにして、何かに取り組む意思があるのかどうか、再度、聞きたいと思います。

◎市長(八並康一君)

 藤木議員の再質問に、お答え申し上げます。
まず、市の先輩の議員でございますので、また環境課長をされた経過もございますから、市の職員たちが、どれだけ一生懸命努力しているかということを是非しっかり見て頂いて、足りないところは叱咤激励を頂きたいと思いますけど、職員全体、懸命に努力しているということは、是非認識を深めて頂きたいと思っております。私どもも、この環境問題については、いろんな取り組みをしてきております。その中で、職員自身が研鑽を深めながら、いろんな方策をいたしております。課題は本当に山積いたしております。その中で、どういう対応をしていくか、本当に日夜苦慮している状況でございます。
 また、民間等のいろんなお話がございましたけども、地元には、いろんな環境業者が居られます。その方々ともいろんな話し合いをしながら今日まできております。財政的なことも含めて、厳しい予算措置をしていく中で、その方々にも我慢をして頂いたり、あるいは積極的に努力して頂いていくという、そういう努力も続けてきておりますので、是非ご理解を頂きたいと思います。
 それから、後2つほど付け加えさせて頂きたいと思いますが、議員も環境課長のときに大分苦労されたと思います。議員が認可をされた業界の中では、相当に地元に対してもいろんな問題も起きまして、そのことで副市長や当時の担当部長たちが頭を抱えながら地元と相談をしてきたという経緯もございまして、中身は申し上げませんけども、そういう中で、環境問題というのは、行政の取り組みだけではなくて、市民の皆さんにとっても非常に敏感に反応する大きな問題でございます。やはりそういうことを踏まえながら、皆さんが安心して生活できるような環境対策をつくってまいりたいと思います。
 もう1つ、最後に、これも議員が5箇町の清掃施設組合のときから取り組んだ課題ですけど、焼却場のことについては、大変な課題として今日まで対応してまいりました。あの西谷、新所杉の木区の皆さんに協力頂いて焼却場を造ったときの経緯、これはもう議員がご承知のとおりです。みやこ町の各所に話をして、全部お断りをされて、行橋の中でも5箇所程度交渉しましたが、結果的にそれがうまくいかずに、最後に西谷の方に了解を頂いて、新所杉の木区の方に了解を頂いて、あそこに焼却場を造りました。その後、焼却場をどうするかという大議論の中で、焼却場については、是非他の方法でやってもらいたいということで、リレーセンターに切り替えた経過がございます。
 また、他の市も、飯塚もそうですけど、焼却場を造るときに、最初に200億円くらい掛かるんじゃないかという凄い話があって、必死になってそれを食い止めてきた経過もあります。もう1つ、田川の焼却場の組合は、いま分裂をいたしております。物すごく苦労してきております。それだけ他の市町村もそうですし、行橋市も、この環境問題については、もっともっと職員自身がしっかり中身を踏まえて対応していくべきだと思いますし、その責任者として、私ども、市民の皆さんが安心して頂けるような環境行政に対する取り組みを、今後もしっかり行ってまいりたいと思っていますので、今後とも、特に後輩たちが頑張っていますので、指導方をひとつよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。


◆4番(藤木巧一君)

