郡山市(3)


郡山市議会とEM(その3: H17~21)

【 平成17年  9月 定例会-09月12日-05号 】
◆28番 高橋隆夫議員 ただいま答弁ありましたけれども、貯留槽の再利用については考えていないということでございますが、先日、これはEMボカシではないと思いますけれども、信州大学の教授が、汚れた水を何かの菌を使って飲めるまでにしたんです。これについては、やはり塩素などを使わないで、化学処理ではなくて自然のものを使うということで環境にやさしいということでありましたけれども、こういったことも研究してみてはどうかということでございまして、決していっぱいためて、そしてそれを使えという、そういう提案ではなかったように思います。もう一度お願いしたいというふうに思います。
◎伊東憲寿下水道部長 再質問にお答えいたします。
 雨水の再利用をしないということではございませんで、確かに雨水として利用することは重要なことでございます。そういう意味からすると、ただ今回の質問の中で、浸水対策という形の中ではなかなか難しいという答えでございまして、そちらの雨水利用という形の中では研究させていただきたいと思います。
 以上、答弁といたします。


【 平成17年 12月 定例会-12月09日-04号 】
◆ 大木重雄議員

 話は変わりますが、先月、私たち市民連合では島根県益田市を訪問し、生ごみの減量について先進地視察研修を行ってまいりました。我々の研修に立ち会っていただいたのは、益田市の市議会議員のお2人でありました。益田市には農政研究会と称する会派を超えたグループを結成して、農政に関する情報収集と研修を重ね、政策をまとめて行政に提案するというすばらしい活動を展開して、ことしで14年になったと伺いました。中でも深い感銘を受けたのは、議員25名で構成する研究会の中にEM普及部会を設け、ボカシの生産を議員の自宅で行っていることでした。ボカシの年間生産量は500から600キログラムで、これを袋詰めにして500グラム100円で市民に販売し、生ごみの減量に一役買っているとのこと、さらにはメンバーの家庭で発生した生ごみをみずからが培養したEM菌を使ってコンポスト化し、堆肥として活用しているとのことでありました。これらの活動には全く行政は関与していないそうですが、議員みずからが市民の先頭に立ってこのような活動を展開されていることに、市民連合のメンバー全員が感服した次第であります。


【 平成18年  4月 「まちづくり」対策特別委員会-04月24日-01号 】
◆ 会田遠長委員

 もう一つ、聞きたいことは、五十鈴湖は郡山の大公園の中心で、観光という点では関係ある。市民の憩いの場ですが、なぜ五十鈴湖の水がああやって、今もう干しっ放しにしているのか。議会で質問したらだめなんですよ、いつやるかと、今検討委員会を立ち上げて、そんなに苦労して何カ月もかけるような問題ではないと私は思うんですよ、正直言って。この間松本市にお城のお堀を見学に行って、どうしたらこれがきれいな水になるかと、私、一直線に聴いてみました。鯉がこんなのいっぱいいます。コイヘルペスにはかかっていません。もうすばらしいんです。お城の管理事務所の所長が説明してくれた。それは、地下にボーリングしてきれいな水を揚げて掛け流ししている。それだけではありません。バイオマスを入れた。全く金もかからないボカシ、EM、それでもってその水は今きれいになりつつあって、これが完成したらば全国に発表しようと思っています。今はまだデーター的に完成していないので伏せておくんです。なぜ五十鈴湖が半年も掛かって干しておくんだ。もうすぐここに国産品の鯉です。観光のこれは国産品として鯉、その対象を、鯉の復活もできるのかどうか、観光的な視野に立って、そこをお聞きしたいと思います。

◎佐藤商工労政部長 先ほど高橋隆夫委員の方のいつの案内施設が欲しいということで、先ほど課長から説明いたしましたけれども、予約が必要だとか、あるいはいつ見れるのかとか、そういう問題がありますので、地元の方々と観光資源についてのそういうふうな形については、ボランティアを育てましょうというのが今の戦略です。
 それから、会田委員のお話、各部にわたる質問なんですが、道路の標識とそれから五十鈴湖につきましては、今都市計でやっていますので、調べてお答え申し上げたいと思います。よく、役人の考えではできないぞという話も言っておきますので。
 それからもう一つ、コイなんですが、全滅はしていないようです。それで今、郷土料理ということでこれにも書いてあるんですが、正月荘ですか、大変鯉のおいしい食べ方ということでやっておりますので、うま煮なんかも真空パックにしておりますので、そんな形で鯉を売っていきたいとは思っております。全滅しておりません。山側の上の方はまだ大丈夫です。
 以上でございます。


