青梅市(2)

平成22年  9月 厚生委員会

◎ごみ対策課長(西田)

 それでは、資料4をごらんいただきたいと思います。西多摩衛生組合で実施した燃やすごみの組成分析結果の推移でございます。
 紙類、繊維類の割合が質ベースで18年度37.1%から平成21年度46.0%へと増加傾向にございます。また、その下の厨芥類、委員会の調査項目では生ごみですが、表では厨芥類と表示しておりますが、18年度23.9%から21年度21.6%へとやや減少しております。紙類、繊維類の次に多いのが厨芥類、次いでプラスチック類、木、草類となっております。
 その下のごみ質分析結果をごらんいただきますと、水分が47.79%と約半分を占めておりまして、ごみの水切りということがごみの減量に大切であるというふうに考えております。
 続きまして、資料5をごらんいただきたいと存じます。可燃ごみの組成の多摩の市町村の比較表でございます。
 青梅市の状況は、一番下の平均の欄と比較いたしますと、紙類の比率、平均の34.4%に比べまして46.0%と高くなっております。また、厨芥類でございますが、平均の32.8%に比べて21.6%と少なくなっております。
 続きまして、資料6をごらんいただきたいと存じます。青梅市の生ごみ堆肥化への取り組み状況でございます。
 初めに、家庭用生ごみ処理機購入への補助でございますが、平成元年度から開始しまして補助台数は1万1044台となっております。なお、この補助は平成14年度末で終了しております。
 続いて、生ごみの水切りの促進でございます。平成17年度に生ごみ水切り器を5000個、市役所や市民センター、またリサイクルフェスティバル等の会場で配布をしております。
 続きまして、ダンボールコンポストを使用した生ごみ堆肥化への取り組みでございます。
 まず、平成18年度5月にリサイクルフェスティバルの中で、生ごみ堆肥化の実演を行っております。10月には5日間、市役所で生ごみ減量ウイークを開催し、啓発用グッズとして生ごみ水切り器等を配布し、またダンボールコンポストを利用した生ごみ堆肥化の実演と、それにあわせてモニターを募集しております。
 平成19年度では、5月のリサイクルフェスティバルの中で生ごみ堆肥化の実演を行いました。また、10月には5日間、生ごみ減量ウイークを市役所で開催しました。
 平成20年度でございます。5月のリサイクルフェスティバルの中で、生ごみ堆肥化実演とあわせてモニター30名を募集、堆肥の基材等を配布しております。また、10月には市役所でダンボールコンポストによる生ごみ堆肥化モニター講習会を開催し、ダンボールコンポストを実際に製作していただいて、堆肥の基材等を配布、1カ月間アンケート調査を実施しまして、その後勉強会を開催し、疑問点等を質疑応答を行いましてアドバイスして取り組みの継続を支援しております。
 裏のページでございます。
 平成21年度の取り組みですが、5月と11月、同じ内容でございますが、市役所におきましてダンボールコンポストによる生ごみ堆肥化モニター講習会を開催し、ダンボールコンポストの製作、それから堆肥の基材の配布、1カ月間アンケート調査を実施しまして、その後勉強会を開催し、問題点等のアドバイスを行って取り組みを継続していただくように支援をしております。
 この講習会の課題といたしましては、新規に取り組んでいただく市民の拡大、生ごみの堆肥化の取り組みを継続していただくこと。また、疑問点へのフォロー体制--こちらは青梅・生ごみグルグルネットというグループに協力をいただいております。
 続きまして、ホームページでの生ごみのリサイクルについての啓発でございます。
 水切りのコツや新聞紙で乾燥すること、段ボール箱を使った堆肥化などについて啓発を行っております。
 次に、御岳山の生ごみ堆肥化処理でございます。
 生ごみ処理機4機を設置しまして、御岳山自治会に委託をして生ごみを処理していただき、減容、減量を図っております。処理後は、御岳山で畑の堆肥等として活用していただいております。
 次に、給食残渣でございますが、給食センターでは業者委託をして堆肥化をしているということでございます。
 最後、26市の取り組み状況でございますが、家庭用生ごみ処理機購入補助制度が主なものでございまして、26市中23市、青梅市、羽村市、あきる野市以外で実施しているということでございます。
 資料7に移らせていただきます。近隣各市の取り組み状況でございます。