 ごみ焼却場の過去の難しい問題をクリアしたという問題は、私はどうでも良いんです。今からの、これから10年、20年をどうしていくかということを、市長の口から聞きたかったんですが、今まで通り北九州市に依存していくということだと思います。北九州市は新日鉄の溶鉱炉を利用した溶融炉方式、あれは缶でもビンでも皆ぶち込んで良いんです。行橋みたいに仕分けしないんです。ですからあれで受け入れるのに、幾らでも受入れられる。まして行橋みたいに分別しないで良いんですよと。北九州から来た人はびっくりします。行橋は厳しいね、なしこんだけせないけんのと。北九州は缶でもビンでも良いんですよと。そりゃそうですよ、鉄は鉄で溶けた時点で鉄になって出てくる。アルミはアルミで出てくるわけです。
 かわりに四日市公害で有名だった三重県の四日市市は、凄い取り組みをやっています。名古屋のトヨタの城下町でもあるわけでしょうが、まちそのものが凄く再生してやっております。それと九州では水俣です。これは22分別。もう20年前からやって、全国でも先駆けでやりましたから、この人たちも皆、負を抱えているわけです。公害のまちだから。ですから先進的な取り組みをやっている。そういうところをやっぱり行橋市も見習って、ここは取り入れようと。市長が言われるように、職員が一生懸命やっているのはよく分かります。でも何か改革をしないで、このままでいって良いのかという疑問を持って問題意識を持たないと何もならないんです。
 小さなまち、人口8000人しかいないまちでも省エネルギーを導入して、全体の30%は、もう自然エネルギーに替えているというのが四国にあります。後で、またちょっとそのことは触れますが、行橋市では、平成15年3月に環境基本条例を制定して、18年3月には環境基本計画を策定しております。たまたまその18年の時に、私が環境課長をしておりましたので、ここにあります環境基本計画は全て目を通していますが、内容については、大体全部分かっております。ではこの通りにやられているのかと。当然、あと1、2年して見直す時期が来るわけでしょうが、ただここに書いて、そのままでいくと、書いたときで終わりというんじゃ、ちょっと意味がないんで、少し内容について触れますが、6つの章に分かれていまして、第4章には環境保全、創造していくためには、どうしたら良いのかという項目があって、ごみを減らし、リサイクルを進めよう。それと省資源、省エネを進めようなど、14項目が書かれております。第5章では、特に重点的に行う取り組みとして、7項目あります。水辺の維持管理活動の推進。2つ目が市民参加による緑化の推進、3つ目が家庭や事業所からの排水対策の推進、4つ目は、ごみゼロに向けた運動の展開、5番目はマナーアップ市民運動の推進。6つ目が地球温暖化対策の推進。7つ目が環境活動の拠点づくり。その拠点づくりで環境プラザの建設を、きちっと私は書いていたんです。これは市民を入れて審議会をつくりましたので、私の提言じゃなくて、皆さんの提言の内容なんです。それには市の取り組み、事業者の取り組み、市民の取り組みまで書いて、なおかつタイムスケジュールまで書いているんです。行政の古紙回収やごみゼロ運動の広報啓発を行う、生ごみの堆肥化を行うというふうに書いている。もう一度じっくり読んで頂きたいと思っております。
 一言で環境と言っても裾野が広く、教育、健康、福祉から、いま公共事業まで、行政が本気で取り組まなければならないというふうに重要性が高まっております。いま流行の言葉で言うと、環境のイノベーション、環境の行政改革はいつやるか、今でしょということだと思います。私が参加しているEMの技術の件も全国で今は2000団体、15万人が私の配下にいます。私は九州でトップ2ですから、九州に関しては、いろんな所に呼ばれて、ごみの減量化とか河川の水質浄化の講演会に出掛けて行きます。そこに行ったときには、その行政の取り組みが一目でわかります。何をやっているのか。行橋もそのレベルから抜け出てないんです。ですから行橋のことは殆ど喋りません。全国的な例を挙げて、いろんな話をします。
 それは、ここに教育長も居りますので、教育の分野でも一杯やっています。全国で学校のプールの清掃をEM技術でやっているのは、もう5000校を超えています。殆ど金が掛からなくて、行橋で今ロータリークラブがやってくれているのが、いま苅田のほうに飛び火して、苅田も一生懸命プール清掃はEMでやっています。殆ど金が掛からなくやるんです。そうすると河川が汚れない。薬品を使うと、どうしても河川でメダカや蛍が死んでしまうということで、そういう活動をやっています。私たちも河川や海、それからお城のお堀、それとか東北の塩害対策の農作物作りは、いま全国の私たち役員が集まってやっております。そういう活動もやっておるわけで、是非とも行橋も何か目立った活動を、これから取り組んで頂きたいと思っております。
 自然エネルギーの分野では、全国の自治体から梼原詣でというのが新聞にいつも出ております。四国の梼原という町です。高知県高岡郡梼原町、これは東日本大震災による原発事故以来、自治体の新エネ熱という高まりを見せておりまして、同町が自然エネルギーを積極的に活用し始めたのが10年前くらい。地熱や小水力や太陽光、先程言いましたように、今では、その町の30%のエネルギーは自然エネルギーでやっているんです。ここはどういう訳か、環境モデル都市に選ばれまして、原発事故以来、もう梼原詣でというのが頻繁に起こりまして、とにかくまちの行政がマヒして、行政そのものができなくなったということで、最近では、火曜日と木曜日ですか、週2回に分けて、それも午前中だけという受付でやっております。一時期のテレビであった坂本竜馬のブームの時を数倍上回る視察者が見えて、町を通れば、どこかの議員やろというぐらいにいま賑わっている所です。
 長野県では、大分県の一村一品に真似まして一村一自然エネというプロジェクトも立ち上げて、これも環境省が推薦してやっております。行橋がそれに該当するということじゃなくて、何かヒントを得て、生ごみの減量化か省エネか何か特徴あることを考えて視察者が続々行橋に、行橋に行ったら、こういうまちですねと言われるくらいの、何か特色を打ち出してほしいと思います。行橋の環境基本行政に対する基本計画も見直しの時期ということに来ていると思いますが、その基本計画の名に恥じないように、実効性のある環境都市として多くの視察が来るように、先進的な取り組みを掲げて、早急に実現できるような内容にして頂くよう要望しておきたいと思います。確か環境と共生する行橋市というキャッチフレーズがあったんですが、どこかに消えてしまいました。あれも大したキャッチフレーズじゃないと思うんですが、環境という一字を入れただけ良いかなと、何かメッセージ性のあるキャッチフレーズを作って、それに向けて皆で一丸となって行橋市の改革に進んで頂ければと思います。要望として言っておきます。これで私の質問を終わります。ありがとうございました。

◎市長(八並康一君)

 幾つか要望を頂きました。しっかりそれを踏まえて、また検討してまいりたいと思いますが、焼却場の関係、いまリレーセンターになっています。ここは議員の皆さんが、これまでもいろんな提言を頂きまして、やはりここの市で出した物、それから町で出した物、自前でやはり処理すべきじゃないかということで、こういう有料袋制にした後からも、しっかり資金を積み立てて、将来に向かうようにという、そういう提言も沢山頂いています。私もそのことに対してお答えを申し上げました。やはり市は市として積極的に取り組むべきだ。北九州に今のところはちゃんと契約しているけれども、今後はやはり自前は自前として努力をすべきだというふうにお答えをしてきております。議員もそこに参加をされていますので、今後その辺について、また大いに議論を深めていきたいと思っています。以上です。


  • 最終更新:2015-06-04 13:13:00

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