【 平成18年  3月 環境経済常任委員会-03月20日-02号 】
◆八重樫小代子委員 説明書の181ページで確認をしたいんですが、ごみの減量と資源再利用推進事業費で、可燃・不燃ごみの減量とリサイクル、そこのところで毎年コンポストとか、EMぼかし容器とか、電動式生ゴミ処理機とかあるんですけれども、それぞれについての個数、内訳を教えていただきたいです。
 それと簡易水道のところで気になったところがありました。414ページの中田簡易水道事業の一般会計繰入金がかなり大きいんですよね。一般会計繰入金が6,164万5,000円、水道料金収入が168万1,000円で、これについては維持管理費が6,338万円ということで、昭和37年に完成して44年が経過しているので、水道局へ布設替えをするというようなことだったんですが、この一般会計繰入金は、今後水道局へ布設替えをしてということになっても全く変わらないものなのか。かなり簡易水道については一般会計からの繰入額が大きいんですよね。これについても今後大きな問題になってくるんではないかと思っているんですけれども、今までどおりの考え方でやられるのかどうかお伺いしたいと思います。
 以上です。

◎柳沼清掃課長 まず最初に、コンポスト無償貸与について、来年度の個数でございますが、例年どおり500個を予定してございます。
 それから、ぼかし容器の無償貸与数についてでございますが、これにつきましても前年同様の500個を予定してございます。
 それから、電動式生ごみ処理機購入補助でございますが、これにつきましては210台を予定してございます。
 以上でございます。


【 平成19年  3月 定例会-03月07日-06号 】
◆37番 会田遠長議員

 昨年私は、同僚議員と長野県松本市を訪れ、バイオの原理を活用した有用微生物EM菌を使って、松本城のお堀の水の浄化に取り組んでいる現地を視察してまいりました。長年、悪臭、汚水に悩まされていたお堀に、中学生の力をかりて無数に培養されたEMぼかし菌を混入した粘土だんごを投入したところ、悪臭や透明度に改善が見られ、浄化に成功したと説明を受けました。
 EM菌は乳酸菌などの有用微生物群で、その活用が広がりを見せ、効果の事例の発表が報道されています。「松本城のお堀の水がこのEM菌を使用したことで4倍から5倍の透明度の改善があった。水質悪化で悪臭に悩まされていた世界文化遺産、東寺の堀にEM菌を投入し、その結果を期待している。大阪漁協では、淀川にEM菌を使ってのヘドロの減少の取り組みを続けたところ、全滅しかけたシジミがかつてない豊漁となり、また、道頓堀からは悪臭が減ってテナガエビが戻ってきた」と報じられています。
 EM菌は、落ち葉が積もった肥沃な土壌や川底に豊富に存在している菌で、この自然界の土壌から採取し摘出培養した微生物と言われています。80種類にも及ぶこの菌は、琉球大学の教授が25年前、農地土壌改良用に開発したものでありますが、その後、側溝のヘドロや悪臭、悪水を減らす効果があることがわかり、活用された乳酸菌、酵母群、光合成、細菌群あるいは、発酵系の糸状菌群、グラム陽性の放線菌群と言われているものです。
 EM発酵資材は、すなわちボカシの主な材料として米ぬか、油かす、魚かす、稲わら、もみがら、おからなどさまざまありますが、これらを使用した農作物の特徴はうま味と甘味が豊かで、化学肥料や農薬もほとんど使用することなく、有機自然農法として栽培が盛んになっております。
 今、食品の安全性が問われているとき、近代農法の種の遺伝子組み替え、化学肥料の土壌破壊と食品成分の欠落、あるいは殺虫病疫の農薬の残留など、その害はゆゆしき事態にあると言われて久しく、今こそ安全で健康な食べ物を永続的に安定的に供給するため、EMの活用技術によって土壌を清浄に保ち、土壌の偉大な能力を発揮させる自然農法に立ち返るべきだと思います。
 このように、EMの用途は広く、生ごみ処理を初め家庭菜園、作物から家畜の飼育、河沼浄化など多岐にわたりますが、EM活用による自然農法の作物を市民の健康を守る上からも、郡山市の農業に取り入れ普及すべきだと思いますが、当局のご所見をお伺いします。
 なお、EM農法を取り入れている農家はかなりあると思いますが、それらの農作物市場価格において高値でもって取引されていると聞きますが、その経営規模やその実態について伺います。