 生ごみ処理機購入補助のほか、特徴といたしましては福生市でEM菌生ごみ処理容器やコンポスターの貸し出しなど。また、あきる野市、昭島市、立川市では、堆肥化容器コンポストの購入費補助などでございます。
 参考といたしまして、現在、市で実施しています生ごみ堆肥化講習会のテキストを御用意してございますので、こちらにつきましては後ほどお目通しをいただきたいと思います。
 以上で資料の説明を終わらせていただきます。

◆※(羽村)

 1点だけ確認したいんですが、先ほどの説明の中で、コンポストの助成を平成14年で取りやめたというようなお話があったんですが、この取りやめた理由というのはどういうことなのか、そこら辺のところを御説明いただけますか。

◎ごみ対策課長(西田)

 平成14年度に終了しておりますのは、コンポストの購入補助ではございませんで、家庭用生ごみ処理機--電動のものでございます。
 こちらの補助を終了した理由でございますが、こちらの補助につきましては、平成元年度からごみ減量運動の一つとしまして、自家処理用に生ごみ処理器を購入した場合に費用の一部を補助することを目的として開始しまして、補助台数が約1万1000台と市内全世帯の約2割に普及したことと、それから機器の市販価格が一般家電製品並みに下落したこと等から、行政改革を推進する中で所期の目的をほぼ達成したと判断されまして、平成14年度末に終了したものでございます。

◆※(羽村)

 今で考えてみますと、昔のコンポスト的なものは体積が大きいというふうなことはあったと思うんです。ある程度の敷地を有する家庭では、畑とか、家の隅のほうに置いて十分に生ごみを処理するに値していたというふうに私は認識しているんです。
 そういった中で、たまたま電動の堆肥化する器具ができたというようなことで、青梅市もその部分に乗ったということであろうかと思うんですが、電気を使わないとこの機械は動かないということ、それから、小型であっても、家庭の中へ持ち込むことによってどうしても異臭がするというようなこと、それから機械の耐用年数の問題もあって、なかなか長期的に持続しての堆肥化に向けた活動にはほど遠い結果となってしまったのかなという感がしているんです。
 人間生きている以上、このごみの問題というのは、永遠のテーマだというふうに私は認識しておりまして、やはり目方の張る生ごみの対応というものはある程度市としても真剣に取り組まなくてはいけないことだろうと思うんですが、要望とすれば、減量化するには、もう一度ある程度の農家に対しての生ごみの堆肥化、それから一般の小規模な住宅に対する処理の対応というものを分けて考えていかなくちゃいけないんじゃないかなと、こんな気もするんです。担当としてそこら辺の施策的なもの--なかなかすべての生ごみが入っていると、減らすにはただ単に水を搾れと言ってもなかなか難しいし、これを出すことによって、ビニールなり何なりやっても……。では、それを天日干ししたり、圧力をかけて完全に水を切って搬出すれば、重量はかなり減ってくるということは当たり前でありますけれども、なかなか家庭の中にごみを蓄積しておくこと自体に抵抗があるというのが現実だと思うんですよ。過去のダストボックスのときにもまさしくそうでした。
 そんなことを勘案した中で、やっぱり行政として新たな施策を講じる必要があるというふうに私は思うんですが、それらについて何か検討というか、現在していることはありますか。

◎環境経済部長(水村)

 今、まず農家への対応という部分と、あと個人のお宅の部分ということで、まず2つ考えたらどうかということなんですけれども、堆肥をつくっても受け入れ先という問題がございます。自分のお宅で畑ができるのであれば--自分の堆肥というのはいろんなものが入っていないので安全--堆肥の安全性というのは大きなもので、特に大きな農家でやると、例えば苗床に堆肥を土と1対1で使って、そこにトマトやキュウリの苗を植えていく。そうすると、安心できる堆肥じゃなきゃ使えない。例えば東京都とか、そういう大きなところがチェックしたものを使っているような状況でございます。それが1点、そういう堆肥の活用先の部分がございます。自分でつくった堆肥であれば安心だという部分です。
 それから個人の部分では、今、実施計画でもコンポストの補助を考えてございますので、そうしたものを今後も実施していくというところで、これが決め手というような新たな施策については現在のところコンポストのみということでございます。

