逗子市(8)

平成26年  9月 総務常任委員会

◆(橋爪委員)

 改めてそこはぜひ本当に全市民が、この問題は先ほど来担当からもお答えをいただいているように、逗子市民がみんなで努力してごみを減らしていこうという取り組みにしていくという目的があるわけですし、関心も持っていただかなければいけないわけです。そうすると自分たちが頑張っていることがどうなのかというのは、当然関心もありますし、それによって次の段階、次の段階、当初思っていた以上に減量化が早ければ、では次の設定はどうするのか、また、思っていたよりも減量化が進まなかった場合どうするのかというところは、今の御答弁のようにある程度の効果があってから見直しということではなくて、やはり例えば数年に1回というような、毎年当然所管ではいろいろな精査をされると思いますけれども、きちんと数年に1回、この事業の見直しというところはぜひこの場を通して、そこはやっていただくように意見としては言わせていただきたいと思います。
 あと、ごみの削減に有料化の導入でごみを削減していくというところと、今後の予定の市民説明会という開催数などもお伺いしましたけれども、本当にごみを減らしていくというときに、今課題とされている生ごみの問題で、キエーロの奨励を市はして、補助もかなり手厚くしていますけれども、現実的にはお家の施設の状況とか建物の状況とかでキエーロが置けない家庭とか様々あるんだろうと思うんです。だからそれを踏まえて、今問題になって、これを減らせばという紙類とごみ、紙は資源回収だ、ごみは水を切るのは当たり前として、ではその先にどれだけ減量を、こういう場合でもこういうふうに、キエーロでなくてもこういうものが減量できる、そういう説明が私はまだまだ市側が十分な説明というか、工夫や知恵ということも含めて、まだまだ取り組まなければいけない課題ではないかと思っているんですけれども、その辺は生ごみの減量化に向けては、市側としては今後どのように更に進めていく、キエーロ以外に、市民への説明も含めて、お考えがあれば伺っておきたいんですけれども。

◎(環境都市部次長・資源循環課長)

 御指摘のとおり、生ごみについては家庭から出てくるごみの中で非常に一番多いということで、これについてはとにかく家庭での処理、燃やさないで処理できる方法を進めていくべきだということは、現一般廃棄物処理基本計画で位置付けておりまして、この計画に従って平成22年度からいろいろな事業を展開して、普及を進めているというようなことでございまして、やはり先ほども申したかと思いますが、生ごみについては御家庭で、発生場所で排出する前に処理をしていただくというのが、いろいろな意味での行政的なコストの削減ということを考えると非常に望ましいということは、平成22年度以前からも生ごみの減量化というのは取り組んでおりますけれども、平成22年度からは現基本計画に基づいて力を入れて取り組んでいるという中では、キエーロに限らず、電動の処理機であったりとか、昔からあるコンポスターであったりとか、EM菌を使った処理容器であったりとか、いろいろな種類がありますので、これもそれぞれの御使用する家庭のニーズに合わせて、堆肥を作りたい、家庭菜園でのいい土を作りたいであったりとか、そういったことではなくてとにかく消えてくれればいいとか、そういったいろいろなニーズがあるので、いろいろなニーズに合わせて、キエーロに限らず御紹介して、市の補助で御購入いただいて失敗なく使っていただくという取り組みを進めてきたというようなところでございます。
 ただ、あと水切りであったりとか、調理の工夫であったりとか、買物の工夫であったりでなるべく無駄には出さないというようなことの周知啓発というのも当然でございますけれども、そういった取り組みもなかなか難しいというようなことも、いろいろな御事情もある中ではあろうかというようなことでは、100%生ごみを自家処理というのは当然難しいという前提がございますので、計画の中では、なるべく家庭での処理を促進するのを優先しながらも、なかなか100%いかない、それが難しいという部分については、市のほうで一括処理する施設を整備して、分別収集をして処理する、燃やさずに処理するという施設を作るということも基本計画に位置付けておりますので、それに向けた研究ということで、久木のハイランドの自治会に御協力いただいて、分別収集のモデル事業というのを実施したという経緯もございます。
 家庭ごみ処理有料化によって、なるべく有料の燃やすごみを出さないようにしようということでは、生ごみを望ましい形で家庭で処理していただくという普及が進むということは期待できますので、まずは有料化によってそういった家庭での処理が一定進むという推移を見まして、次の段階としてモデル事業で得られたデータを基に、一括処理施設の整備というのも基本計画に基づいて検討を進めていくという計画で、現在考えているというところでございます。


  • 最終更新:2015-06-25 08:40:50

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