◎ 降矢正一農林部長

 次に、EM活用による自然農法についてでありますが、EM菌の活用による農法は農業生産現場での事例が先行し、国などの公的機関による有効性の根拠が明らかにされておらず、県内の行政機関で普及指導しているところはありません。このようなことから、農家等への普及については現段階では考えておりません。
 次に、EM農法による農家の経営規模と実情についてでありますが、市内においてEM農法により生産された農産物は市場流通の実態が不明なため、利用している農家の経営規模と実情は把握しておりません。
 以上、答弁といたします。

◆会田遠長議員 当局のご答弁、全く的を射ていると、ご答弁は予想どおりでございますが、「働けども働けども我が暮らし楽にならず。じっと田を見る」と、手を見るんでないですよ、私は。田を見ているんです。こんな農政をいつまでもやっているようでは日本一を誇る米どころ、日本をリードする農政をひとつ私は求めます。私は、生産調整はもちろん大切でありますし、なぜこの安積平野、田村三田地区も含めた水田に全部全耕地、稲を植えるべきだと、稲を。それをどう転換、循環させるか。この考案なしには農政は全く麻痺してしまうと私は思います。その意味で部長、もう一度見解を伺います。
 EM菌の利用については、これはもう農家が先進的に実施しているんです。国が、農林水産省がどうでは、やはり日本の国をリードする我が郡山市の農業、全く発想がなっていないんではないか、こんな感じがします。農業センターに直ちに試験圃をつくるべきだと思いますが、考えをお伺いします。農業センターは今どのような指導経営をやっておられるのか、これも含めて伺います。
 私は、EM菌利用の圃場をあしたにもつくるべきだと、そして実験的に成功させたならば、農家にこれを普及していくという、もちろん他の取り組みも見ながら、ひとつそういう先進的な発想の転換をした農政を求めますが、当局の見解を伺います。

◎降矢正一農林部長 

 それから、2点目のEM菌でございますけれども、EM菌そのものは答弁申し上げたとおりでございます。ただし、これらに米ぬかとか油かす、こういうもの等を加えたボカシというものは肥料として認められておりまして、いろいろな肥料が出ております。ただし、これらの肥料については、使用条件によって効果が左右されます。もともと土の中にあるバクテリアというものでございますので、それを組み合わせたという形になっておりますので、使用については個々の農家の利用形態さまざまでございます。
 議員の地元の鬼生田地区でもボカシを使って、そして三春の直売所に出されているというようなことも聞いております。それから、中田町でキュウリにこのボカシの肥料を使ったような取り組みもしましたけれども、今はもうやっていないというような状況でございます。昨年4月に県の農業センターがオープンしておりますけれども、ここで有機農法の研究や実証というものを行っていくという方針が示されておりますので、郡山市の農業センター、いろいろ土壌の分析等もやっておりますけれども、さらにそれらと連携を密にして環境に優しい農業というものの推進が図られるように努めてまいりたいと考えております。
 以上、答弁といたします。