◆※(羽村)

 部長のほうからコンポストの普及ということでありましたけれども、それは段ボールコンポストということで判断してよろしいんですか。

◎環境経済部長(水村)

 そのとおりでございます。

◆※(羽村)

 私もこれは初めて図面や資料を見させていただいたんですが、段ボールという言葉を聞いただけで、ちょっとこれは無理だなという感じがしたんです。
 というのは、段ボールは、雨に弱い、それから中に当然ビニール等を敷いてそれなりの対応をするであろうという想像はできたんですが、やはり段ボール1枚で家庭の中に置いてという形は考えられないし、水分を含んでいるということも踏まえると、ビニールを敷いたにしてもやっぱり屋外でということにならざるを得ない。そうしますと、雨でも降れば当然のことながら、底が傷んでしまうというようなことで、なかなかこれも全体的に普及するのはいかがかなというふうな思いがします。それであるならばあえて中に水が入らないようなもの--中が空洞の簡易な箱物を活用して、内容は同じ形ということが考えられないかと思うんですが、そこら辺はいかがでしょうか。

◎ごみ対策課長(西田)

 御指摘の段ボールの強度につきましては、講習会の中でも二重になっている強度の強い段ボールを使用しております。また、底のほうの強度につきましては、紙テープを張ることによって底が抜けないような仕組みにしているところでございます。
 さらに、生ごみの堆肥化推進事業といたしまして、長期計画の中で24年度まで毎年2回、30名の募集をしていくということにしております。モニターのアンケートでは、3分の2の方にアンケートを提出していただいておりまして、その約8割の方がぜひ続けて取り組みたいとお答えになっております。30人といたしますと16人が続けていると推定されますので、講習会につきましては一定の成果があるものと考えております。

◆※(久保)

 それでは、今ダンボールコンポストの質疑をなさっていましたが、引き続き何点かお聞きしたいと思います。
 資料の6番なんですけれども、21年度5月と11月に市役所の玄関ホールでダンボールコンポストの講習会をやられて、基材の配布を行って、また1カ月間アンケートを実施したということでございますけれども、今、御答弁の中にございましたとおり5月と11月にやられたこの講習会、また基材の配布については、30名を募集してやられたということでよろしいんでしょうか。

◎ごみ対策課長(西田)

 御指摘のとおりでございます。

◆※(久保) それでは、このダンボールコンポストの講習会についてはもう数年やられていると思われますけれども、今まで配布なさったダンボールコンポスト、基材は、合計どのぐらいになるんでしょうか。180台ぐらいになるんでしょうか。

◎ごみ対策課長(西田)

 正確な数値を持ち合わせておりませんので、大変申しわけございませんが、180弱と考えております。

◆※(久保)

 それでは、課題として新規に取り組む市民の拡大ということが書かれております。またダンボールコンポストについては、補助を行ってふやしていきたいというような御答弁もございました。今後、市民に拡大していく中で、目標はどのぐらいのところに置いていらっしゃるのか、お教えいただきたいと思います。

◎ごみ対策課長(西田)

 総合長期計画に沿いまして、22年度60名、23年度60名、24年度60名、合計180名--繰り返しお申し込みになる方もいらっしゃるんですが、できれば新しい方をふやしていきたいというふうに考えております。

◆※(久保)

 今、180名、今後ふやしていきたいというような御答弁がございました。世帯数にすると5万世帯の中で180世帯ですと、微々たるものかと思いますけれども、また今後--25年度以降の方針においても、引き続きこれを継続してふやしていこうというようなお考えなんでしょうか。

◎環境経済部長(水村)

 先ほどの組成でもございますが、限られた人的な--予算をどう配分するかという部分では、まず青梅市の問題点としては紙類、雑紙という部分の改善を第1目標としろというのが市長の指示でございます。そうした中でも、西衛ですと重さで判断される部分もありますし、水分を燃やすことは先ほども御指摘ありましたとおり、環境にもよくない--エネルギーを使うという部分もございます。そういうことで、両面でやっていきますけれども、市としては、まず雑紙類を資源化していく--ダンボールコンポストも引き続き実施していきたいというようなスタンスでございます。

◆※(久保)