【 平成20年  3月 定例会-03月05日-02号 】
◆38番 会田遠長議員

 私の知る範囲では、安全で安心な自然農法による作物を食べて健康づくりをもとに、自然に近い有機肥料としてEM菌の活用により、水稲栽培、野菜、大豆、果樹、マスカットなど、この農産物の農薬づけ、化学肥料づけを解消するなど省力栽培に成功していると報告されております。
 そこで、今、農林水産省では、農薬、化学肥料の半減、すなわち2分の1まで減らす運動を行っておりますが、今こそ食の安全の上からEM菌を活用した自然農法の調査・研究に取り組むべきと考えますが、見解をお伺いします。
 大きな5番、水環境の保全について。
 次世代に良好な地球環境を引き継ぎ、地球にやさしい環境保全を知る環境学習の充実や景観の保全を形成するため、市民、事業者、行政の協働のもと環境政策の充実を図ろうとしています。そこで、河川、池沼堀の大腸菌やヘドロの悪臭を解消するため、EM菌の活用により水質を浄化し、魚貝類、蛍など水生生物がよみがえった事例が報告されています。
 そこで、次の3点についてお伺いします。
 (1)開成山五十鈴湖の水質浄化について。
 五十鈴湖は、生活排水などの流入により水質が悪化し、鯉のコイヘルペス発生を契機として水質浄化に取り組まれ、はや2年間も経過しておりますが、依然として鯉の姿を見ることができません。
 そこで、魚たちのすめる水質の浄化策をどのように取り組まれてきたのかお伺いいたします。
 また、水質浄化に効力があると言われているEM菌を活用することにより五十鈴湖の水質浄化が図られると考えますが、見解をあわせてお伺いいたします。
 (2)学校における活動について。
 NPO法人EM・エコ郡山の方々の手によって悪化している河川環境を浄化し、清流を取り戻すため、市内亀田川、南川、本宮市の安達太良川の3河川を対象にEM活性液を活用し、その結果、pH(水素イオン濃度指数)、BOD(生物化学的酸素要求量)、COD(化学的酸素要求量)などの数値が低下し、水質が改善され、また大腸菌も著しく減少したと報告されています。これらの活動に郡山市内43校、本宮市内5校の小中学生が参加し、河川浄化に取り組んでいると報じられています。また、市内の小中学校67校に対しては、NPO法人EM・エコ郡山ではEM活性液をつくる装置を寄贈され、学校プールの清掃に化学洗剤を使わないでEM活性液を活用しており、子どもたちの総合学習にも位置づけられていると報告されております。
 そこで、このような学校における実践活動や実績をどのように評価されているのかお伺いいたします。
 (3)猪苗代湖の水質浄化について。
 新聞報道によれば「湖沼の水質日本一を誇り、評価されてきました猪苗代湖がランキングから外されました」と報じられています。環境省発表によると、平成14年度から湖沼で4年間1位を保ってきた猪苗代湖に大腸菌群が大量に発生し、環境基準を超えたためと言われ、本県のシンボルとも言われる宝の湖である猪苗代湖の水質悪化は、本県のイメージダウンにもつながり、本市にとっても大切な上水道の水源であり、また観光資源でもあります。さまざまな分野において影響が生じていると思います。今、東京都千代田区では、日本橋川、神田川に清流をよみがえらせる運動が展開されております。千代田区長も全面的にバックアップし、千代田区各地区の町内会や企業なども参加して、この河川の清流を取り戻す市民運動に行政として積極的に立ち向かっていくとの決意を述べられております。この日本橋川は、流れがほとんどなく、川底に大量のヘドロが堆積しており、これを除去し、清流化しようとする大がかりな浄化作戦であります。今では、河川浄化用のEM菌活性液製造プラントが完成し、ここで製造されたEM培養液を1週間に1回約10トン、年間500トンを投入することにより徐々に成果があらわれていると報じられています。
 そこで、次の2点についてお伺いいたします。
 ①猪苗代湖の水質悪化の原因について。
 県は、本市、会津若松市、猪苗代町、北塩原村との対策会議を開催し、効率的な水質保全対策を進めると言われています。大腸菌群の増加は、湖水周辺の事業所排水、家庭用雑排水、浄化槽、家畜排せつ物などの流入が大きな要因と考えられますが、当局の見解をお伺いいたします。
 ②猪苗代湖の水質浄化の取り組みについて。
 猪苗代湖の水質浄化を適切な対策により早急に講ずるべきと考えますが、EM菌を活用した先進的事例などを研究・検討して、猪苗代湖周辺小中河川や湖岸一帯にNPO法人等民間活力を導入して、このEM培養液を投入する試みも決して無駄ではないと考えられますが、この取り組みを周辺他市町村にも呼びかけ、市民運動として立ち上げる考えはないのか見解をお伺いいたします。

◎ 国分一重農林部長

 次に、自然農法の普及についてでありますが、EM菌活用による自然農法については、農家等の使用事例が先行し、国などの公的機関による有効性の根拠が明らかにされておりません。しかし、食料については、消費形態の変化に伴い消費者の食の安全・安心に対する意識と関心がますます高くなっていることから、より安全で安心な農産物を提供していくことが重要となっております。このため、本市においては化学肥料や農薬の使用量を減らした特別栽培やエコファーマーによる農産物の生産拡大に取り組み、環境にやさしい農業を推進してまいる考えであります。今後は、EM菌活用による自然農法につきましても実践事例などの情報を収集してまいりたいと考えております。
 以上、答弁といたします。

◎伊藤博文都市開発部長 開成山五十鈴湖の水質浄化についてでありますが、開成山五十鈴湖につきましては、生活排水のまじった安積疏水の流入や水鳥、鯉などへのえさやりにより五十鈴湖の水質が富栄養化し、悪臭を発生する藻の発生などが水質悪化の原因と考えられるところであります。浄化方法を検討するため有識者を中心とした水質浄化検討委員会を設置し、水質浄化目標を「子どもたちが親しめる清らかな水辺空間の再生」とし、平成17年11月から昨年12月までの間、7回にわたり検討委員会を開き検討を進めてまいりました。この中で、富栄養化している安積疏水の流入を制限し、既設の井戸水のみの補給による浄化方法が提案され、実証実験を行ったところ異臭がほとんどなくなった結果も出ておりますことすから、近く検討委員会から具体的な報告がなされる予定でありますことから、その内容を参考に五十鈴湖の水質浄化について検討することとしております。
 次に、EM菌の活用による水質浄化でありますが、五十鈴湖におきましても過去において市民団体によるEM菌を使用した浄化実験を行っておりますが、五十鈴湖全体の水質浄化には結びつきませんでした。また、今回の検討委員会の議論の中においての提案はされておりません。
 以上、答弁といたします。

◎木村孝雄教育長 学校におけるEM菌を利用した実践活動や実績についてどのように評価されているかについてでありますが、EM菌を利用した活動については、郡山第六中学校の亀田川の水質浄化の実践を初め、それぞれの地域の実態や学校周辺の水環境及び児童生徒の興味関心等を考慮し、各学校の判断においてEM・エコ郡山の支援を受けながら実践しております。これらの活動については、児童生徒の環境問題への意識の高揚と自然保護の体験の場として役立っているものと考えております。また、今後とも学校での環境教育におきましては、河川等の身近な水環境の保全とあわせて家庭から出される生活排水の浄化と減量等についても指導したり、自分たちの家庭でできることはどんなことなのか、工夫・実践させることによりさらなる環境保全につなげることが重要であると考えております。
 以上、答弁といたします。

◎永戸法夫環境衛生部長 猪苗代湖の水質浄化についてのうち、水質悪化の原因についてでありますが、大腸菌群の増加の要因につきましては、大腸菌群は土壌に存在するものもありますが、人及び動物などの排せつ物に存在していることから、猪苗代湖流域内からの生活排水、畜産・農業排水などの流入が主な要因と考えております。
 次に、EM菌を活用した取り組みを周辺他市町村に呼びかけ市民運動として立ち上げる考えはないかについてでありますが、猪苗代湖は、湖水の中性化によりCODの悪化や大腸菌群の環境基準超過など水質汚濁が進行しつつあり、緊急的な対応を要する状況となっております。このことから、本年1月17日、県幹部職員及び関係市町村の副市長等で構成する猪苗代湖水環境保全緊急対策会議が開催され、さらには猪苗代湖の水環境の現状に関する情報の共有と実施すべき対策について検討するため、2月1日には郡山市など周辺4市町村、関係する民間団体など約70団体で構成する猪苗代湖水環境保全関係団体連絡会議を立ち上げたところであります。連絡会議では、今後、下水道への接続促進や生活排水対策、汚水を出さない工夫をした営農の要請、観光客に対するごみ適正処理の啓発など、各団体がそれぞれの立場で取り組む水環境保全対策について具体的な実施計画を策定し、連絡会議が取りまとめ、連携して水質保全対策を実践していくこととしております。このようなことから、EM菌を活用した取り組みについては、猪苗代湖水環境保全関係団体連絡会議において検討されるものと考えております。
 以上、答弁といたします。