 私が何でそんなことを申し上げたかというと、この資料1に26年度の目標が一応740グラムということで載っていましたので、残渣については引き続きダンボールコンポストで減量を図っていくのかどうなのかという質疑だったんです。その辺のところも引き続きやっていかれるんでしょうか。

◎環境経済部長(水村)

 厨芥類--生ごみにつきましては、御指摘のとおりでございます。

◆※(藤野)

 先ほど生ごみ処理機のことで羽村委員から質疑がありましたが、私もまさに同じようなことを考えていました。私もこれを補助を受けて買いましたが、結局、異臭がしたりとか、しばらくして壊れてしまいまして、もう粗大ごみに出してしまったというようなことがあったんです。1万1000台ほど--全世帯の2割ほど普及をして、実際今使っていらっしゃる方はいるのかなと、考えるわけですが、その辺の現状、処理機はどうなっているのか、わかれば教えていただきたい。
 あと、生ごみは資源ということで、ダンボールコンポストでの取り組みをやっている。御岳山では生ごみの処理機を4機設置してやっているわけですけれども、私は前に野木町かどこかで、生ごみを新聞紙にくるんだものを集めて、そして1カ所で堆肥化するというのを見たことがあるような気がするんですが、例えばリサイクルセンターの近くとか中とか--そういうのはちょっと難しいのかなというのもあるんですが、そういうふうに生ごみを資源にということで、全体の皆さんから分別して集めて、そしてどこかで堆肥化をするということは全然検討にないのかどうか伺います。

◎ごみ対策課長(西田)

 生ごみ処理機につきましては、追跡調査等しておりませんけれども、耐用年数から推定いたしますと、現在では使われている家庭は少ないのではないかと考えております。
 また、生ごみを資源として集団回収をして堆肥化する取り組みということでございますが、今までにも近隣でモデル的に実施している大型の生ごみ処理機を使用した市職員による拠点収集、堆肥化の試みなどを調査し、検討した経過がございます。
 また、社会福祉施設等から排出される生ごみのリサイクル施策を検討した経過がございますが、多額の経費を伴うこと、また御家庭で個人的に堆肥化する取り組みと違いまして、プラスチック等の異物が混入したりいたしますと堆肥化が困難になるということ。また投入でふたをあけた際等の虫の侵入も支障となります。そのような課題があるということで困難との結論に至っております。

◎環境経済部長(水村)

 委員長、ちょっと補足してよろしいですか。
 今、御岳山の例が出ましたけれども、御岳山は地元の自治会の御協力ということと、車とかが余り行きませんし、上の畑で使えるという特殊事情--地域性がある。
 それと私もあけて見たんですが、その中に例えばお茶のパックが入っているとなかなかうまく堆肥化できないというような状況がございまして、なかなか苦労していて--やっぱり皆さんがルールどおりやってくれないと難しい、堆肥の製品の質が悪くなるというふうな状況がございました。

◆※(久保)

 先ほどダンボールコンポストについて質疑をさせていただきましたけれども、これは異臭とかはどうなんでしょうか。しないんでしょうか。

◎ごみ対策課長(西田)

 好気性の微生物による生ごみの堆肥化ということもございまして、ほとんどにおいは気にならないというふうに聞いております。

平成26年  6月 定例会

◎市長(竹内俊夫)

 最初に、落葉広葉樹ですけれども、公園のものについてはほぼ全量がということを申しましたが、落葉広葉樹でも紙くず等が混在したものは、可燃ごみとしての処理のほうに回ります。それから、公園の落ち葉で、市民の方が持っていって堆肥化か何かしているという分も多少あります。そのような実態であります。
 次に、清瀬市の例は承知しているんですが、課題としては、落ち葉から腐葉土にできるもののみを選別する手間があるのと、腐葉土になるまで2年間という期間、長いということ、それから、その間も手を加える必要があるというようなことなのかなというふうに思います。
 堆肥化なんですが、私の思いとしては、青梅の森もいろいろな活用というか、やっている中で、今、炭焼きもやるようにしているんですが、それと同じように、青梅の森のところで落ち葉を堆肥化するというようなことを、また、ボランティアでというか、広く市民に知っていただくというような意味も含めて、多くの人に参加してもらってそういうこともできればいいかなというふうに考えております。
 それから、生ごみを堆肥化しての利用ですけれども、最初にお答えしました市民提案協働事業としての段ボール箱を用いてできた堆肥を使っての作物育成ということで、生ごみ堆肥の実験畑事業というのがありますので、そこで取り組んでいこうとしているところであります。