◆会田遠長議員 ご答弁ありがとうございます。
 水環境問題は確かに汚れるのはあっという間に汚れていくと、回復するのは非常に難しい、そんなふうに言われています。私は今五十鈴湖の話を申し上げましたが、なぜこの五十鈴湖の水が今までこのように放置されたのか。湖や池、沼には魚がいて初めて池、沼なんです。やはり、かつてはすばらしい鯉が放流されておりましたが、それがもうコイヘルペスのために全滅した。しかし今コイヘルペスの問題は沈静化していると私は思っています。それを一刻も早く、水の浄化がすばらしく回復したというならばそれなりの池の姿に戻すべきではないのか、見解をひとつお伺いします。
 それから、猪苗代湖の水はそれは確かに周辺市町村がありまして、これは大変な事業だと思います。しかし、対策会議はもちろん大切でありますし、しかしこんな膨大な湖水を浄化しようというならば、確かに下水道の問題、浄化槽をくまなくつけるということはこれは大切なことでありますが、しかしやはり市民意識といいますか、この湖をきれいにしよう、汚さないで将来に残していこうというならば、市民総ぐるみの運動をひとつ推すべきではないか。そんな意味で、もろもろの施策を講ずる中で、一環として私はEM菌というひとつの提案をしたわけでありますが、しかし今、東京都千代田区の日本橋川、あの川がもう大変な効果が出ていると報告されています。私は現地を見ておりませんが、千代田区挙げて取り組んでいる。そんなことでもって、もう一度市民運動までそれぞれ巻き込むということについての見解をひとつお尋ねします。

◎伊藤博文都市開発部長 再質問にお答えいたします。
 五十鈴湖に魚をぜひ復活して池の本来の形に戻すべきだという再質問でございますけれども、五十鈴湖につきましては大きく3ブロックに池が分かれてございます。それで、3つの区分にそれぞれの調査をかけました。例えば野外音楽堂があるところの一番手前の小さい池についてはどうだ、それから真ん中のところはどうだと、それから太鼓橋を過ぎた一番北側の池はどうだということで、3つそれぞれ数値をいろいろ調査をかけてございます。そうした中で、検討委員会の中で検討された内容によりますと、それぞれの池の条件が違うために、その池3つとも同じ形で復活というのですか、水質の改善を望むことは非常にコストがかかるだろうという検討もされております。したがって、一番手前の小さい池のところには子どもたちが水辺に近寄って、子どもたちが水に触れて遊べるようなそういう池に復元するべきだろう、それから真ん中の池についてはこういった形に復元したほうがいいだろうと。その中で、一番太鼓橋の奥の北側の池については将来魚がすめるような池に水質の浄化を持っていきたいというような検討がされておりますことから、五十鈴湖全体に魚を戻すということではなくて、池を3つのブロックに分けましてそれぞれの形を整えていきたいというのがこの検討委員会の提案の内容になるかと思います。
 以上、答弁といたします。

◎永戸法夫環境衛生部長 再質問にお答えいたします。
 猪苗代湖の浄化のための市民総ぐるみの運動という提案でございますが、ご存じのように、猪苗代湖は行政区が4市町村という広域なものになります。また、湖面の面積も108キロ平方メートル、貯水量も38.6億立方メートルと面積・量とも膨大であります。このようなことから、やはり多くの団体の力をかりるということが一番大切だと考えております。県においては、今後、猪苗代湖の水質悪化の原因となっている大腸菌群の発生や水質中性化のメカニズムについて調査を実施し、また4月には70団体が集まりまして今後のアクションプログラムを取り上げて、それらを実践するというスケジュールになっておりますので、それらの対応を待っていきたいと考えております。
 以上、答弁といたします。


【 平成20年  3月 環境経済常任委員会-03月18日-02号 】

◆八重樫小代子委員 私は平成6年3月定例会にEMボカシについて質問をしまして、郡山市でも県内で初めてだったと思いますが、生ごみの再利用ということで堆肥化であるEMボカシをずっとやってきました。それで今定例会代表質問ではEMのことが質問されて非常にうれしく感じたんですが、その直後に、翌日でしたか、新聞を見ましたらわっと県のほうの見解が出ていて、びっくりしておりましたら、その後、EMエコ・郡山の方から資料がどっと私のところにも来たのです。EMボカシを郡山市で採用してずっとやってきていただく前に、私も市の職員と一緒に実験とかやって成果があるということでEMボカシを始めた経緯が、経過があるのですが、EMについてもEMエコ・郡山の方たちも実証済みなのに、ああいうことを新聞に書かれると風評被害になるのではないかということがあり、県のほうに公開質問状を出して、その回答をいただくということが新聞にも書いてありましたし、EMエコ・郡山の方からもそういうのが私のところに届いております。石けんも同じなんですね。一時的にため水の中に石けんを入れると合成洗剤よりも結局汚れが落ちるものですから、水質の汚濁につながるということで合成洗剤のほうがいいよという方がいるのですが、最終的には自然淘汰をする。合成化学薬品ではありませんから、ずっと残ってヘドロにならない。そういうことで私たちは石けん使用運動を生活課の方たちと一緒に進めているのと同じでEMのほうも実証済みだと思います。
 そこのところを郡山市でどうのこうのなんて言うのも、県がああいうことを出して言いようがないと思うのですが、かなり風評被害の中で郡山市もEMボカシを来年度もやる予定なのでしょう。やる予定で何かEMは逆に土壌汚染になるのじゃないかと思われるのじゃないかと私も思ったりもしたのですが、そこのところで市民からの問い合わせだとか市としての考え方、言える範囲でいいのですが、またあわせて県のほうと話し合ったりとか何か県から情報とかいろいろあるのかないのか。ちょっとここでもEMのことを質問された方がいて、私は物すごくうれしかったのです。もう議会でも皆さん一生懸命同じ思いになっていただけて、ああよかったななんて思ったものですから、そこのところのことをお聞きしたいと思います。

◎大橋環境衛生部次長兼環境保全課長 八重樫小代子委員からはEMボカシのみに限定したお話でよろしいでしょうか。

◆八重樫小代子委員 いや、EMボカシは来年度やるということの確認と。

◎大橋環境衛生部次長兼環境保全課長 来年度実施してまいります。

◆八重樫小代子委員 あと、EMのことでの大分、県のほうで見解を出しているのですが、そこのことで市民の方たちから問い合わせがあったりとか、いわゆる風評被害ということでEMエコ・郡山の方も私のほうに資料が来たのですが、そこのところがあるのかないのか。
 それと、県との話し合いだとか県からの情報だとか、そういうのがあるのかないのかという。

◎大橋環境衛生部次長兼環境保全課長 県が今回環境活動に波紋を投げかけたことにつきましては、3月7日金曜日、県が生活排水対策推進指導員等講習会の中で環境に影響があるというようなことで、EM菌を培養して、そのEM溶液を河川、それから湖沼、こういったところに水質浄化の目的で放流することについては、BOD、COD、それから窒素、燐が非常に高いというようなことを県が発表いたしました。それに対する市への質問、それから波紋等々は今のところございません。
 確かにEM溶液につきましては、一方では前回一般質問の中で学校の環境教育の中でも取り組んでいる面がございます。そういったことで環境保全課といたしましては、水環境、これを改善したい等々を思って、今までEM溶液に対する取り扱いについては、日本全国の中でもこれを良とする、要するにNPO団体、それからやはり公的機関ではEM菌による浄化作用等々は一切認められていないのだというようなことで、県としては要するに公的機関ですね。公的機関としては、水質浄化の活動を規制するということには今まで出ておりませんでした。それを公共的立場で推進していくのだという見解も出してございません。
 したがいまして、郡山市におきましてはEM溶液を活用した水質浄化等々については、やはり環境に対する意識を高める活動の場というようなことで、これまでもいいとも悪いとも今までは申し上げてございません。ただ、今回県がこれだけの影響があるんだということを発表したことについては、今後県も関係市町村と発表した内容についての波紋等も受けて、恐らく検討されると思います。
 今現時点では、市民からの反響に伴う要するに質問等々は今のところございません。それから今後については、県と生活排水対策、要するに研修会の中で今後協議をしながら見守っていきたいなと考えてございます。
 以上でございます。