◆第7番(本多ゆり子)

 落ち葉のほうについて、確かに清瀬のお話を聞いていると、その2年間寝かせる場所が必要であるとか、選別の手間についてはあんまりおっしゃっていなかったんですけれども。あと、手がかかるということで、こうやって大がかりにやることは確かに大変かなと。今、市長のおっしゃった青梅の森で落ち葉の堆肥化にも取り組めるのではないかと。この考えは、私、すごくいい考えだと思います。落ち葉って、うちの前の道路もそうなんですけれども、秋になるといっぱい落ちて、そのままにしておくと危なかったり、いろいろあって、集めて持っていってくれないかなみたいな視点も結構あると思うんですね。それが本来だったら土に落ちればそのまま土に返るものなんですけれども、アスファルトが多いということで、そういうふうになってしまうと。でも、これは循環できるんだよ、命として循環していくんだよということは、お子さんも含めて、広く市民の目に触れてほしい、触れるべきと思いますので、ぜひこういう幅広い方たちに知っていただけるような形での取り組みを行っていただきたいと。その点について、ぜひこういう方向性でと思いますが、もう一回お考えを伺いたいというのと、生ごみのほうも同じなんですね。今の実験畑で行っていることはとてもいいことだと思っていて、ただ、それはやっぱり知られていないと思うんですよ。私も、お恥ずかしいことなんですけれども、そういうふうに取り組んでいるということはよく存じておりませんでした。これも広く周知して、そこでつくられた野菜がどういう形で使われているのかちょっとわからないんですけれども、こういうふうにしてできた野菜がこれだよとか、できれば食べてみることができるとか、そういうことをすることによって環境教育、循環型社会形成のための教育にもなると思いますので、ぜひ今の取り組みでいいので、広げていくことをしていくべきと思いますが、いかがお考えでしょうか。

 それともう一つなんですけれども、この生ごみの堆肥化はやり方が多分幾つかあるんですね。段ボールを使ったコンポスト、それから普通のコンポスト、あとEMとか言われている発酵堆肥とか、そういうやり方がいろいろあって、市民の方がそれぞれのやり方でやっていると思うんですけども、これ、もったいないと思うんですよ。あちこちでされていて、ただその方が一生懸命やっていて、それは今広がりがない状態だと思うんですね。それを1人よりも2人、2人よりも3人の方がやるように広げていくためには、私はこういうふうにやってうまくいったとか、こういうところが失敗して大変だったとか、そういう情報を共有したり、やりとりするような場があると取り組みが進んでいくし、今やっていなくても、これぐらいの手をかけてできるんだったら生ごみも出る量が減るしいいかもしれないって思う市民も出てくると思うんですね。
 市民が堆肥づくりに取り組んでくるような流れがずっと青梅市内であったということを聞いているんですけれども、これが2011年の地震に伴う放射能汚染によってちょっと後退してしまったということも聞いています。これを取り戻すような勢いをつけるためにも、何か市民の取り組みをもっと幅広く、団体でやっているというよりも、私はこうやりましたとか、私はこれが成功しましたとか失敗しましたとか、そういう情報を、リサイクル通信でもそういう形ではなくてもいいんですけれども、何か広く周知するような、そういう取り組みをするとさらに進むというふうに考えますけれども、その点についての御見解を伺います。

◎市長(竹内俊夫)

 生ごみの堆肥化、あるいは落葉広葉樹等の堆肥化につきましては、まだPR不足のところがあるのは事実だと思います。いろいろな機会を捉え、またいろいろな方法を考えて、市民へのPRに努めていきたいと思います。
 学校でも結構取り組んでもらってはおりまして、三中は堆肥づくりから野菜づくりまで一貫して取り組んでいますし、一小でも校舎の裏に葉っぱを積んで堆肥をつくって畑に施しているのも見ておりまして、いろいろやられているようなので、そういうのも含めていろいろPRは必要だと思いますので、機会を捉えて進めてまいりたいと思います。


  • 最終更新:2015-03-24 08:16:30

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