◆八重樫小代子委員 これからまた県と連絡協議、調整されていくと思いますが、これから市民の方がEMボカシについても逆に土壌汚染になるからやめたほうがいいんじゃないかとか、市は何ていうことをしているのだとか、今までやっていたけれども、やめるとかそういうことが出たらどうするのか、ちょっとしつこいようですけれども、もしないとも限らない。今まで郡山市は間違ってきたことをやってきたのかということが出てきたら、これはどう対処するのか、対応するのかと思っているのですが、お伺いして大丈夫ですか。

◎大橋環境衛生部次長兼環境保全課長 県が発表したのは、あくまでもEM溶液を要するに河川、湖沼に流すことに対して問題ですよという波紋を投げかけたわけです。したがって、前回の新聞報道等にもございましたとおり、プールで活用する、トイレで活用する、そういったものについては効果が認められるというような見解でございます
 一方では、EMボカシを使った生ごみ処理に対しては、何ら一切県のほうはこれがいいんだ悪いんだというような見解は示してございません。ただ、今、八重樫小代子委員がおっしゃるとおり、今後はこれがどんどん発展していって、そしてEMボカシまで影響が出るのかどうかは、これは県は公的研究機関がございますので、そういう中で立証していった中でEMボカシも問題ですよという見解が発表されれば、その段階で福島県内においてもEMボカシを用いて生ごみ処理に取り組んでいる市町村がいっぱいございますので、そういった中で検討されるものと考えてございます。その段階でしか要するに検討できない。
 ですから、来年度については、今現時点では特に問題なし、指摘はございませんので、この事業は来年度も継続していくという考えでございます。
 以上です。

◆八重樫小代子委員 市民にそういう質問等、問い合わせがありましたらそのように答えていただければと思います。本当に清掃課の方たち一生懸命になってEMボカシ導入に向けて頑張っていただいたというのを私も一緒にやっていますのでわかりますから、それをむげにしていただかないようによろしくお願いいたします。


【 平成21年  3月 環境経済常任委員会-03月03日-01号 】

◆八重樫小代子委員 先ほど電動生ごみ処理機のことがあったのですが、生ごみ処理に関しましては、これまで平成17年度からずっとEMボカシをやっていただいていて、つい最近、EM・エコ郡山の方からバケツをいただきました。EMボカシについて、市政一般質問をやっていた関係もありまして、私もやっているんですけれども、最近ボカシを入れなくても生ごみを堆肥化できるバケツをいただいたのですが、清掃課ではそういう話は聞かれておりますか。
 県にEM・エコ郡山の方たちが補助申請したところ、県も財政が逼迫しており、補助対象にならかったので、これから大変なんですというようなこともお聞きしながら、私はバケツをいただいてきました。生ごみの堆肥化についてはいろいろな方法があって、今のやり方以外にも、ボカシを入れなくても、生ごみが堆肥化するというものも出てきているものですから、いろいろ研究なされているとは思いますが、そういうお話を聞かれているかどうかお伺いします。

◎植田清掃課長 今の件ですが、清掃課で平成21年度に予定しておりますのも、いわゆるボカシ菌を使ったものということで、その話は私も聞いておりませんでした。今後は調査をしまして、お金がかからなくてできるような方向であれば、ぜひ検討させていただきたいと思います。


  • 最終更新:2013-11-22 05:40:52

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